2019年6月8日放送の『激レアさんを連れてきた。』を観ました。
今回の激レアさんは、「ダイビング中に漂流し、56時間230km流されながらもクジラに助けられて奇跡的に生還した人、フクチさん(福地裕文さん)」です。
体一つ、3日間漂流である動物に助けられた男、それがフクチさんです。
めちゃくちゃ気になるんですけど。
こういう奇跡の物語はワクワクします。
◆ゲスト
斎藤工さん、藤田ニコルさん
▽目次です▽
- オープニングトーク 2019年前半を漢字一文字で表すと?
- フクチさんの話は1983年の出来事!
- 漂流したフクチさんの性格は楽天的!
- 漂流の発端とキーポイントの巨大ヒラマサ!
- 黒潮に襲われるもフクチさんは浮いているだけ
- 仲間は心配で捜索!
- 夜の海での孤独がフクチさんを襲う
- 生存を信じている妻が飛行機で捜索!
- チャンス到来!大型貨物船が接近
- 孤独なフクチさんにカニの友達が出来る
- 恵みの雨と絶望
- 最大の奇跡が起こる!クジラとの遭遇
- オマケ:アンビリバボーの真似でとまどう弘中アナが可愛い!
オープニングトーク 2019年前半を漢字一文字で表すと?
前回に引き続き、もう半年過ぎるということ話から。
弘中 2019年も半年過ぎようとしてますが、前半戦を漢字一文字で表すと?
若林 漢字一文字で?
弘中 ギュッと一文字で凝縮すると…?
若林 そうだね。「疲」だね…。
弘中 何かありましたか?
若林 主に相方のことなんですけど…。
弘中 ちょっと心労がたたってますよね。
若林 毎日いろんなところで「おめでたい」と言われた直後に、いろんなところで謝ったりとか。まさかね。あいつがそういうことを裏でしてるとは思わなかったですよね。
若林さん…(笑)。
笑っちゃいけないくらい大変だったんでしょう。
でも、だからこそ笑ってあげないとね。
前回も春日さん話でした。
▶激レアさん 6月1日 山田よう子 アームレスリング世界王者は南田洋子の親戚 - 今日も暇です。
フクチさんの話は1983年の出来事!
若林さんが「ニモじゃん!クジラに助けられるって本当にあるの?」と驚いてましたけど、本当にビックリです。
しかもそういう話であれば、きっとネットニュースや新聞で騒がれていたように思うのですが、全然知りませんでした…!!
1983年7月18日付けの新聞で報じられたそうです。(番組では読売新聞の記事が紹介されてました。)
そんなに前なんですね!
そりゃ知らないです。
きっと結構ご年配の方じゃないとわからないですね、これ。
漂流したフクチさんの性格は楽天的!
- 本来の性格が楽天的。
- 経営していた会社で泥棒が入った際、通帳と印鑑を盗まれ、450万円が引き出された時も「なんとかなる」と思った。
- この時経理担当の女性は、通帳と印鑑を一緒に保管してしまっていた。
フクチさんは経理の女性を責めても仕方がないと言ってました。
楽天的というよりも、思いやりがある感じの方ですね。
しかも、こういうことがあった後は「きっといいことがある」と思ったそうです。あれ?楽天的かもw
フクチさんの人としての魅力がありそうな予感がしました。
漂流の発端とキーポイントの巨大ヒラマサ!
- ダイビング中、伊豆七島⇒銚子沖まで流された。
- 7月15日7:00AM。フクチさん新島で仲間とダイビング。
- フクチさん、そこで巨大な魚が弱っているのを発見!その魚は1m越えのヒラマサ。
- 7月15日8:00AM。強烈な潮の流れをフクチさんを襲った。
- 潮が巡り巡ってそのうち島に戻れるだろうと思ったフクチさん。
- 実際には島から5km離れていた。
- しかし、フクチさん的には「自分はまだ漂流していない」と感じていた。
- それどころか、捕まえて腰にぶら下げていたヒラマサをどう自慢しようか考えていた。
- 漂流していたフクチさんは鵜戸島に流れ、岸壁に釣り人がいるのを発見!
- フクチさんは咄嗟に釣り場荒らしに間違えられるのでは、とヒラマサを所持していたため怒られることを懸念。
- 考えたフクチさんは、釣り人に気づかれないように深く潜った。
- 漂流しているとは全く思っていないフクチさん。
ちょ、フクチさん!!
