2020年5月9日放送の『激レアさんを連れてきた。』を見ました。
総勢172人の激レアさんの振り返りの「激レアof激レアさん」です。
今回は「小学5年生から40年間ずっと1人の男性に片想いし続けていて未だに最初の情熱を保っている人、タジマさん(仮名)」です。
タジマさんは昨年の3月に放送された激レアベスト4に選ばれた方です。
▶激レアさんを連れてきた 2019年3月25日 激レアベスト4 北村まゆみ 黒沢哲哉 - 今日も暇です。
お話自体すごいんですけど、ちょっと切なくなるという。
若林さんがこの時のゲストのYOUさんを会うといまだにタジマさんの話が出るそうです。
しかも激レアさん史上、唯一視聴者ご本人からの投稿でしたが、実は『かりそめ天国』と間違えて投稿してしまったという経緯のある方でした。
この激レアさんは登場人物がすべて仮名です。
タジマさんも仮名です。
▽目次です▽
- オープニングトーク オンライン飲み会
- 77年「恋」(10歳)~運命の出会い~
- 1982年「告白」(15歳)
- 1985年「熟成」(18歳)
- 1990年「告白再び」(23歳)~奇妙な告白~
- 1994年「突然の悲報」(26歳)
- 2007年「神様」(40歳)~謎の境地~
- ハルタくんに電話インタビュー
オープニングトーク オンライン飲み会
若林 (オンライン飲み会は)このまま続いて欲しい文化なんですけど。飲み会って島がいくつかできるじゃない。5人で話していたり。俺その島と島の間でひとりぼっちになってしまうこと多いのよ。
弘中 難しいですよね。
若林 オンライン飲み会はそれが絶対ないじゃない!ウーロン茶飲んでてもバレないし。「おい飲めよ」と言ってくる人いないから。弘中ちゃんはやってんの?オンライン飲み会。
弘中 この前やりました。
若林 へぇ。どういうメンバーで?
弘中 アナウンス部の後輩と3人で。女性同士だと化粧しなくていいからいいとか、そういうのありますね。部屋着でいいし。
若林 それはラクじゃない?
弘中 ずーーーーーーっと悪口言ってました♪
若林 それは今言っても大丈夫なの?今はオンライン飲み会じゃないですよ。
弘中 (笑)。あらららそうだった。
若林 TV収録だから。流れますよ。大丈夫ね?(笑)
◆◇◆ ◆◇◆
弘中ちゃん、悪口って(笑)。
後輩のアナウンサーの方とどんなこと言っていたんでしょうね。
OLさんもありますよね。
77年「恋」(10歳)~運命の出会い~
- 舞台は北海道札幌市。
- 今から40年前。タジマさんが小学校5年生の時のこと。
- タジマさんは当時男勝りだった。男子とケンカを平気でするタイプ。机の中に食べない給食のパンをギューギューに入れていた。
- タジマさんのクラスに転校生のハルタくんがやってきた。席はタジマさんの隣。
- 出会いの印象は全然タイプじゃなかったという。
- ある時ハルタくんが教科書を見せて笑いかけてきた。「タジマさん、この写真面白いよね」
- 寡黙そうな男子だと思ったハルタくんが、自分に見せてくれた笑顔にギャップ萌えした。
- 気がついた時にはハルタくんに恋していた。
- その気持ちが現在まで続いている。
- 20代~50代の片思い平均期間は3年。50代のみで4年。(激レアさん調べ)
1982年「告白」(15歳)
- ハルタくんに恋して5年目の15歳の時。
- ハルタくんと同じ中学校にあがったタジマさん。ハルタくんに近づくために同じ塾に通う。
- タジマさんは塾に通う他校のイケメン男子から告白された。
- 告白されたタジマさんの答え。「それはさておき、ハルタくんの第2ボタン持ってきて!」
- どうしてもハルタくんの第2ボタンが欲しかったため、ちょうどいい人がいたと思ったタジマさん。
- そのイケメン男子はハルタくんから第2ボタンを貰ってきてくれた。
- 卒業式の時期になり、タジマさんはハルタくんに告白しようと決意!
