2023年2月4日の『ダウンタウンvsZ世代』を見ました。
2022年8月13日に放送して、なかなか視聴率がよかったという企画です。
「ヤバい昭和あり?なし?」第2弾でした。
ちなみに前回の初回放送の発表された世帯視聴率は12.5%で、個人視聴率8.4%でした。
前回もめちゃくちゃ面白かったですからね。
今回も期待しちゃいます。
というか、この手の番組ちょいちょい増えましたよね(笑)。
以前からちんまりありはしましたけど、なんか急激に増えたような気がしています。
ちなみに番組のコンセプトは昭和時代をみんなで振り返って、若い世代が「あり」か「なし」かを判定するというものです。
◆昭和世代
- 金村義明
- 島崎和歌子
- 生瀬勝久
- 川島明
- いとうあさこ
- 伊集院光
◆Z世代
- 岸優太(King&Prince)
- 池田美憂
- 藤岡真威人
- 渋谷凪咲(NMB48)
- あの
- 三浦孝太
- ゆうちゃみ
- トラウデン都仁
- 国本梨紗
- あんり(ぼる塾)
▽目次です▽
- 賞味期限の明記がない
- イチゴスプーン&グレープフルーツスプーン&皮むき器
- 3色ふりかけ&バタークリームケーキ
- 昭和の風邪に効く食べ物
- 蝿帳
- シートベルト
- デコレーションと電話周り
- 肝油ドロップ
- 霊柩車
- 交通事故対策の授業 フラッシュドッジボール
- 昭和のありえない刑事ドラマの場面
- 裸で授業
- パチンコ店
- 10円ゲームと空き瓶探し
- ラッセルヨーヨー(コカ・コーラヨーヨー)
- スーパーカーブーム
- かんしゃく玉
- タバコのパッケージで手作り
- ハチにオシッコ
- 通勤ラッシュ
- 昆虫採取セット
- 髪型の校則
- 学生服のプラスチックカラー
- 林間学校
- 受験戦争と非行
- 昭和のアイドル
- 昭和世代の恋
- ハウスマヌカン
- 昭和の婚活
- 昭和のテレビ
賞味期限の明記がない
- 賞味期限の表示がなかった時代
- 昭和45年(1970年)放送『くらしの豆辞典』より
- 昭和40年代は冷凍機能付きの冷蔵庫の普及率が50%を超えた時期。⇒冷凍食品の需要が急増。
- 当時の食品には賞味期限の表示なし⇒表示導入は昭和60年代から。
- 牛乳などは製造年月日しか明記されていなかった。⇒日にちの経過した牛乳を飲めるか悩む。⇒匂いでジャッジ。
イチゴスプーン&グレープフルーツスプーン&皮むき器
- 昭和46年(1971年)放送『野菜学入門』より
- イチゴスプーンというのが存在した。
- 当時のイチゴは小粒で酸っぱい⇒イチゴスプーンで潰す+砂糖を加える+牛乳をかける⇒最後のイチゴミルクが最高!
- イチゴスプーンは年間30万本生産。
- イチゴの糖度があがり、イチゴスプーンの需要はなくなった。
- イチゴに練乳(缶詰)をかけるというのもあり。
- 他にもグレープフルーツスプーンもあった。⇒酸っぱいので砂糖をかけて食べた。
- 皮むき器もあった⇒柑橘系の硬い皮を剥きやすくするもの。
3色ふりかけ&バタークリームケーキ
- 3色ふりかけ(昭和40年代):のりたま、たらこ、ごましおが1つの容器に入っている⇒売り上げ1億本
- どの家庭でもごましおの人気がなく、いつも大量に余る。
- 松ちゃんは三人兄弟の末っ子だったため、ごましお担当に。
- バタークリーム:バターが使われているとは限らない。当時は生クリームが高価だったため、安いマーガリンやショートニングで作られたクリーム。
- 大量に脂を使用していたため、胸やけをする人もいた。
- いとうあさこは冷蔵庫でカッチカチになったバタークリームケーキが大好きだった。
Z世代の判定「バタークリームのありなし」
バタークリームケーキを試食したZ世代の判定。
- あり:2票(国本、あんり)
- なし:8票
キンプリ岸さんが浜ちゃんにどつかれてました!2回も(笑)。
浜ちゃんにどつかれてたら売れる伝説ありますから、きっとこれからも安泰!
