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『最愛』8話 後藤の不正が暴かれる そして加瀬と梓の怪しさ急浮上

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『最愛』8話の感想です。

 

前回の栞の死からまたまた急展開を見せていましたが、今回もそのキーマンの後藤さんとそこに至るまでの裏の話が明確になった回でした。
しかし、ラストがまた…。
1つ整理がつけばまた1つという感じでまだまだ疑念ばかりという。

 

▽目次です▽

 

後藤さんの最愛

後藤さんまで命を落とすかとハラハラしてましたけど、そうではなくてよかったです。
追い詰められて自殺という展開はこういう事件ものには良くあることですから、そうではなかったことがホッとしました。

 

そこまで追い詰められた後藤さんですけど、真田ウェルネスのためにと思ってやったことが資金不足に陥り不正をしていました。
自分の大事な場所を守りたい一心だったのに、逆に悪事に手を染めてしまったという最悪なことになっていました。
結局悪いことをし続けているわけなので、今回のように判明されてしまうわけですけど、金庫番はやはり恐ろしや…。

 

加瀬さんが必死に後藤さんを説得する場面はグッときました。
手を差し伸ばして「一緒に帰りましょう」という一言は、きっと後藤さんの心に響いていたのだと思います。
逃げるのを止めて、でも自らは梓さんの元には帰れないので倉庫に潜んで見つけてもらうのを待っていたのではないでしょうか。

 

現金をキレイに並べてカーペットの下の隠していたのが凄かったですね。

 

ところで、栞のPCを手に入れているというのはどのタイミングで手に入れたのかは気になります。
後藤さんが直接手を下さなくても、関与していた可能性はまだ拭えません。

 

怪しさ急浮上のお母さん・梓

急激に出番があったのが梨央のお母さんの梓さん。
確実に何かを隠しているかのような雰囲気がプンプンします。

 

今回感じた梓さんの怪しいところはここでした。

  1. 後藤さんと揉めていた栞が亡くなったことを聞いても平然としている。
  2. 達雄さんが死体遺棄をしていたことは気持ちがわかると同調。
  3. 不正を知っていた。
  4. 特注のボールペンを作成。
  5. そのボールペンは5本のみ。そのうちの1本を梓さんが所持。

 

元々梓さんが怪しいと感じている人は多いと思いますし、私もお母さんが怪しいと思ってました。
次いで藤井刑事(笑)。

 

まさかの加瀬さん疑惑勃発

今回の衝撃のラストは何と言っても加瀬さんでしょう。

 

上記の特注の5本のボールペンの持ち主の1人だと、お母さんから梨央に告げられてました。
急に加瀬さんが怪しくなるところで今回は終了。

 

ただ予告を見ると、すでに加瀬さんは大丈夫そう。
梨央が誰かに向かって「加瀬さんのペンまだ持ってる?」と質問していたので、加瀬さんは白ではないかと思います。

 

前回も指摘しましたが「一番怪しくない人が犯人説」というのは、こういう事件系のドラマのセオリー。
そのため加瀬さんであれば、一番怪しくないですし、驚きもありますし、何よりもドラマチック。
でも、加瀬さんはないと個人的には思います。
単なる勘ですが(笑)。

 

加瀬さんの最愛って「梨央」なのかと思っていたのですが、やたらと「家族」ということにこだわっているので、「家族」が最愛なのかもしれません。
そうなった場合、加瀬さんの家族は誰なのかということに尽きます。
梨央であれば犯人の可能性はかなり低くなりますけど、梓さんであれば犯人という可能性は急浮上するというのはあります…。

 

