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激レアさんを連れてきた 10月26日 坂口拓 スタジオがドン引きのリアルアクション道!オチがコントだった件

2020年10月26日放送の『激レアさんを連れてきた。』を見ました。

 

今回の激レアさんは「撮影現場で1人だけ文字通り ガチで命をかけてしまっているアクション俳優、サカグチさん(坂口拓さん)」です。

 

 

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しかも世界に認められた伝説のアクション俳優とのこと!


サカグチさんが登場してすぐに、ゲストの山本舞香さんが「あっ!」とご存知でした。
芸能界では有名なアクション俳優さんってことでしょうか。
私は存じ上げないので楽しみに視聴しました。


◆ゲスト

  • 山本舞香さん
  • 澤部佑さん(ハライチ) 


▽目次です▽

  

坂口拓さんはこんなアクション俳優

  1. サカグチさんは「リアルアクション道」にこだわってやっている。顔面を当てるのは全然アリ!
  2. ドラマや映画で命にかかわるシーンは俳優はあくまでも演技を行うが、サカグチさんは違う。
  3. アクションをする相手に「本気で殺しに来てくれ!」とお願いするヤバイアクション俳優。
  4. サカグチさん曰く、スタントマンごときにやられるもんじゃないとのこと。
  5. サカグチさんは26歳の時にアクション俳優デビュー。
  6. その後のアクション俳優人生は、アクションの段取りを決めずにアドリブでアクションを繰り広げている。
  7. その結果、歯を4本折り、骨折100回以上、切り傷120ヵ所以上という負傷の数。
  8. もはや骨折程度では病院には行かない!←「行きなさいよ!」と若林のツッコミ。
  9. 588人とガチ殺陣、77分ワンカット映画に挑戦!『狂武蔵』
  10. ニコラス・ケイジはサカグチさんのアクションを見て、「こんな俳優はお前1人だよ」と絶賛。


◆◇◆ ◆◇◆


骨折しまくる激レアさん、以前にもいらっしゃいましたよね?
スタントマンの高橋勝大さんです。

激レアさん 11月16日 高橋勝大 凄まじいスタント自主練 『お笑いウルトラクイズ』で伝説に! - 今日も暇です。


高橋さんも相当ぶっ飛んでましたけど、サカグチさんはよりクレイジーな感じです。
カテゴリーとしては同じカテゴライズでしょうけど(笑)。
いや~こういうクレイジーな方いい!!
これぞ激レアさんって感じがします。

 

 

 

ひ弱な少年からの脱皮

  1. 少年時代は超ひ弱だったというサカグチ少年。しかもめちゃくちゃビビリな少年だったという。
  2. 普通は道場に通うなどして強くなっていくが、サカグチ少年は意図しない出来事が重なるという運命で、勝手に強くなっていった。
  3. 高校生になったサカグチさん。不良が多い高校に入学。
  4. 電車賃狙いの不良が駅にたむろしていた。余計に人の分を払うのが嫌で自転車通学に変更。
  5. 実家⇒高校の片道20km、往復40km!最初のうちは3~4時間かかっての通学。学校は山の上、金沢だったため冬は自転車を担いで山を登った。
  6. サカグチさん最強への道①:足腰が強くなっていく
  7. 高校時代にバイト先の女性に恋をしたサカグチさん。告白しようとしてもなかなかできず。
  8. 告白できない日には腕立て10回、翌日もできなければ20回…という罰を決める。
  9. 結果最後まで告白できなかった。最終的には1日2,000回!←「告白しなさいよ!」と若林。
  10. サカグチさん曰く、思春期のエ〇い気持ちを腕立てで消していた。
  11. サカグチさん最強への道②:腕周りが最強になる。

 

◆◇◆ ◆◇◆


なんでもやりすぎちゃう人は、激レアさんあるあるですね。
腕立て2,000回って数えるのも大変(笑)。

 

