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『プレバト!!』まとめ 2019年1月24日 「俳句・陶芸」梅沢前進!? チョコプラと松岡充大活躍!

2019年1月24日放送の『プレバト才能ランキング』は「俳句・陶芸」の査定でした。

 


「陶芸」ってすごい久しぶりな気がします。
松岡充さんが俳句と陶芸の両方に挑みます!
『プレバト!!』まとめ 2018年5月24日 「俳句・陶芸」 - 今日も暇です。


俳句の梅沢さんは今回こそが1歩前進できるのでしょうか?


またチョコプラさんが楽しみでした!
長田さんの陶芸はドハマりというかドンピシャですけど、松尾さんの俳句大丈夫?前回10点でしたし(笑)。



◆俳句のお題:「冬の自動販売機」

 

◆査定される人
加藤登紀子さん、三遊亭好楽さん、田中道子さん、中山優馬さん、松尾駿さん(チョコレートプラネット)


名人10段 梅沢富美男さん
特待生4級 松岡充

 

◆俳句の先生 夏井いつき先生

 

 

俳句の査定ランキング

最下位5位(才能なし)「田中道子」25点

燈り待ち
 押すに押せない
       恋心

(写真の自動販売機が準備中となっているのにフォーカスを当てて、自動販売機が押せない。出てこないので。それと同様に彼女に気持ちを押そうか押さないかという気持ちを掛けた、という句)


◆夏井先生の添削後

自販機の
 ボタンも恋も
    押せぬ冬


◆夏井先生の添削

(季語を「燈り待ち」でいけないかな?)そんな希望を言われても、私も困りましたけど。問題点は大きく2つ。季語を入れて欲しい、そして上五「燈り待ち」の場面だけでは映像がわかりにくい。もう「自販機」って書くしかない。

 

4位(凡人)「三遊亭好楽」42点

冬の夜
 角な自販機
  ほっとして

(寒いと寂しい気持ちになる。気持ちも寂しい、冷たいっていう時に、冷たい四角い塊のような物体に小銭入れたら、温かい物が出て「救われたなぁ」、という句)


◆夏井先生の添削後

冬の夜
 四角い自販機に
      ほっと


◆夏井先生の添削

四角い自販機ですね?これはわからない。「四角い」と書くしかない。直してもつまらない。直したって凡人の凡人でしたね。


◆ここがポイント!

誤読を避ける言葉選び

 

 

3位(凡人)「中山優馬」60点

雪の夜
 ハンドル寄せた
     あの灯り


(ドライブデートをしてて、デートの帰りに「温かいもの飲みたいね」の時間とデートをながびかせたいなという意味をこめて、自動販売機に寄ろうか、という句)


◆夏井先生の添削後

雪の夜の
 ハンドル寄せる
     灯りかな


◆夏井先生の添削

車の中のドライブに発想を持っていくのは良い。「(寄せ)た」「あの(灯り)」の距離が違う。今自分が「寄せる」のであれば、「あの」が距離的におかしい。それにしても、まとまってきましたね、俳句が! 


◆ここがポイント!

距離感を正確に表現

 

◆浜ちゃんとのトーク

(句の説明後)
浜田 コレ実体験?
中山 (苦笑い)実体験じゃないです…。
浜田 先生は実体験で句を詠んだら良いよって話を…。
中山 僕の事務所、実体験とかNGなんですよ。
浜田 (爆笑)。


中山さんいいね~。面白い!

 

 

2位(凡人)「加藤登紀子」68点

流氷や
 声の逞し
  漁港かな

(流氷が2月半ばから3月に知床の漁港に押し寄せてくる。その時の音がすごい。漁港にはいつも声が飛び交っている。活気ある激しさをイメージした句)


◆夏井先生の添削後

流氷の
 声逞しき
  漁港なり


◆夏井先生の添削

「や」が強調、「かな」が詠嘆。1句の中に2つあると焦点がばらける。さらに「逞し」で三段切れになる。俳句独特の小さなミスがあっただけ。全体のやろうとしていることは素晴らしい。流氷に寄せましょう。最後は「かな」より「なり」の方が力強い。「才能アリ」は目の前!

 


◆ここがポイント!

「や」と「かな」の併用に注意

 

 

1位(才能アリ)「松尾駿」70点

冬空や
 商談前の
  缶コーヒー

(商談前に缶コーヒー、温かいのを買って、暖をとって気合も入れて商談にいくぞ!というサラリーマンの気持ちを詠んだ句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆夏井先生の添削

キッチリ出来てますね。「商談前」の言葉の経済効率が良い。状況、人物、時間もある程度見える。最後「缶コーヒー」の後に動詞や動作を入れないのがいい。名詞と助詞だけで出来ている句で、意味の揺らぎが起こりにくい句。言葉のメカニズムが分かってやっている人の句。

 

◆浜ちゃんとのトーク

(紹介後)

玉巻アナ 松尾さんなんですが、名人の(フルポン)村上さんの門下生らしいのですが、現在は才能なしの10点…。
浜田 10点!??
松尾 10点です。
浜田 10点ってなかなかない…5点はおったけど。
松尾 そのあと村上さん、一切口きいてくれなくなりました。
浜田 (笑)。
松尾 今回出るとは報告したら、「いい成績だったら俺の名前を出して、悪かったら一切出すな」って言われてます。
浜田 (笑)。
松尾 出せるように頑張ります!
浜田 なるほど、わかりました。


(1位発表後)
浜ちゃんとハイタッチ
松尾 村上さーーん!!(絶叫)
長田 言っとけ言っとけ!

