2022年5月12日の『アメトーーク!』です。
今回のテーマは「元々コンビ組んでた芸人」。
意外な人が組んでいたというのもあったのが今回の企画でした。
インディアンスの田渕さんとミキの昴生さんは最近では『ラヴィット』でも言ってましたし、そういう組みなおしのようなことが実はちょこちょこあるのが芸人の世界ですよね。
裏話が聞けそうなので、先週からすごく楽しみでした。
しかし、きむさんの昴生さんへの憎悪が凄かったです…(笑)。
◆元々コンビ組んでた芸人
- インディアンス田渕&ミキ昴生
- アインシュタイン河井&アキナ山名
- 錦鯉・渡辺&だーりんず小田
- モンスターエンジン西森&おいでやす小田
◆ゲスト
- 錦鯉・長谷川
- アインシュタイン稲田
- ミキ亜生
- インディアンスきむ
▽目次です▽
元コンビが集結 まるで元恋人
- まるで元彼&元カノのような雰囲気の今回。
- インディアンス田渕&ミキ昴生は絶対売れないと河井。「こんなうるさい同士は売れない」
- 盛り上がり次第では再結成もあり得る?
- アインシュタイン河井&アキナ山名は解散したが、当時のバランスは完璧だったと山名が自負。
- 錦鯉・渡辺&だーりんず小田は、渡辺にとって元カノというよりは小田は内縁の妻という感じ。
- モンスターエンジン西森&おいでやす小田に至っては現在の相方がいない。
インディアンス田渕&ミキ昴生
- 田渕は昴生のことを本名の苗字の「三木さん」と呼んでいる。⇒当時のクセでいまだに「三木さん」呼び。
- コンビ名:やぶれかぶれ
- 活動期間:4~5ヵ月
- 結成:前のコンビが解散した。昴生が誘った。
- 解散理由:うるさすぎた。
- 亜生はやぶれかぶれを応援していた。⇒やぶれかぶれの1人目のファンが亜生!
- 亜生は今回2人が並んでいる姿を見ると感動で泣きそう。⇒この2人はお笑いで天下取ると思っていたという亜生。「(今でも)全然組んでくれてええで!」⇒亜生は自分でなんとかする!家で手伝いでもいい!
- きむはこのコンビがマジで嫌。⇒きむと田渕は1回解散していて、それで昴生に取られた。その後インディアンスが再結成。
- 田渕は前のインディアンスの時に解散を考えていた⇒昴生が前のコンビを組んでいたが解散。⇒「田渕やろうや」と誘われた。⇒この時点ではインディアンスはまだ解散前だったが解散すると決めていたため、昴生に誘われた時点できむに解散を告げた。
- いまだにそのことを根に持っているきむは昴生を許していない⇒もう何度も説明したと昴生。
- 当時解散した直後に昴生を呼び出したきむ。「一発殴らせてください」と昴生に言うも断られた。
- これだけ惹かれ合ったのにわずか5ヵ月あまりでの解散⇒あまりにもうるさかった。1列目の席に誰もいないこともあった。
- 2人ともだらしなかったのもネックだった⇒ネタ合わせで田渕が昴生の家に行くもただダラダラ過ごすだけ。ネタ合わせもせず。
- きむは解散後も田渕と昴生の漫才を観に行って、昴生のダメなところをメモしていた。←「気持ち悪い元彼だな!」と渡辺にツッコまれるきむ。
- きむは昴生の間が悪かった。田渕は最高だったと言い放つも、亜生に「天才と天才なんでマジでそんなことないです」と否定される。⇒亜生ときむで言い争いに⇒西森が「さっきから言ってるけど田渕と亜生は『青椒肉絲×青椒肉絲』」と濃いことを強調。
- 亜生はネタ合わせなしで田渕&昴生は舞台立ったのがスゴイと褒め、きむには「お前は何もできへん」と言い放つ。
- 田渕はきむとの解散後も愛を感じていた。⇒毎日「戻ろう」とラブコールのメールが来た。⇒これだけ「田渕しかいない」と言うやつはいないかと思って昴生と解散することにし、きむの元へ戻った。