謎の老人との出会いで肘打ちの達人に

  1. 筋力がついたサカグチさんはもっと強くなりたいと思うようになる。
  2. 河原で中国拳法のマンガを真似してトレーニング。
  3. そこで謎の老人と出会い、パンと牛乳をくれたら教えてあげると言われる。
  4. そこから2年間、肘打ちのみを練習し続けた。いろいろ技を覚えてもいちいち対応できない。1個の技だけ習っておけば何をされたってそれしか出ない。それ1個をやり続けたら強くなるんだと謎の老人に教えられた。
  5. 2年後にその老人から「もう教えることはない」と言われた。
  6. 老人から「最後奥義を見せてやる」と言われ、イチョウの木に老人がポンと手を触れると、イチョウの葉が降り注いだ。その降り注いだのが終わったら老人はいなかったという。消えた。←「それはうそじゃん」と澤部のツッコミ。
  7. サカグチさん曰く、思春期だったため妄想だったのかもしれないが、そのイメージが強烈に残っている。
  8. サカグチさん最強への道③:肘打ちが最強。
  9. 不良3人に絡まれたときに、肘打ちのみで瞬殺した。当時ゲーセンで流行っていたストⅡをプレイするためのお金をカツアゲされそうになった際、初めて肘打ちでやってみたら、すっ飛んでいった。
  10. バイト先で着替え中に、自分の姿を見てカッコいいと思い、アクション俳優になる決意をした。
  11. アクション俳優には急になろうと思ったという。それまでは自分に自信がなかったから何もできなかった。自分に自信が持てるようなことをやりたいと思うようになった。
  12. そして東京へ。この時はまだ童〇←「肘打ちが得意な童〇」と若林。


◆◇◆ ◆◇◆


このおじいちゃん、幻だったのか本物だったのか。
いずれにせよサカグチ少年の原点であることは確かですね。

 

アクション俳優 理想と現実

  1. サカグチさんはアクション俳優やスタントマン専門の登竜門、ジャパンアクションクラブへ入団。
  2. そこでサカグチさんは思った。「このアクション、リアルじゃない!」
  3. アクションはすべて決まり事。手を覚えるだけのダンス。そういうアクションももちろん好きだが、ダンスをやりたいわけではない。
  4. 当時K-1やPRIDEなどの格闘技が流行っており真剣勝負を見ているのに、映画やドラマはそうじゃないと気が付いてしまった。
  5. 不格好でもじぶんらしさが出るからやる価値があるとの判断から、リアルにこだわるがゆえに、JACはすぐに辞めた。

 

 

 

別な意味でのリアルアクション道

  1. JACを辞めたサカグチさんは、所属事務所を探し始めた。知り合いのチーマーから事務所を紹介すると言われた。
  2. そこに行くとすぐにVシネマに出られる強面の男性がズラリ。サカグチさんは悪役を中心とした事務所と思った。悪役の心構えを学べると思ったというサカグチさん。
  3. ある時怖そうな男が絡んできた。その男は青龍刀を振り回され、ゴミ箱などを利用し逃げ回って事なきを得た。
  4. 事務所は芸能ではなく暴がつく事務所だった。
  5. サカガチさんは入る事務所を間違えたと言って辞めることができた。まだ研究生だったためすぐに辞められたとのこと。
  6. 漫画の世界でしか味わえない殺意と緊張感を体験した。
  7. サカグチさん最強への道④:度胸が最強になる。


◆◇◆ ◆◇◆


うーん。
このあたりは放送コードに引っ掛かりそうだから、上手に濁したのか本当によくわからなかったのかはわかりませんけど、極〇人生にならなくてよかったですね。
真っ当な道を歩まれて何よりです。
サカグチさんのクレイジーぶりは全然真っ当ではないですけど、ストイックとクレイジーは背中合わせなんでしょう。
『クレイジージャーニー』もそうだったもんなぁ。
あの番組復活して欲しい。 

 

運命を変えた映画『VERSUS』主演

  1. 芸能事務所に履歴書を送るも一向に受からなかった。
  2. 自覚している性格の欄に「リーダー的存在(宗教的)」「インターネット的(顔が広い)」「おひとよし」「キレやすい(おなかがすいていたら)」「女につめたく友情にあついといわれる」と明記。
  3. 芸能事務所は採ってくれなかったが、その間に様々が格闘技を習ってどんどん強くなっていくサカグチさん。
  4. ボクシング、キックボクシング、柔術、総合格闘技と一通りやった。
  5. 夜はカツアゲしているような悪い人を見つけて、かかってきたときにやっつける。その様子をビデオに撮って自分のアクションのリアルさを追求していった。←「町中でエチュード(即興劇)」と若林。
  6. ビデオを回していたのはトシさんという相棒。
  7. 当時サカグチさんについていたキャッチフレーズ:西新宿の白い狼・サカグチ
  8. 白い狼の由来は色白だったため。
  9. ある映画監督が強い男を主演にしたいと考えていた。
  10. そこで「西新宿の白い狼」の噂を聞きつけ、とんとん拍子に話が進み念願の映画デビューとなった。
  11. 監督は「そんなことをしてるなら映画のために死んだ方がいい」と言ってくれた。←「やっと本物の関係者が現れたね」と若林。
  12. 映画ではガチでやろうということで、顔面も体も殴り合うことに。撮影後は青あざだらけ。
  13. その映画は『VERSUS』。

 

仮面ライダーカブトをフルボッコ!

