2021年8月30日放送の『激レアさんを連れてきた。』を見ました。
今回の激レアさんは「誰よりも必死に身長をサバ読み続けてきた元プロ野球選手、ミズグチさん(水口大地さん)」です。
元埼玉西武ライオンズの水口大地さんの回です。
これ、西武ファンの春日さんだったら大喜びだったんじゃないでしょうか。
若林さんは「誰よりも必死に身長をサバ読み続けてきた元プロ野球選手」というタイトルの本があったら買っちゃうとオープニングで言ってました(笑)。
確かにインパクトあります。
まんがの『ドカベン』で里中投手でしたっけ?
小さな巨人という設定でしたよね?
あり得なくはなさそうですけど、現実としては大変そう。
◆ゲスト
- 沢口靖子
- SHELLY
▽目次です▽
- ミズグチさんは埼玉西武ライオンズの元プロ野球選手
- ミズグチさんが身長のサバ読みをしたキッカケ
- ミズグチさん身長サバ読みで独立リーグに入団
- 埼玉西武ライオンズからドラフト指名!
- サバ読み人生に大ピンチ!
- 森友哉選手に聞いたミズグチさんの身長話
- サバ読み人生を終わらせた理由は少年からの手紙
ミズグチさんは埼玉西武ライオンズの元プロ野球選手
- ミズグチさんの身長は163cm。
- ミズグチさんは高校時代からサバを読んでいて、MAX175cmとサバ読みしたこともある。←「絶対無理!逆に163cmを強調しちゃう!」と若林。
- 昨年2020年までに埼玉西武ライオンズでプレイ。球界で最も小さい選手。
- プロ入りから8年間サバ読みをしていた。
ミズグチさんが身長のサバ読みをしたキッカケ
- 高校で野球部だったミズグチさんはクラスの人気者。
- 高1の冬に、ショッキングな事件が起きた⇒身長が163cmでストップ!
- ミズグチさんは「モテなくなる」と不安に。
- 父が170cm近くあったため、そのくらいまでは身長が伸びると思っていた。
- 高2の夏に野球の大会前にアンケートがあった。⇒プロフィールに関するもので身長や体重を書かなければならなかった。
- そのままテレビなどで報道されるため、スカウトの人が見ているかもしれないと思ったというミズグチさん。
- このアンケートに「172cm」と9cmサバ読みをした。⇒無事行けた。
- 翌年の高3のアンケートには「175cm」と明記。
- ミズグチさんはさすがにバレるかと思ったが、大きい人は小さい人の身長は見ないらしく意外とバレなかった。⇒身長が近い人にはバレていた。
- 他にもサバ読みしたミズグチさん:50m走のタイム⇒6.5秒を「6.2秒」。遠投⇒90mを「100m」←「サバ読み野郎じゃん!よく激レアさんに出したよね」と若林。
- 高校ではタイムや遠投の基準を超えないと使ってもらえないため、ついついサバ読みをしてしまった。
- 似たようなタイムの人とは仲間になってみんな「6.2秒」に。
- 他校との試合の時に「お宅の生徒は身体能力が高いので見せて欲しい」と言われることがあったが、逃げていたというミズグチさん⇒「肩痛い」「肘痛い」など。
- 元々モテたかったミズグチさんだが、高校時代はモテなくなった。
- 工業高校だったため女子がほとんどおらず、甲子園を目指したが予選1回戦負け。⇒「誤魔化したチームなので…」と反省するミズグチさん。
ミズグチさん身長サバ読みで独立リーグに入団
- 高3で進路を考えた時に、野球で食べていきたいと考えたが身長が低くて半ば諦めるミズグチさん。
- 残りの高校生活は髪の毛を伸ばして、彼女を作ろうと思っていた。
- 高3の9月にミズグチさんの運命を変える人が2人現れる。
- 1人目は元巨人の土田瑞起投手。2012年から5年間在籍。
- この土田さんに「卒業したら一緒に長崎セインツに行こう」と誘われた。長崎セインツは四国・九州の独立リーグに所属していた長崎県を本拠地としたプロ野球チーム。
- 2人目は『ROOKIES』に出ていた市原隼人(171cm)。
- 当時すごく人気があり、真剣に野球をやったらモテるのではないかと考えた。←「ずーっとモテたいんですね」と若林。
- ミズグチさんはその2人の影響を受けて、長崎セインツに入団。
- プロなので身長がバレたらマズイと思い、設定した身長が171cm。市原隼人と一緒の身長。
- 8cmサバ読みをして独立リーグに入団!