昭和の風邪に効く食べ物
- 長ネギ:長ネギを焼いてガーゼに包んで喉に巻くといい
- 長ネギには強い殺菌効果と免疫を強くする物質が含まれているが、食べて効果が出る。⇒首に巻くだけでは効果なし。
- 卵酒:卵と砂糖とひと煮立ちさせた日本酒を混ぜた飲み物。⇒子どもにも飲ませていた。⇒今は絶対にアカンやつ
◆◇◆ ◆◇◆
長ネギを首に巻くって、確かマンガの『花より男子』にそういうシーンありましたよね。
熱を出した司の首に、つくしが持っていた長ネギを巻くっていうの。
マンガでもドラマでもあったような?
今調べたらドラマの『花より男子』は2005年ですって!ビックリ。
もう17年も前なら知らないのかも(笑)。
蝿帳
- 蝿帳(はいちょう):作った料理をハエから守る小さな網のカバー。
- 当時は水洗式トイレではなくくみ取り式が多く、ハエが家の中を飛んでいた。
- くみ取り式トイレにはカバーをかけていた。
シートベルト
- 昭和60年のニュース映像より。
- 昭和のドライバーはシートベルトをしないで運転。
- 自動車教習所の生徒もシートベルトはしていなかった。
- シートベルトは昭和44年から義務付けられていたが罰する法律はなかった。
- 昭和60年に道路交通法が改正。
デコレーションと電話周り
- 車内を飾るのにこだわっていた昭和ドライバー。:レースのシートカバー。木製のビーズのシートカバー。やんちゃなドライバーのつり革。
- 黒電話の電話カバー。⇒ドラマでも使用。⇒番組での例は『大都会』
- ドアノブカバー。
- 電話に付ける消臭カバー。
- 50音順に記入できる電話帳。
肝油ドロップ
- 肝油ドロップ:成長期の子どもに必要なビタミン補給のために、昭和30年代~40年代に全国で配られた。
- サメなどの肝臓から抽出した油。
- とてもおいしく子どもに大人気⇒ビタミン過剰摂取にならないように1日1粒。
◆◇◆ ◆◇◆
肝油ドロップって今はないの?
ってビックリしてチェックしたらありました(笑)。
これです
この男の子、ずっとこのパッケージのような気がしますけど、誰なんでしょうね?
あ、調べたらこの男の子は2代目なんだそうですよ。
霊柩車
- 霊柩車:金色のド派手な車が会場から火葬場まで遺体を運ぶ車。
- 内部も金箔で施されていた。
- 昭和の子どもたちは霊柩車を見たら、親指を隠していた。⇒霊柩車を見て親指を隠さないと親が死ぬという迷信。
- 斎場の近隣住民から霊柩車を見たくないと批判され、目立たない霊柩車になった。
- 川島は1日3回霊柩車を見ると死ぬという迷信があった。
交通事故対策の授業 フラッシュドッジボール
- 小学校の体育の時間に、交通事故対策の授業があった。
- フラッシュドッジボール:紐をつけたドッジボールを車に見立て、前後から飛んでくるのを避け、反射神経を養うというもの。
- 車にはねられても最小限に食い止めるために、頭を守る柔道の受け身の練習。
- バスが転落した時の用心のための平衡感覚の訓練。
昭和のありえない刑事ドラマの場面
- 犯人追跡のために、一般人のバイクを勝手に拝借。
- 一般人(ヤンキー風)が追いかけてくると、殴ってボコボコにして犯人追跡再開。
- 覚醒剤や薬物らしき白い粉を見ると、刑事は舐めて確認。
- 実際に舐めると非常に強い味覚障害を起こす。痺れるような痛みを伴う。
- 実際の麻薬取締官や警察は舐めたりすることはない!
- 生瀬は当時そういう風にわかるのかと思っていたが、よく考えたら舐めて種類がわかるのはおかしい⇒警察学校でそういう訓練があったのかな?
裸で授業
- 昭和時代の子どもは裸で授業をさせられた。
- 体調を崩す子が増えたため、そういう授業はなくなっていった。
パチンコ店
- 昭和時代のパチンコは今の電動式とは違い、玉を1つずつ打っていった。
- 玉を打つ技術も必要。
- 昭和47年頃からパチンコ店が増える⇒子連れも多かった。
- 当時も18歳未満は入店禁止だったが、多くのお店では守られていなかった。
10円ゲームと空き瓶探し
- 機械に10円を入れて、ゴールできたら景品がもらえる。
- 子どもは10円欲しさにジュースの空き瓶を探す⇒酒屋に持っていくと10円で引き取ってくれる。
ラッセルヨーヨー(コカ・コーラヨーヨー)
- ヨーヨーメーカーのラッセル社がコカ・コーラとタイアップ。
- 昭和50年代に爆発的人気になったのがラッセルヨーヨー。
- 松ちゃんは小学生時代はヨーヨーで世界を回るとラジオで話していた。
◆◇◆ ◆◇◆
松ちゃんのヨーヨー話は知らなかった(笑)。
放送室で話してたのかな?