  1. 『VERSUS』は業界で注目となり、続々とオファーがくるもののアクションなしの二枚目役ばかり。注目されたのはアクションではなく、ビジュアルだった。
  2. リアルアクションしかやらないとオファーを断っていたサカグチさん。
  3. ついにアクション人生を変えるオファーがくる。それが『仮面ライダーカブト』のラスボス。
  4. サカガチさんはダメ元で条件を出した。「仮面ライダーを素手でボコボコにしていいなら出ます!」←「どんなストーリーなの?」と若林。
  5. そして出たのが仮面ライダーボコボコOK!
  6. 実際にフルボッコされた仮面ライダーのライダースーツは破損したとのこと。
  7. サカグチさんは仮面ライダーの人がケガしないように、スーツのところしか打ち込まなかった。そのためライダースーツがボロボロに。パーツがポロポロ落ちた。
  8. サカグチさん最強への道⑤:仮面ライダーより最強。
  9. 業界内ではヤバイ俳優がいると注目される。
  10. 役者のオファーはもちろんだが、監督などの裏方のオファーも殺到。


◆◇◆ ◆◇◆


仮面ライダーカブトの映像が出てましたけど凄かったです!
最後はやられるんでしょうけど、だからこそのいい前フリになったんじゃないでしょうか。
最強のラスボスを倒すからこそ、ヒーローは生きますから。
…まさか仮面ライダーカブトが消滅で終わりってことじゃないですよね?
見ていないのでわかりませんけど。


しかし、とにかく俳優で売れたいという方ではないのが面白かったです。
とにかくアクションがお好きだった、そしてその道を究めたかったというのがものすごく伝わりました。

 

 

 

リアルアクションでのルール

  1. 撮影現場でリアルアクションを追求し、ルールを決める。
  2. リアルアクションのルール:①相手を傷つけない、②相手をリスペクト、③相手を思いやる
  3. このルールの元、映画の中でもコロス気でやりやってもOK。
  4. 相手にリスペクト無いパンチは暴力に感じるというサカグチさん。「信頼関係さえあれば突き詰めたところまでいける!」
  5. 撮影現場では常に死を覚悟して挑んでいたサカグチさんは、動きや段取りを決めなくていいだろうという境地に達する。
  6. それが全アドリブアクション!
  7. その集大成とも言える作品が出来上がる。それが映画『狂武蔵(くるいむさし)』。77分ワンカットで588人との殺陣。
  8. 樫の木の木刀に銀を塗り、目・喉・頭をかち割っていいから来い、と言ったサカグチさん。
  9. 怖くはない。自分の限界を知りたいのでやってみたい。
  10. この映画では、サカグチさんに本気で襲ってこられる人材を自ら育成。1年かけてサカグチさんにガチでいっても大丈夫と植え付けられた。
  11. 「どこを狙っても俺の方がお前らの何千倍も強い」
  12. サカグチさんは本気で命をかけて戦ったことがある人を希望。そこで1人紹介してもらった人がお互いを「本物」と認め合う。
  13. その男性は稲川義貴さん。近距離戦闘術の達人で、元米軍特殊部隊の格闘技教官。特技は人をコロさないように倒せる。
  14. 稲川さんから合戦に行くんだったら3つの技を教えると言われ、教わった。「合戦からもし生き残ってきたら一杯呑みましょう」と言ってくれた。
  15. 稲川さんはサカグチさんの師匠。


◆◇◆ ◆◇◆


本物の人が現れるんじゃないかなと思ったら、やっぱり本物の特殊部隊の人が登場しました。
その道を極めようとすると、やっぱりこういう運命ってあるんでしょうね。
サカグチさんが師匠とおっしゃるくらいですから、本当に凄い人なんだと思います。

 

 

