
『相棒23』第10話「雨やどり」の感想です。
正月スペシャルはまだ視聴していませんが、抜かして10話の視聴です。
監督は橋本一さん、脚本は光益義幸さんでした。
光益さんは今シーズン2度目の登場です。
▽目次です▽
ラブストーリーありきと思いきやな展開
今回のオープニングは非常に印象深い始まりでした。
右京さんが美術館の前で雨宿りしているところに、1人の青年に出くわします。
それが今回のキーパーソンである福丸さんでした。
福丸さんは女性を探しているという設定で、どうやら好きな人なのだろうということが想像できます。
それがどのように結びついていくのかと思ってましたが、そういう展開かという感じでした。
福丸さんがめちゃくちゃ怪しいように扱われますけど、たぶん他に犯人がいるパターンだと察します。
そして、もう1人の怪しそうな女性・塔子さんもおそらく犯人ではないのだろうと思って見ていました。
結果としては2人とも犯人ではなかったです。
でも、非常に過酷な状況があったことを知ります。
塔子の境遇がめちゃくちゃだった
今回の話ではロマンチックな恋物語が伏線であるのかと思いきや、そんなロマンではなく、めちゃくちゃ過酷な環境を振り返ることになります。
殺されたスナックのママ・美鈴さんの元で塔子さんはとんでもない人生を歩まされてました。
その彼女にとっての希望の光が福丸さんという。
しかも、小さい時に助けてくれた正義の味方でもあります。
ずっと想いを秘め、彼に近づき、やがて2人はほぼ両想いになりましたが、運命がすんなりと結びつけることがありませんでした。
それが美鈴ママの詐欺や窃盗です。
塔子さんはそれに従うように指示し、福丸家の家宝を騙し取ろうと計画。
とんでもない育ての親だったわけですけど、幸か不幸か美鈴ママは殺されてこの世からいなくなりましたから、これからは幸せになって欲しいです。
犯人は意外だったけど…
事件としては、犯人は福丸さんでもなく塔子さんさんでなかったわけですが、結果としては居酒屋の店主でした。
それがいいのですが、右京さんが犯人と見破ったのは写真の髪の毛の色でした。
あれでわかります?
あまり紫色には見えなかったのですが…。
しかも、あれぐらい特徴のある髪の毛であれば、鑑識にせよ刑事にせよ見逃さないと思うのです。
そこだけはちょっと残念だった気がします。
それでも、若い2人が一緒に未来を歩いて行けそうなラストはよかったです。
きっと良い傘職人になって、塔子さんと美術館巡りをしそうですよね。
光益さんらしい人間ドラマになっていたと思います。
もう少し犯人側ががっつりドラマに組み込まれていた人物だとなおよかったですし、髪の毛という安易な展開がもうひとひねりあればよかったとも思いますが、見終わった後が爽やかな気持ちになれたのでよかったです。
しかし、美鈴ママ怖かったな。
めちゃくちゃ暴力的なババアだった。
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