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『激レアさんを連れてきた。』2018年11月12日 越智直正 靴下への愛情が凄すぎる靴下王!

2018年11月12日放送の『激レアさんを連れてきた。』のまとめです。
靴下を愛するがあまり、靴下を噛むことでその靴下の善し悪しが分かるようになった『靴下の神様』、オチさん(越智直正さん)です。

 

オチさんは、年間売り上げ160億円の靴下専門店タビオ株式会社の創業者であり、会長です。
東証2部上場の企業ですね。
株主優待も実施しています!


この間のニトリの会長さんも面白かったので、今回もどんな話を聞けるのでしょうか。

『激レアさんを連れてきた。』2018年10月29日 ニトリの会長 似鳥昭雄のひらめきのアイデアでとんち大作戦 - 今日も暇です。

 

激レアさんらしい視点に期待です!
可愛いおじいちゃん、という印象のオチさんです。


◆ゲスト:安達祐実さん、秋山竜次さん(ロバート)

 

▽目次です▽ 

 

オープニングトークは冬にすること

弘中 最近すっかり冬らしくなってきましたが、冬になってすることはありますか?
若林 もう冬ですもんね。
弘中 冬ですよ!
若林 ベッドの中にドライヤーで温めてから寝るとか…
弘中 (めちゃくちゃ驚いて)そんなことしてるんですか?
若林 はい。寒いと…
弘中 おばあちゃんじゃないですか!
若林 (笑)。おばあちゃんがやることなの?
弘中 おばあちゃんですよ、それ!
若林 寒いんで…
弘中 えー…庶民的っていうか、ちょっと…
若林 引いてます?
弘中 ええ。ちょっと夢が崩れた感じありますけど…
若林 夢が…(笑)。逆にありがたいです、そんな…


若林さんがドライヤーでまめに温めている姿を想像すると、確かに庶民的!
弘中アナがビックリするのもわかります。
でもそこが若林さんのいいところですね。
春日さんもそんな感じがする(笑)。


あと弘中アナが「冬ですよ!」と言った時のちょっとふくれっ面な感じが可愛かったです。


ロバートの秋山さんが「ホットココアを飲む」というのをわざと言っていたのも面白く、若林さんに「ホットココアぐらいで(その話題に)入ってくるって、ベテラン俳優じゃないとダメ」とツッコまれてました。
秋山さんさすが!

 

越智直正さんは靴下会社の会長なのにほとんど靴下を履かない!

オチさん登場時に、どういう激レアさんかというのを考えている時裸足で登場していることに注目されてました。
安達祐実さんが「地質を足で確かめる人」というのがユニークでした。


タビオ株式会社は、国内外に270店舗を展開し、年間売り上げ高が160億円以上の靴下の会社です。
駅ビルで見かける「靴下屋」はタビオの店です。


そんなオチさんですけど、実は靴下会社の会長なのに人生で数えるほどしか靴下を履いたことがないというのです。
ちょっとビックリ!
実は靴下が嫌いなのかと思いきや、そんなことはありません!


オチさんは1日にサンプルを300足くらい履くため、1足を長く履いているとちゃんとした靴下の評価ができないから、という理由でした。
靴下に対する愛情と情熱があったのです!

 

靴下を履かない人生は少年時代から!

オチさんの出生データです。

  • 1939年(昭和14年)生まれ
  • 愛媛県周布村(現:西条市)
  • 11人兄弟の末っ子


そんなオチさんの少年時代は常に裸足だったんだそう。
番組で出ていた裸足でいるスケジュールです。

  1. 6時起床後、家の中では裸足。
  2. 登校時はワラ草履を着用。裸足では教室が汚れるとの判断から。ワラ草履は自分で作っていた。
  3. 学校到着後、裸足で生活。
  4. 下校後や遊ぶ時、裸足で。ワラ草履はすぐに破れてしまうので遊ぶ時には履かないようにしていた。風呂敷に大事に包んでいた。
  5. 帰宅後、裸足。
  6. 就寝中、裸足。


このように通学時だけワラ草履を履いていただけで、他はすべて裸足ですごしていたオチ少年です。

 

裸足の少年オチさんが起こした火の事件!