映画『狂武蔵』で燃え尽き…

  1. 映画の撮影では開始5分で指がポキン。
  2. 肋骨が4本ポキッ!
  3. 痛みで歯を食いしばっていたら歯が4本ポキ…。
  4. サカグチさんが撮影前に、二度と撮れないので両目潰れても、何もかも失くしてもいいのでコロすまでやるように指示。「お前らが一度でも嘘のフリで俺をコロしにこなかったら、お前らを俺はコロす」と発破をかけたという。サカグチさん流の激励!
  5. その激励が効いて最初から全力投球でこられたため、骨折してしまったという。
  6. 本音としては徐々にボルテージを上げて欲しかったが、カッコ悪くてそんなことは言えなかった。
  7. スタジオで『狂武蔵』が流れ、見終わった後の若林の一言。「ストレートに引いてます…」
  8. 圧倒されて過ぎて引いてしまったスタジオ内。感動どころではない。
  9. 若林は見てきた時代劇の殺陣とは全然違うと感想。動きが最短。
  10. サカグチさん曰く、握力は15分くらいでなくなっていたとのこと。
  11. ラストはどうせ死ぬんだから行くか…という気持ちになると、脱力して強くなっていくのがわかったとのこと。
  12. 作品中に限界を超えて強くなった!
  13. ラストには覚醒したサカグチさんに怖くなって、弟子が誰も来なくなった。
  14. サカグチさん最強への道⑥:588人相手で最強。
  15. サカグチさんは『狂武蔵』の撮影が終わった時に疑問を感じた。「この凄さ伝わってる?」
  16. 撮影後嗚咽で泣いたというサカグチさん。達成感からではなく虚しさから涙。このリアリズムは誰に伝わるのだろう。
  17. そこで俳優を辞める決心をし、実家のお母さまにその旨を伝えると、「石川でアクション教室でも始めればいいんじゃない?」と明るく言われた。それで気が晴れ、もう少しやってみようという気になった。
  18. サカグチさんの元にはアクションを習いたいという若手俳優や女優が殺到。
  19. 若い世代にこのリアルアクションを伝えていこうと決意。
  20. 映画『キングダム』で共演した山﨑賢人もサカグチさんを尊敬している。
  21. 監督の佐藤信介は役者というよりも本物の戦いを追求している人、と評していた。


◆◇◆ ◆◇◆


人としても成長されて、アクションへの姿勢がストイックであり魅力的なのですから、そりゃ俳優さんや女優さんは引き寄せられますよね。
『狂武蔵』はちょっとだけの映像でしたが、めちゃくちゃ迫力ありました。
こういうのって映画館で観たら最高なんでしょうけど、見終わったらぐったりしそう。
魂を全部持っていかれる感じがします。


脱力して強くなって覚醒で最強というのは、本当にある世界なんですね。
それを現代人が体現しているというところが、サカグチさんの最大の強みなんだと思います。 

 

謎の戦闘術を習得 最新の仕事はまさかのアクションなし!?

  1. ナイフや銃を訓練するウェイブという戦闘術。そのウェイブのマスターになったというサカグチさん。
  2. ウェイブは肩甲骨を大きく動かしてその力の流れを使うことで瞬発的なスピードを生み出す。
  3. このウェイブを取り入れたのが映画『RE:BORN』。
  4. サカグチさんのリアルアクションはさらに新たな境地へと進んだ。
  5. サカグチさん最強への道⑦:ウェイブによりシンプルに最強。
  6. 『RE:BORN』秘話:ラスト顔から血が出るのを通常は特殊メイクだが、メイクは時間がかかるため、自分で顔を切って血を出した。
  7. サカグチさんの最新の仕事は、テレ朝のドラマ。役はアクションゼロの雑誌記者役。
  8. これだけアクションに拘ってきたサカグチさんなので当然断ると思ったら、まさかの出演!山本が「オチが…」と困惑。


◆◇◆ ◆◇◆


ラベリングは「自分で顔を切った後 雑誌記者になっちゃった人」(激レアさん No.185)でした。


◆◇◆ ◆◇◆


いいんじゃないでしょうか。
リアルアクションを突き詰めて、若手俳優さんたちとの交流を深めて、役者としても一流になっていきたいと思ったのかもしれません。
どの世界でも本物は本物ですから。
またアクションにも活かしていくんじゃないですかね。


めちゃくちゃ面白い激レアさんでした。
こういうのが楽しいです。 

 

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