2019年9月13日放送の『ダウンタウンなう』を見ました。
今回のゲストは、三谷幸喜さん。
三谷さんといえば、浜ちゃん主演の『竜馬におまかせ!』を思い出します。
その頃の話も絶対出るでしょうし、ダウンタウンのエピソードがたくさんありそうでしたので、楽しみに視聴しました。
思った以上に内容が濃くて楽しかったです。
◆ゲスト
三谷幸喜さん
▽目次です▽
- 三谷幸喜の俳優浜田の評価
- 三谷幸喜がダウンタウンへどうしても言いたいクレーム
- 三谷幸喜の失敗談
- 出演俳優から三谷へのクレーム
- 『古畑任三郎』だけは超VIP扱いだった三谷
- 『竜馬におまかせ!』の三谷秘話
- 三谷幸喜の松本人志評
三谷幸喜の俳優浜田の評価
- 浜田は三谷作品『竜馬におまかせ!』で主演をした。でも、三谷とは親しいという仲ではない。昔から知っているという感じ。
- 三谷の浜田評。俳優としては素晴らしい。
- 例として『ガキの使い』でキレなければならない企画で、一瞬でスイッチが入ってキレる。これがものすごく上手。イッちゃってる感がすごい。
- 三谷は俳優に参考になる作品を聞かれると、浜田の『ガキの使い』のキレる企画を薦めている。
浜ちゃん主演のドラマはたくさんありますけど、『竜馬におまかせ!』が1番好きだったし、面白かったなぁ。
三谷幸喜がダウンタウンへどうしても言いたいクレーム
- 三谷は浜田に殺されかけたことがあると言う。
- それは三谷が『ガキの使い』にゲストに出た時のこと。企画は人気の「図書館シリーズ」。
- そこで罰ゲームのお題が「鼻わさび」だった。鼻の穴にチューブわさびを噴射するというもの。三谷が罰を受けたのだが、執行人は浜田だった。
- これは大爆笑だったが、三谷は涙目になるほど辛かったとのこと。
- 三谷が「これ実験してなかったでしょう」と指摘をすると、松本が「いや、していると思うんです。でも試したって、ADがADにやるんである程度の加減があって。この人は本番になったら(スイッチが入るのジェスチャー)。ほぼ全部(わさびが)入りましたもんね。」
- 三谷の鼻から2週間経って、わさびが「ぺっ」って出てきた。
- さらに三谷が許せないのが、これが危険だとわかったため、この後やっていないこと!
- 松本も「やってないです。あれ以降、鼻わさびはNGになったんで」と肯定。「日テレでもやめようってなった」と大笑い。
- 三谷のお母様はOAを観て泣いたそう。
- この企画が上記のようなワケがあり、映像を見ることが出来ない。
浜ちゃんらしい(笑)。
この思いっきりいくからこそ、面白さが倍増するんですよね。
加減が必要でもありますけど。。。
三谷幸喜の失敗談
- 昔サザエさんの脚本を書いたことがあった。それは「タラちゃん成長期」。内容はタラちゃんが筋肉増強剤を打って、オリンピックに出るというものだった。
- これを読んだプロデューサーが大激怒。「キミはサザエさんの心がわかってない!」と言われて、目の前で捨てられた。
- 中井貴一と鈴木京香の二人芝居をドラマでやった。山の中を夫婦で彷徨っているという場面を、2時間1シーン1カットで撮影。
- 当然監督が映ってはいけないのに、カメラマンの後ろを通った時に2回ほど見切れてしまった。
- 1回目はなんとか切り抜けたが、2回目は「やばい」と思って避けたら崖から落ちた。
サザエさんの話面白い!
こういう発想だから、引き込ませる台本を書かれるんですよね。
そのタラちゃん、ちょっと見たかった。
今の時代だったら、大騒ぎですね。
出演俳優から三谷へのクレーム
中井貴一
- 舞台の本番中に急に小道具を変えて、演者を焦らせる。リンゴを食べる場面で、毎回リンゴで面白くないと思いバナナに勝手に変えてみた。
- 三谷の言い訳。舞台は同じことを繰り返すので、慣れて来てしまう。新鮮な空気を入れたい。
- 松本は理解を示す。根本はお笑いの方みたいなところがある。
- 三谷はアドリブは許さない。面白ければいいが。稽古中に俳優が出てきた言葉はOKだが、本番中に関係ないこと始めるのがダメ。
小池栄子
- 舞台稽古で演者の台本を隠してパニックにさせた。
- 三谷の言い訳。隠したのは大泉洋の台本を隠してが、理由はない。台本が置いてあったので、橋爪功のカバンに隠した。
- 大泉は絶谷三谷がやったと気づくと思っていて、バレたらすんなり台本を出そうと思ったが、気づかなかった。大泉は家に電話をしたり、マネージャーに探しに行かせたり、大ごとになっていた。
斉藤由貴
- 台本が届くのがギリギリすぎる!舞台なのに、毎日2~3枚ずつFAXが届き、役者はそれを読み合わせて解散する日々だった。すべての台本が揃ったのが本番10日前。初日公演を遅らせる提案が出たが、三谷が断固拒否!
