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『相棒21』第2話「ペルソナ・ノン・グラータ」コンビ復活がすべてだった初回 事件は消化不良だが亀山さんで全てOK

 

『相棒21』第2話「ペルソナ・ノン・グラータ~二重の陰謀」の感想です。

 

亀山さん復帰の後編です。
「ペルソナ・ノン・グラータ」の意味もようやくわかりましたし、亀山さんが警視庁・特命係に戻って来れたのもよくわかった回でした。


監督は橋本一さん、脚本は輿水泰弘さんでした。

 

▽目次です▽

 

事件そのものは消化不良気味ではあるがまあまあ納得

前半を見て、アイシャは殺人なのかなと思いましたけど、結果は覆えらなかったですね。
そのまま自殺ではありますが、自殺に追い込まれたというのはありました。

 

その犯人が明確になったわけですけど、前半で怪しいと思っていた厩谷がそのままでしたし、最終的にミウもなかなかの強者という感じでしたね。
厩谷がアイシャの父親であるというのは意外でしたけど、凌辱だったのはいただけない。
最低すぎました。
望まない性行為の果てに生まれたのが聖母のようなアイシャだというもの何とも言えなかったです。

 

ミウの父親だというのであれば、狡猾で野心家で策略家にもなれるので、納得はいくのですがアイシャの方でした。

 

ただ今回の事件は結局うやむやで終わってしまったのが残念です。
アイシャの自殺に追いやるのも後味悪いですが、クリス殺しは間違いなく厩谷ですから。

 

しっかり裁きは受けるようですけど。
厩谷が生きて日本に帰国していた、というスペシャルな回もあるかもしれません。

 

亀山さんが特命係に戻るところが全てだった初回

事件そのものは消化不良なところは否めなかったですけど、亀山さんを知らない相棒ファンや初見の方への案内のような回というのであれば、あれでもよかったのではないかなとも思います。
相棒オールスターが勢揃いでしたもんね。

 

そんな感じの事件ですけど、今回は「亀山さんおかりなさい」が裏テーマだったわけです。
相棒ファンは一体どうやって亀山さんが特命係に戻ってくるのかというところが1番気になっていましたし、私もそうです。

 

なるほど!
そうきたか、というラスト5分でしたよね。

 

このラスト5分が秀逸でした。

 

イタミン最高!
亀山さんと伊丹さんの友情が見え隠れしていて、そうきたか、という感じでした。
「お願いするときゃ土下座一択!」のフリがここで効くとは!
イタミン、カッコ良かった!

 

右京さんと亀山さんのツーショットにホッコリ

そして、右京さんが心なしか嬉しそうなのもいいですよね。

 

ラストの紅茶を高々と入れる右京さんに、「芸術」と心の底から褒める亀山さん。
拍手も可愛げがあり、まさに亀山さん!

 

最後の最後は、美和子スペシャルというオマケ付(笑)。
あれは最高でしたよね。
確かちょっと前に東京で再放送されていた「Wの悲喜劇」で、おデブさんの奥様が便器に挟まって死亡した回でした。
あの時に出てきた料理が美和子スペシャル。
右京さんもチャレンジして食べてましたっけ(笑)。

 

それが今回のオチというのが笑えました。

 

亀山さんの相棒がラストの相棒であることは確かなので、いつまで続くかわかりませんけど、最後の最後まで見届けたいと思いました。

 

いろんなゲストが出て欲しいですけど、マーロウ矢木さん出てくれないかな?
あとは初代の頃にご活躍された脚本家の方も再登場して欲しいですね。

 

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