2019年10月26日放送の『激レアさんを連れてきた。』を観ました
今回の激レアさんは「地上最強の男を目指してただただ体を鍛え続けていたのに、なぜだか7500万部を売り上げる大人気漫画家になった人、イタガキさん(板垣恵介先生)」です。
夢破れたその日から人生が激変した超人気漫画家、板垣恵介先生の激レア人生です。
「人生激変しちゃったスペシャル」の3本立ての2本目は、なんと『刃牙(バキ)』の板垣先生でした!
うわー、先生の漫画家生活が見れるんでしょうか。
楽しみ。
ちなみに、ゲストの檀れいさんはもちろんご存知ではありませんでした。
男の世界ですから宝塚の方には無縁ですよね、実写版で出ない限りは無縁。
◆ゲスト
- 檀れい
- 柴田英嗣さん(アンタッチャブル)
▽目次です▽
- 板垣先生は『刃牙(バキ)』シリーズの漫画家の先生
- 板垣先生の仕事場を覗き見
- 板垣先生は空手に憧れていてマンガに興味なし!
- 板垣先生の最強男目指し伝説!
- 過酷な自衛隊時代の三日行軍
- 空挺部隊のボクシング部で快挙!
- 運命の瞬間…そして漫画家へ…
板垣先生は『刃牙(バキ)』シリーズの漫画家の先生
- 『刃牙(バキ)』での累計発行部数7,500万部。
- 連載28周年。
もう28年!そんなになるんですね。
『ダウンタウンDX』でもおなじみ。
板垣先生の素顔を存じ上げなかったので、ビックリです。
若林さんも柴田さんも知りませんでした。もちろんマンガはご存知だったので、2人とも歓喜の声を上げてました。
若林さんが「もうちょっと檀さんよりのテーマなかったの?」とツッコんでました(笑)。
でもいろんな世界が見れるのが激レアさんなので、檀さんにとっても新鮮なのではないでしょうか。
檀れいさんは板垣先生を「吉田鋼太郎さんの親戚の方かと思った」とおっしゃってました。
確かに似ている!
板垣先生の仕事場を覗き見
- 玄関には、元世界チャンピオンの具志堅用高さんのサイン入りグローブと、フィリピンの英雄のマニー・パッキャオさんのサイン入りグローブが飾られている。
- スタッフはムキムキ。当然ジムにも通っている。
- 筋肉を描くための参考は、スクラップ。きちんと部位ごとに整理されている。
「バキ道」の原稿にペン入れしている板垣先生の姿がありました!
凄い!この神の手から生まれるんですね。
こういう映像大好きです!『激レアさん』ありがとうございます。
板垣先生の左手人差し指の金のぶっとい指輪が気になりました。ギラギラ光ってましたよ。
板垣先生は空手に憧れていてマンガに興味なし!
- 板垣先生は元々おとなしい性格で、趣味は絵を描くことだった。
- 板垣先生には5つ年上の兄がおり、その兄と相撲30番勝負をしていた。それは小学校1年の時で、兄は小学6年だった。
- 学校で相撲大会が開催された時、相手が弱いことに気がついた。
- 兄との30番勝負でいつの間にか体が鍛えられていたため、相手が弱く感じた。自然と鋼の肉体へと変貌していた。
- 高校の時。伝説の空手家、大山倍達を知り、板垣先生は決意する。「俺は地上最強の男になる!」
- この頃はマンガのことは一切頭になく、空手にものすごく興味を持っていた。
本当に体を鍛えることを自然と覚えて、その流れで強い男、大山倍達先生に出会うんですね。
これは男が1度は夢見るロマン!
板垣先生の最強男目指し伝説!
- 板垣先生は高校入学後、少林寺拳法部に入学。
- 空手ではなく、少林寺拳法を選んだのは「秘伝」ぽかったという理由から、達人で卒業できるのではないかと思った。
- 少林寺拳法部の日課:うさぎ跳び、あひる歩き、拳立て、指腕立て、懸垂など。
- ある時、陸上部顧問のO先生が拳法部の来た時に、「ちょっとやろうよ」と言われ拳法対決をした。O先生は175cm、80㎏の肉体。板垣先生は60kg。
- 板垣先生は、O先生に拳を全部入れ、勝利!
- 板垣先生の強靭な肉体は、なんと親指と人差し指の2本で逆立ちが出来た!
