2019年11月16日放送の『激レアさんを連れてきた。』を観ました
今回の激レアさんは「人生で68箇所も骨折しながら絶対病院には行かず、日本のエンターテインメントに革命をもたらしたスタント界の父、タカハシさん(高橋勝大さん)」です。
命を惜しまない伝説の男、それがスタントマンという職業のタカハシさんです!
骨折68回って…。
若林さんもツッコんでましたけど、病院に行かずに自力で治したってことですよね?
凄いけど、怖い(笑)。
スタントマンっていろんな裏話がありそうですよね。
これは楽しみ過ぎる!
◆ゲスト
千葉雄大さん
滝沢カレンさん
▽目次です▽
- 小学生の滝沢カレンさんが大きすぎてビックリ!
- タカハシさんはタカハシレーシングの社長 『101回目のプロポーズ』や春日も関わる
- タカハシさんの初スタントは小学1年生!
- 高校時代は学校をサボってスタント練習
- ドラマで自ら無謀なスタントへ変更!
- 車アクションを考案!ヤバさMAX!
- 応援してくれた整備士
- 自力で骨折を乗り越える
- 『お笑いウルトラクイズ』で伝説に!
小学生の滝沢カレンさんが大きすぎてビックリ!
オープニングで滝沢カレンさんの小学5年の全校生徒集合写真が衝撃でした!
1人だけ飛び抜けて大きいのです。
周りが小学1年生で、上級生の5年生が混じっている感じ。
なんと、168cmもあったそうです!
そりゃ大きい!
でも、こういう集合写真って、身長順じゃないんですね。
学級委員だったのかな?
とにかく、合成写真のように1人だけ抜きんでてましたw
タカハシさんはタカハシレーシングの社長 『101回目のプロポーズ』や春日も関わる
- 映画、ドラマ、バラエティで危険なアクションやカースタントを担当するタカハシレーシングの社長。
- 静岡県裾野に練習場がある。
- 若林曰く、ヤバそうな企画には必ず「タカハシレーシング」と明記されている。
- タカハシさんはテレビの礎を築いた偉大な方!
- 名作ドラマ『101回目のプロポーズ』の武田鉄矢を轢きそうになったトラックの運転手もタカハシレーシング。
- 90年代にはバラエティに進出。芸人のリアクション芸の新境地を開拓!
- テレビの創世記を支えてレジェンドがタカハシさん!
- 若林はタカハシレーシングのバス横転に乗ったことがある!ダチョウ倶楽部の上島を助けた。
- 昔、春日がタカハシレーシングに入門するというロケがあった。とてもお世話になったというオードリー。
- その時春日は骨折した!
◆◇◆ ◆◇◆
若林さんが「タカハシレーシング」をよくご存知で、ヤバそうな企画には必ず「タカハシレーシング」と書かれていると説明してくれました。
いろんな映像が出ましたけど、凄かったです。
カースタントでしたけど、車に轢かれるスタントだったり、車の屋根がショベルでなくなったりと大掛かりなスタントシーンが満載!
思わず見入ってしまいます。
そして、力が入っているので、ちょっと疲れるという(笑)。
でも、こういうのは本当に凄いですよね。
人間技じゃないから、迫力が全然違う!
『101回目のプロポーズ』のトラックは全然知りませんでした。
若林さんは聞いたことがあるそうです。
タカハシさんの初スタントは小学1年生!
- 今から60年前にタカハシさんはスタントデビューした。それは小学1年の時。
- それまでは人形を使って危険なスタントをした。
- 初のスタントは、生身で10mの高さからジャンプすること。
- タカハシさんは役者でも、スタントマンでもない普通の子供だった。
- タカハシさんには13歳年上の映画界で働く殺陣師の兄がいた。
- お兄さんはかなりぶっ飛んでいて、自ら危ないシーンを提案するような人物だった。
- お兄さんが閃いたのが、時代劇で子どもが橋から10m下の川に飛び込むというものだった。
- 結果お兄さんの話が進み、タカハシさんは10mの橋から川へダイブするスタントをした。
- これが映画界で高評価を受けた。「こんなクレイジーなシーン、見たことがない!」
- その後タカハシさんにオファーが殺到。宇津井健主演の映画で子役兼スタントをした。
- 一気に売れっ子スタント少年になったタカハシさん!
◆◇◆ ◆◇◆
若林さんも言ってましたけど、時代ですよね。
今では大問題になります。子供虐待とかなんとか。。。
そういうのが許される時代だったからこそ、天才が誕生したのでしょう。
弘中ちゃんが豚もおだてりゃ木に登るともじって、「タカハシおだてりゃ木にから落ちる」と言ってました。
弘中ちゃん、ブラック(笑)
若林さんも「やめろよ。少年なんだから危険だよ」とナイスなツッコミ!
