2019年7月27日放送の『人志松本のすべらない話』です。
今回は第34回目となります。その題材と感想です。
吉本がめちゃくちゃゴタゴタしている中での『すべらない話』です。
いい加減うんざりな感じになってますので、ここは思いっきり笑わせて欲しいところ。
期待以上に面白かったですし、まさかの感動ホロリものまで登場!
初登場は、めちゃくちゃ人気のある講談師の神田松之丞さんと、ブリキカラスの小林メロディさんです。
神田さんは「独特な緊張感がある」と早速会場の雰囲気を語ってました。
相当緊張する場ですからね。
飲まれずにいいお話を聞かせてもらいたいです。
オーディション組からは、小林メロディさん。
407人から選ばれたとのこと。
ジュニアさんと宮川さんが大絶賛してました。
録画まだ見ていないので、チェックしなきゃ。
▽目次です▽
参戦者とルール
ジュニアさんと宮川さんに寄るオーディションで勝ち抜いた方は1名でした。
小林メロディさん(ブリキカラス)です。
◆ プレーヤー
- 松本人志さん
- 千原ジュニアさん、
- 宮川大輔さん
- 木村祐一さん
- 出川哲朗さん
- 神田松之丞さん
- 小峠英二さん(バイきんぐ)
- 大悟さん(千鳥)
- 塙宣之さん(ナイツ)
- バカリズム
- 稲田直樹さん(アインシュタイン)
- 粗品さん(霜降り明星)
- 小林メロディさん(ブリキカラス)
◆オーディション組
- 小林メロディさん(ブリキカラス)
◆ルール
「★」が出た場合は松本、ジュニア、宮川、木村の誰かかまたは、しゃべりたいゲストがすべらない話を披露。
すべらない話の順番と題材
- 「★」千原ジュニア「逃走中」←問題になった芸能人や芸人が出ていた過去のDVD視聴。
- 小峠英二「松本人志が実家に」←松本さんがロケで小峠さんのお父さんに会った話。
- 「★」宮川大輔「SL」←汽笛に驚いて息子に噛みつかれる話。
- 「★」木村祐一「紅白歌合戦」←松田聖子さんと松本隆さんの橋渡し。
- バカリズム「怪しいお店」←筆記体は大事だったなという話。
- 神田松之丞「伝説のうなぎ屋」←落語家のくま八さんオススメの食べログ4.8のうなぎ屋のあり得ない話。
- 大悟「きよし師匠からの電話」←吉本のゴタゴタの最中のきよし師匠からの電話。
- 小林メロディ「JUJUのミュージックビデオ」←人間というのは強いストレスを浴びるとじわわじわと脳が破壊されていく話。
- 「★」松本人志「ウォシュレット」←まさかの吉本オチw
- 「★」松本人志「打ち上げにて」←嵌頓包〇(かんとんほ〇けい)だという粗品に「剥かせて」と懇願し、了承する話。
- 稲田直樹「USJ」←バックドラフトや若い女子との話。
- 出川哲朗「すべらない話の練習」←哲朗出川のすべらない話で予行練習。
- 宮川大輔「今田耕司」←女性の話に興奮する今田さん。
- 「★」千原ジュニア「ヒッチハイクの青年」←
- 神田松之丞「厳しいA師匠」←ハプニングバー。
- 粗品「絶対音感」←お父さんのハンドベル生活。
- 「★」塙宣之「カツラの新山ひでや師匠」←新山ひでや師匠のカツラのカミングアウト後の話。
- 出川哲朗「チューのくだり」←上島竜兵さんとの定番チューの話。紳助さんの番組で。
- 稲田直樹「外国人観光客」←外国人にも通用する稲ちゃん話。
- 大悟「親父の船」←お父さんの切ない話第1章。大悟さんが芸人になると決めた出来事。
- 小峠英二「ボヤ騒ぎ」←おばちゃん凄い話。
- 大悟「親分に挨拶」←お父さんの切ない話第2章。
- 小林メロディ「乳首」←心の皿がパリンと割れた話。
- 塙宣之「ナンセンス師匠」←ナンセンスはオチ。
- 稲田直樹「ラルクのファン」←
- 粗品「帰り道」←リンダリンダ。
感想
この収録がどの時期かはわかりませんけど、宮迫さんたちの謹慎後宮迫・亮さんの会見前だったのかな、と思います。
大悟さんの話から7月5日収録とわかりました。
①千原ジュニア
「逃走中」
番組1本目がジュニアさんの「逃走中」でしたけど、本当の1番は小峠さんだったので、最初のインパクトを与えるために編集でトップに持ってきたようです。
これが面白かった!
お騒がせの芸能人や芸人が過去の「逃走中」に出演していたのを、甥っ子と見た話なんですけど、ジュニアさんはやっぱり上手い!