オチさんの少年時代に以下の事件を起こします。

  1. 村の土手掃除事件
  2. おやつタイムの腹ペコ事件
  3. ハチの巣駆除事件


①は村の土手の草がたくさん生えてくると、燃やして一掃する土手焼きをしていた。初めてオチさんが担当した時、火の加減がわからず松林が燃えかけてしまいました。当然むちゃくちゃ怒られたそうです。


②は近所のワラぐろ(藁の束を積み上げて保管するもの)の近くでおやつのスズメを捕獲し焼いて食べようとします。すると、その火がワラぐろに移り燃えかけてしまいます。これも当然怒られます。


③は中2の時に近所の牛小屋で蜂の巣を発見。蜂の子が食べたかったオチ少年は蜂の巣を獲ろうとつつくが、それを見ていたおばあさんが危ないから「ワラを燃やして煙で蜂を撃退してあげる」と言ってくれます。すると火が思った以上に強くなり、牛小屋が全焼してしまいます。
上記の2つの火の事件を起こしていたオチ少年は、③もオチ少年のせいにされてしまったのです。
なんとおばあちゃんは庇ってくれず黙っていたとか。


他にもいろんないらずらをしていたオチ少年は、③がキッカケとなり、父親が大激怒してしまいます。
中学校を卒業したら、丁稚奉公に出されることが決定したのです。
オチさんの時代には、まだ丁稚奉公ってあったんですね。


愛媛から大阪に行くことになります。
まだ15歳でした。

 

丁稚奉公先が靴下屋!

オチさんが丁稚奉公に出された先は、大阪の鶴橋にある靴下の卸問屋でした。
裸足暮らしのオチさんはここで初めて靴下と出会いました。
まさに運命の出会いです!


ですが、この靴下問屋は地獄の仕事先でした。

  1. 長時間労働で低賃金
  2. 食事は直立不動
  3. 6畳6人4時間睡眠


①ですが、当時の大卒の初任給が月11,000円でした。
オチさんはというと、住居と3食付きで月1,500円!しかも、そのうちの1,000円は自動的に貯金されてしまい、手元は500円だけでした。
この500円というのは今でいうと3,000円くらいの価値になるそうです。
3,000円か…。というか、給料は月9,000円ってことですよね。安っ!
さらに凄かったのが、繁忙期の労働時間が、朝6時~深夜2時の20時間労働だったんだとか!
今では大大大問題の超ブラックです…。時代ですね。


②ですが繁忙期などの忙しい時に「戦闘食」と言われるものがあったそうで、それはすぐに行動に移せるように立って食事をすることでした。


③ですけど、いわゆる昔で言うタコ部屋っていうのですね。
1人1畳しか与えられていないんです。当然寝返りなんてできませんし、しようとすると両隣の先輩からつねられたそう。一番後輩だったオチさんは耐えるしかありませんでした。
睡眠も4時間絶対確保できるわけではなく、1時間でも寝れたらありがたいと思え、という日もあったそうです。
これまた時代ですかね。
壮絶な職場環境で想像を絶します。


さらに「精神注入棒」と書かれた棒を先輩が適当に振り回して後輩を叩いていじめていたんだとか。
それが貴重な睡眠時間にやられていたそうですけど、全然休めないですし寝てられないですよね。
過酷というかひどすぎる劣悪な環境としか言えません。


オチさんはここでは最年少だったため、目の敵にされていました。
その分他の人は難から逃れることができたため、付いたあだ名が「防波堤」「サンドバッグ」。。。
酷い。


オチさんは田舎から大阪という都会に出てきたため、都会での生活はこれが当たり前なんだと思っていたんだそう。

 

劣悪な環境の中で靴下への愛を深めたオチさん

時代とはいえ、このような劣悪な環境にいたら逃げ出したくなるのが普通なんですけど、オチさんは違いました。
「もっと靴下を愛そう」と思ったんだそうです。
心の拠り所が靴下しかなく、靴下しか救ってくれるものがなかったからと言ってました。
若林さんが言ってましたけど、「靴下と仲良くなるしかない状況」でした。


オチさん、バリバリの大阪弁を話してますけど、標準語と思っているという場面がありましたけど、これボケてるだけですよね?
マジで標準語と思っているわけではないですよね?どっちなんだろう。。。
面白かったからいいですけど。

 

靴下モンスター誕生!

