2021年9月12日放送の『ゴッドタン』は「腐り芸人セラピー」でした。
相談ゲストは、みなみかわさんです。
みなみかわさんを1番心配しているという立ち位置でヒコロヒーが付き添い役で登場。
前回の「腐り芸人セラピー」はイレギュラーな流れ星仲直りだったので、真のセラピーは久しぶりですね。
◆悩める腐り芸人
- みなみかわ
◆付き添い芸人
- ヒコロヒー
- なすなかにし
- 森本サイダー
◆芸人セラピスト
- 矢作兼(おぎやはぎ)
- 小木博明(おぎやはぎ)
- 徳井健太(平成ノブシコブシ)
- 岩井勇気(ハライチ)
- 板倉俊之(インパルス)
▽目次です▽
みなみかわの悩み
- 芸歴16年目のみなみかわ。
- みなみかわの悩み「もう自分は芸人として詰んでいる」
- 2年前にコンビを解散。ピン芸人として頑張ってきた。
- 今やっている番組はさらば森田のモルック番組「キングオブモルック モルック大作戦」と、ゴリゴリの大人のお〇ちゃを紹介するラジオ「トイズハート放送局」。競輪番組、定期的に大男と殴り合う仕事「システマ」。
- 「システマ」はやればやるほどインストラクターに怒られる。「バラエティにすんな!」
- YouTubeでは「もう二度と松竹を辞める人間を出さないでおこうTV」⇒松竹の幹部に怒られる。「そんなことやってたら松竹の社員がお前に熱を持たなくなるぞ!」
- みなみかわはそこで「元々熱あります?」と尋ねると、社員は黙った。⇒現状熱なくて干されている状態では?
- マネージャーからも「全員みなみかわを担当したくない。しょがなく私がやっているので、それだけはわかっておいてね」と言われた。←「次辞めるの確定じゃん」と板倉。
よゐこ有野との関係
- 松竹の社員は優しく、あまりガツガツしていない。⇒連絡事項が滞る。仕事をしていないとみなみかわ。
- 「松竹の社員はお金を横領することしか考えていない」と主張するみなみかわ。←「そんな人いるわけがない」と訂正するヒコロヒー。
- そういうことを言うから仕事したくないと思われているのでは、とひとり。
- コンビを解散してカンニング竹山のAbemaの番組に呼ばれ、解散の話をしてと言われた。
- みなみかわは解散したばかりなので、悲壮感を出したくなかったので明るく切り出した。⇒竹山はドキュメンタリーを聞きたい。⇒みなみかわはそれが嫌だったためトークが噛み合わなかった。
- その時にみなみかわは悪い自分が出た。「この人、MC下手だな…」
- そして「台本に書いてますけど悩みなんかないです」と言ってしまったみなみかわ。⇒とんでもない空気にしてしまい、走って逃げて帰った。
- この時のことを竹山は全然怒ってなかったが、番組を見ていたよゐこの有野から「お前は小手先で笑いを取ろうとするな!」と言われた。「若手はフルスイングしろ!」
- この時の有野とのLINEのやり取りが3日続いた⇒有野のフルスイングの動画を検索。⇒あまりなく「ないやんけコイツ!」と思ったみなみかわ。
- 3日目に有野へ「何が言いたいのかはっきり言ってください」とLINEを送ってしまった。⇒「こんなことでキレる奴とは話にならん。もう無理や」と有野から返事が来た。
- 現在、有野とは疎遠。
岩井の意見
- 今までの腐りは受け身タイプだが、みなみかわは攻撃的な腐り。
- 「本当にみなみかわが悪い」と岩井。
- アングラな笑いが好きで、どんどんそっちに行ってしまう。ポップな方を見ると逆に行こうとしちゃう。先輩に怒られても1日目から納得いってないのに、謝るスタンスを見せておくみたいなことをやっているから、3日目でキレることになっちゃう。
- これを指摘されても素直になりきれないみなみかわ。
- 人の意見を素直に受け入れなくて、自分の思うままにやりたいんだったら他者と関わんない方がいい。
板倉の意見
- 聞く耳持ってないのは引っ掛かるが、腐り芸人セラピーで見せるべきものは1人の男が破滅していく様。
- その趣旨に則っとると、みなみかわが1番趣旨に則っている。「彼は絶対に破滅するんで!」と板倉。
- 「俺は嬉しい。本物が来た」←「本物という自覚が僕にはないです」とみなみかわ。