埼玉西武ライオンズからドラフト指名!
- 独立リーグには将来巨人や西武などのNPBでのプロ野球選手を目指している人たちばかり。
- 野球に情熱が溢れる環境で、ミズグチさんも「絶対ドラフト指名されてやる!」と意気込む。
- 独立リーグは給料が安い。怪我をしたらマスコットの中に入ってファンサービスをする。
- ミズグチさんはマスコットの身長にピッタリということでキャラの中に入っていた、←「バレてる!」とスタジオ。
- 当時「170cm未満の選手はドラフト指名されない」という噂があった。
- ミズグチさんはスカウトにだけは本当の身長がバレてはダメだと思い、必死で隠す。⇒敵の同じような身長の人とはなるべく近づかないようにした。⇒プレイに影響も!
- 4年間サバ読みの身長を死守!
- 最後の年と決めていた4年目で、埼玉西武ライオンズからドラフト指名を受けた!
- ドラフトで選ばれた写真には、明らかに小さいとわかるミズグチさんが!⇒大きい人って小さい人の身長には興味がないので、気づかれなかった。
サバ読み人生に大ピンチ!
- 入団会見の直後に新人選手と監督・コーチ陣による食事会があった。
- そこに172cmの高木コーチがやってきて、「期待しているよ」と声をかけてきた⇒ミズグチさんは立ち上がって「はい頑張ります」と挨拶⇒そこで「お前171cmはウソだろ?」とバレる⇒低姿勢で「171cm」だと言い張った。
- その夜、ミズグチさんは選手名鑑を見て、球団最低身長の168cmにサバを読み直すことを決意!←「もう163cmで腹括ろうよ」と若林。
- 入団2年目で身長を170cmにサバ読み変更。
- その年に、ライオンズのドラフト1位指名が森友哉選手!身長170cm!
- ミズグチさんは「コイツにだけは絶対近寄っちゃダメだ!」と察する。
- 春季キャンプの時に事件は起きた。
- 森選手がミズグチさんに向かって「身長168cm嘘ですよね?」「本当は身長なんぼですか?」など言ってきた。
- ミズグチさんは大勢の選手のいる前で「165cm」と答えた。←「2cmサバ読む…」と苦笑いの若林。
森友哉選手に聞いたミズグチさんの身長話
- 公式では170なんぼとあったが、明らかに小さかったので気になって本人に聞いた。
- ミズグチさんの小ささがずば抜けていたという森選手。
- その後ミズグチさんとはすぐに仲良くなったという。
- 「自分の生きる道をわかってる人。自分のパワーがわかっていたのでスゴイ努力をしていました。」
- 入団1年目で初めてご飯を連れて行ってくれた先輩がミズグチさん。「スゴイ優しい方だなと思いました」
サバ読み人生を終わらせた理由は少年からの手紙
- 3年目で1軍初出場。この年に結果を残さないとクビになるという覚悟があったというミズグチさん。
- ミズグチさんに野球少年から手紙が届く。
- 身長が低いことに悩んでいる少年からだった。「水口さんを見て勇気を貰った」
- これに感銘を受けたミズグチさんは本当の身長「163cm」でいくことを決意。
- 2017年には1軍に定着し、打率.280、5盗塁を記録。
- 2020年に引退し、現在は野球教室のコーチをしている。
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ラベリングは「12cm縮んで人として成長した人」(激レアさん No.257)でした。
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小さくても夢を諦めなければプロ野球選手になれる可能性がある、ということは大事なことでしょう。
そこには才能と努力と運も必要ですけど、身体的なことだけで諦めないことも大事なこと。
バラエティなので面白おかしく取りあげられてますけど、いいお話の部分もありましたし、少年たちを育てていつかはプロ野球選手が誕生するといいですよね。
今の水口さんの夢はそこなのかな。
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