『最愛』がすこぶる評判がいいということで見始めたらドハマりして、今一番楽しみにしているドラマです。
美しい白川郷の舞台とノスタルジックな部分が出ていた1回目から怒涛の展開を見せています。
一気見したいほど一週間が待ち遠しい…それが『最愛』。
今回は5話の感想です。
しかし吉高由里子さんはこのドラマで新たな魅力を出してますよね。
泣きの演技が秀逸すぎます。
▽目次です▽
5話の段階でいろいろ明らかになっていっているが…
現段階で優が人殺しをしていることになっていますけど、はたしてこのままなのかどうか。
真犯人が別にいて、優、あるいは梨央を陥れようとしているのか。
前者ではないですよね。
非常に残酷すぎると感じるからです。
そういうドラマというのもあるでしょうけど、このドラマでは真犯人がしっかりいるように感じます。
ここまでで怪しい人物となると、梨央に敵対している後藤や梨央の兄の政信あたりが怪しくなるわけですけど、渡辺昭を殺すまではいかないように感じます。
ただ梨央が疎ましい、自分のテリトリーが大事というだけでしょう。
15年前の事件の犯人は優の可能性が大きく、それを知った父・達雄が庇ったというのが見たままの印象ですけど、ここにも何かがあるような気もします。
今回、達雄パパが一人で運べるかという疑問が出てましたよね。
もしかしたら共犯者がいるのではないかと疑っています。
現段階でその共犯者は誰かとなると、部員の誰かになるのが自然のような気がします。
共犯というより、達雄パパが庇っている可能性大ですけど。
藤井刑事だったら警察が犯人になりますね。
あとは動画のトリックというか、そこがどうなるかでしょうか。
いやぁ、事件だけでも十分に引き込まれます。
橘しおりは不法侵入して捕まってましたけど、彼女も真田ホールディングスに恨みを持つ事柄があるのでしょうね。
両親が離婚したことが関係しているのでしょうけど、今後明らかになるのでしょう。
それぞれの想い
このドラマの縦軸が事件だとすると、恋愛要素が横軸。
過去にお互い好き合っていたのに告白できず、今でも心のどこかに思いがあり、それが事件の関係者と刑事という関係。
もう切なさしかない。
梨央には加瀬がいるけど、大輝と再会してお互いの気持ちが昔に戻っている感覚。
加瀬と梨央の関係も家族という線引きをしているけど、加瀬が梨央を大事にしているのは痛いほどわかる。
大輝は刑事である前に一人の人間としての感情の狭間に揺れ動いているのもよくわかるし、そこにこのドラマの真実味や現実味を増しているように感じます。
本当に設定が上手い。
今回のラストでは、梨央への想いが溢れていましたね。
そこに大輝の人間性が表れてました。
梨央は男を見る目がある。
そりゃ好きになるよ。
桑子は大輝に思いがあるのかどうかといえば、単に職場の先輩としか思っていないように感じますけど、ラブが入っていたらドロドロですね。
ただ出来れば桑子に恋愛抜きにして刑事として全うして欲しい気もします。
完全に第三者の目で見ているというポジションは大事。
良き相棒、良き後輩のポジションはキープして欲しいです。
なんか上司にチクってそうでしたけど、刑事としては当然でしょう。
ドラマ本編のラストは梨央と大輝の悲恋で終わるのでしょうけど、なんとなく含みを持たせて終わりという感じもありなのかもしれないです。
しかし、梨央と優はこんなに仲が良いのに、政信ときたら(笑)。
なんであんなにひねくれちゃったんでしょうね。
達雄パパも梓ママもいい人なのに…。
お兄ちゃん、改心してくれたらいいんですけど。
記憶障害を治す薬で優は本当に幸せになれるのか
梨央が開発している薬は記憶障害に悩む患者の力になる薬です。
これが承認されると救われる患者さんがたくさんいることは事実でしょう。
ただこのドラマの現段階でのストーリー展開で、本当に優が記憶を取り戻した場合、はたして本当に幸せなのかどうかという疑問というか、不安があります。
それも優が本当に犯人だった場合ですが。
そう考えると、優が犯人であるというのは悲しい記憶も呼び覚ますことにもなります。
今回の場面で優が記憶が飛びそうになった時に、嘔吐をし、とても苦しんでました。
そう考えると記憶がきちんと呼び戻せるということは大事なのかもしれません。
せっかく記憶が戻るのであれば、明るい結末であって欲しい。
残酷な結末は辛いなぁ。
とりあえず、もう一回見直します。