2019年1月10日の『アメトーーク!』です。
今回のテーマは「マネージャーと二人三脚芸人」。
芸人さんと密接な関係であるマネージャーさん。
いろんな裏話もあり、非常に興味深かったです。
今回4組でしたけど、どの芸人さんもマネージャーさんも絆が濃かったです。
◆芸人とマネージャーさん
千鳥&岸マネージャー
カンニング竹山さん&印牧(かねまき)マネージャー
ナイツ&嘉山マネージャー
阿佐ヶ谷姉妹&大竹マネージャー
▽目次です▽
マネージャーの仕事
- スケジュール管理
- タレントの売り込み
- 現場でのケア
- ギャラ交渉
- 打合せ&取材の立ち会い
- 企画の立案
- 事務作業
- 収録前の確認事項
今回は独自の仕事や裏話を聞かせてくれました。
千鳥&岸マネージャー(30歳)
- 6年の付き合い。東京出てきてからずっと一緒。第3の千鳥。
- 大悟のために、早朝ロケはモーニングコール。
- 朝一ロケでズボンを穿き忘れた大悟に、ストールをそっと巻いた。
- 実家のロケをやるときには、大悟の父の話し相手をしてくれる。
- 予めスポンサーに断り。
- 千鳥が全く仕事がない時代から岸マネージャー。宮川大輔も担当で、『青空レストラン』の仕事を入れてもらった。
- 『青空レストラン』のスタッフが『笑神様』のスタッフだった。岸マネージャーが引いたラインの先には、内村光良がいた。
- 岸ロス。
- 大悟にとって岸マネージャーは飲み友達。
- 岸マネージャーの結婚式のサプライズVTRに千鳥が出演。
- 岸マネージャーの旦那さんは、吉本の社員で千鳥の初代マネージャー。
- ノブからの苦情:ライブの打ち上げで西野カナの「ダーリン」を熱唱すること。
- 大悟からの苦情:旦那さんと結婚が決まっていない時に麒麟の川島の結婚を知り、酔っ払って川島に「なんで結婚するんだよ。まだ早いだろ!」絡んだ。
- 岸マネージャーが初代の大谷マネージャーと結婚できたのは、大悟のおかげ
- 岸マネージャーからの苦情:ノブ。ロケで一般の方にデリカシーのないことをズバッと言う。
- 岸マネージャーからの苦情:大悟。酔っ払って現場に来る。
- ボートレース場の大悟にお金を届けにいった。
①吉本では6年も一緒にというのは非常に珍しく、早いと半年で交代もあります。そういう話良く聞きますもんね。ノブさんが「第3の千鳥」と言っていて、宣材写真も一緒でいいくらいとのこと。千鳥が全然売れていない頃から一緒ですから、信頼がハンパないですね!
②大悟さんのためなのに、モーニングコールをしなくていいと言うらしいが、全く起きないとのこと。大悟さんは、朝起きたら「懲役300年」というくらいの酷い顔らしいです。
今回他の芸人さんは誰もモーニングコールをしてもらっていないことに、千鳥は驚いてました。でも、ほとちゃんが「宮迫さんはちゃんと来た日は1日もない」と言ってました。
ちなみに、全く起きない大吾さんのアラームは、「波の音」だそう。
③品川駅にいる岸マネージャーに大悟さんから連絡が入り、「ビックリしないでくれ」といきなり言われ、「どうしたんですか?」と聞くと「ズボン穿いてくるのを忘れた」と言われたそう。大悟さんは「そういうのは岸じゃないと…」と言ってました。
⑤企業絡みの大きな仕事の話をいただいた時、「大悟さんが週刊誌に狙われて、その可能性があるかもしれませんけど、大丈夫ですか?」と言っておくんだそう。
大悟さん曰く、「マジで何やらかすかわかりませんよ」とかなりきつめに言うらしいです。大悟さんは「そんなことはせんから。それはどの企業も断るから。そこまで言ったら」とツッコんでました。
⑥「青空レストラン」のスタッフに電話で売り込んで出演することに。宮川さんがどんどん千鳥のネタを入れていけと言ってくれたそう。オンエアではカットでしたが、そこのスタッフさん『笑神様』のスタッフだったそう。1回使ってもらって今のロケの雰囲気になったとのこと。
⑧岸マネージャーは結婚し、現在妊娠中とのこと。そのため一度千鳥のマネージャーを辞めることになっていて、すでに岸ロスが始まっているという千鳥の2人。
⑨大悟さんは岸マネージャーと仕事を話をしたことがないそう(笑)。ただの飲み友達とのこと。現在妊娠中で岸マネージャーと飲みに行けないことが、すでに岸ロスという大悟さん。
岸さんロスはみんなあるよなー。キングちゃん始められるかもしれない時に電話した時の岸さん、本当に飛び跳ねて喜んでスケジュール調整してくれた。千鳥がお笑いの番組やれるの嬉しいって。有り難い思い出。
— 佐久間宣行 (@nobrock) 2019年1月10日
