2021年10月11日放送の『激レアさんを連れてきた。』を見ました。
今回の激レアさんは「職業がマジシャンで『新体操の経験・知識ゼロ』なのに新体操日本代表のコーチになってしまい、世界大会で初の金メダル獲得に貢献した人、シムラさん(志村祥瑚さん)」です。
異色の経歴SPということでしたが、今度は新体操を救った意外な職業の人として登場。
タイトル見たらぶっ飛びますよね(笑)。
でもこういう異業種の方がうまくいく事例はあるので、非常に興味深いです。
◆ゲスト
- 桜井日奈子
- ヒコロヒー
▽目次です▽
- マジシャンであるシムラさんが新体操の世界選手権で金メダル獲得に貢献
- シムラさんは医者を目指す
- シムラさん大学留年
- シムラさんが新体操に関わった流れ
- シムラさんのメンタルトレーニング内容の一部
- シムラさんの加入後の好成績
マジシャンであるシムラさんが新体操の世界選手権で金メダル獲得に貢献
- 日本の新体操は、世界新体操選手権で1975年団体総合2位以来、メダルから遠ざかっていた。
- 2017年にマジシャン・シムラがコーチに就任。⇒2019年に44年ぶりに団体総合2位の銀メダル獲得!
- 団体種目別では史上初の金メダルも獲得!
- 東京オリンピックでもサポート。
シムラさんは医者を目指す
- シムラさんは両親の方針で医者を目指す。
- 親戚がクリニックを経営していたが跡継ぎがおらず。⇒自然とシムラさんが医者になる継ぐという教育方針。
- シムラさんは習い事を10個掛け持ちしながらも、勉強に勤しむ。⇒テストはほぼ100点。
- シムラさんの10の習い事:①水泳、②そろばん、③体操、④英会話、⑤ピアノ、⑥ギター、⑦美術、⑧書道、⑨塾、⑩家庭教師
- 8歳の時に生まれて初めて父親のマジックを目にする。⇒輪っかのマジック。
- これに衝撃を受けたシムラ少年は「マジシャンになりたい!」⇒両親をガッカリさせたくないため、この夢は内緒。
- 中学・高校時代は両親にバレないように、通学中に電車でコイン瞬間移動マジックの練習。⇒授業中には、机の下でトランプマジックの練習⇒休み時間はトランプが窓を貫通するマジックの練習。
- 昼休みには、日替わりで他のクラスを回ってマジックショー。⇒ついたあだ名は「マジシャン」
- 家では勉強という隠れマジック生活を10年続けたシムラさん。
- 両親の念願が叶い、シムラさんは慶應義塾大学の医学部に入学。
- 大学では勉強よりもマジック⇒親に内緒で、マジック世界大会で優勝!
シムラさん大学留年
- マジックに勤しんでいたシムラさんが両親と共に大学に呼び出される⇒留年決定!(マジックのやりすぎ)⇒このままでは退学になる危機。
- マジックに没頭しすぎて、学校の単位を落としていた。
- この時のシムラさんは留年するぐらい大学では落ちこぼれ。やる気もなし。
そんなシムラさんと救ったのがMr.マリック。⇒知り合いの紹介でマリックに会うことが出来たシムラさんは相談をする。 - マリックは「マジシャンは病気は治せないが健康な人をより幸せにできる。医者として治すことができて、マジシャンと楽しませることができれば私たちでは叶わない人を幸せにする力がある」と諭す。
- シムラさんは医者になってもマジックが活かせるかもしれないと気づく。⇒ここから学校の勉強も頑張れるようになった。
- マジックに医学を乗せてみては?⇒白衣を着てマジックをしてみる⇒医者キャラマジシャンとして自主ライブ。
- その噂から日テレの『スッキリ』に出演。
- シムラさんは精神医学とマジックを融合。⇒マジックでは思い込むと視野が狭まるというのを伝える。
シムラさんが新体操に関わった流れ
- 『スッキリ』に出演後、シムラさん宛に新体操強化本部長・山﨑浩子さんからメールが届いた。
- 内容は「新体操日本代表に協力してくれませんか?」というもの。
- 最初は迷惑メールだと思ったシムラさん。しかも新体操を見たこともない。
