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『激レアさんを連れてきた。』2019年2月25日 山本宏昭 感動の地域住民に愛される銀河鉄道バス

2019年年2月25日放送の『激レアさんを連れてきた。』のまとめです。
小さい頃から異常なほどバスが好きすぎて、ついに個人で路線バスを開通させてしまったおじさん、ヤマモトさん(山本宏昭さん)です。

 

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「おっさんずラブスペシャル」2つ目は、銀河鉄道株式会社の社長兼バス運転手の山本宏昭さんです。
町のヒーローになったおじさんということでしたが、最初は面白おかしい話でいっぱい。ですが、最終的には思わず涙が出そうでした。いい話です。激レアさんの感動回でした。


ヤマモトさんの銀河鉄道バスは東京の東村山を地元に、地域に欠かせない生活を支えるヒーローだったのです。


▽目次です▽

 

 

バスを愛しすぎたヤマモトさん!バスへの偏愛歴

  1. 少年時代。家の前がバス停だったため、いつかこのバスを自分で運転したいとおもっていた。
  2. ヤマモトさん曰く、バス魅力は、大きいことバスガイドさん。
  3. 遠足の前の日は、バスのボディの色、マフラーは右かどうか、運転手さんは何年目かなどが気になっていた。


登場時に、広瀬さんと関根さんがまたもや驚き!若林さんは「個人で路線バスなんて開通できるの?」と素朴な疑問まで出てました。
わかります。個人で路線バスなんてあり得るとは思えなかったです。


①ヤマモトさんは今でもバスが大好きで、「成長していない」と照れてました。


③普段は遅刻をしていたヤマモトさんですが、遠足の日はバスが学校に入ってくる姿を見るために早く学校へ行って待機したそうです。好きなものへの情熱ってそうですよね。
もちろんバスガイドさんも要チェックです!ヤマモトさん曰く「車好きは女好き」とのこと。

 

バスへの失恋を体験

  1. 21歳の大学生の時。大型二種免許取得に挑戦し、一発合格!
  2. その日に顔見知りのバス会社へ行き、「バスを運転したい!」と免許を見せるが断られる。
  3. 大学卒業時。バス会社の就職を希望するも、受からず。
  4. バス会社の面接試験で「若造は雇わない。」


①1980年代の話です。バスの教習所はないため、免許センターで一発試験に合格しないといけませんでした。受けに来る人はトラックの運転手が多かったそうです。


②バス会社に顔見知りがいるというのがヤマモトさんらしいですね(笑)。
とにかくバスを運転してみたいヤマモトさんは、「回送でいいから乗せてほしい」とお願いしましたが、「それは勘弁してほしい」と断られました。まぁそうですよね。


③④ヤマモトさんは当時、観光バスの運転手になりたかったんだとか。当時の観光バスドライバーは、要経験でした。若いと経験が浅く腕がないと判断されたのです。また若いとバスガイドに気がいってしまい、安全に運転ができないのではないかという懸念でNGだったそうです。
厳しかったんですね。

 

バスへの愛は終わらない!

  1. 実家の酒屋で働き始める。
  2. 酒屋での配達時には、市内のバス会社の整備場の前を通り、遠くからバスを見つめる日々だった。
  3. バスへの愛が深まるばかり。バスがあれば運転できると考え、1台何千万円もするバスの個人所有を計画!
  4. トラックではダメ。バスの柔らかいところが好き。トラックは男性、バスは女性という判断。
  5. 中古バス販売店を見つけて行くと、700万円のバスを見つける。ただし、異常に豪華で異常に安い。
  6. この時たまたま安く購入していた株が爆上げ。資産が10倍に!そして、念願のバスを購入!
  7. 酒屋ではバスの運転できないため、月イチで客と旅行するイベントを計画する。
  8. 役所に20回以上通って、接待旅行の必要性を説明し認めてもらった。

 

②ヤマモトさんの近所に大手ディーラーの工場と寮があり、若い整備士さんと仲良くなって、昼間に「こんにちは!」と顔出ししていたそうです。


③ヤマモトさんのお父さんに「人に雇われるより、自分の稼いだ金で乗ってみろ!」と言われて、個人購入を計画しました。お父さんが自営業だからこそですね。お母さんは反対してそうですけど。


⑤このバスは豪華なシャンデリアで、バーカウンターがあり、土足厳禁のフル絨毯仕様でした。なぜ安いのかというと、看板車だからとのこと。特殊なバスのため他社では再利用しにくいため安く売られていました。そういうのがあるんですね。


⑥普通は買わないような株をたまたま買っていたそうです。どこの株だったんでしょうね。
こういう熱意がある方って引きが強いですよね。無事購入できちゃうんですから!


