
『相棒23』第5話「幽霊ホテル」の感想です。
今回は幽霊に会いたい右京さんがホテルに宿泊していることからスタート。
さらに脚本が岩下さんだったので岩下さんらしい展開だったと思います。
派手さはありませんがさすが岩下さんという感じの上質な回だったと思います。
監督は田村孝蔵さん、脚本は岩下悠子さんでした。
▽目次です▽
岩下悠子さんらしい上質な回
前回が光るキノコで今回は光る蝶。
しかも光りは共に青いという。
全く関連性はないものの繋がりを感じさせる部分がありました。
最初は「幽霊が出る」ことを隠して展開しますが、右京さんがそれ目当てだったのは微笑ましい。
そんなことを一瞬思いましたが、その前に殺人が起こってました。
噂の信憑性が高まるように人魂を見たという証言が出てきて、それが蝶であることは想像できました。
ただし「光る蝶?」とも思ったのですが、それは研究によって生み出された蝶であることが発覚。
蝶がきっかけで殺人事件に展開するのですが、殺された町山さんは気の毒でした。
不幸な生い立ちの上こんな最期になるのは切なかったです。
蝶の話や蝶が好きな花などの雑学的な面が面白く、きちんと順序立てて推理していく様は楽しかったです。
右京さんだけではなく亀山さんの虫博士ぶりもよかった。
本当にいる蝶ではないのでしょうけど、シジミチョウは存在するのでそれをベースにしたのだと思います。
虫は全くわからないですが。
カンナビスが麻であることも全く知りませんでしたし、カンナビスそのものを知りませんでした。
Xで隠語で取引されているというのは以前見かけたことがあります。
Twitter時代ですけど、野菜に置き換えていたのを見てビックリしたことがありました。
なぜ知ったのかと言えば、なんとマリオのアイコンだったのです。
ゲームのことなのかと思って見たらよくわからない文だったのですが、いろいろ辿ると怪しいというのがわかったのです。
その時は野菜でした。
もう何年も前の話です。
怖い怖い。
犯人はそう来たかだった
犯人は「お前か」的な割とその他な感じの人物だったのでよかったです。
織田支配人がいい人そうなのに犯人だったら嫌だなと感情移入してましたし、お父さんだと気の毒だとも思いましたし。
わかった方もおられるでしょうけど、自分は気づかなかったです。
本当に「お前か!」でした。
今回は破綻なく丁寧なロジックだったので、犯人が彼であっても全然違和感がなかったです。
さらに掘のおかげでしずくちゃんが薬を飲んでいないことを知るわけです。
そこから家族が修復できそうな終わりもよかった。
ただ冷めた夫婦が愛情を取り戻せるかどうかというのは現実的にはどうなのでしょうね。
しずくちゃんのために家族愛としてでも修復できるといいです。
右京さん幽霊を見たのに…
ラストもよかったですよね。
あれ?
なんでこの人?
え?
…と思ったらそういうことですか!
右京さん、幽霊に会ってるじゃないですか!(笑)
そして、悲しい最期を迎えてしまった町山さん。
本音を伝えてくれたのも余韻がありました。
すごく感動したとか大きな事件ではないですけど、初期の相棒らしさがある丁寧なお話だったのではないかと思いました。
次回の岩下さんも楽しみです。
▽他の相棒もどうぞ▽
①『相棒23』第4話「2つの顔」右京さんが事件解明のために死にかける!ピスタチオのような早口言葉のようなキノコの回 - 今日も暇です。
②『相棒22』第14話「亀裂」犯人はわかるものの展開が想像つかず 右京さんが亀山さん作のティーカップを喜ぶ回 - 今日も暇です。