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『相棒21』第18話「悪役」ラストは良かったが少し詰め込みすぎ感があった 一ノ瀬ワタル&山口祥行は良かった

 

『相棒21』第18話「悪役」の感想です。

 

今回は第4話「最後の晩餐」が面白かった脚本の方の再登場でした。
その分期待値があがったの視聴です。


監督は守下敏行さん、脚本は光益義幸さんでした。


▽目次です▽

 

登場人物は良かったものの詰め込み過ぎだった

今回はお話そのものや設定、キャラと悪くはないんですけど、すごい良かったまではいかなかったです。
いろいろ詰め込み過ぎたようにも感じます。

 

まず第一に右京さんが興味津々だった亡霊話って必要でした?
確かに事件の取っ掛かりという部分で、暇課長の依頼を蹴るには大事だったのかもしれませんけど、それもとても重要そうな感じに思わせておいて、さして重要ではなかった感じがします。
話の流れに矛盾はないんですけど、このことを1つとしても詰め込み過ぎのように感じました。

 

今回は小桜千明さんという悪役専門の俳優がメインにおかれており、ラストには彼の葛藤と心の叫びを見ることができましたし、右京さんの判断やかける言葉もよかったので、ラストはすんなり受け止められました。
それだけに何か惜しいんですよね。

 

主要とも思える登場人物がちょっと多めだったのもあるのでしょうか。
千明さんの高校時代の仲間が本人入れて4人。
それぞれ絡んだエピソードが出てきます。
そして現在の彼らの行方や同行もありました。

 

  • 事件の発端であり殺害された保科を殺したのが朋香。
  • 保科は闇カジノを開催しており、そこの客が藤枝。
  • 藤枝が通っていたことが北原にバレてしまいゆすられるが、藤枝はそのまま殺してしまう。
  • 最後は北原の復讐のために朋香が藤枝を殺そうとした。

 

これだけの要素を詰め込んでいるので、すごくあっさりとした感じというか、事件の概要を追うだけでいっぱいな感じがありました。
右京さんたちは活躍はするものの、少し印象が薄かったです。

 

小桜千明にスポットが当たった回といえばいいのでしょうけど、ちょっとあっけないというかなんというか。
朋香がすでに殺人を犯していたことも「ああそうなんだ」という感じでしたし。

 

もう少しシンプルでもいい気がしましたけど、事件なんて単純じゃないでしょうからいいのかもしれません。

 

でも、前回面白かっただけにちょっと肩透かしがありました。
とはいえ、ラストの見せ場はよかったです。
千明さんが殺人を犯さなくてよかった。
きっとものすごく葛藤もあったのかもしれません。
だからこそのラストのセリフだったのでしょう。

 

だからこそちょっともったいなかったです。

 

ゲスト俳優陣がよかった

今回小桜千明を演じた一ノ瀬ワタルさんがよかったですね。
悪役俳優としてのそこまで上手だとは思えない演技から、普段の素の千明、藤枝に対して友達を思って踏み切る最高の演技の見せ場、そしてラストの本音。
見事だと思いました。

 

藤枝の山口祥行さんもさすがでした。
上手かったですね。
オープニングのカッコよさったらなかったですし、ラストの場面でもお見事です。
咄嗟に死んだふりをしてと頼まれて、最高の演技を見せて倒れるところは藤枝という俳優の演技の凄さも伝わりました。

 

田中道子さんはキレイだなと思いながら見てましたけど、なぜか『プレバト』がちらつくという(笑)。
ドラマであまり見たことがないので新鮮でした。

 

俳優さんを楽しむ回としてはよかったのかもしれません。
演劇や映画を題材にしてましたし。

 

今回の相棒

土師さんが久しぶりに登場しましたね。
亀山さんはフレンドリーに接していましたが、土師さんは相変わらずの憎まれ口でした。
しかし、情報捜査系の方々はなぜにあんなにツンツンしているんでしょうね(笑)。
青木くん元気なのでしょうか。

 

ラストのこてまりでの右京さんと亀山さんのワカサギ会話がクスッとしました。
右京さんにこんな顔をさせるのはさすが亀山さん!
いいコンビです。

 

美和子さんが前回から喉の調子が悪かったせいなのか、出番がラストだけだったのが寂しかったです。

 

いよいよ今シーズンの相棒もラストに近づいてきましたね。
来週1回の後は、前編後編でしょうかね?


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