入江さんの話も出して笑いに変えてました。
「ヒッチハイクの青年」
福岡→四国→北海道→足柄と日本一周をヒッチハイクでしている青年の話。
これ本当に純粋な青年なのか、そうでないのかが最後の最後までどっちなんだろうと思ってました。
いい人でよかった。
松ちゃんはオカルトって言ってたけど、わからないでもない。
こちら側はその青年の姿を見ていないから、可愛い子はどうかが判断難しい。
でも、ジュニアさんのテンションでいい子なんだな、というのは伝わりました。
【追記 7月29日】日テレ『にけつ』でこの話をしてました(笑)。
ケンコバさんに話すので、のびのびとしていてもっと素直に笑いやすかったですし、青年の喜びが「飯食える」だったのでホラー度が低かったです。単語一つで印象って変わるなぁという面白い事例となりました。
②小峠英二
「松本人志が実家に」
小峠さんの松ちゃん話。
きっとお父さんは嬉しかったんだろうなぁ、というのが伝わりました。松ちゃんの照れ笑いはいつも通り。
「ボヤ騒ぎ」
大悟さんの切なくてしんみりする話の後だったので、小峠さんが軌道修正できたのはさすが。
人間って必死になると底力発揮するよね、というオチ。
太ったおばちゃんの逞しさと迫力は想像出来ました!
③宮川大輔
「SL」
宮川さんの話はだいぶ盛って話していたと感じますけど、面白かったです。
サイコロで指名された時の顔が最高。
「今田耕司」
今田さんとチュート徳井さんと宮川さんと後輩の4人での食事会に、女性が2人参加。
その女性のM話に、今田さんがノリ気で聞きまくっていたら、奥歯が折れたという話。
どれだけ歯を食いしばっていたんでしょうね(笑)。
お金あるから、いい歯を入れたのかな?
④木村祐一
「紅白歌合戦」
キム兄の「紅白歌合戦」は最高に面白かったです。
こういうことあるよねってという豪華版(笑)。
松本隆さんの伝言を松田聖子さんに言わないといけないなんて、凄いなぁ。
キム兄って「紅白歌合戦」の副音声していたんですね。聴きたかった。
⑤バカリズム
「怪しいお店」
バカリズムさんは本当に上手い!
最初の勉強の話がどう回収されるのかと思ったら、そう来たか、という。
話の組み方も伝え方も最高。
今回は本当に1度しか当たらなかったのかな?
もっと聞きたかった。
⑥神田松之丞
「伝説のうなぎ屋」
神田松之丞さんはさすが講談師さんというか、話の先が気になって仕方がなかったです。
すべらない話というよりは、なるほどなという話でしたけど、風刺も効いてました。
何よりも登場人物「バカばっかり!」というのがお腹痛かった。確かに!
「厳しいA師匠」
話のオチはわかりそうではあるんですけど、話術が素晴らしいので、ついつい聞き入ってしまいました。
当たり前ですが、上手いなぁ。
滑舌がいいのも素晴らしいですね。
⑦大悟
「きよし師匠からの電話」
大悟さんに西川きよし師匠から電話がかかってきた話。
この収録の3日前のことと言ってました。
吉本の謹慎騒動の後ですね。収録日は7月5日と判明。
話の内容が「西川きよし師匠」のお誕生日の3日後とわかったためです。
大悟さん、さすがの引き出しで笑わせてもらいました!
「親父の船」
親父の切ない話第1章。
最初から切ない話と言い出した大悟さん。
これはズルイ!
しんみりして泣けてくる。
もちろんプロなので最後にオチはつけてましたけど、切なさ>笑いだったかな。
松ちゃんも切ないままで終わったことを指摘してました。
お父さんに「お前はああなれよ」と言われたとおり、芸人になることを決めて、今や驀進中!
でも、お父さんの優しいところは血筋でしょうね。後輩思いだし。
千鳥応援してるよ!
「親分に挨拶」
親父の切ない話第2章。
大悟さんのお父さんは、腰が低くて頭ばかり下げている優しい人と言ってました。
そりゃ優しいよね。『水曜日のダウンタウン』で出てましたし。
親御さんはきちんとされているんだなぁというのも伝わるエピソード。
今回は切ないけど、しっかり伏線の「丸い石」がちゃんと回収されてオチになっていてよかった!
しんみりするけど、笑える話。
しかも大悟さんがお父さんを大好きなんだなぁというのが伝わるいい話でした。
もっともっと凄くなれ!
大悟さんのお父さんは本当にいい人だなぁと思う『水曜日のダウンタウン』
▶『水曜日のダウンタウン』2018年6月6日 説まとめ 子供乗っかり千鳥大吾・説教食らった後 - 今日も暇です。
⑧小林メロディ
「JUJUのミュージックビデオ」
ジュニアさんと大輔さんが今回のオーディションで群を抜いて面白かったという逸材。
「人間というのは強いストレスを浴びるとじわわじわと脳が破壊されていく」がキーセンテンスだった話。
声もいいですし、話の組み立てもよかったので聞きやすかったですけど、見た目のインパクトが強すぎて、そっちも気になるという。
「乳首」
乳首からチューブ状のリップクリームみたいなのが出るんだそう。
それを同級生に知られて、イジメっぽくなったという話でしたけど、大変だったでしょうね。
打ち上げで宮川さんが絶対にやりたがるというところが気になりました。
やったのかな?