- それぐらい鍛えていたので、大山倍達先生のように牛を倒せるのではないかと考えた。
- 農耕用の牛が放牧されていて、そこに近づいた板垣先生。眉間を触ると「これは拳で何とかなる感じじゃない」と察して、牛の頭を撫でて帰宅。
- 牛に勝てないのは触っただけでわかったという板垣先生。
- その後、自衛隊に入隊。
「指腕立て」は最初5本指で腕立てをし、だんだん支える指の数を減らしていくんだそう。最終的に、親指と人差し指の2本でやるのだとか。
そもそも日課がハードすぎる。
この辺のエピソードが、弘中ちゃんのプレゼンとことごとく違っていて面白かったです(笑)。
バキの絵は超カッコ良かったですけどね。
過酷な自衛隊時代の三日行軍
- 自衛隊で板垣先生の素質を上官に見抜かれる。「空挺部隊」に入るよう勧められた。
- 空挺部隊(第一空挺団)は陸上自衛隊でも最精鋭が集まると言われるエリート部隊。通称、落下傘部隊。
- 地獄の三日行軍というものがある。
- 富士山麓の山道を行軍で距離は100km。荷物が30kg。「50分行軍10分休憩」を3日間寝ずに繰り返し、睡魔や幻覚に耐え乗り切らねばならない。
- これが毎年あり、板垣先生は4回経験した。開催は8月。
通常のリュックは下に重心がかかりますが、肩に重心をくるようにしないとダメなんだそうです。
そのため、この30㎏の荷物は出来るかぎり肩に乗せるんだとか。
それで疲労度が全然変わると言ってました。へぇーーーーー!って感じです。
空挺部隊のボクシング部で快挙!
- 板垣先生は空挺部隊にボクシング部がある事を知り、入部。そこで才能を開花させた。
- 入部した初日に軽いパンチで備品を破壊。
- ボクシング歴2年で、オリンピック代表選手に勝利!
- 国体に楽々出場!相手が神奈川県代表で、のちのオリンピック代表選手になった人だった。板垣先生は千葉代表で勝利!
板垣先生は本当に強いんですね!
若林さんも「格闘技をやったことない先生もいらっしゃるけど、人生がちゃんと『バキ』なんだね」と感心されてました。
その通りですね。
だからこそのリアリティが生まれて、読者は熱狂するんだと思います。
運命の瞬間…そして漫画家へ…
- ボクサーとして順風満帆だった板垣先生。
- だがある時悲劇が襲う。それは献血に行った時のこと。
- 先生から「重度のB型肝炎だから、即入院しないといけない」と言われた。
- ドクターストップで才能のあったボクシングを止めた。
- 治療に1年かかるため、自衛隊も除隊。
- 地上最強の男になることは諦めなければならなかった。
- 板垣先生は絵を描くことが好きだったため、毎日何らかの絵を描き続けていた。それは自衛隊時代も描き続けていた。
- 絵で成功するなら「マンガが1番近道」と考えた板垣先生。
- マンガを目指したものの、5年間一切目が出ず。年齢も30歳になった。生活も困窮。
- 1人で描き続けていたが、マンガ塾の門を叩いた。それが「小池一夫劇画村塾」だった。
- 「小池一夫劇画村塾」は漫画原作者の小池一夫先生が、漫画家育成のために設立した。
- 最初の課題の添削を返された時に、「イタガキさんって誰?」と講師の先生に呼び止められたら、「小池先生が大変期待しています」と言われた。
- 板垣先生はこの時のことを「体がふわっと浮いたよう。1週間寝なくてもいい!」と漫画で初めて褒められた喜びを得たそう。
- 板垣先生は32歳でプロの漫画家としてデビュー!
◆◇◆ ◆◇◆
ラベリングは「牛を撫で先生を殴る男」(激レアさん No.121)でした。
学生時代のエピソードからですね。
牛を撫でたというのは面白かったですから、最高です。
板垣先生、32歳でデビューか。
漫画家の先生では遅い方だと思いますけど、才能があれば結果がついてくるということですね。
あと独学ではなく、人に見てもらうことで転機にもなったのかもしれません。
こういうのも運があるので、そういうものを寄せ付ける何かが板垣先生には備わっていたのかもしれません。
そういえば、高橋留美子先生も「小池一夫劇画村塾」出身ですよね。
多くの有名漫画家の先生方を輩出していましたが、板垣先生もご出身だったんですね。
B型肝炎が治ってよかったですね。
健康第一で、たくさんのファンを楽しませて欲しいです。
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