思わず吹き出しちゃったじゃないですか。
ご無事だから笑えますけど。
フクチさんは仲間に自慢したいため、ヒラマサを手放せなかったと言ってました。
ご自身の置かれた状況を理解してなかったんですね。
黒潮に襲われるもフクチさんは浮いているだけ
- 助かるポイントを無視したフクチさんは、そのまま流されていった。
- そして、フクチさんは世界有数の巨大海流・黒潮に巻き込まれる。
- 3時間後、15km離れてしまった。
- フクチさんはそれでも漂流とは思わず、浮いている状態と感じていた。
- ヒラマサと浮いて待て!
- 5時間後。まだ浮いた状態で、歌を歌っていた。その歌は加山雄三の「海、その愛」。
④は東京海洋大学の田村准教授が正しい対処法だと言ってました。
泳いでしまうとエネルギーを消耗してしまうため、対処法は「浮いて待て」なんだそうです。
無理に動かず、体力を温存することで生存の可能性を高めるんだとか。なるほど!
藤田さんが学校でやったと行ってました。現在の学校では遭難した時の対処法を学んでいるんですねー。大事。
仲間は心配で捜索!
- のんびり漂流しているフクチさんと対照的に、一緒にダイビングした仲間は心配のあまり、海上保安庁や家族に連絡をいれた。
- 海上保安庁では捜索するも見つからず。
- 奥様・ムツコさんだけはフクチさんの生存を信じていた。
そりゃ気が気じゃないですよね。どれだけ心配なさったことか。
夜の海での孤独がフクチさんを襲う
- 日が落ちかけた時、フクチさんはようやく自分が漂流していることに気づく。
- さすがのフクチさんも暗くなって「ヤバイ」と感じる。
- 22:00、14時間経過。60kmの漂流して、急激な寒さを覚えるフクチさん。
- 暖を取るために取った行動は、オシッコをすること。下の方から暖かいオシッコに包まれた。
- 目に見えるのは360℃の水平線だけ。経験したことがない孤独を感じた。
- この孤独を乗り越えたのは、フクチさん自身「フクチB」との会話。フクチCも出てくる。
- 話す内容は自問自答。あの時ああすればよかった云々。
- 空腹もかなり感じていたが、まだなんとか我慢できた。ヒラマサは自慢の魚なので手を出せない。
⑤~⑦の孤独の話ですけど、この孤独に耐えられずに自ら命を絶つ方もいるんだとか。
気がおかしくなっちゃうんでしょうね。
想像するだけでも辺り一面が真っ暗で何も見えない状態というのは、恐怖でしかありません。
フクチさんの釣りジンクスがあるそうで、朝にトマトを4個食べると魚が獲れるんだそうです(笑)。
生存を信じている妻が飛行機で捜索!
- 2日目、10:00AM。26時間経過。
- フクチさんの両親が喪服で駆けつけていた。
- 妻・ムツコさんは空から探すことに。
- 自ら200万円で小型飛行機をチャーターし、自分でも探すことにした。
- 13:00、29時間経過。100km。ウェットスーツの摩擦で乳首に激痛が走ったというフクチさん。海水が沁みてより痛みを感じた。
- そこで飛行機のエンジン音が聞こえた!
- しかし、直立不動で浮いていたため見つけてもらえず。
うわー、残念です。
奥様とニアミスしているのに見つけてもらえませんでした。
フクチさんの話では、波もあり、頭しか出ていないため見つけるのは無理と言ってました。ここは楽天的じゃないんですね。論理的です。
チャンス到来!大型貨物船が接近
- ここでチャンス。大型貨物船が接近してきた。
- フクチさんは大声をあげて手を振ると、甲板にいた船員も手を振り返してくれた。
- そこでフクチさんは助かった時に、ヒラマサをぶら下げていたら意地汚いと思われるかも、急に恥ずかしくなる。
- ここでヒラマサとお別れをしたフクチさん。
- 貨物船はそのままフクチさんを助けることなく、通過してしまった。
- 相手は外国船だった。手を振るのは「サヨナラ」の意味で、助けて欲しいときは来い来いというジェスチャーが必要らしい。
- ヒラマサとも別れてしまったフクチさんは絶望した。
これは切ないし、ヒラマサを大事にしていたのに捨ててしまったのも悲しい。
今ご無事なのはわかるんですけど、この後どうやって助かったのかめちゃくちゃ気になります!