ヨーヨーって世界大会とかあるんですよね。
すごい上手い人の動画を見てびっくりしたことがありました。
スーパーカーブーム
- 昭和52年の東京晴海では、スーパーカーの展示に長蛇の列。
- 人気はランボルギーニ・カウンタック。
- 全国でスーパーカーの展示が行われ、各地で子どもが殺到。
- スーパーカーグッズも多かった。
- コーラの瓶の蓋の裏にスーパーカーが描かれている。
- スーパーカー消しゴム⇒ボールペンではじいて遊ぶ⇒人気のボールペンはBOXY。
- スーパーカー自転車:リトラクタブルライト、レバー付き変速ギア、ウインカーなどスーパーカーを彷彿させる仕様⇒当時5万以上もするため買ってもらえる子は少なかった。
- 自転車の車輪にカラーボールを挟んでいた。
かんしゃく玉
- かんしゃく玉:火薬のおもちゃ。
- 道路や壁にぶつけて大きな音を出して遊ぶ。
- ポケットに入れて暴発することもあった。
- やってはいけないのは人に向けて驚かすこと。
- ジャンプ弾・ロケット弾:火薬の紙を挟んで投げる⇒地面に落下した衝撃で破裂。
タバコのパッケージで手作り
- 紙で手作り
- 新聞紙で兜や箱作り⇒箱はちょっとしたごみ入れになる。
- タバコのケースで折り紙:タバコ屋さんのショーケースに飾られていた。
ハチにオシッコ
ハチに刺されたらオシッコをかけると治る。
実際には効果はない。尿は雑菌だらけ。菌が侵入して感染を助長させるリスクがある。
通勤ラッシュ
- 1960年代の通勤電車は300%。⇒昭和60年代(1985年頃)まで続いた。
- ドアが閉まらず開いたまま走行。
昆虫採取セット
- 昆虫採取セット:昭和40年代に大ヒット。
- 本物の注射器入り。
- 赤い液体:殺虫。
- 緑の液体:腐敗防止。
- これで標本を作る。
- 簡単に注射器が手に入るということで販売中止に。
- ものによっては、殺虫の薬に「殺す薬」と書かれていたのもあったと伊集院。
Z世代の判定「昆虫採取セット」
- あり:2票⇒藤岡、トラウデン
- なし:8票
髪型の校則
- 坊主頭が強制の学校。
- パーマ禁止の学校:天然パーマ証明書を提出。
学生服のプラスチックカラー
- 学生服の襟元のプラスチックカラー。⇒かなり不快と不評。
- 現在は布の貼ったラウンドカラーが主流。
- プラスチックカラーは生産中止。
林間学校
- 林間学校:学校行事の1つ。
- 山間部の宿泊施設に泊まる。
- 登山やハイキング。
- ご飯は飯ごうで炊いたご飯にカレー。
- 夜はキャンプファイヤー。
受験戦争と非行
- 昭和40年代以降、受験戦争が激化。
- スパルタ指導が横行。⇒竹刀で頭を叩く、廊下に正座など。
- 今よりも子どもの数が多く、いい学校に入るために必死で勉強した。
- 冬休みには3000人の子どもたちが勉強合宿。
- 非行に走る生徒も⇒昭和57年(1982年)に警察に補導された少年の数は16万8000人。⇒少年17人に1人の割合。
- スパルタ教育のアニメ⇒代表「巨人の星」「アタックNo.1」
昭和のアイドル
◆紹介されたアイドル
- 柏原芳恵
- 早見優
- 河合奈保子
- 田原俊彦
- 近藤真彦:いとうあさこが好きだったアイドル
- 水越けいこ:浜ちゃんが好きだったアイドル
- 男闘呼組
◆大変な昭和アイドル
- アイドルの親衛隊が凄まじかった。
- アイドル雑誌に住所が掲載:ファンレターの送り先として公開。
- アイドルの通知表も掲載。
- ごみ袋を勝手に漁られ公開。
昭和世代の恋
- 消しゴムに好きな人の名前を書いて、誰にもバレずに使い切れれば成就。
- ラブレターが主な手段。⇒手書き。
- 花占いをする⇒好き・嫌いと花びらをめくっていき、最後の1枚が相手の気持ちを表す。
