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『激レアさんを連れてきた。』2018年10月29日 益田祐美子 主婦が娘主演のために映画をプロデュース

2018年10月29日放送の『激レアさんを連れてきた。』のまとめです。
今回はゴールデンの2人目です。

ごく普通の主婦だったのに、ゴネた娘の機嫌を直すために映画作りを始め、その結果世界的な評価を受けたマダム、ユミコさん(益田祐美子さん)です。

 

今度は映画をプロデュースすることになったというユミコさんです。
普通の主婦がプロデューサーってそもそもなれるのかが、ものすごく気になります。

 

◆ゲスト:木村佳乃さん、カズレーザーさん(メイプル超合金)


木村さん、なんか頬がコケすぎてて心配になるレベルですけど、『相棒』の時のようにもう少しふっくらされた方がいいかも。
旦那さんがストイックだから一緒にストイックになっちゃうんでしょうか。
それとも役作りなのかな?
だったらいいですが。。。

 

▽目次です▽ 

 

ド素人なのに世界的な大作映画を作った主婦 ユミコさん

ユミコさんは、旦那の知夫さんと娘の友理さんの3人家族です。
ご自身の買い物の時間欲しさに、娘さんを児童劇団に入れます。
すると、娘さんが映画関係者の目にとまり、映画出演が決定しました。


ところが出演の映画のロケ地が青森の上、待ち時間が多かったのだそう。
そこでまだ小さい娘さんは、映画のロケを嫌がりました。
ロケを降りるとみんなに迷惑がかかると思い、ユミコさんは咄嗟にその場しのぎの嘘をつきます。


「お母さんがあなたの主演の映画を作ってあげる!」


これを娘さんはしっかりと覚えていて、その後機嫌よく撮影を終えると同時に、自分の主演作はいつなのか聞いてきました。
子どもって忘れないですよね(笑)。
そこでしばらくはやってるフリをして、あとでなかったことにしようと考えました。

 

パート先で奇跡が起こる!

児童劇団に入っていて自分の主演となれば、1番のシンデレラストーリーですから、娘さんは忘れるどころか主演作への熱意は冷めません。


ユミコさんは当時、ペルシャじゅうたん屋さんでパートをしていました。
パートのキッカケが近所のオープンしたじゅうたん屋さんに玄関マットを買いに行った時に、100万円もするペルシャ絨毯を買いに来た外国人に購入の手助けをしたんだそうです。
それでパートを始めました。


このじゅうたん屋がキッカケで映画作りができるようになったといいます。

大物女優

ユミコさんのパート先にマダムが来店しました。
そのマダムと親しくなり、自宅に呼ばれていくと、工藤夕貴さんが現れました。
マダムは工藤さんのお母様だったんだそう。
そんな縁ってあるんですね!


そこで工藤さんに自分は娘のために映画を作りたいけど、人脈がないことを相談します。

世界的映画監督

ユミコさんの中では、どんな映画を撮るかとか、予算はいくらかというのは漠然としていました。
そのため、映画関係者に会っても全く相手にされなかったそうです。
原作はあるのか、主役は誰なのか、局はどこなのか、経験はあるのかとそういうことばかり聞かれたそうです。
主役は娘さんですもんね。


ある時、リチャード・ギア似のじゅうたん屋さんの店長・アリさんに、監督が見つからないことをぼやきます。
そこでイラン人の監督を紹介してもらうことになりました。
それがカマル・タブリーズィー監督でした。
イランでは有名な監督さんだそうです。

ストーリー

監督を紹介してもらう前に、ストーリーがないことに気づき、初心者のユミコさんが脚本を書くことにしました。
それは脚本家に頼むとお金がかかってしまうため、節約のために自分で書くことにしました。
文化交流と子どもをテーマにして一晩で書き上げました。

 

三國連太郎さん

出演を誰にするかというので、ユミコさん自身が大ファンだった三國連太郎さんにしようと思いつきます。
そして、無謀にも連絡を試みます。
電話帳から事務所を探して担当マネージャーと交渉したんだとか!
当然結果は「NO!」


そこでユミコさんは発想を変えて、三國連太郎さんの奥様を口説こうとします。
奥様と知り合うのに、工藤夕貴さんとお母さんにお世話になったんだそうです。
とうとう三國連太郎さん会えることとなりました!


