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激レアさんを連れてきた 望月将悟 過酷なトランスジャパンアルプスレースで4連覇の偉業を果たした理由は育った環境にあり

2021年12月20日放送の『激レアさんを連れてきた。』を見ました。
今回の激レアさんは「超人的な山歩き能力を持ち、日本海から太平洋まで山脈約415kmをほぼ寝ずに最短5日で歩き切る人、モチヅキさん(望月将悟さん)」です。

 

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紹介された瞬間「嘘!?」と思うほどビックリしました。
415kmを5日間ということは、平均で83kmを1日歩くことになります。

 

今ネットで調べたら、新宿から箱根で90kmとのこと。
それよりちょっと短いとはいえ、そのぐらいの距離の山ですよね?
1日ぐらいならまだしも、5日間歩き通しになると思うんですけど、すでに尋常ではない体力と筋力と気力だということだけはわかります。

 

とにかく面白そう!


◆ゲスト

  • 生見愛瑠
  • 岩槻千夏


▽目次です▽

 

モチヅキさんが参加した「Trans Japan Alps Race」とは

  1. 日本でも随一と言われるほど過酷なレース「Trans Japan Alps Race」。
  2. トランスジャパンアルプスレースは富山湾からスタートし、3000m級の日本アルプスを越えて、駿河湾でゴールというレース。
  3. 一般的な登山家が歩いて30日かかる道のりを8日以内にゴールしないといけない。
  4. 交通手段や宿泊施設の利用はNG。
  5. 夜も走り、眠るのは外。
  6. 崖などの危険な道のりはもちろん、暴風雨や雷にみまわれることもある。
  7. 幻聴や幻覚も体験。
  8. この究極な過酷レースに、モチヅキさんは初挑戦で初優勝!
  9. 大会レコードも更新!


◆◇◆ ◆◇◆


過酷なレースでは幻聴や幻覚が見えるというのは、以前『クレイジージャーニー』のSPで放送された「アドベンチャーレース」で知りました。
ほぼ不眠不休に近い極限のレースでは、幻聴や幻覚の症状が出てくるということをここで語られてたのですが、ものすごく驚いたので鮮明に覚えています。
その時には、幻覚や幻聴は気にせず、楽しむことが大事というようなことを話してらっしゃいましたっけ。
モチヅキさんもそれだけ過酷な状況だったということ。

 

 

 

モチヅキさんの育った激レアな環境

  1. モチヅキさんが優勝出来たのには、育った環境が激レアだったから。⇒静岡県の山に囲まれた田舎の村。
  2. 何も娯楽がないため、遊びは山に入りエンドレスで山の中を走る。
  3. 川で魚を獲るためには、キツネや鳥よりも早く確保する必要があった。⇒ライバルはキツネや鳥。
  4. 野菜は畑で自給自足。
  5. 肉は近所のおじさんが獲った獣肉をお裾分け。
  6. 熊も生息している。⇒向かってこられたことはない、とモチヅキさん。
  7. キョーレツなモチヅキ家の家訓もあった。
  8. 学校も遠い。中学は10km離れた隣町までバス通学。⇒学校が山の上にあるため、そこから登山。⇒山の入り口には「クマ出没注意」の注意書きの看板。
  9. 通学路が山道のため登校するだけで足腰が強化された。20分ほど歩く山道。
  10. モチヅキさんが在校中、学校に到着したらすぐに着替えて全校生徒で山を走った。⇒生徒の眠気を吹き飛ばすため。
  11. 帰りはバスに乗る弟に鞄を預けて、村までの約10kmの暗闇の中を走って帰った。
  12. モチヅキさんは学校を卒業後、街で消防士になる。
  13. 街に来て驚いたこと:コンビニがあること、車が多いこと。
  14. コンビニは灯りの明るさにビックリ。

 

モチヅキ家の家訓

◆モチヅキ家の家訓

  • 医者にかかったら山を奪われる
  • 毒を持っていれば病も制す
  • 畑仕事は手伝うのが当たり前

 

  1. 医者にかかるとお金がかかるため、とにかく健康でいろ、という教え。
  2. たんこぶができた⇒砂糖を塗る。
  3. 発熱⇒鹿の角の粉
  4. 風邪⇒乾燥したマムシをすり潰した粉。煎じて飲む。
  5. 打撲⇒マムシの皮を巻く
  6. マムシは毒を持っているので、毒を持っていれば病も制す、というモチヅキ家の考え。

