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『プレバト!!』2018年11月22日「俳句・いけばな」独身女性の結婚式の俳句 二階堂高嗣はいけばなでやっていく!

2018年11月22日放送の『プレバト才能ランキング』のまとめで、今回は「俳句・いけばな」の査定でした。
この日は「いい夫婦の日」ということで、お題は結婚式でした。

 

俳句では、なぜか独身女性に絞ったメンバーでの査定です。
その中で、特待生クラスは東国原さんのみという日でした。
中田喜子さんか柴田理恵さんが出演していればとも思いますが、難しかったのかもしれませんね。


夏井先生は「離婚届」のお題がリアルで、生々しい実体験が俳句の材料の核になったので、お題を自分に引き寄せたリアリティーのある句を期待するとおっしゃってました。

『プレバト!!』まとめ 2018年7月26日 「俳句・いけばな」東国原すんなり10段! 離婚経験で競う - 今日も暇です。

 

キスマイの二階堂さんは「いけばな」でやっていくと宣言!
「俳句はもう出ない」と言ってましたが、浜ちゃんとのやり取りがよかっただけに寂しいです。
そんな二階堂さんの「いけばな」はどうでしょうか?
浜ちゃんとの絶妙なトークも楽しかったです!

 

俳句の査定ランキング

◆俳句のお題:「結婚式」


◆査定される人
真琴つばささん、紫吹淳さん、筒井真理子さん、森口博子さん、馬場典子さん、市川由紀乃さん


名人10段 東国原英夫さん


◆俳句の先生 夏井いつき先生

 

最下位6位(才能なし)「市川由紀乃」10点

クマわたし
 揺れる母観て
     露寂し

(披露宴の最後に、自分が生まれた時と同じ体重のテディベアを母親に渡すというシーン。「渡す」と「私」をかけた。受け取った母親の揺れ動く寂しい思いを娘として感じる、という句)


◆夏井先生の添削後

嫁ぐ秋
 母へ感謝の
  テディベア


◆夏井先生の添削

久しぶりに凄いのが来た。。。「わたし」が「私」と「渡し」と掛けているとは。10点はなくて5点でもいいかも。「寂し」と言わなくても「寂しい」とは伝わる。「クマ」では伝わらない。ちゃんとテディベアとしよう。(残った文字が母のみ)久々だった、こんなの。。。

 

5位(才能なし)「紫吹淳」35点

春一番
 舞い立つ裾に
   名を変えて

(春風が吹いてウエディングドレスの裾が巻きあがるのをイメージした。同時に風が旧姓を持ち去ってくれて新たな苗字を持ってくる、そんな日が来たら良いな、という思いを込めた句)


◆夏井先生の添削後

春一番
 ドレスの裾も
     旧姓も


◆夏井先生の添削

この書き方では作者が言いたいことは伝わらない。「裾」がドレス、「名」が旧姓としないと何のことかが伝わらない。「春一番」と「裾」で舞い立つイメージがあるので、ドレスとはっきりさせた方がいい。最後の「旧姓も」のあとで、舞い上がるのか、吹き飛ばされるのかを空白の部分で想像してくれる。これで読み手に想像してもらうしかない。いずれにしても、日本語として無理がありました。

 

4位(凡人)「馬場典子」55点

流れ星
 指に差し込む
     引出物

(引出物は結婚式の楽しみの一つ。独身女性にとっては、家まで持ってくれる人もないし、重い。その重みが新郎新婦の幸せの重みなんだな、と手に食い込んで痛い。私は大丈夫なのかな、という句)


◆夏井先生の添削後

流星や
 指に食い込む
     引出物

 

◆夏井先生の添削

発表前にミスを気づいたという馬場さん。「差し込む」を「食い込む」、「流れ星」を「流星」でよかったと馬場さん自身で指摘。なんでやらないの? 全部自分で言えている。俳句コーナーを5年やっているが、自ら正解を言った人は初めて。これなら間違いなく「才能あり」だった。やれるのにやらない女がココに!

 

3位(凡人)「森口博子」58点

春愁ひ
 お局滾る(たぎる)
  ブーケトス

(知り合いの披露宴に参加して、ブーケトスの時に「独身の方集まってください」と言われ、若い子に交じって燃えている自分が滑稽だった。でもブーケトスを取ってしまった。早8年効果が全然出ていません、という句)


◆夏井先生の添削後

お局は
 滾るよ春の
  ブーケトス


◆夏井先生の添削

俳句にお局を引っ張てくるという発想が思いきっている。季語「春愁ひ」を説明に使っている。「愁ひ」がなくてもお局の複雑な想いは伝わる。


◆ここがポイント!

季語を説明に使わない

 

2位(凡人)「真琴つばさ」60点

嫁く(ゆく)友に
 言祝ぐ胸は
   秋の晴れ

(10年前に同期が結婚したときにスピーチをした。ずっと共に歩んできた友が行ってしまう寂しさやいろんなことが蘇って、彼女がキラキラしている姿が秋の晴れを感じさせ、すごい胸がいっぱいになった、という句)


◆夏井先生の添削後

嫁ぐ友
 言祝ぐ
  秋の晴れわたる


◆夏井先生の添削

問題点は2つある。1つは無理やりな「嫁く(ゆく)」という読み方、もう1つは「胸は」と説明になっていること。「胸は」がなくても「秋の晴れ」でドロドロした気持ちではなく、清々しいという気持ちが伝わる。


◆ここがポイント!

