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『相棒20』第4話「贈る言葉」陣川くんが久しぶりに登場するも女性を好きにならない珍しい回

『相棒20』第4話「贈る言葉」の感想です。

 

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今回はみんな大好き陣川さんの回でした。
前回の相棒には出演回がなかったので、2年ぶりの登場です。
復活出来てよかったです。


監督は橋本一さん、脚本は神森万里江さんでした。


▽目次です▽

 

今回の陣川くんは女性を好きにならない珍しい回

いろいろあった原田さんが相棒に2年ぶりに登場です。
陣川くんがお元気そうで何よりでした。

 

いつも惚れっぽい陣川くんが今回は全く恋愛なしという珍しい回になっていました。
メインとなる女性・宮森由佳が登場するも、陣川くんの好みではなかったようで(笑)。
でもしっかりと女性が犯人というのは陣川回。

 

怪しさ満点でしたもんね、宮森由佳は。
ハキハキしており、出来る女性風な宮森由佳はスピーチライターという職業の方。
スピーチライターという仕事を初めて知りました。
こういう裏方の職業っていろいろあるんですね。
相手からいろんな情報を聞き出し、その人に合ったスピーチをプロデュースするというのがスピーチライターの仕事と理解しました。

 

陣川くんは友人の結婚式のスピーチをするために、宮森のところを訪れます。
たとえ陣川くんの回ではなくても、この時点でこの人が犯人っぽいなという雰囲気はプンプンしました。
社長が実行犯ではありましたけど、それだけでは終わらなかったですね。
瀬戸カトリーヌさんが圧が強めだからですかね。

 

最後に右京さんに犯人と暴かれた時、右京さんの詰め方が隙がなさすぎると言い放つ宮森ですが、その後に犯行に至った経緯を話す様はとてもスピーチをプロデュースするスピーチライターとは思えない激高ぶりでした。
それを動じず拍手をする右京さんが最強すぎました。
そして、「プロにしては聞くに値しないスピーチでしたがね」と言い放つのが右京さん。
本当にスピーチライターなのかと思うほどの言葉のチョイスのまずさと感情のコントロールの出来なさでしたが、これが宮森の本心だということですね。
お見事でした。

 

 

 

ゲームクリエイターのイメージは小島秀夫監督!?

今回の陣川くんの友人の鴫野大輔の職業は、ゲームクリエイターでした。
彼の姿を見たらモデルはメタルギアシリーズの小島秀夫監督かなと思いましたけど、どうでしょう。
中身は全然違うでしょうけど、見た目の雰囲気は似てましたよね。
メガネをかけてましたし。

 

人気の職業であるゲームクリエイターですけど、鴫野さんのようにアイデアが枯渇してしまい悩むというのは本当にありそうです。
しかも趣味ではなく仕事ですから当然納期という締め切りが存在しますし、実際にゲームの発売日が延期されるというのは大作にはよくあることです。
ゲームあるあるかな。
ドラクエも必ず延期ですもんね。
本当のところはわかりませんけど、ゲームクリエイターといえば華やかなイメージですけど、作業は地味でしょうし、プレッシャーもハンパない仕事なのでしょうね。

 

モデルが小島監督っぽかったですけど、ゲームのモデルはバイオハザードっぽい感じがしました。
ゾンビを撃ちまくってハマっている冠城さんが面白かったです。

 

鴫野さんは危うく犯人に仕立てあげられそうでしたけど、無事右京さんに救って貰えました。
しかも殺されかけてましたし、無事で何よりです。
あれだけきつく首を絞められても大丈夫なものなのかだけは気になりましたけど。

 

今回の相棒

設定は面白かったんですけど、陣川くんの失恋がなく、友情がメインだったせいか拍子抜けの感が否めず。
悪くはないのですが、そんなに面白かった感じもしませんでした。
たぶん陣川くんに求めているのはそこじゃないからなのでしょう。
いい人で真っすぐなところは好感持てますし、いつもの暑苦しさが半減だったのも見やすかった(笑)のですが、それが結局物足りなさを感じました。
やっぱり陣川くんと失恋、あるいは女性への恋心というのはセットなんですかね。
いつもはうるさい感じでごちゃつきがある陣川くんなのですが、恋愛を抜くとこんなにも印象が薄くなるとは。

 

結局のところ、今回のお話は陣川くんではなくてもよかったのではないか、というのが過ってしまうのが残念なところだったと思います。
ハートフルな回で別な人でも十分成り立つお話でしたから。
それでも薄口なストーリー展開だったでしょうけど。


ゲームクリエイターの鴫野さんがイマイチはっきりしないようなキャラでしたけど、最後に陣川くんと話す素の鴫野さんを見てようやくキャラが定まった感もあり、これもちょっと惜しかったように思います。

 

全然悪くないストーリーなんですけど、ちょっと物足りなかったのが今回の相棒でした。
次回の陣川くんは元に戻した方がいいのかもしれません。
陣川くんの箸休めみたいなストーリーだと個人的には感じました。

 

さて次回ですけど、またまた「亀」が登場。
予告で右京さんがこてまりさんに亀を飼っていたのか尋ねられ、「それはそれは手のかかる亀を飼ってましてね」と話してました。
これは亀山さんのこと?
それとも、特命係で一瞬飼った亀のこと?

 

とにかく次回は楽しみです。


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