- 昭和では毎年春にクラス名簿が配られた。⇒親の名前、親の職業、住所、電話番号が明記。
- 住所を訪ねてうろうろ。⇒ストーカーぎりぎり行為。
- 修学旅行などに行くと学校内にその時の写真が貼りだされる。⇒自分で番号を選んで購入⇒好きな子の写真を購入。
- 枕の下に写真を置き、好きな子の夢を見るように願って寝る。
- ニキビの位置で占い:思い(額)、思われ(顎)、振り(左頬)、振られ(右頬)。
- 昭和世代のリゾートは新島。⇒雑誌に特集され、若者の男女が殺到。⇒ナンパ島と化す。
ハウスマヌカン
- ハウスマヌカンは販売員のこと。
- 雑誌ananで紹介された。1983年7月8日号。
- そこから火がつき、若い人に人気の職業となる。⇒カリスマ店員と同義語。
- HOUSE(英語)とmannequin(フランス語)を組み合わせた造語。
昭和の婚活
- 婚活といえばお見合いが主流。
- 昭和60年代頃まで続く。
- 近所に世話好きなおばさんが必ずいた。
- お見合いマナーの番組も。
- お見合いビデオ、お見合い風呂などもあった。
- 歌では新沼謙治「嫁にこないか」やさだまさし「関白宣言」など。
- 嫁入り道具は奥さん側が揃えるのが基本。
昭和のテレビ
- 『目方でドーン』⇒奥様の体重を公開し、同じ体重を目指して家電を探す。⇒体重の誤差が3kg以内で商品獲得!
- 失敗すると商品没収の上、体重を全国に知らせるだけの結果に。
- 昭和48年(1973年放送)『火曜スペシャル』の初代引田天功の脱出マジック。
- 富士急ハイランドのジェットコースターに、両手両足を縛って箱に閉じ込められる。⇒ジェットコースターが爆発⇒燃えさかるジェットコースターが到着⇒火災がひどい中、引田天功脱出成功!
- 昭和32年放送開始の『ミユキ野球教室』⇒オープニング曲は浜ちゃんのお気に入り。⇒スタジオで一緒に歌う浜ちゃん。
- 昭和44年放送開始『裏番組をブッ飛ばせ』⇒野球拳でじゃんけんを負けた方は服を脱ぐ。⇒脱いだ服をオークション。⇒本当に高視聴率になったが、いろいろあって1年で放送終了。
- 23年後に『ダウンタウンの裏番組をブッ飛ばせ!!』でリメイク復活
- 昭和49年放送開始『カリキュラマシーン』⇒子ども向け教育番組だが変わっていた。⇒シュールでダークな演出とお酒とタバコを使って数を学ぶ。
- いとうあさこも見ていた。
- 川島の印象に残っている番組⇒『世界ビックリ大賞』⇒25年左手の指の爪を伸ばし続けたインド人の男性⇒爪を番組で切り泣く。(昭和61年放送)
Z世代の判定「カリキュラマシーンのありなし」
朝7時月~土に放送の子ども番組。
- あり:6票(岸、みちょぱ、凪咲、あの、トラウデン、国本)
- なし:4票
◆◇◆ ◆◇◆
今回もめちゃくちゃ面白かったです。
この番組、若い世代は驚く面白さがあり、上の世代はノスタルジックな感じになりますよね。
今昭和が懐かしい&新しいという部分があるので、いい番組だと思いました。
ネットニュースによると、この番組を『笑ってはいけない』の代わりにしたいんだとか。
『笑ってはいけない』は年齢的に厳しいでしょうけど、最後にファイナルをやって、それでこの番組でもいいんじゃないですかね。
年末に家族みんなでワイワイ楽しめそうなのでいい番組だと思います。
時々出てくるダウンタウン秘話もファンには楽しい。
しかし、初代引田天功さんの富士急ハイランドの火災脱出(?)、あれその後どうしたんでしょうね。
本当に衝撃映像でしたけど。
死人出なくてよかったというレベルでしたが。
ものすごく燃えてましたし、その後営業したんですよね?
顛末が気になりました。
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