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『激レアさんを連れてきた。』2018年11月26日 小林龍二 目玉のない水族館で大人気 ガラガラを大改革!

2018年11月26日放送の『激レアさんを連れてきた。』のまとめです。
3分で一周できる激セマでボロボロでガラガラの水族館を下っ端なのに大改革して、行列のできる超人気水族館にした人、リュウジさん(小林龍二さん)です。 

 

破天荒な奇策でボロ水族館を復活させた人、それがリュウジさんです!

 

今回のテーマを見て、「この人知ってる!!」と思いました。
ニトリの会長さんのように経済ニュースでお目にしたということ以外、激レアさんで「知っていた」というのは最近では、年齢詐称で笑わせてくれた富田晶子さんくらいです!
『激レアさんを連れてきた。』2018年11月5日 富田晶子 年齢詐称の世界一フレアバーテンダー - 今日も暇です。

 

今回のリュウジさんは、小林龍二さんという方でWBS(ワールドビジネスサテライト)で見てました!!
録画を見てみたら2018年7月27日放送のWBSでした。
「The行列」のコーナーで、目玉のない水族館なのに客が途絶えない、ということで取り上げられていたのです。
小林龍二さんは、愛知県蒲郡市にある竹島水族館の館長さんです。
放送時は37歳でした。

 

経済番組であるWBSとは全然切り口が違うでしょうから、これは楽しみ!
田中さんもご存知でした!!
忘れてらしたようですけど(笑)

 

◆ゲスト:田中直樹さん(ココリコ)、堀田茜さん

 
▽目次です▽

 

 

オープニングトークはココリコ田中さんの激レア体験


弘中 田中さんは激レアな体験されたことあります?
田中 ありますあります。若林さんと一緒にやらせてもらった番組(黄金伝説)で、「ヤギと一週間生活するロケ」で、放っておくとヤギが部屋中にフンをしてしまうんです。何百個とするんです。その中で「ブルーベリーを探せ」!
(全員大爆笑)


『黄金伝説』懐かしいですね~!
1万円生活時代は見てました。

 

お化け屋敷とまで呼ばれていた竹島水族館

リュウジさんは幼少期から地元の竹島水族館に通って、大の魚好きになったそう。
そして、夢だった水族館に就職!
ところが夢の水族館は全然理想とは違っていました。

 

  1. 客が少ない←1日の来場者が10人というときもあった。
  2. 覇気がない←スタッフが人とのコミュニケーションが苦手だった。
  3. やることがない


という負の連鎖がありまくりの環境の水族館だったのです。
実はリュウジさんは、もう少し華やかで大きな水族館に就職を行きたかったそうです。
愛知県には鳥羽水族館という大きな水族館があり、竹島水族館の敷地面積は25分の1(4%)です。
竹島水族館は、とてもこじんまりとした水族館だったわけです。


①は、年間25万人の集客が赤字のボーダーラインで、当時は13万人だった。
お客さんがいなさすぎて、水槽の水のポコポコが響き渡っていたそう。かなりの静かさです。

 

さらに最悪な環境だった竹島水族館

  1. 時々館内がイカ臭い
  2. アシカショーが始まらない
  3. 客が来るとスタッフが消える
  4. お客さんから「この水族館つまんない」と言われる


①はエサをどんどん買ってエサが余ってしまうため、焼いてスタッフ自身が食べていました。
その匂いが残っていたとか。
リュウジさん曰く「今思えば、焼きイカ屋さんをやった方が儲かった」と笑わせてました。


②は飼育員のタイプの可愛い女の子がいたら始めるんだとか。こりゃダメなやつ。気持ちわかりますけど(笑)。


③はコミュニケーションをとるのが苦手なため、気さくに話せないのが原因でした。
若林さんが「可愛い子がいるとアシカショーは始める」とツッコんでました(笑)。


④はリュウジさん自身もそんな気はしていたそうですけど、大好きな魚に囲まれてお給料が貰えるという状況が嬉しかったんだそう。
そういうスタッフたちが集まっていましたが、魚への愛情が客に伝わっていないことが原因でした。

 

リュウジさんによる竹島水族館改革を計画するも…

このままではいけない!
ということで、リュウジさんが改革を始めようと考えます。

  1. バックヤード見学
  2. 水槽の前での解説
  3. わかりやすい手作りの魚の解説POP


ところが水族館スタッフに猛反発されます。
「客が多いと大変だ」とか「魚のことだけ考えてればいい」とか。。。
改革者って大変です。
手書きPOPを作っても翌日には剥がされていたそうです。悲しい。