孤独なフクチさんにカニの友達が出来る
- 2日目16:00、33時間経過。
- 天候悪化のため飛行機は飛ばせず、海上保安庁の捜索も打ち切りになってしまった。
- 漂流しているフクチさんの空腹は極限になっていた。
- そこにビーチサンダルが流れて、小さなカニがいることに気がついた。
- フクチさんはそのカニを食べるのではなく、話しかけた。
- カニに少し話しかけては海に逃しを何回か繰り返しても、フクチさんの元に戻ってくるカニ。
- フクチさんは「友達になろうか」と言い、カニを肩に乗せて一緒にいることにした。
カニが戻ってくるなんて素敵ですね。番組ではピカチュウって言われてました(笑)。
フクチさんはさとし!
若林さんが絵本にして欲しい、と言ってました。ちょっとしたロマンですよね。
恵みの雨と絶望
- フクチさんはこれまで何も飲んでいなかった。
- そこに30秒ほど夕立が降り、ほんの少しだが恵みの雨で喉を潤すことが出来た。
- 3日目に突入。フクチさんは自分の置かれている状況を確認。「九十九里沖か、銚子沖まで来ているのか?」と分析。
- そこで自分の置かれた大変な状況に気づいた。
- 銚子沖であれば、親潮とぶつかり、日本から離れてしまうということ。
- 船も激減し、生存は絶望的となることを悟った。
- さすがのフクチさんも人生最後だと感じる。
番組では、カニを孤独から救ったからじゃないか、と言われていて、神の水ならず「カニの水」と表現してました。
確かにそうかも、と思わせるロマンを感じます。
実際は怖ろしい状況なんでしょうけど、フクチさんがほんわかしているから忘れてしまいます。
最大の奇跡が起こる!クジラとの遭遇
Free-PhotosによるPixabayからの画像
- 生還に絶望を感じていた矢先に、4頭のツチクジラに囲まれたフクチさん。
- そこでフクチさんが思いついたこと。「どうせ死ぬなら、最後に生クジラを間近で見てやる!」
- 2時間クジラに近づこうと必死で泳ぐフクチさんだが、全然クジラに近づけず。
- そして、クジラは視界から消えた。
- ガックリしたフクチさんの目の前に光るものを発見。それは一隻の船だった!
- 船の名は、第三十八全徳丸。マグロ船だった。
- 船員にオットセイと間違えられるも、「人間だよー!」と叫んで助けてもらえた。
- 広い海で全徳丸に救出してもらえたことに感謝をするフクチさん。
②③ツチクジラは流れの強い黒潮を避ける傾向があり、それでフクチさんは黒潮から脱することが出来たと説明されてました。
最後の決意が逆によかったんですね。
⑤⑥フクチさんはウェットスーツを着て、日焼けで真っ黒だったため、当初はオットセイと間違えられたとのこと。
すごいオチ!
でも、フクチさんよかったです。
そりゃ泣きますよ。
奥様も本当に嬉しかったでしょう。
そして、相棒のカニさんは救出時にはいなかったとのこと。
クジラへ向かって泳いでいた時はいたそうです。
フクチさんの現在は、ダイビングスクール「SEA ROMAN」を経営されています。
こういう経験をされてらっしゃるから、ちゃんと教えてくれそうですね。
シンボルマークは恩人のクジラだそうですけど、カニさんやヒラマサくんはどうしちゃったんでしょう(笑)。スタジオでもツッコまれてました。
オマケ:アンビリバボーの真似でとまどう弘中アナが可愛い!
フクチさんの話の冒頭で、弘中アナが『奇跡体験!アンビリバボー』の真似をしました。
これが上手くいかず、カメラ目線にするのに、カメラを探してた弘中ちゃん。
若林さんも「これ難しいんだね」とフォローしてましたけど、カメラ目線に持っていくのって簡単じゃないという事ですね。
本家はカメラチェックを何度もしているんでしょうけど、弘中ちゃんはやらなかったのかな?
そういうことを考えても可愛い。。。
◆◇◆ ◆◇◆
ラベリングは「銚子沖のオットセイ」(激レアさん No.97)でした。
いや~面白かったです。
カニさんとの話が1番ほのぼのしたかな。
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