高校時代は学校をサボってスタント練習
◆タカハシさんの高校時代の自主練
- 校内の階段は全部飛ぶ。
- 下校時は2階からジャンプ。
- 授業をサボって1人でスタント練習。
- 崖落ち:ひたすら崖から落ちまくる練習。動体視力と着地点を見極めるため。
- 谷渡り:谷の端から向こう側の端に縄を引っ掛け、対岸を渡る。
- 馬に引きずられる:体をコントロールする技術を身に付ける。
◆◇◆ ◆◇◆
1人で練習していたのは、失敗して痛がるのを見られたくなかったからだそうです。そこ!?
タカハシさんは68回骨折しましたが、それは「ケガではない」そうです(笑)。
よくわかりませんが、タカハシさんの線引きです。
若林さんがその時「TikTokがあればなぁ。スーパー高校生だよね」と言ってました。
めっちゃバズって、大人気YouTuberになったかもしれませんw
そして、もれなく規制が入るまでがデフォルト。
「馬に引きずられる」の映像が出てましたけど、最後に満面の笑顔だったタカハシさん。
凄いし、あの笑顔が逆に怖いよw
ドラマで自ら無謀なスタントへ変更!
- 高校2年の時。ドラマの仕事が入った。
- ドラマは『くらやみ五段』。主演は千葉真一。
- タカハシさんの仕事は千葉真一のアクションスタント。時速80kmの車から車に飛び移りのスタント。
- 監督からは当初20kmのスピードで行くと言っていた。
- それをタカハシさんが「80kmで行ってくれ」と勝手に指示をして、80kmのスタントになった。
- タカハシさん曰く、20kmだと飛ぶのではなく跨ぐ感じになる。80kmを超えると風圧で体が浮く。
- 他にも、階段落ちは1回転で落ちる。
- 崖からの3mジャンプの依頼に、20mから飛んだ。
- 当時のギャラは跳んで5,000円程度。貰っても出演料1万円+プロデューサーの気持ちが5,000円程度だった。
- タカハシさんのモットー:相手の要求の3~4倍で応える!
◆◇◆ ◆◇◆
これ驚いたんですけど、クッションやマットなど「なし」でスタントをされたんだそうです。
それで5,000円。。。
しかも貰っても15,000円。。。
若林さんがあまりのタカハシさんの熱演に、5,000円のチップを上乗せしたんだね、と言ってました。
それぐらいしたくなりますし、当時はその程度だったんでしょうね。
なにもかも規格外すぎて驚きの連続でした。
だからこそ、面白い!
ここで見れた映像は『あいつと俺』(1980年放送のドラマ)でのスタントシーンでした。
バイクで崖から海に飛び込むシーンです。
凄すぎて、声も出ませんでした。
本物は迫力満点!
車アクションを考案!ヤバさMAX!
- 車2台の至近距離での並走やスピンのシーンを見たタカハシさん。それは刑事ドラマだった。
- それでタカハシさんは閃く。「車をマジで激突させた方が面白い!」
- 早速練習を開始しようとしたタカハシさん。しかし、練習で使う車が調達できず。使い捨てをする車を用意できるお金がなかった。
- そこでタカハシさんは、カースタントの練習するためにタクシードライバーになった。
- タクシードライバーとなったタカハシさんは9時に出社後、タクシーで野球場へ行き、ドリフトとコーナリングを7時間練習した。当時はそれが可能だった。
- マウンドはいいジャンプ台だった。
- 夕方からは通常のタクシー業務をした。
- タクシーは公園の水道で洗ってキレイにしていた。
- タカハシさんは業務もちゃんとしていたため、売り上げはちゃんと上げていたため、文句もなく、気づかれもしなかった。
◆◇◆ ◆◇◆
50年前の話です!
今じゃSNSですぐに拡散されて、大問題ですよね。
しかも、野球場がボロボロになるという。
そういう大らかな時代が、日本にもあったということです。
なんかその時代を見てみたい。
若林さんが「このタクシーでの練習の話、超ヤバイ話だよ!」とツッコんでました(笑)。
何度も言いますけど、時代ですね、じ・だ・い!