- 竹山の件での話。1番カッコイイのは、スタッフが考えた流れが違うなと思って、自分流の方でそれ以上の笑いが取れれば向こうも納得する。←「まぁそうでしょうね…」と全く思っていないみなみかわ。⇒「俺学校の先生大変だなって思っちゃった」と板倉。かなりの問題児なみなみかわ。
- ひとりも「見てればわかる。反省する気持ちが一切ないでしょ!」と指摘。
- 矢作の疑問。「非を認めない人なの?」⇒今のやり取りが全てで、ナチュラルボーンがすべてこれだと言うヒコロヒー。「流れるように敵を作っていく!」
- ヒコロヒー曰く平気で謝るが心の中では「絶対に思ってない」タイプ。
- みなみかわは変わって愛されたい。「カワイイ」と言われたい。←「癇に障る」と板倉。
- この収録前にヒコロヒーに「テロリストってこういう気持ちなんか」と呟いていた。
徳井の意見
- テロリストというのは、スベり散らかしても頑張ろうという意味なのであれば、そういう言い方をすべきと指摘。「変なフォローを入れるから発言が鈍る」
- みなみかわの思ったことを一発目に言った方がいい。「テロリストって言われるくらい、死んでもいいくらいに頑張ろうと思った」と言えばいい。
- 松竹を辞めるつもりだよねと確認する徳井⇒松竹を1番愛していると言うみなみかわ⇒いることによって迷惑をかけてやろうっていう感じがするというひとり。
- 内側から破壊するタイプ。「陰湿なやり方」
- みなみかわは松竹を愛しているのが、出した答えは松竹を一回潰そう!
腐りテロリスト誕生
- この調子では仕事がないのはしょうがないと岩井が指摘。
- 他の事務所に移るとか何かしらやらないと今の現状は変わらないとひとり。
- 革命のためなら人間関係を作れると豪語するみなみかわ。
- そんなに愛しているなら松竹のいいところを教えて⇒かなり間をおいて「いいとこ?」とみなみかわ。
- 松竹の芸人は好き。
なすなかし&森本サイダー登場
- 松竹のなすなかにしと森本サイダーも登場。
- 後輩で10年目の森本は、みなみかわのように松竹にそこまで不平不満はない。
- でもみなみかわの影響で松竹の若手が「松竹を理由に売れない」と思っている。←「腐ったミカン」と小木。
- みなみかわは松竹の中では、ネタ作りの才能や企画の能力は1位だと思っていると認めているなかにし。
- 作ることに関しては本当に才能に溢れているが、みんなが感じているとおり「みなみかわ」。「みなみかわ」が邪魔している、となす。「みなみかわが売れるのをみなみかわが邪魔してる!」
- 「みなみかわが売れるには、みなみかわがいなくなればいい」
- みなみかわが理想とする事務所像は?⇒社員と芸人にすごい信頼関係があり、お笑いのことだけを考える。それが理想郷!
- みなみかわがモンスター化したのは松竹芸能のせいもあるとヒコロヒー。
- 昔大阪にいた際に東京での仕事があったみなみかわ。夜行バスで向かうも遅刻になった。⇒スタッフからは新幹線代を出していると言われる⇒マネージャーに話すと「スタッフと喋るな」と言われた。
- こういういきさつが積み重なって心が折れたのでは?
- みなみかわの描く未来では、社員の芸人もみんな笑顔。⇒姿はみんな真っ白。「白装束集団」
- 徳井の意見。みなみかわのは本当に愛だが、その愛は人には伝わらない。人には暴力に見えるし、狂気にも見える。自分だけではなく、みなみかわの考え、遺伝子を継承できる人間を作る方がいい。
- 50年60年でできることじゃないから、教え込んだ弟子たちにみなみかわの輝かしい未来を託す。
- 徳井に共感をするみなみかわに板倉の提案「徳井を松竹のトップにする」⇒苦笑いの徳井にみなみかわの一言。「一緒に革命を!」
◆◇◆ ◆◇◆
なんだかんだと最後はうまくまとまっていました。
みなみかわさんのドス黒さから最終的に浄化されていく様が見事でした。
誰でも大小さまざま会社に不満はあるでしょうけど、そこを上手に乗り越えて欲しいですね。
最後の白装束への持っていき方、天丼も間もよかったので、本当に面白い芸人さんだと思います。
ちょっとプライドが高いのでしょうけど、そこを如何に押さえられるかでだいぶ変わっていくのではないでしょうか。
今回のを見て、あらためて面白さを再確認した人も多いと思いますので、ブレイクしていったら面白いなぁ。
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