加瀬さんみたいにエリートでイケメンで素敵な人であれば、家庭を持っていてもおかしくはないですけど、一途に梨央を思ってというのであれば、ここまで独身だったことも納得はあります。
どうなんでしょうね?
後藤さんの不正を暴き梨央が泣き言言い出す場面で、ああいう雰囲気の中でも、あくまでも「家族」と言い張る加瀬さんにとって、梨央は妹、あるいは父のような感情なのかもしれないとも思ったりもします。
「好き」という言葉を告げると、自分の大事な「家族」が壊れてしまうと思い込んでいるのかもしれませんけど、ここがすごく引っ掛かっています。

 

今回の大ちゃんと梨央

大ちゃんのお母さんナイス!(笑)。

 

お母さんが梨央にどぶろくを、ということで梨央の家を訪れる大ちゃん。
一緒に飲もうという梨央。
で、一緒に飲む2人。
素直になるって大事ですよね。

 

思い出話をして楽しく食事をした後、大ちゃんが帰るのを送っていく梨央。
ここで大ちゃんが思い切って「これからのことを2人で考えないか?」と切り出してました。
おお!大ちゃん頑張ってる!
梨央も同じ気持ちだけど、今すぐは無理ということで大ちゃんは待つと話します。
その後、「先のことを考えた相手は他にはおらん」と電車の音の負けじと叫ぶ大ちゃんに、「私もおらん」とはにかむ梨央。
そして手つなぎ。

 

学生時代にあともう少しで通じ合えなかった2人の心が少しずつ繋がっていく感じがいいですね。
すごいタイミングで電車が通って、それでも負けずに叫ぶ大ちゃんが梨央に想いを伝えたいという強い意志がよかった。
勇気も大事。

 

最後どうなるのかな。
絶対に幸せになって欲しいですが、1話のオープニングでは、大ちゃんが過去を語る感じで始まっていたのがすごく気になります。

 

次回の最愛

やはり鍵となるのは今回ラストのボールペン。
予告で梨央が「加瀬さんのペンまだ持ってる?」って聞いた相手は誰なのでしょう。
あの話し方だと優くんの気もしますけど。
これでやっぱり優くんだった、となったらそれはそれで衝撃。

 

優くんで気になるのは、今回「また記憶が飛んだ」と洗濯物を干しながら梨央に話してましたよね。
記憶がなくなるほど興奮したことって何なのでしょうか?
事件に関することのような気もしますし、ボールペンにも繋がるような気もします。

 

加瀬さんが居場所は守ろうと話している男性も気になります。
あの髪型は誰?
しかも丁寧語で話してますので、梨央の身内ではないことは確か。

 

やっぱりお母さんの梓さんが黒幕説がかなり有力のような気もします。
藤井刑事も捨てがたいですが(笑)。
そういえば、山尾係長も強引で手段を選ばないという逸話が差し込まれてましたね。
まさかの警察側だったら、それはそれでドビックリ。
まるで『相棒』。

 

達雄お父さんと一緒に渡辺康介の死体の遺棄をした人はいるわけですけど、達雄さんと同じ気持ちで死体を運べる人となると限られてきます。
そうなると、梓お母さん、あるいは加瀬さん…。

 

何気にお父さんが事件2日後に、くも膜下出血で亡くなっていることもずっと気になっているんですよね。
梓さんであれば、真田を守るためにお父さんも殺めたということもあるかもしれません。
直接手を下さない場合は加瀬さん。
または後藤さん。
梓さん=後藤さんのタッグの方がしっくりきますけど、別荘の件で加瀬さんが面白くないような表情をしていたのは気になりました。

 

そして、上記でも触れましたけど、1話の冒頭で梨央が血だらけになって連行されてましたが、あれは何だったのでしょうか?
誰かに襲われて付き添われていたということも考えられますけど、気になります。

 

うーん。
どうなるのでしょう?

 

ところで『最愛』っていつ最終回なんでしょうか?
ちょうど10話ですし、12月17日ですかね?


▽前回の最愛もどうぞ▽

『最愛』7話 栞の過去が明らかに!そして衝撃のラストのやるせなさ 犯人は一番怪しくない人なのだろうか? - 今日も暇です。