- メールを送った山﨑さんの話:その時に行った思い込みマジックは、ダンボールに箱に重い重しを入れてゲストに持って貰って重さを当てるというマジック。実は箱は空っぽ。音で重いと思い込ませたマジック。
- 山﨑さんの考え:オリンピック前は選手たちの視野が狭くなっていた状態。⇒思い込みをいい方向に使えたら、選手たちのパフォーマンスがあがるかもしれない。
- テレビの医者キャラマジシャンのシムラさんを見て、フェアリージャパンに役立つのではないか、と直感で感じたという。←「スッキリの医者キャラマジシャンを見て役立つかもと思う山﨑さんもなかなかの激レアさん」とヒコロヒーのツッコミ。
- シムラさんはフェアリージャパンのメンタルコーチに就任。
- シムラさんも新体操を全く知らなかったので引き受けるのは怖かったが、何かできることがあるからオファーを受けたのだといい方向に思い込んで引き受けた。
シムラさんのメンタルトレーニング内容の一部
- 山﨑さんからの依頼:9時~18時までトレーニング。中身は全てお任せします。
- シムラさんがやったこと①:午前中はマジック講座⇒頑張っている人ほど視野が狭くなっている。マジックとタネ明かしを見せると思い込みに気づき、自分を客観的に見れられるようになる。
- シムラさんがやったこと②:アスリートお悩みレスキュー。不安や悩みを持つ人にキャラクターの声マネで自分の不満や悩みを言う。⇒気持ちを軽くする効果がある。
- 自分の不満をポップな言い方に変換をすると、気持ちが緩和される。
- トレーニングを受けた元フェアリージャパンの国井麻緒さんの話:トレーニングを続けて気持ちの変化に気づいた。
- 自分の嫌なところも全て受け入れて流す。
- 1つ1つの悩みに考え込まずに、今やることに集中する。
- 自分が気づかないうちにメンタルが変わった⇒結果、ポジティブに考えられるようになった。
- 山﨑さん曰く、メンタルトレーニングと構えなくていい。いろんな趣向に変える手助けになっている。
シムラさんの加入後の好成績
- それまで団体総合でのメダルが近くとも遠い感じが続く。
- 2017年にシムラさんがチームに加入すると、団体総合で3位の銅メダル獲得。種目別では銅メダルと銀メダル獲得。
- 2018年は団体総合は5位だったが、種目別では銀メダル。
- 2019年は団体総合2位の銀メダル。種目別では金メダルと銀メダルを獲得。
- 選手が頑張った結果だが、メンタルの部分で本来のパフォーマンスを引き出す手助けが出来たのではないか、とシムラさん。
- 現在シムラさんは大学を無事卒業し、精神科医とマジシャン。そしてフェアリージャパンのメンタルコーチをしている。
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ラベリングは「やってることのスケールはめちゃめちゃでかいのに声が小さい人」(激レアさん No.267)でした。
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なるほど!
メンタルコーチでしたか。
さすがに新体操そのもののコーチではないですよね。
うっかり騙されました(笑)。
これこそ思い込み!
でもメンタルでボロボロな結果になることはアスリートではなくても、一般人にもあります。
それをトレーニングを積むことで、ポジティブに持っていけるというのは大きいですよね。
「スッキリ」でやったという空のダンボール箱に重しが入っていると思い込ませるマジックをぜひ見てみたい。
思い込むだけで、40kgもあると思わせるってスゴイなぁと感心してしまいました。
いい方向に思い込むのは大事なことですね、。
このメンタルトレーニングを受けてみたいです。
とりあえず、キャラクターの声マネで不満を言ってみようと思います。
気分が軽くなるといいなぁ。
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