リップという名まで付けられてましたよ(笑)。
⑨松本人志
「ウォシュレット」
松ちゃん(笑)。
この話は1ヵ月くらい前の話とのこと。
松ちゃんの半ケツ見た人、いるのかな?いたって言ってたけど(笑)。
オチが吉本だったのも最高でした。笑いに変えるって大事。
キム兄の「吉本、ケツ拭かせん」のツッコミも最高。
「打ち上げにて」
宮川大輔さんのクセの話。
絶対言ってそうだもんなぁ。粗品さんも剥かせてあげるというのがなかなか。
粗品さんと宮川さんがこの時初対面と言ってました。
そのやり取りの場にいた平野ノラさん。松ちゃんの隣だったんだ。
女芸人さんってこういうのにも付き合わないといけないから、大変ですよね。
⑩稲田直樹
「USJ」
稲ちゃんの容姿の苦労話を面白おかしく話すお題。
前回もMVSを獲っただけあって、エピソード豊富。
芸人さんになってよかったよかった!
「外国人観光客」
世界に通用する稲ちゃんフェイス!
こうやってお笑いに繋げられているという話術も稲ちゃんの財産。
「ラルクのファン」
この話知ってました。
『アメトーク』だったかな?
でもあらためて聞いても面白い。大悟さんの「そんなことないよ」とツッコんだのもいい。
松ちゃんは大悟さんを好きなんだなとも感じました。
やっぱり『アメトーク』でした
▶アメトーーク 2月28日「立ちトーーク」ジュニア 千鳥 とろサーモン久保田 - 今日も暇です。
⑪出川哲朗
「すべらない話の練習」
今回3回目の参戦だけど、いつも緊張しちゃうという出川さん。
ホリケン、ウドちゃん、ずん飯尾さん、ロッチ中岡さん、ジョニ男と「哲朗出川のすべらない話」で予行練習したそうです。
確かに出川さんの言うように、「トーク」とはかけ離れてますよね(笑)。
大ボケ大会ではあります。
だから、想像すると楽しそう。
「チューのくだり」
出川さん(笑)。
1つ目の話でも、今回でも身振りが面白い。
いつまでもそのままの出川さんでいて欲しいですね。ほっこりする。
紳助さんのMCの頃って、相当前ですよね。
⑫粗品
「絶対音感」
この話ってすべらない話というより、「いい話」でした。
オチはちゃんとつけていたので、笑いが起きましたけど、その前の話が重たすぎて涙が出そうでした。
粗品さんって、本当に苦労しているんだな、とじーんとしました。
ハンドベルという発想も素晴らしいです。
松ちゃんやジュニアさんが言ってたけど、いつか映像化されそうですね。
粗品さんのお母さんが息子への思いを綴った手紙があった『アメトーク』
▶アメトーーク 4月11日 粗品の話に感動 マザコンネタだけではない「お母さん大好き芸人」 - 今日も暇です。
「帰り道」
普通に面白い話をしてましたけど、粗品さんって真面目な感じの話の方が上手かも。
面白いんですけど、どこかで感動したいというのもあったのかも。
先にお父さんの話が出ちゃったからな。もったいなかった。
⑬塙宣之
「カツラの新山ひでや師匠」
面白かった!
「そういうお礼じゃない」という素直な塙さんの気持ちから面白さが加速。
本当にカツラと子作りが連動しているのかな。
男の子が誕生したら、この話を思い出します。
卵、どこの卵なんでしょうかね?w
「ナンセンス師匠」
塙さんは話の組み方が上手いなぁ。面白かったです。
でも、このオチは切ない!
ファンの方、きっとナンセンス師匠のことをどうでもよくなりましたよね。
私なら、他に移ると思う。
止めたイベンター、ナゴヤジョーさんがアウト!
MVS(Most Valuable すべらない)と松ちゃんの寸評
◆MVS(Most Valuable すべらない)◆
大悟(千鳥)「親父の丸い石」(「親分に挨拶」親父の切ない話第2章)
松本人志の寸評:親父の話はね、全部で2つありましたけど2つともよかったです。(親父の話は)2つ中2つともよかった!
今回面白かったのもありますけど、なんかちょっとあったかいのが多くて。流れがちょっと変わってきたな、という部分もあります。
大悟さんの感想:(実は親父の話は3つあり、3つ目はカット。)2ついいからって、3ついっちゃダメなんですね。
私が個人的に面白かったのは、5つです。
- ジュニアさん「逃走中」
- キム兄さん「紅白歌合戦」
- バカリズムさん「怪しいお店」
- 松之丞さん「伝説のうなぎ屋」
- 大悟さん「きよし師匠からの電話」
切なくてしんみり系は、3つ。
- 粗品さん「絶対音感」
- 大悟さん「親父の船」「親分に挨拶」
大悟さんは面白系に徹したきよし師匠の話も面白かったので、トータルで考えてもMVSでしょう。
お笑いあり、しんみりありのバラエティに富んだ回でした。
▽こちらの記事もどうぞ▽
『人志松本のすべらない話』2019年1月12日 全員初登場!銀鼠 女装メイク マックナゲットマスター - 今日も暇です。