- きむは田渕が戻ってきたことの喜びと、昴生が1人になった喜びで嬉しかった。
- 亜生とコンビを組むことにした後、きむと遭遇したためミキできむに挨拶にする⇒「兄弟でコンビ?無理無理!中川家や吉田たちいるし、無理!解散してもう1回NSC入り直した方がいいですよ」と暴言。⇒「田渕、(きむと)解散しろ!」と渡辺が思わず叫ぶ。
- ミキが売れ始めると、きむはすぐに調べてめちゃくちゃ嫉妬。
- M-1の敗者復活でミキが2位だった時に、田渕はすごく喜んでくれたが、きむは睨みつけていた。
- 2018年のM-1敗者復活でミキが1位だったが、2位のプラスマイナスの方がウケていたと言い出すきむ⇒「今このスタジオで全員がきむ、お前のことが嫌いだぞ!」と渡辺のツッコミ。
- 西森も「俺お前と組んでへんけど、解散しよう!」と応戦。⇒「組んでもないのにフラれてるやん」と田渕。
アインシュタイン河井&アキナ山名
- コンビ名:河井山名
- 活動期間:約5年
- 結成:NSC入学前バイト先で出会った⇒NSCに行くための学費を稼ぐためにお互いバイトをしていた⇒内緒にしていたがバイト最後の時にお互いがNSCに行きたいというのを知り、一緒に入学。⇒河井は売れる人のエピソードだと感じた。⇒解散した時に頭が真っ白になった「あれ、違うんや…」
- 解散理由:喫茶店で山名から
- コンビ時代のコントの映像を見ての稲田の感想は山名は不思議な感じでいいが、河井はあのコントに発声が向いてない。
- 山名は元々コントがしたかったが、河井が漫才をしたがり方向性に違いが出てきた。⇒うまくいってないときが続くとイライラが募る。
- 河井はネタを書かないのに、「ネタを作ろう」とめっちゃ言ってきた。⇒早く世に出たかった。テレビにも劇場にも出たかったという河井。⇒山名は納得の行くネタしかしない。
- 全然前に出れない頃に、ライブの最後にガヤで何かする人とMCに言われ、山名は輪っかをくぐることしか出来ないと思って、河井に輪っかを作らせようとしていた。
- その頃の唯一のファンが女子高生。山名のファン。⇒誕生日プレゼントは何がいいかと聞かれ、マウンテンバイクと答えた山名。
- 山名は当時ラーメンズにめちゃくちゃ憧れていた。⇒山名は劇団を作りたいと言い出した。⇒それで解散。
- その3ヵ月後に山名はポップなトリオを組んでいた。⇒3ヵ月の間にしたいことは売れてからしようと決めた。
- 2人は1度解散しようとなったが、河井が説得⇒その2ヵ月後くらいに呼び出された時に、解散だと悟ったという河井。⇒喫茶店出た瞬間に河井は泣いた。
- 4年間ピン芸人をしていた河井。この4年間がなければ芸人は辞めていた。いかに自分が何もやっていなかったのかを思い知った。
コンビ組む前の河井から山名への手紙
- コンビ組む前の河井から山名は手紙を貰った。
- 2枚にびっしり書かれている内容のダイジェスト。
Dear Yamana
只今AM 2:58。
俺はいつも誰かに自分のことをわかってもらいたい時こうして文で伝える。
お前と出会って約3ヵ月。
俺はおまえが「学校へ行く」って言った時点で何となく吉本やと思ったし何かしらを一緒にする様な気がしてた。
俺はおまえとこれからやっていきたい。
俺はほんまに売れたいねん。
おまえがもし俺と一緒の気持ちで、俺の考えを納得して受け入れてくれるんなら、これから先仕事のパートナーとして俺とやっていって欲しい。
人として友達として、男・山名文和とつき合っていきたいから。
26期生、嵐をおこします。
稲田は自分は手紙を貰っていないと不満を漏らすと、河井は「お前が組んでください」って言ってきたんやからお前が書いてこんかいとあしらう。
錦鯉・渡辺&だーりんず小田