- 三谷の言い訳。「初日は絶対飛ばしちゃダメですよ!」
- 三谷はこの『ダウンタウンなう』に出ている場合ではなかったとのこと。「明後日」の(8月)20日締め切りの芝居の台本がまだ書けていない。
ディーン・フジオカ
- 自分の監督作品でも打ち上げに来ない。
- 三谷の言い訳。本当は行きたい気持ちがある。だが、誘われると断りたくなってしまう。出来れば3回は誘って欲しい!
- 松本に「ことごとく鬱陶しいですね」と言われる。
佐藤浩市
- 映画を撮り始めると、映画人にどう思われてるかを気にしている。三谷は打たれ弱い。
◆◇◆ ◆◇◆
いたずらっ子な面もありつつ、面倒くさい人の印象が(笑)。
松ちゃんが言うように、周りにこういう方がいたら確かに鬱陶しいですね。
でも、三谷さんは天才だから許されます。才能って大事。
『古畑任三郎』だけは超VIP扱いだった三谷
- 田村正和を待たせていたのかという松本の疑問。
- 三谷の話では、田村は半年前には台本が欲しいと言われていた。現場に台本を持って来ない方なので、しっかり読み込んでおくタイプ。
- 三谷は「(田村を)全く待たせてないです!」という特別扱いだった。
松ちゃんが「こいつ腹立つなぁ」とツッコんでましたけど、確かに!
でもきっとそういう条件があったんでしょうかね。
『竜馬におまかせ!』の三谷秘話
- 三谷は浜田の『竜馬におまかせ!』の時は、現場に来ていなかった。
- 三谷がOAを見て納得いかないことがあった。三谷の台本にはない場面。それはほとんど松本の場面。
- 松本は「あれは僕もやらされた」という横で、浜田も大きく頷き、同意。
- 自分が書いた台本がカットになることに、腹が立って仕方がなかったという三谷。「また今週も出て来やがった!」
- 「それをお返ししたいと思ってやったのが、鼻わさびをやりました」とボケる松本。
- 『竜馬におまかせ!』の時も台本がギリギリだった。次回の内容がわからないため、予告が出来なかった回があった。時代劇なのに前室で私服で「台本がまだ出来てませ~ん!」という予告をやった。
- さすがの三谷もそれは申し訳ないと思っている。
- この時浜田は三谷に電話をしている。当時の奥様が出て、「三谷さんいます?」「今こもってます」と言われ、「台本が届いてないんですよ。早く書いてくれるように言うてください」と話した。その後FAXで1枚だけ生田スタジオに届き、全員に配りながら「はい、次のシーンこれ」と言われた。
三谷幸喜の松本人志評
- 『ダウンタウンなう』では普通に食事をしているのが驚いた。ちょっとイラっとするという三谷。
- 三谷の松本評。「あんまり(演技が)上手いとは思えない。何を言おうかすっごい考えちゃってる感じがする」
- 松本の自分の苦手なことも企画でやる姿は素晴らしいが、役者としては使いたくない!
- せくしぃなビデオを観ることもあるという三谷に、松本が監督としての目線で見るのかと尋ねると、「そんな余裕はない」と答える三谷。「今のは面白い!」と松本に言われて、「嬉しい」と喜ぶ三谷。
- 三谷が実はエゴサーチをしているという話から、松本も100個の誉め言葉よりも1個の悪口が気になるタイプ。
- 三谷は悪口を見つけると、「こいつをとことん探ってやろう」と思うというと、松本は「そんな暇あったら台本を書いてくださいよ」と指摘。
- 松本を1番理解しているのは自分だと言う三谷。
- 松本は「相容れないところがある」と言うと、三谷は「相容れるところもあるわけでしょ」と引かない。
- 三谷は松本の映画も全部観ていると言うと、松本は「三谷さんは僕のこと好きなんだと思ってましたよ」と言うと、お互いじゃないことに面白くない三谷。
この後松ちゃんが浜ちゃんのチューハイを手に取って飲もうとしたら、「それ俺のや!」と浜ちゃんが凄みのスイッチ入ってました(笑)。
今回も仲良しだったなぁ。
ドラマの裏話も聞けましたし、めちゃくちゃ面白かったです。
台本が遅くてギリギリでも、あれだけ素晴らしい作品を生み出すわけですから、そこがスゴイ!
三谷さんは本当に天才なんだなぁ。
◆◇◆ ◆◇◆
高橋みなみさんのところでは、女子か使う写真加工アプリでダウンタウンで撮ってました。
松ちゃんが高橋さんに「ダウンタウンで撮ってよ、ダウンタウンで」って。いやぁ、自ら「ダウンタウンで撮って」って珍しい。
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