映像として表現する

 

1位(才能アリ)「筒井真理子」70点

きゝ慣れし
 聲のあたらし
     秋の婚

(晩婚の友達が「誓います」って言葉がいつも聞きなれている言葉なのに、すごく逞しかった。「秋の婚」というのが晩婚・2回目の結婚という気持ちで詠んだ句)


◆夏井先生の添削後

宣誓の
 聲のあたらし
     秋の婚

 

◆夏井先生の添削

結婚式は印象的な場面がたくさん出てくるので、あれもこれも書きたくなって破裂してしまう。「聲」一点に絞ったのがいい。展開もとてもいい。「きき慣れし」と言わなくても「聲のあたらし」があれば伝わる。上五は「それは何の場面?」と思わせるように「宣誓の」にする。
実力とセンスは認めておりますが、特待生になって落ちないようにあと1回みせてください。

 

◆順位まとめ◆

1位(才能アリ)「筒井真理子」70点
2位(凡人)「真琴つばさ」60点
3位(凡人)「森口博子」58点
4位(凡人)「馬場典子」55点
5位(才能なし)「紫吹淳」35点
最下位6位(才能なし)「市川由紀乃」10点

 

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永世名人への道

永世名人への道「東国原英夫」⇒1つ後退!

冬近し
 チリ人娶る
   過疎の村

(少子高齢化で地方にはお嫁さんが来ない。タイやフィリピンの方はあるが、とうとうチリの方をお嫁さんにするのか。これから村は厳しい冬を迎えてお嫁さんをチリからもらうという、社会問題と過疎の村の方の心情を詠んだ句)


◆夏井先生の添削後

チリ人を
 娶る村々
   冬近し


◆昇格試験のポイント
「過疎」←説明しなくても描ける。

「説明しなくても描ける。」と言った瞬間、皆さんが「あぁ」とおっしゃった。その「あぁ」が「過疎」の一言なんです。最初読んだ時、「チリ人」とか「娶る」とか冷え冷えとして冷たい印象があったが、社会問題としてこの句が存在しているとはっきりわかった。
「村々」で1つの村だけではなく、あそこの村もここの村もチリ人を娶ったらしいという噂も村々に広がっていく。そういう村にとうとう冬が近づいてきている。こうすると社会問題に軸足がある一句だと思ってもらえる。
こういう発想ができるのが名人。

 

いけばなの査定ランキング

◆今回のテーマ:ガーベラ
生ける器は自由に選択

 

◆査定される人
真琴つばささん、河合雪之丞さん、市川由紀乃さん、二階堂高嗣さん(Kis-My-Ft2)


名人初段 紫吹淳さん


◆いけばなの先生:假屋崎省吾先生

 

最下位4位(才能なし)「真琴つばさ」

◆作品名『頑張る秋』
11月に自分も紫吹淳も誕生日だから華やかにしようとした。


◆假屋崎先生の評価
収まりすぎてしまって華やぎが足りない。ウメモドキを2本追加するとダイナミックさが出る。

 

3位(凡人)「河合雪之丞」

◆作品名『香り立つ秋』
ウメモドキからオンシジムにいく流れを出した。高低差をつけてガーベラを配置した。


◆手直しあり


◆假屋崎先生の評価
色で見せてしまっている。オンシジウムを固めて生けてしまった。せっかくふわっと華やかな揺れるような花がダメになる。


◆いけばなの鉄則
花の特徴を消さない

 

2位(才能アリ)「二階堂高嗣」

◆作品名『季節の変わり目』
ガーベラは色鮮やか。その鮮やかさを出すために、下に白のカスミソウを入れた。紅葉と雪をイメージ。洋のガーベラで、花器を和にした。洋と和のコラボ。


◆手直しあり


◆假屋崎先生の評価
メリガリが効いている。少ない花の種類で秋の個性を表現しているのがいい。全体の構図がいいのだが、残念なのが、器と花の一体感がない。


◆いけばなの鉄則
器との一体感を出す


◆浜ちゃんと二階堂さんのトーク

二階堂 僕前回…
浜田 はい。
豊崎アナ 「才能アリ1位」だったんですよ
二階堂 ね!
浜田 嘘やんっ!?
二階堂 1位獲ってますからね!で、俳句よりいけばなでいくって言ったんですよ。そうしたら、見事に俳句に呼ばれなくなりましたね。
浜田 (爆笑)

(2位発表後)

二階堂 やったぜ!オレこっちでいく!!
浜田 俳句はもう出ない?
二階堂 出ない!(キッパリ)
浜田 (笑)
豊崎アナ はっきり言いましたね(笑)
二階堂 すみません!


いやいや、二階堂さんの俳句はお笑い枠ですから絶対に必要!
時々でいいので笑わせて欲しいなぁ。
最近キスマイの皆さん、登場ないですけど、多忙な時期なんでしょうか。

 

1位(才能アリ)「市川由紀乃」

◆作品名『心穏やかに』
横の広がりを意識して、ガーベラの高低差も意識した。


◆手直しあり


◆假屋崎先生の評価
色々な花が渾然となって一体感が出ている。この作品は100点満点ではなく、-5点になる。それはカスミソウで隠れている花がもったいない。

 

 

◆順位まとめ◆
1位(才能アリ)「市川由紀乃」
2位(才能アリ)「二階堂高嗣」
3位(凡人)「河合雪之丞」
最下位4位(才能なし)「真琴つばさ」

 

 

名人初段「紫吹淳」1ランク昇格⇒【名人2段】

◆作品名『勝負』
ダイナミックにした。いろんな色を交えて、葉っぱも使ってよりダイナミックさを表現した。


◆假屋崎先生の評価
躍動感がすごい。大胆でリズミカルで、まるで舞台で踊っている感じがある。いろんな角度から見ても美しい。久しぶりに200点満点!

 

 

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