ユミコさんは映画のコンセプトを話し、キーポイントはペルシャじゅうたんだと説明をすると、たまたま三國連太郎さんがペルシャじゅうたんを購入したばかりで興味があったらしいのです。

 

なんと、三國連太郎さんが出演してくださることに!
しかも出演料はノーギャラで、代わりにペルシャじゅうたんでお返しをしたんだとか。

 

お金

ここまできて、ユミコさんは制作費を計算します。
すると、なんと1億円も足りなかったんだとか!
い、1億円?
というか、最低でも何百万は掛かるだろうとは予想していなかったんでしょうか?
今ならクラウドファンディングで集められそうですね。


そこで資金を調達する方法がコレでした

  • 文化庁の助成金。映画の製作活動に対して、費用を支援する制度がある。これには、芸術的価値が高い作品ではないとダメ。
  • 企業の協賛。様々な企業に営業し出資してもらう。


ユミコさんは②の企業の協賛を選びます。
ユミコさんには成功率100%ともいえる、下ネタトークが武器にありました(笑)。
会話を聞いてみたいです。


ウケがよかったのが「私、金曜日は大体ノーパンなんです」!
カズレーザーさんも言ってましけど、この会話の前が気になりますよね。
どういう流れでこのセリフになるのかが興味あります。


資金をゲットするには最初は一切お金を話はせず、徐々に距離をつめていき、最後の最後に交渉するのがユミコさん流だそうです。


この営業の努力で約5,000万円をゲットしました。
スゴイ!!


さらに、①の助成金ももらえることになりました。
イランと日本の文化的交流が認められてのことです。

 

なんと主演だった最愛の娘さんが降板!

ここまで最愛の娘さんの主演映画のために頑張ってきたユミコさん。
役をオーディションで決めることにしていました。


ところが前日に、「主演を降りる」と娘さんが言い出しました。
お母さんであるユミコさんがプロデューサーで、主演が私だとおかしいと思われるし、オーディションで自分が選ばれないのも悲しい。
そういう理由で降りたい、と申し出たそうです。
まだ小学2年生の女の子の言葉でした。


でも、そもそも娘さんのためだったのにね、と思いましたけど、ユミコさんは逆に感動して、この言葉を糧に最後まで頑張れたんだそうです。

 

撮影中もアクシデント続出

監督が大監督だったために、映画へのこだわりが凄く、前日に脚本が変わったりしたそうです。
集めたエキストラが必要なくなったり、いきなりお祈りが始まったり、といろんなことが起こります。
さらにメインの小道具であるペルシャじゅうたんが完成していませんでした。
そこでペルシャじゅうたん屋の店長・アリさんが職人さんに声をかけてくれて、1ヵ月でじゅうたんが完成したんだそうです。


無事素人の主婦プロデュースの映画が完成しました。
『風の絨毯』という2003年の映画です。


工藤夕貴さん、三國連太郎さん、そして榎木孝明さんが出演されてました。
主演はオーディションで合格した柳生みゆさんです。

 

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なんと文化庁の助成金がおりず!

最後の最後の残念などんでん返しが。
それは、文化庁の助成金がおりなかったのです。
規定の期限までに完成した映像を納品しなければ取り消しをされるんだとか。


イランから送られてきたフィルムを提出すると、そのフィルムには音声が一切入っていなかったんだそうです。
ギリギリの提出だったので間に合いませんでした。


5,000万円は、撮影で使用したペルシャじゅうたんを売却して資金に充てたそうです。
赤字どころか黒字だったそうですよ。
でも助成金が貰えてたら、もっともっと黒字だったんですよね。
ちょっともったいないですけど、贅沢を言ってはいけませんね。

 

ユミコさんはその後も映画を製作

『風の絨毯』は世界8ヵ国で上映され、東京国際映画祭では特別上映、イランでは国際映画賞を3部門獲得しました。
初プロデュース作品で、しかも一般の主婦の方が偉業を成し遂げたわけです。


ユミコさんはそれがキッカケとなり、現在もプロデューサーとして映画を製作しています。
これまでに15本の製作をしてきているそうです。

 

ラベリングは「敏腕ノーパンプロデューサー」(激レアさん No.69)でした。


木村さんの温かい言葉で、深夜の激レアさんチックなラベリングになってしまいました(笑)。

 


来週はこの間の『夢なら醒めないで』に出ていた爆笑バーテンダーの富田晶子さんですよね?
めちゃくちゃ楽しみです!
夢さめで大ファンになりました!!

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▽ゴールデン1人目はこちらです▽

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