- コンビ名:桜前線
- 活動期間:5年
- 結成:渡辺から電話で声をかけた。⇒東京NSC・5期生の同期。
- 解散理由:オンバトで。
- 桜前線時代は渡辺がボケ。
- 桜前線は事務所の投票でいつも1位だった。⇒それなのに、オーディションでは受からず、コンテストでは1回戦敗退。
- 小田と組む前の渡辺は同棲していた彼女から毎日500円もらって生活していた。⇒タバコとワンカップを買って、近所の河原で知らない中学の野球の練習を見るのが日課だった。⇒その中学の理想のスタメンを作ったがそれが完成した時に、我に返った。「俺は一体何をやってるんだ!」
- その時に相方を探そうと電話帳に最初に出たのが小田だった。⇒小田のまさか「あいうえお順」だったとは知らず。
- 長谷川はマッサジルというコンビを組んでいた。
- 解散のキッカケとなったオンバトで、桜前線の前がU字工事だった⇒めちゃくちゃウケていた。⇒桜前線はバケツにボールが3個しか入ってなかった。⇒これだけスベったのではもうダメだと悟り心が折れた。
- ネタ合わせの時に、渡辺から「解散しよう」と言われたが突然だったので、1回待ってもらうことに⇒活動休止にする。
- 2ヵ月後に渡辺から小田に電話。「やっぱりお前とやりたい」⇒1度解散と言われたせいで、小田の気持ちが冷めていた。「いつでも俺をいけると思うなよ!」
- 渡辺は追い詰められると「ウ〇コ」を連発するクセがある⇒長谷川になっても同じ。
モンスターエンジン西森&おいでやす小田
- コンビ名:蛇腹
- 活動期間:1年半
- 結成:急に西森からの長電話で
- 解散理由:東大阪の公園で小田から
- M-1の初回に出場した。2回戦落ち。
- 養成所で仲良し6人組の2人。
- 小田は当時尖っていて、松本人志になると信じていてピン芸人だった。
- 西森が旅行に行って帰ってきたときに電話をもらったが、なかなか電話を切らない西森。⇒実は解散したと話されるも、また旅行の話に⇒小田からコンビを組むかと言い出して組んだ⇒今思い出したら、西森が誘ってきただろうに何で言ってこなかったのか腹が立つとキレる小田。
- 今回出ているメンバーの中でダントツでダメなコンビだったと話す西森⇒小田がツッコミをアレンジするが、それが良くない方向のアレンジ。⇒それでどんどん仲が悪くなっていった。
- スーパーマラドーナの武智主催のライブに出る際にも大喧嘩⇒武智が気を使って変顔をするも、無視して大喧嘩をしていた西森と小田。
- 西森は天才。小田は今でも思っている。⇒その天才の横にただいる人と思われるのが嫌だったという小田。
- 解散を言い出した時の小田の格好が黒のロングコートに、黒のDIOにまたがり、タバコを吸いながら切り出した⇒その姿にきしょいと思った西森。
◆◇◆ ◆◇◆
それぞれ面白いエピソードがあるのですが、最初に田渕さんと昴生さんに触れてしまったがために、半分くらいの時間がこの元コンビに費やされちゃいました。
きむさんの執念深さ、嫉妬深さ、性格の悪さが全開で本来は面白いはずが、ちょっとドン引き気味(笑)。
それだけ田渕さんと組みたかったということでしょうけど。
インディアンスはきむさん次第とよく言われているので、嫉妬と憎悪ネタだけではなく、漫才のネタでも頑張って欲しいですね。
応援しているので、ぜひM-1獲って欲しいです。
それに対比して亜生さんのいい人ぶりが浮彫りに(笑)。
ミキもいいコンビなので、漫才でもやはり頑張って欲しいです。
全部のトークを放送して欲しかったくらいの伝説の回でした。
面白かったけど、凄かった。
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