 

最強の畑仕事

  1. モチヅキ家では「畑仕事は手伝うのが当たり前」という家訓だった。
  2. その畑の場所は山の上。家の横ではない。
  3. 山の上では椎茸を栽培。
  4. 椎茸の収穫時には15kgのカゴを背負い、山を15往復。
  5. 山には車が入れないため、自身で歩かないとダメだった。
  6. 「(山を)歩いていれば、道になる」byモチヅキ

 

超過酷で危険なトランスジャパンアルプスレース

◆トランスジャパンアルプスレースの危険度

  • レベル1:睡魔地獄
  • レベル2:足に激痛地獄
  • レベル3:幻覚・幻聴地獄
  • レベル4:天災地獄

 

  1. 消防士になったモチヅキさんは、次第に山道が恋しくなる。
  2. トランスジャパンアルプスレースに参加することにし、初優勝。⇒その後4連覇!
  3. トランスジャパンアルプスレースの約415kmを4日23時間52分で走破!
  4. レースのスタートは夜中の24時。
  5. モチヅキさんはレースにワクワクして前日は眠れず。
  6. レースでは睡眠のタイミングが需要。⇒モチヅキさんは1回にわずか15分しか寝ない。
  7. モチヅキさんは寝ながら走る。10秒ほど眠りながら走って目を覚ますを繰り返す。
  8. 走り続けていると足の裏が雨や汗で乾かず。⇒足の皺が深くなり刺さる感じになる。
  9. モチヅキさんが見た幻覚:石ころがパンに見える。
  10. モチヅキさんが聞いた幻聴:誰もいないのに「こっちよ」と聞こえる。
  11. 幻聴が聞こえると「疲れてきた」と判断するモチヅキさん。
  12. 他には石が財布に見えて拾っている人や、誰もいないのに誰かと会話をしている人などをモチヅキさんは見かけた。
  13. 遭遇する天災も地上での体感と段違い。
  14. 雨が降ってくると石のように痛く感じる。
  15. 体重63kgあるオジサンでも吹っ飛ぶ強風。
  16. こういう天災もモチヅキさんは幻覚・幻聴を利用⇒台風で揺れる木々を人間が手を振って応援していると思い込む。⇒元気が出る!
  17. マイナスになるとドンドン落ち込むので、プラスのイメージにする。

 

前代未聞の無補給チャレンジし前人未到の偉業を達成

  1. 2018年にはさらなる挑戦をしたモチヅキさん。
  2. 2017年で4連覇を達成していたチャンピオンのモチヅキさんは、「無補給」でチャレンジ。
  3. 2018年までは食事や補給が可能だったトランスジャパンアルプスレース。
  4. 荷物は通常の3倍の約15kgを背負う。
  5. 初参加は33歳だったが、8年後のチャレンジ時には41歳。体力の衰えも感じ始めていた。
  6. 優勝はしても限界は超えたいとチャレンジし続けるモチヅキさん。
  7. 無補給の結果は7位。6日16時間7分でゴール。⇒全選手中モチヅキさんただ1人だけ無補給で走破。
  8. モチヅキさん曰く自分の限界を知りたかったため、このようなチャレンジをした。


◆◇◆ ◆◇◆


ラベリングは「沿道より山道にファンが多い人」(激レアさん No.283)でした。


◆◇◆ ◆◇◆


いやぁ凄かったです。
レース映像も見れましたけど、本当に過酷なレースでした。
2018年で41歳ということですので、現在は44歳でしょうか。


トランスジャパンアルプスレースは毎年の開催ではなく2年に一度行われるレースとのこと。
2020年の大会はコロナ禍で2021年8月に延期。
さらにその2021年8月の大会は台風および温帯低気圧の日本海側通過による荒天予報を受け、大会中止の基準に達したため中止になったそうです。
そういうこともあるんですね。
なんで2018年の大会までの話なのかなと思ったらコロナ禍と悪天候で延期と中止になっていたんですね。
確かに人命が一番大事ですから大切な判断でしょう。


こういう全く知らない世界のことを知れるのも激レアさんならではですね。

 

モチヅキさんのレースに関する記事で面白いのを見つけました。

number.bunshun.jp

 

さすがNumber!
いろんなアスリートを取材し、かなり深いところまでインタビューされている雑誌ですけど、そこでのインタビューがありました。
大変面白い内容ですので、ぜひ読んで欲しいです。

 

激レアさんの補完をさせていただきました。


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