そんな状態ですから赤字のボーダーラインを突破しようにも、さらなる入場者減となり年間12万人まで落ちます。
そして、市は運営を断念し、スタッフも辞めていった時期でした。

 

救世主はドケチのトダテさん

スタッフを探すのに当時のSNS(ミクシィ!)でマイミクだったトダテさんに声を掛けます。
マイミク、懐かしい。


トダテさんはこんな人

  1. とにかくマメ!
  2. 貧乏水族館出身なのでやりたいアイデアがいっぱいある
  3. 痩せすぎ
  4. 節約の鬼


②は同じような貧乏な水族館同士だからこそわかりあえていたそうです。
そんなトダテさんを誘って、竹島水族館に来てもらいます。


④は、来て早々エサをやりすぎと指摘したそうです。
魚ごとの適切なエサの量を調べて、エサ代をカットしました。さらに、水質悪化も防げて、水を取り替える回数をカットできたため水道代をカット。ここで年間100万円のコストカットが達成されます!
貧乏な水族館で100万円は大きい!


これで館内のイカ臭いのがなくなりました。

 

竹島水族館にオリジナル土産を作ろう!「グソクムシ煎餅」

トダテさんの活躍と共に、リュウジさんも竹島水族館にオリジナル土産を作ろうと考えます。
当時のお土産は「亀のぬいぐるみ」や「魚のシール」といったものでした。


キーホルダーは普通だし、オモチャはお金がかかる…どうしたものかと考えて、「これまでにないお菓子をつくってみよう」と考えました。
これはお菓子であれば、同じようにくすぶっている地元の会社と協力してできるのではないか、と思ったんだそう。
いいですね。地元企業とのタイアップは。


ただのお菓子ではインパクトがないということで、材料にしようとしたのがオオグソクムシ
写真が出てましたけど、かなりグロいです。(^_^;)
オオグソクムシを粉末にして、お煎餅にしました。
地元の漁師さんがたくさん獲れるため、持て余していたそうです。


普通に美味しいらしいですよ!
子どもウケは凄く良さそうなパッケージです。

 

グソクムシの味を調べる 食いしん坊なサンダさん!「どうぶつの森」のフータくんみたいw

上記のお煎餅を作るのに、誰もグソクムシの味を知りませんでした。
やはりなかなかの形をしていますから、みんな敬遠したんでしょう(笑)。
そこで白羽の矢が立ったのが、サンダさん!


サンダさんはこんな人

  1. 水出しっぱなしは当たり前。
  2. すぐ船酔いする
  3. 独特なパーマを当てていた
  4. 何でも残さず食べる。
  5. 魚を食べることを仕事にする。
  6. 展示物の魚をお客さんに伝える役目となる。
  7. 「竹島名物サンダのグルメリポート」は10年続いている大人気企画!


おっちょこちょいの愛されキャラなサンダさん。
この収録の日もトダテさんに怒られちゃったそうですよ。


④でリュウジさんは、サンダさんにこう言います。「食べることを仕事にしないか?」と。
実は水族館では、「これ食べれるの?」というお客さんの質問が多いそうです。
水族館では飼うのが仕事のため味はわかりません。そこでひらめいたアイデアだったようです。
本来は水族館では、魚の味はタブーとされているので、なかなかのチャレンジャーですよね。
でも、知りたい!


グソクムシの味は、味だけでいえばシャコやエビのようなんだそうですが、臭いが生臭くて泥臭いそうです。
臭いで不味くなるとのこと。


ゲームの「どうぶつの森」でフータくんが魚を渡すと味をどんな風味か教えてくれましたよね。
あれが好きでしたっけ。

 

生き物と触れ合えるコーナーが欲しい

リュウジさんは自分の水族館で覆面調査のように、直接お客さんの声を聞いていたそうです。
そこでお客さんが「生き物と触れ合えるコーナーが欲しい」という声を拾います。


リュウジさんはコーナーを作りますが、そこで用意したのが世界最大のカニと言われる「タカアシガニ」でした。
タカアシガニは本来とても貴重なカニなんですけど、地元の漁師さんがたくさん獲ってくれるため、不自由しなかったとか。
たくさんいるため触れ合いのカニを交代できるそうです。
カニのストレスも減りますね。


リュウジさん、このカニの触れ合いコーナーになんと2,000万円掛けたそうです!
まだまだ赤字の水族館なのに。。。


そこでスタッフ内で「人が集まらなかったら全員坊主!」という公約を掲げました。館長含めて全員です!
これがキッカケとなり、足を運んでくれるお客さんが全国から来てくれるようになりました!