すべての愛情を靴下に注ぎ込むオチさん。
その愛は深まるばかりでした。

  1. 見るものすべてを靴下に変換!
  2. いい靴下は歯型が付かない

 

①はコップを見てはその柄を靴下にとか、車を見てはその色の靴下があってもいい、とかなんでも靴下に置き換えて考えていました。
世界地図のイタリアを見て、靴下だと思ったそうです。
靴下脳と言ってました。
オチさん曰く、他に知識がなく考えることがないので、すべて靴下へと考えが向かったとのこと。


②靴下の品質の確認として、履く、手や頬で触る、全身で肌触りを確認、噛む、でした。噛むって。。。(笑)
甘噛みするような感じで噛むそうなんですが、オチさんによるといい靴下は歯型は付かないんだそうです。
これはオチさん独自の究極靴下判断法です。
繊維が戻ってくる感じが「カワイイ」と嬉しそうでした。オチさんの中の萌えなのでしょう。

 

 

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噛む究極靴下判断法とは

オチさん独自の究極靴下判断法ですけど、やり方があると言ってました。
それは90秒息を止めて行います。
45秒で噛み、45秒で繊維が押し戻るのを感じ取るんだとか。


この方法のために洗面器に水を張って息を止める訓練をしてそうです。
それだけ靴下愛が凄かったということですね。


この靴下判断法はお店の靴下は当然試しますけど、他店でもやっていました。
お金がないので店員さんに見つからないようにこっそりと。
これも時代ですね。
今こんなことをしたら大問題ですから!
オチさんもこの時代のエピソードとして話をしています。


この後秋山さんとオチさんで再現をしてましたけど、完全にコントでした(笑)。

 

タビオの前身ダンを創業

靴下屋で修行をすること13年。
28歳で靴下の会社「ダン」を設立します
これが現在のタビオの前身の店となります。


当時注目されていなかった婦人物靴下のトップブランドへと成長します。
お店の一角でしたか売られていない靴下が不憫で、1984年に靴下専門店「靴下屋」をオープンさせました。
いい靴下を履いてもらいたいという思いで、1足600~800円で販売をしました。


順調かと思いきや、大きな出来事が起こります。
それが「3足1,000円」の爆安靴下が登場するのです。

 

そして靴下の神へ…

オチさんは「3足1,000円」の靴下は糸も織り方も違うと、それまでとは打って変わって真面目な表情で話をされてました。


オチさんの愛情を込めた靴下を安くして叩き売りはできないとの信念を貫き、やがて安売り靴下の時代が終わります。
番組では「品質重視」のオチさんに時代が追いつく、と言ってました。


その後タビオは海外へ出店し、オチさんはやがて「靴下の神様」と呼ばれるようになりました。


オチさんは自分は神様ではなく、「靴下の僕」「靴下の家来」と言ってました。
64年間靴下の顔色ばかり見てきて、靴下が笑ってくれるのは3~4年に1回だけ、とも言ってました。
靴下愛に溢れてますね。
メロメロに愛し抜いちゃっている感じです。

 

ラベリングは「靴下の噛様」(激レアさん No.71)でした。


若林さんがラベリングをするとスタジオ中で「あ~」と納得してました。
「あー、は嫌だな」と抵抗を見せるも、秋山さんが「いいよいいよ、もう」となだめているのがおかしかったです。

 

番組内でロバート秋山さんが靴下噛みに挑戦してましたけど、する時に若林さんが「噛んだことあります?」と聞くと「ないよ!」と秋山さんが即答してました。
若林さんが秋山さんだったらあるかと思った、と言ってましたけどわかります!
秋山さんのキャラならありそうですよね(笑)。

 

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