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『プレバト!!』まとめ 2019年1月10日 「俳句・縁起和食」和食で梅沢vsロバート馬場 俳句では志らく復活?二階堂は?

2019年1月10日放送の『プレバト才能ランキング』で、「俳句・縁起和食」の査定でした。 

 

レギュラーとしては新年1本目ですね。
2019年も熱いバトルを繰り広げて欲しいです。


そんな1本目には、俳句査定18回目の挑戦というキスマイの二階堂さんが登場です。「呼ばれれば出る」という二階堂さんですけど、今回こそは、という感じでしょうか。
二階堂さんは、浜ちゃんとのやり取りが面白すぎるので、メンタルやられない限りは俳句も出て欲しいです。


特待生昇格では、「冬の冬麗戦」で東大王に敗北して降格してしまった立川志らくさんが挑戦です。
志らくさんって、『プレバト!!』出演率高いですよね。それだけ人気があるということなのでしょうか?番組としては、第二の東国原英夫さんとして育てたいという感じなのかな?
ただ単にまとめ撮りをしているだけかもしれませんけど。


そろそろノンスタの石田さんとか、中田喜子さんとか上に上がるところが見たいです。スケジュールがお忙しいのでしょうか?
フジモンも最近あまり見ないですよね。梅沢さんは「自称・Mr.プレバト」だからいいとして、梅沢さんの対抗として東国原さん推しだからなのでしょうか。寂しいなぁ。

 

 

俳句の査定ランキング

◆俳句のお題:「書初(かきぞめ)」

 

◆査定される人
西郷輝彦さん、杉本彩さん、山口もえさん、髙橋光さん、二階堂高嗣さん(Kis-My-Ft2)

 
名人10段 梅沢富美男さん
特待生3級 立川志らくさん


◆俳句の先生 夏井いつき先生

 

 

最下位5位(才能なし)「髙橋光」30点

筆を手に
 迷ったあげく
     お年玉

(毎年何を書こうかなと思った結果、小学生の時にお手本で書かれるのが「お年玉」。それを思い出して「お年玉」と書いてる光景を詠んだ句)


◆夏井先生の添削後

書初め何書こう
  「お年玉」と書こう


◆夏井先生の添削

季語らしきものは「お年玉」だけ。でも読んでいくと、何か筆を手に書いていたんだけど、誰かが「お年玉あげるよ」とか「お年玉貰いに行くよ」とか筆を迷ったあげく置いて、お年玉の方に行った。そういう風にしか読めない。書初めなら「書初め」と書くしかないし、お年玉を書いたなら「お年玉」としないとわからない。
直してみたが、小学校1年生ならとてもいい作品だと思う。

 

 

4位(才能なし)「二階堂高嗣」37点

七福神詣で
  気分良く
     笑顔

(七福神が祀ってある社寺を巡礼して気分が良くなった。書初めは七福神の絵を描いている。笑顔で、という句)


◆夏井先生の添削後

七福神詣で
 晴れやかなる
      笑顔


詣で来て
 七福神を
  墨で描く


◆夏井先生の添削

どこに発想を飛ばしたのか聞いてみたい。「七福神詣で」はよかった。この後は、誰でも考えそうな事。この材料では直しようもない。最後に喋ったことの方がずっと面白い。これを句にしていたら、もっと上に行っていた。

 

3位(凡人)「杉本彩」50点

書初めの
 艶に込める
  女ごころよ

(書初めしている手が女性だったので、0代くらいの女性と設定して、その世代の女性だったら「艶」っていう字を書くんじゃないか。その「艶」に込める女心ってどうなんだろう。自分の想いとも重ねた、という句)


◆夏井先生の添削後

女ごころ
 込め書初めの
   「艶」てふ文字


◆夏井先生の添削

発想は悪くない。ただ読んだ人は「艶」という文字を書いたとは読み解けない。墨の字の艶に女心がこもっているという風に読めてしまう。リズムも損をしている。この内容を全部込めるのであれば、字余りにするしかない。


◆ここがポイント!

文語独特の言葉を知る

 

2位(凡人)「西郷輝彦」67点

二日はや
 あれもう小腹の
    たちにけり

(去年もいろいろあったけれど、今年は絶対怒りを抑えるぞと思っていながら、正月二日にすでに小腹を立ててしまった、という句)


◆夏井先生の添削後

二日はや
 妻に小腹を
  立てにけり


二日はや
 金に小腹を
  立てにけり


◆夏井先生の添削

この句自身は飄々としていていい。このまま鑑賞することもできるが、「あれもう」がもったいない。「はや」に「あれもう」の意味が入っている。「あれもう」を捨てれば、誰に腹を立てたのかが言える。こういう隙間がでてくると何でも言える。4音節約できたら、いろいろできる。俳諧味がこれだけ言えるというは、才能アリは目の前。


◆ここがポイント!