これで年間20万人を突破!
赤字解消まであと5万人です。

 

熱烈ファン誕生!その名も「たけすいエンジェルス」

リュウジさん、ここで毒を吐いてました(笑)。
地元の主婦の方や、エンジェルスというにはお年を召した方…と。
若林さんに「ダメでしょう!」と即ツッコまれてました。


「たけすいエンジェルス」のお姉さま方は、他の水族館情報や、テレビなどで仕入れた魚情報を教えてくれるんだそうです。
これがとても役立つそうで、リュウジさんはスタッフに「僕の言うことは聞かなくていいから、エンジェルスの言うことを聞け!」と言っているんだとか。
エンジェルスへの信頼は絶大です!!

 

 

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女性のハートを掴め!イケメンなツカモトさん!

たけすいエンジェルスの活躍もあり、リュウジさんは水族館の方向転換を考えます。
子供向けをやめて、ターゲットは大人の女性に絞ります。


これには理由があって、決定権を握っているのは常に女性だ、ということです。
お家でもお財布を握っているのはお母さんですもんね。
お母さんがいくとなれば、子どももついてくるわけですから。
デートもしかりです。女性が嫌がると行きたいところにも行けません。


白羽の矢が立ったのは、ツカモトさんです。

  1. イケメンだけど、陰キャラ。超人見知りで女性が苦手。
  2. 遊戯王カード集めが趣味。
  3. テンパるところが面白そうということで、カピバラショーを担当し人気に!


①でリュウジさんの説明では、ツカモトさんは家で小さなエビを飼っているそうですが、帰宅したら体育座りをして黙ってエビを見ているのが、人生最大の喜びなんだそう(笑)。


③は元々言うことを聞かない動物のカピバラに、テンパるツカモトさんを当てることで、女性客の人気を狙ったそうです。
「ぐだぐだなカピバラショー」、これが爆当たりして女性が爆萌えしたんだとか。
今でも大人気です。


竹島水族館には、気分屋のアシカショーもあるそうです。
こちらのアシカくんも人気者です。

 

ポップ作りの天才!虫好きのタケヤマさん!

わかりやすく興味を引くポップを作りたい、と思ったリュウジさん。
そこで最後はポップ作りのタケヤマさんが登場です。


タケヤマさんはこんな人です。

  1. 虫好きを隠して入社。クワガタが好きなことが判明。
  2. 「やっちまったぁ」と奇声を発する。
  3. 何かと雑。
  4. 「味のある絵と雑談っぽい文章」


タケヤマさんのポップはWBSでも見ました。
リュウジさんはご自身がポップを作った時に剥がされて嫌な思いをしたため、ノーチェックでばんばん貼ってもらっているそうです。
こういうことって大事ですよね。
「お客さんを楽しませる」ことができていればOKです。
その甲斐があって、「日本一解説が読まれる水族館」になりました!これが名物となりました。

 

竹島水族館は年間45万人の人気水族館に!

竹島水族館をバーチャル体験がありました。

  1. タカアシガニがいる「さわりんプール」
  2. サンダさんの「グルメレポート」
  3. ツカモトさんの「カピパラショー」
  4. タケヤマさんの「手書きポップ」
  5. リュウジさんのスパイ大作戦
  6. 名物土産「グソクムシ煎餅」


こうして竹島水族館は大人気水族館になりました。
9年目の2015年には年間34万人を達成、翌2016年にはついにリュウジさんが館長になります。


今の竹島水族館は3分で回れちゃう小さな水族館のため、年間40万人の現在はぎゅうぎゅう状態なんだとか。
リュウジさんは、もっと拡張できたらいいなと言ってました。

 

 

ラベリングは「ポップの仕事をタケヤマに取られた人」(激レアさん No.73)でした。


リュウジさんは若林さんのラベリングに文句を言ってました。
「本当は僕が考えた事だったんです」
リュウジさん面白い!!

 

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