 

 

◆順位まとめ◆
1位(才能アリ)「松尾駿」70点
2位(凡人)「加藤登紀子」68点
3位(凡人)「中山優馬」60点
4位(凡人)「三遊亭好楽」42点
最下位5位(才能なし)「田中道子」25点

 

 

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特待生昇格試験

特待生4級「松岡充」1ランク昇格!⇒【特待生3級】

飲み干す光
雪晴れの缶ジュース

(雪が降り続いたある日、雪が止んで銀世界なんですけど太陽がさんさんと輝いている。その光ごと全部自分が飲みほしてしまいたい。缶ジュースとともに鬱陶しかった気持ちを全部飲み干す、という句)


◆夏井先生の添削後

ひかり飲み干す
    雪晴れの
     缶ジュース


◆昇格試験のポイント
七五五 破調の是非←ハツラツとした勢いがある

本当に気持ちの良い句。ただ破調はうかつにやると痛い目に遭うということは覚えておいて欲しい。一句の内容がその「しらべ」を要求しているかを考えて結論を出さないといけない。この内容がこの勢いを要求している。非常に気持ちの良いリズム。もっとハツラツとさせる方法が、1点だけある。光を頭に持ってくる。感覚が瑞々しい。素晴らしい!

 

  

永世名人への道

永世名人への道「梅沢富美男」⇒1つ前進!

牢名主のごと
自販機のおでん缶

(広島の小学生の子とお話をして、新幹線のホームに行った時にパッと自販機を見たらおでんが売っていた。いろんな人が自販機で買うけど、飲み物ばかり買っている。おでんは誰も買わない。それなのにコイツはでっかい態度で真ん中に座っている。ゴザを並べて偉そうにしている牢名主の事が頭に浮かんだ、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆昇格試験のポイント

「のごと」直喩の是非←落差が絶妙

この素材が面白い。自動販売機を牢屋に見立てて、牢名主というものを瞬間的に思う発想が、滑稽味があって、可笑しみがあって飄々としていていい。「ごと」というのは比喩の中でも「直喩」といって直接「~のようだ」「~のごとし」というもの。比喩は「AはBです」と言っちゃうことが比喩。AとBの落差が大きすぎると意味わかんない句になる。落差がちょっとしかないと意外性がなくなる。この「牢名主」と「おでん缶」の落差というのが非常に絶妙な距離感。「そうかもしれない」と納得させないといけない。これがちゃんとできている。

 

◆浜ちゃんとのトーク

(オープニング)

浜田 ずっと名人現状維持ですけど。
梅沢 そうなんです。ですからこの間、広島の駅で小学生の男の子に会いまして、私がギャーギャー言ってましたので、「梅沢さん怒らないでください」と…。
浜田 なるほど。
梅沢 「僕らは梅沢さんが上がろうが下がろうが、梅沢さんがプレバトに出ていることだけが楽しみで観ているです」
浜田 ほんまかいな!!
梅沢 負うた子に教えられるとはこのことですね。
浜田 (笑)。
梅沢 それから心を入れ替えました。
浜田 そうなんですか?
梅沢 思い返せば、今から…。
浜田 もうええわ!
梅沢 モゴモゴ…。
浜田 それはええわ!

 

(発表後の夏井先生説明後)

浜田 めっちゃ嬉しそうな顔してるやん!
梅沢 松山ではもうお客さん満杯よ、なっちゃん!
夏井先生 (笑)。だから何よ。


浜田 素晴らしい。
梅沢 ついにやりましたよ!
浜田 1つ前進。
梅沢 おじさん、上がったからね~♪

 

 

陶芸の査定ランキング

◆査定される人
加藤登紀子さん、三遊亭好楽さん、田中道子さん、長田庄平さん(チョコレートプラネット)

 

◆陶芸の先生 岸野和矢先生

 

最下位4位(才能なし)「田中道子」

◆作品名:還暦の夜明け
2人用の急須


◆お手本あり


◆岸野先生の評価
急須なのにお茶が注げない。実践をしてみせると上手く注げていない。取っ手を引っ掛けるために穴が空いている。取っ手は本体に突起をつけて引っ掛ける形にすべき。注ぎ口の距離感もポイント。

 

3位(才能なし)「三遊亭好楽」

◆作品名:しのぶの路
花瓶


◆お手本あり


◆岸野先生の評価
首がない。筒形の花瓶の場合には、擬人化して考える。腰、胴、肩、首が欲しい。花の量が少ないと生けられない。

 

2位(才能アリ)「加藤登紀子」

◆作品名:みんなで乾杯
直径30cmの大鉢


◆お手本なし


◆岸野先生の評価
こんなに大きいのに軽い。ふちを厚くして迫力を出した。側面はギリギリまで削り、実用的で軽い大鉢に仕上げた。この感覚はプロ。

 

 

1位(才能アリ)「長田庄平」

◆作品名:グラウンド
ランプシェード


◆お手本なし


◆岸野先生の評価
前の四角、後ろの四角、光の影の四角という風に四角の連続を狙っている。素敵な絵画のよう。光の漏れ方が計算し尽くされている。美しい陰影を作り出せている。

 

 

◆順位まとめ◆
1位(才能アリ)「長田庄平」
2位(才能アリ)「加藤登紀子」
3位(才能なし)「三遊亭好楽」
最下位4位(才能なし)「田中道子」

 

 

特待生昇格試験

特待生5級「松岡充」1ランク昇格!⇒【特待生4級】

◆作品名:人間の目指す直線
酒器


◆お手本なし


◆岸野先生の評価
フタがすごい!
ろくろの指あとで柔らかさを出している。角ばった中にも柔らかさを表現されている。蓋を押さえずに注げる機能性がいい。

 


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