⑦⑧これには理由があります。バス会社ではない個人がバスのナンバーを取得するには、明確な運行目的や詳細な取り決めが必要なのです。モグリで金儲けをするのを防ぐ意味もあります。

 

本物のバスの運転手への道

  1. 酒屋の配達の合間に毎日2時間の車体磨きに高じる。休日は1日中磨く。
  2. 月イチのイベントには、制服・白手袋の完璧な正装で運転をしていた。バス乗る前にはお風呂に入って体も綺麗にしていた。
  3. バスガイドは知り合いの女性にアルバイトを頼んでいた。
  4. どうしてもバスの運転手になりたいという思いが立ち切れず。そこに知り合いの葬儀屋から送迎の運転手を依頼される。
  5. 役所に葬儀場の送迎の申請をし、貯金で小型バスを追加で購入。
  6. 念願のバスの運転手になるも、なかなかうまくいかず。挙句に何千万もする外車の霊柩車を買わされる。
  7. ヤマモトさん所有は、怪しい豪華バス、小型バス、外車の霊柩車という謎のラインナップでした。
  8. 結果、大赤字!


①配達そっちのけで車体磨きをしていたため、毎日のように配達に遅れ、お父さんに怒られていたんだとか。夢中になっちゃうんですね。


⑤⑥ここでは親の酒屋を担保に購入したそうです。
葬儀屋さんには亡くなった方も運んで欲しいと言われますが、ヤマモトさんは人を運びたいのであって、死んだ人を運びたいわけではない。生きた人を運びたいと主張。
弘中ちゃんが「(霊柩車の運転も)立派なお仕事ですよ!」とフォローしてました。弘中ちゃん、頑張ってる!!
もちろん、ヤマモトさんも立派なお仕事であるのは承知しています。


⑦駐車場っていくらくらいだったんでしょうか。土地持ちだったんでしょうか?
この不思議な光景、見てみたかったです。

 

 

バス愛の究極愛は地域住民に愛される銀河鉄道バス

  1. 一般の客を乗せて運行するには高い規制があった。それは最低でもバスが7台が必要。
  2. 30代の頃。バス運行に関する規制が緩和された!そして念願のバスの運転手に!
  3. バスを運転していた時に、町にお年寄りが多いことに気づいた。
  4. 気軽に近所の町を移動できるようコミュニティバスを閃いた。
  5. 自分の大好きなバスで、地域の人の役に立って喜んでもらいたい!
  6. 市の担当者に企画を持ち寄るも、この事業権をバス会社のコンペで決めることになる。
  7. ヤマモトさん大勝利!
  8. 念願の路線バス運転手としてバスを運転!
  9. それでも、経営はギリギリ。
  10. 町ではヤマモトさんへの感謝でいっぱい!


②規制緩和の時代でしょうか。なんかいろいろ規制が緩和していった時期あったような。


③④お年寄りが多く、しかもおじいちゃん、おばあちゃんが元気がないとも思います。それは外に出ていないからでは、とヤマモトさんは気づきました。気軽に近所へ出られるように、便利に町を移動できるバスがあればいいという考えからコミュニティバスを思いついたのです!
当時の東村山市ではコミュニティバスの計画はありませんでした。


⑥⑦超大手のバス会社とのコンペで、7社も集まったそうです。
ヤマモトさんはコンペでは一番小さな会社でしたが、酒屋さんの配達で聞いたリアルな町の声を武器にアピールしました。

  • 病院からバス停が遠い⇒病院の玄関口にバス停を作ろう!
  • 商店街にバスで行きたい⇒商店街には3つぐらいバス停を置こう!途中下車は無料にして利用しやすくしよう!


路線バスの運転手になれたことは本当に嬉しかったと語るヤマモトさん。路線バスは観光バスより上級な免許が必要なんだそうです。
貧乏な一般人が大きなバックボーンもなく、路線バスの運転手を認可を受けてやるというのは、奇跡中の奇跡とのこと。戦後初ですって!素晴らしいですね。並々ならぬ愛情と情熱から運を引き寄せた感がすごくあります。


現在でも社長である山本さんが自ら運転している、と説明さえてましたけど、ヤマモトさんとしてはバスの運転手であることが生きがいでしょうから、まだまだ地域のために頑張って欲しいですね。


⑩町の人々のインタビューでは、ヤマモトさんや銀河鉄道バスに感謝の言葉でいっぱいでした。
ヤマモトさんは最後に「自分の好きなことをさせていただいて、お客さんから「ありがとう」と言っていただいてこれ以上は贅沢。生かされていると皆さんに感謝しかない」と謙遜されてました。

 


ラベリングは「バスと女性が好きな人」(激レアさん No.86)でした。

 


広瀬アリスさんが最後に「どんなに好きでもどうにもならないこともあるのに、ここまで貫くのは凄い」と言ってました。そのとおりですね。
愛情と情熱だけではどうにもならないことがたくさんあります。
それだからこそ、こうやって勝ち取った人は応援したくなります。特に人への感謝を忘れていない方には敬意を表します。
素晴らしい回でした!!
もう1回見よ。

 

 

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