応援してくれた整備士
- ところがあまりの車のボロボロぶりに、ついに整備士にバレてしまった。
- しかも、当時タカハシさんは夕方のニュースでスタントマンとしてインタビューを受けていたことがあり、整備士はそれを見ていた。
- 散々怒られたタカハシさんはタクシー会社を辞めないといけないと覚悟した。
- 翌日出社したタカハシさん。タカハシさんの車には、スペアのタイヤと最高級のハンドル、足元をスタント用にしてあった。
- 整備士がタカハシさんの頑張りを認めてくれ、陰ながら応援してくれた。
- タカハシさん曰く、「50年前は常識も非常識もハートの問題」とのこと。
◆◇◆ ◆◇◆
何度も言いますけど、時代ですね。
タカハシさんも言ってました。
こういう温かい心が通うようなことが昔はあったということです。
これがなかったら、スタントマンのタカハシさんは存在しないわけですもんね。
ここでカースタントの映像が出ました。
てっきり『西部警察』かなって思ったら、もっともっと古いドラマでした。
出てきたのは『Gメン'75』です。
カースタントがめちゃくちゃカッコ良くてスゴイんですけど、これが野球場で練習したのかと思うと笑えます(笑)。
テロップも「野球場スピン」でしたw
自力で骨折を乗り越える
- 過激なカースタントで骨折多発のタカハシさん。
- 仕事に穴を開けるわけにはいかないため、骨折しても病院には行かず独自のやり方で治した。
- 馬の油を塗ったり、サラシを巻いて8時間後にはスタント、ということがあった。
- タカハシさん曰く、打ち身や打撲に馬油は効くと力説!(タカハシ理論)
- 小麦粉とお酢を混ぜて貼るのも効くらしい。(タカハシ理論)
◆◇◆ ◆◇◆
若林さんが「馬油なんて絶対に効かない」と正論を言うと、タカハシさんは「馬油に失礼」と言い返してました。
いやいや骨折に馬油は効かないですよね。
さらにアメフトで鎖骨を折ったら救急車だと若林さんが主張すると、「根性が足りない」と根性論を展開するタカハシさんでした(笑)。
若林さんが「そんな民間療法聞いたことがない」とツッコんでました。
でも、足が取れたとか腕が取れたとかという大惨事じゃなかったので、タカハシ理論が成立したのかもしれませんね。
あくまでも、タカハシさんのみに通じる療法です。
ちゃんと病院行かないとね。
『お笑いウルトラクイズ』で伝説に!
- 1日も休まずスタントを続けたタカハシさんとスタッフ。
- さすがに体力の限界が訪れる。
- 人材確保をするが、なかなか人が集まらない。
- そこに『お笑いウルトラクイズ』からオファーがくる。ビートたけしが司会の超過激なゲームに芸人が挑戦するというもの。
- この時代はテレビ業界も寛容な時代だったからこそ実現。「たけし×タカハシ×コンプライアンス寛容時代」
- そして、危険度がMAXの番組となった。
- タカハシさんの参加したクイズはカースタントクイズ。コース上の様々な障害を車に乗ってクリアするというもの。
- タカハシさんが乗せたのは、ビートたけし。
- ここでアクシデント発生!ブロックにぶつかった際、そのブロックがフロントガラスを破り、タカハシさんの顔面にぶつかった!
- 絶対に血を見せてはいけないとタオルで口元を隠すタカハシさん。なんと前歯3本がグラグラになっていた!
- その後車体を半回転させるタカハシさん。そして血が映らないように這って逃げた。
- その姿を見たたけしが「タカハシ待て!逃げるな、ばかやろ」と追い打ちをかけてくれた。
- これで撮影のお蔵入りを免れた。たけしの機転に感動し、感謝をしているというタカハシさん。
- これが無事放送され、タカハシさんの知名度があがった。
- そのおかげで人材が集まり出した。
- その後バラエティに進出し、タカハシさんの運転の車に芸人が乗り、斬新なリアクションを生み出すことに成功。
- リアクション芸人はたくさん輩出したが、代表格は出川哲朗やダチョウ倶楽部。
- 芸人のリアクション芸を作り上げたのはタカハシレーシング。
- タカハシさんは現在72歳。10名のスタントマンに引き継ぎをしつつ、現役も続けている。
◆◇◆ ◆◇◆
グラグラになっていた前歯は、ずっと押し込んでいたら戻ったと言ってました。本当?
たけしさんはさすがですね。
本当はお蔵入りになってしまうところをお笑いに変えて、見事オンエアしたのですから。
この頃のたけしさんはめちゃくちゃ面白かったもんなぁ。
◆◇◆ ◆◇◆
ラベリングは「恐怖のブレーキが整備不良の人」(激レアさん No.124)でした。
めちゃくちゃ面白かったです!
72歳でも現役ですから、若林さんのラベリング通りでしょう。
怖くないんでしょうね。
そうじゃないと続きませんから。
いつまでもお元気で。
さすがに年齢的に骨折は危険ですから、ちゃんと病院へ行ってくださいね。
なんかちょっとタカハシさんを調べたら、今年5月31日に息子さんを亡くされたんですね。
まだ49歳でした。
あの笑顔いっぱいで楽しませてくれたタカハシさんですけど、こういう悲しみもあったということです。
ますます「お元気でいてください」と思いました。
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