無駄な言葉は省く

 

1位(才能アリ)「山口もえ」70点

筆始
 祖父の遺した
      硯箱

(祖父が書道が大好きだった。毎年書初めを一緒に書いていたが、祖父が亡くなってしまって、祖父の遺した硯箱を使って書初めをする、という句)

 

◆夏井先生の添削後

初明かり
 祖父の遺した
      硯箱


福寿草
 祖父の遺した
      硯箱  

 

◆夏井先生の添削

こういう句に出会うと、五七五というのは本当に美しい調べだとあらためて思う。中七、下五で物がはっきりと見えてくる。「硯箱」はおじいちゃんが愛用していた物。「遺」でおじいちゃんが亡くなったのもわかる。それを自分が大事にしている事も全部伝わる。
上を目指す時に、「筆始」という季語と、中七・下五は似合っている。似合いすぎている。俳句では「近い」という言い方をする。イメージを離れた季語にすると、さらに奥行きができて、色が生まれる。
良く勉強した!


◆ここがポイント!

季語との距離感を保つ

 

 

◆順位まとめ◆
1位(才能アリ)「山口もえ」70点
2位(凡人)「西郷輝彦」67点
3位(凡人)「杉本彩」50点
4位(才能なし)「二階堂高嗣」37点
最下位5位(才能なし)「髙橋光」30点

 

 

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特待生昇格試験

特待生3級「立川志らく」現状維持

走馬灯に
 駆け込む
  書初めの午

(書初めで子どもの書いた「午」という字がものすごく躍動感があって、この午がどこに行くのかなと想像した時に、草原だと才能なしだし、競馬場では凡人、俳句としては走馬灯がいいのではないか、いう句)


◆夏井先生の添削後

書初めの
 「午」駆け込まん
       走馬灯


◆昇格試験のポイント
走馬灯←読み手を混乱させている

混乱の原因は「走馬灯」。「走馬灯」は夏の季語。季重なりが悪いわけではないが、「走馬灯」を最初に置くと夏だと思って読んでいく。そころが最後の「書初め」で冬とわかって混乱してしまう。季重なりで走馬灯まで書きたいのであれば、「書初め」からくること。新年のイメージから始まれば、「走馬灯」の季語の力は薄まる。

 

 

永世名人への道

永世名人への道「梅沢富美男」現状維持

札止めの
 墨色の濃さ
    初芝居

(大入り札止めと看板が出る。そうすると役者の気持ちがパーッと。今日は初日から非常に縁起が良いお正月だな、という句)


◆夏井先生の添削後

札止めの
 墨色ぞ濃き
    初芝居


◆昇格試験のポイント

濃さ←言葉を学べ!

良いところはたくさんある。札止めの墨の色を言うだけで、初芝居の活気、賑わいを言おうとする。それ以外のことをごちゃごちゃ言わない。こさがまさに名人の判断。「初芝居」の「初」が艶やかで華やかでいい。「濃さ」の「さ」になぜするのか?言葉の根本的なことがわかっていない。「濃さ」は名詞なので、このあとに説明がくっついてくる可能性ができてしまう。ここは「濃い」ということを言わないといけない。さらに初芝居の活気を強く言った方が良い。

 

 

縁起和食の才能査定ランキング

◆査定される人
梅沢富美男さん、杉本彩さん、山口もえさん、馬場裕之さん(ロバート)


◆和食の先生 野崎洋光先生

 

最下位4位(才能なし)「杉本彩」

◆鯛と筍の炊き込みご飯


◆野崎先生の評価
パサつく。しっとり感がない。鯛に熱が入り過ぎた。

 

3位(凡人)「馬場裕之」

◆白菜の漬物とハマグリのお椀

  • 白菜:財運
  • ハマグリ:夫婦円満
  • 筍:立身出世


◆野崎先生の評価
白菜の漬物は過熱すると乳酸菌の旨味が出てしまう。お吸い物では、主役のハマグリ出汁を邪魔してしまう。ワカメの方がいい。

 

2位(才能アリ)「梅沢富美男」

◆江戸治部煮
金沢から広まった郷土料理

  • 里芋:子孫繁栄
  • 大根:大黒様のイメージで縁起が良い
  • 鶏肉:未来に羽ばたく


◆野崎先生の評価
味は濃いけど、中身に染みきっていない。色はついているけど、中は白い。ちゃんと素材の味を残している。丁度いい。技術のある人しか作れない。

 

1位(才能アリ)「山口もえ」

◆縁起野菜たっぷりの白和え

  • 筍:立身出世
  • 蓮根:穴が多い⇒見通しが良い
  • 松の実:不老長寿の縁起物


◆野崎先生の評価
天才的な能力。本当にお上手。豆腐を活かすために下味がついているため、口の中で違和感を感じない。具材にも油揚げを隠し味で入っている。ここが大事。豆腐と同じ大豆からできているので、味の道を作っている。芸術!

 

◆順位まとめ◆
1位(才能アリ)「山口もえ」
2位(才能アリ)「梅沢富美男」
3位(凡人)「馬場裕之」
最下位4位(才能なし)「杉本彩」

 


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