- そして「ずっと好きでした」と告白。しかし、タジマさんは返事を聞かずにその場から走り去ってしまった。
- 絶対「ノー」と言われると分かっていたからというタジマさん。
- その後、タジマさんは女子高へ進学。
- そこでもハルタくんへの気持ちはブレなかった。
- アイドルを好きになることもなかったが、当時たのきんトリオが大人気だったため誰か好きと言わなければならず、マッチと言っていた。トシちゃんは顔が好きじゃなく、よっちゃんは鼻が大きくて苦手での消去法。
- 高校時代はバス停で見かけたり、ハルタくんの高校の文化祭にこっそり行った。
1985年「熟成」(18歳)
- ハルタくんに恋して8年目。18歳。
- タジマさんは就職。ハルタくんは大学進学。
- 就職先は呉服屋の営業。そこで「営業は断られてからが勝負」と教えられた。
- 仕事が終わると親友のシガさんのお家で延々とハルタくんの話をしていた。
- シガさんは小学校6年の時にタジマさんの学校に転校し、そこから13年間ハルタくん話を聞かされていた。
1990年「告白再び」(23歳)~奇妙な告白~
- ハルタくんに恋して13年目。23歳。
- 親友のシガさんがついにキレて、タジマさんの会社に行きタジマさんを連れ出し、ハルタくんにすぐに告白するように迫る。
- この時に会う約束をしたタジマさん。
- タジマさんはフラれたくないため奇妙な告白をした。「人間の寿命は72年。そのうちの3ヵ月でいいので付き合って!」
- ハルタくんの返事は「無理!」
- 「営業は断られてからが勝負」の言葉が脳裏に浮かび、ハルタくんにさらに畳みかけるタジマさん。
- 「ボランティアだと思って」「2番目でも3番目でもいいから!」と懇願するも断るハルタくん。
- そしてハルタくんがこう言った。「昔タジマの机からカビパンが出てきた。ショックで女として見れない」
- もう無理だと感じたタジマさんは号泣。
- 泣くタジマさんを見て、ハルタくんが「3日間考えさせてくれ」と答えた。
- 3日後のハルタくんの答えは「3ヵ月付き合おう!」だった。
- 3ヵ月の間、遊園地、ボウリング、スケート、スキーを楽しんだ。
- タジマさんは密かに思っていた。初めての相手はハルタくんしかいない、と。
- ホテルに誘ったタジマさん。ハルタさんは好きで付き合ったのではなくボランティアなので当然断られる。
- タジマさんはススキノでナンパしたと思えばいいと迫り、ホテルを探すがどこも満室。
- 諦めかけたタジマさんだったが、タジマさんが他を探そうと積極的に。やる気スイッチが入ってしまった。
- そして1軒見つけ、2人は結ばれた。
- 3ヵ月の約束が過ぎた頃だった。
- 順調にいくかと思いきや、ハルタくんは転勤になる。
1994年「突然の悲報」(26歳)
- ハルタくんに恋して17年目。26歳。
- ハルタくんが結婚。友達から電話で聞いた。
- タジマさんは声を大にして泣いた。
- タジマさんに不倫や略奪という気持ちはない。だけど、好きな気持ちも変わらない。
- 忘れようと努力した。
- 30代半ば。言い寄られていた年上男性とデートをしていたタジマさん。距離も縮まっていた。
- 新しい恋をしたいと頑張っていたタジマさん。
- いい雰囲気になりキスをしようとしたときに、吐いてしまった。
- そこでタジマさんは悟った。ハルタくん以外は無理だと。
- これをきっかけに「ハルタくんを諦めること」を諦めることにした。
2007年「神様」(40歳)~謎の境地~
- ハルタくんに恋して30年目。40歳。
- タジマさんはハルタくんを想うことをライフワークにしようと決意。
- タジマさんの中では「ハルタくんは神様」と思うことにした。ハルタくんは「私には畏れ多い」存在という意味。
- 呉服店のオーナーから1店舗任されたタジマさん。
- 店名は「はるた」(仮名)
- タジマさんのメールアドレスも「haruta○〇.jp」とハルタが付く。○○の部分はハルタくんが昔住んでいた家の電話番号を取り入れていた。
- 迷惑メールが多かったため、今はメルアドを変えて「haruta@○○」にしているとのこと。
ハルタくんに電話インタビュー
- 今でも覚えている。元気ではっきりものを言う女性。
- 今でもタジマさんが思い続けていることを伝えると、全然知らなかったというハルタさん。
- 嬉しい面も当然ありますが、軽率な言葉では言えない面もああると気遣う。
- 知り合って40年。お付き合いさせていただいた時もあるので、幸せになってもらいたいと願う。
- 20年以上別の道をお互い歩んで、タジマさんも自分の道で頑張ってもらいたいとメッセージ。
- タジマさん曰く、生まれ変わったらこんな人生は嫌。
- 男に生まれたい。男だったらこういう人生でも普通に結婚して歩んでいたと思う。
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ラベリングは「ハルタ以外はリバースの人」(激レアof激レアさん)でした。
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純粋に人を愛し続けていたという話でした。
この回は本当に切なかったです。
意外と女性は次に行ける感じがありますけど、人それぞれ重みが違います。
タジマさん、幸せだといいな。
ハルタさんも驚いたでしょうね。
ご家庭もあるでしょうし、まさかタジマさんがずっと自分のことだけを思っていたとは夢にも思わなかったと思います。
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