▲△▲制作側の佐久間さんも岸ロス…。
⑩⑪結婚式のVTRを撮るために、岸マネージャーの実家まで出向いて撮影したとのこと。大悟さんは自分で「優しいでしょ」と言ってましたけど、雨上がりや他の芸人さんも驚いてました。普通そこまでしない、と。
⑭岸マネージャーが旦那さんの愚痴を言う時に、大悟さんが自分の最低なエピソードを話すと「まだマシかな」と思ったんだそう。
⑮たとえば「あ、太ってますね」とか。大悟さん曰くボケじゃないから怖いと言ってました。ヒドイ(笑)。
他には年配の女性に「歯がないですね」とか、マダムが飼っている犬に舐められた時に「クサッ」と言ってしまったとか。歯がないのは言い方が違うとノブさんは主張して、実際には「歯がカバの本数ですね」と言ったそうです(笑)。ヒドイ。
⑰お金遣いが荒いと指摘をされた大悟さん。平和島でお金がすってんてんになった大悟に、タクシーの清算を届けに行ったことがあるそうです。これは岸マネージャーが千鳥のマネージャーになったばかりの頃だとか。岸マネージャーは「毎週平和島まで清算を持って行かないといけないのかな」と思ったそうです。
カンニング竹山さん&印牧(かねまき)マネージャー(47歳)
- 18年。竹山さんと年齢も一緒で親友のよう。
- 実家へポスターを送る。
- 18年前に、サンミュージックではクビ会議があった。
- カンニング竹山、中島、印牧マネージャーはそれぞれ飛んだことがあり、この3人で1年やってダメならやめよう。
- 印牧マネージャーの竹山の評価は60点。
- 竹山の苦情:移動距離14kmなのに、5分で計算してスケジュールを入れてしまった。
- 印牧マネージャーの苦情:スケジュールが1日空くと文句を言う。
- 印牧マネージャーは都合が悪くなると電話に出ない。
- 竹山が昔浮気をしていた時に浮気用スケジュールを作った。
①18年一緒と聞いて、雨上がりも千鳥も「吉本からしたら羨ましい」と言ってました。
②CMやドラマをやらせてもらった時にポスターを作って貰えるらしく、それを竹山さんの実家に送って「こういうのをやってます」と知らせてあげるんだとか。竹山さんもそれを知らず、たまに実家に帰るとFCのように家中にポスターが貼ってあるんだそうです。マネージャー判断で勝手に送っているとのこと。優しい。
③あくまでも昔の話です。タレントがどういう仕事をしているか発表後、マネージャーをやりたい人がいけなればその場でクビになっていたんだそうです。カンニングは誰も手を挙げてもらえずクビになりかけたそうで、その時にブッチャーブラザーズのリッキーさんに「こいつらなにかありそうだ」と言ってくれて、一旦リッキーさん預かりになりました。その後、リッキーさんから中途入社の印牧マネージャーを紹介されるも、「やりたくない」と断られてしまいます。
④竹山さんは吉本を、中島さんは板前を、印牧マネージャーはマンガの編集と飛んでいるというダメトリオだったそう。そこで3人で1年やって1歩も進んでなければやめよう、ということを決めたそうです。ほとちゃんが「歴史あるね」と感心してました。
⑤竹山さんは現在、役者、コメンテーター、報道といろんな仕事をやらせてもらっているが、印牧マネージャー曰く「全部の仕事に60点を出せる」とのこと。どの現場に入れても不安がない、と信頼しているようですが「60点」(笑)。ハライチの澤部さんは「全部に80点」らしく、竹山さんは澤部さんの下位互換と言ってました(笑)。宮迫さんも「今悪口おっしゃってます?」とツッコむほど。ノブさんも「竹山さんに厳しい」と指摘。
⑥印牧マネージャーは理系。スケジュールを綺麗に埋めていくのが気持ちいいんだそう。そこに夢中になっていると、移動時間を忘れてスケジュールを入れてしまうんだそう。
⑨浮気ようのスケジュールを作ったり、浮気相手のところへの送迎をしたりしていたそう。そのため、2人とも奥さんからの信用はゼロ。
ナイツ&嘉山マネージャー(43歳)
- 11年。ちょっと年上なので、兄弟子みたい。
- 寄席とのスケジュール管理をしている。
- マセキ芸能の社長が内海桂子の弟子として、浅草にスターを作りたいという夢があり、無理やり漫才協会へ。
- 2008年に初めてM-1の決勝戦に行った時、ナイツと嘉山マネージャーは抱き合って泣いた。
- 漫才協会の理事会は報酬が出ないが、嘉山マネージャーは認めてくれて助かっている。
- ボーイスカウトの知識が豊富すぎて、所属タレントの仕事が落選してしまった。
- 塙からの苦情:若手のペナルティ制度が厳しすぎる。
- 塙からの苦情:サザンオールスターズのファンで、ライブがあると無条件で休む。
- 嘉山マネージャーの苦情:塙。言ってはいけないことを言う。
- 嘉山マネージャーの苦情:土屋。見た目と違ってきちんとしていない。天然。
- 内海桂子師匠と舞台で一緒になると長くなるので、桂子師匠と出番が被らないように調整している。
- 土屋は寄席のギャラは奥さんに内緒にしていて、すべて自分のお小遣いにしている。
①ナイツと嘉山マネージャーで歩いていると、土屋さんは普段メガネをかけてないので、塙さんと嘉山マネージャーに握手を求めるんだとか(笑)。
②ナイツは所属のマセキ芸能の他に、漫才協会、落語芸術協会にも所属しています。協会のスケジュールはナイツ本人がやっているので、最新のスケジュールをマネージャーが把握していないと仕事が入っていることがあるとのこと。ダブルブッキングを割けるためにやっています。結構先のスケジュールまで管理しているそうです。
③浅草の漫才協会に入ったらテレビに出れなくなるとのことで、ナイツはテレビに出たかったので断ったそう。その面談で「お前らは絶対浅草に行かせる」の一点張りで、嘉山マネージャーに相談。嘉山マネージャーが社長に言いに行くと「ナイツをクビにする!」と言われてしまい、2002年に漫才協会に入りました。嘉山マネージャーはナイツに「申し訳ない」と泣いて謝ったそうです。
⑤漫才協会の理事の仕事を多めに見てくれるのは、嘉山マネージャーはボーイスカウトをやっていてボランティア活動に理解があると土屋さんは指摘。
⑥ジグザグジギーの宮澤聡さんがアメトークの「ボーイスカウト芸人」の打ち合わせに行ったら、嘉山マネージャーが詳しすぎて宮澤さんが落選してしまったんだそう。「嘉山さんなら受かってた」と言われたそうです。
⑦嘉山マネージャーはマセキ芸能の若手を統括しているそうで、遅刻を1回すると3カ月間ライブのお手伝いをするというペナルティを課しているんだそう。ニッチェの近藤さんや三四郎の相田さんはいまだにライブのもぎりをしてたりするんだとか!1番可哀想な若手は、スタンダップコーギーの奥村さんで、2033年までペナルティがあるそうです。28回も遅刻をしていて、43歳まで罰が続くそうです!
このペナルティ制度は回が増えると倍々になるシステムだそう。これは厳しい。
⑩降りる駅で降りなかったり、新宿の京王プラザなのに、八王子の京王プラザに行ったりするそう。
阿佐ヶ谷姉妹&大竹マネージャー(34歳)
- 4年。元・人力舎のザキヤマさんのマネージャーをしていた。
- 父は大竹まこと。
- 衣装のローテーションを考える。
- 大竹マネージャーはお笑いにストイック
- アハ体験をさせてくれる。
- 木村の「コーヒー牛乳1Lを固める」という趣味(?)をネタにしてくれた
- 渡辺からの苦情:ミスターチルドレンの桜井さんのMVに阿佐ヶ谷姉妹と一緒に出演し、ベースまで弾いた
- 大竹マネージャーはいろんなことが起こると、ちゃんと写真に撮っておく。思い出作りの一環。
- 木村がプロフィールよりもめっちゃ太っている。
①大竹マネージャーは『ゴットタン』で楽器を披露。
②100%コネ入社と言い切ってました。
③3種類のデザイン違いのピンクの衣装があるが、ドッキリなどの仕事は汚れるので、綺麗な衣装にならないように洗濯のローテーションを考慮し、汚れても大丈夫な衣装の日にドッキリの仕事を入れたりするんだとか。ちなみに、衣装は、江里子さんが自宅でオシャレ着洗いをしているそうです。
この日着ていたドレスは、美穂さんのお母さんの手づくり衣装でした。器用なんですね。
④さすがは大竹さんの息子さんだけあって、芸事にストイック。
ものすごくお笑いが好きで、よくいろんな芸人さんのライブにも行っているそうです。阿佐ヶ谷姉妹は芸人をスタートさせたのが遅かったため、悩んでいた時には「思い出作り」として芸人活動を楽しむように勧められたそうです。それで人気になったんですからさすが。
いやぁ~面白かったです。
千鳥さんが2人とも岸マネージャーをものすごく信頼している感が凄かったです。これだけ売れっ子になったんですもんね。そりゃ感謝しかないでしょう。
売り込みの電話の話が感動しました。
きっとどの芸人さんのマネージャーさんもそうやって頑張ってるんですね。
これ次回も見たいですね。その時にはぜひダイアンさんと現女性マネージャーさんをお願いします!
津田さんに対して、引くほど怖い女性マネージャーさんのお話が聞きたいです。
▽こちらの記事もどうぞ▽
アメトーーク 2018年反省会 ダイアンのマネージャー パンサーの関係性が面白かった - 今日も暇です。