2019年5月23日放送の『プレバト才能ランキング』で、「俳句・消しゴムはんこ」の査定でした。
俳句では、キスマイの玉森さん語録に尽きます！最高！
前回の特番でもお腹がよじれるほど笑いましたけど、今回も吹き出しました。
▶『プレバト!!』5月16日「ザ・1か月」宮尾俊太郎と松井咲子が最高！かまいたち濱家も凄かった！ - 今日も暇です。
イケメンというか、怖ろしいほどキレイな顔立ちなのに、ユーモアたっぷりで面白すぎ。さすがキスマイ！！
梅沢さんが相変わらずの自称Mr.プレバトで、楽しかったです。
消しゴムはんこでは、以前凡人査定だったしずちゃん。挽回なるか注目！
さらに、ここのところ2回連続で「現状維持」のジュニアさんも気になってました。
俳句の査定ランキング
◆俳句のお題：「5月の昼休み」
◆査定される人
片岡鶴太郎さん、玉森裕太さん（Kis-My-Ft2）、犬山紙子さん、小林よしひささん、木嶋真優さん
特待生級 柴田理恵
名人10段 梅沢富美男さん
◆俳句の先生 夏井いつき先生
最下位5位（才能なし）「玉森裕太（Kis-My-Ft2）」20点
炎天下
待ち行列に
草生える
（昼休みは涼しいカフェに行けばいいのに、並んでいる人の行列を見て笑っている。草生えるは、ネット用語で笑っているという意味の「www」を草に見立てて表現した句）
◆夏井先生の添削後
炎天下
待ち行列に
www（草生える）
◆夏井先生の添削
話聞いて、論外だよ。
誤解招かないように言いますが、ネット用語など新しい言葉を使っちゃいけないと思ってないです。どんどん使っていいと思う。
伝わる工夫をしなさい！
文字通り「草生える」と思った。「w？」何個書くの？
ずっとやってきたけど、どうしていいか分からないのは初めてですよ。
あなたの言いたいことは、「草生える」だけではネットの言葉だとわからない。
書くしかない。「www」だけでは私たちみたいなじいさん・ばあさんのために、横に小さい字で「草生える」とルビを書かないと分かんないよ。
キスマイ玉森さんの不思議爆発！
- （紹介後）キスマイのメンバーからは「今めちゃめちゃレベルが上がっているから、中途半端だとマジでやられるぞ！」と言われた。
- 思い切って頑張った。
- （最下位20点と発表後キスマイで2番目に低い）一番下は宮田ですか？
- 北山の13点が最低。「ポロポロと食べ放題だ雪あられ」
- 浜ちゃんが「メンバーが早くオンエアを見て欲しい！」と叫ぶ。
- 玉森の俳句が詠まれると客席大爆笑！
【スタジオで「www」問題発生】
玉森 「w」って使ったりするじゃないですか。
梅沢 何？
浜田 何(笑)
玉森 「w」の形が草っぽいから、「草生えた」とか言うんですよ。
梅沢 何？
柴田 ええーー！？あ、そうなの？？
浜田 (笑)
玉森 それを今どきっぽく俳句に混ぜたんですよ。
柴田 笑っているってこと？
玉森 笑ってるんです。草生えるってことは。
梅沢 わからんでしょ！そんなこと！！
柴田 本当にぺんぺん草生えてるのかな、と。
梅沢 私も草だらけになっているのかなと思ったもん。
柴田 へぇ。「草生えるwww」っていうのね。
梅沢 「草生えるwww」
柴田 教えてもらったよ！
（添削後）
玉森 最初草生えるではなく、「(笑)」にしようと思ったんですよ。
夏井先生 かっこわら？
玉森 それを平仮名で書こうと思ったんですよ。
浜田 お前、どんどんおかしくなってってるよ。
夏井先生 自分たちだけでわかった気になるなよ。
浜ちゃんの一言「ちょっと面白かったですね。初めてでしたね。」
4位（才能なし）「木嶋真優」30点
昼やすみ
葉桜下に
麦こがし
（片思いの相手とお昼ご飯を食べて行った。相手は私の気持ちを知らないけど、麦ごはんを食べながら、麦も胸を焦がした、という句）
◆夏井先生の添削後
葉桜の下
片恋の
昼休み
◆夏井先生の添削
「麦こがし」が麦ごはん。これは困りましたね。
季重なり「葉桜」と「麦こがし」の2つがある、というだけの問題かと思った。
「麦こがし」そのものが全く違うものだった。
麦ごはん食ってる場合じゃないよ。
3位（凡人）「犬山紙子」55点
新緑が
居場所奪った
君の陰
（この写真で憂鬱になった。ワイワイ楽しそうな雰囲気を感じ、あそこには混ざれないという気持ちを詠んだ句）
◆夏井先生の添削後
新緑の
眩し
鬱々たる君に
◆夏井先生の添削
説明を聞いたが、この字面ではその意味がわからない。
「居場所奪った」は物理的に場所を失ったのかとという誤解を生む。
「陰」の一字で憂鬱は難しい。無理がある。
非常に繊細な感覚は、良い。ただ表現の仕方が間違えている句。
◆ここがポイント！
読み手に伝わる表現
2位（才能アリ）「小林よしひさ」70点
風薫る
焼肉丼の
最後尾
（外で食べる時には、温かい物が食べたい。大好きな焼肉丼の列に並ぶ。焼肉丼の匂いがして楽しみだな、という句）
◆夏井先生の添削後
添削なし！
◆夏井先生の添削
基本の型に、言葉をきっちり入れた句。多少お勉強なさったのかなという風にも思います。
基本の型：①上五に季語を置く。②12音の言葉と取り合わせる。
「風薫る」で青葉・若葉の光景が季語の背後に見えてくる。次に「焼肉丼」がいきなり出てくる。色の対比を読み手は瞬時に受け取れる。匂いもしてくる。
「最後尾」、ここで映像を作った。列はずっと続いている。動作もわかる。
何気なく作ったように見えますが、分析していくと、きちんと映像が描けているタイプの句。
◆ここがポイント！
俳句の型
1位（才能アリ）「片岡鶴太郎」71点
江戸文字の
下足札手に
どせう鍋
（新緑の頃はどじょう鍋。下足札を持って鍋を食べる。新緑の粋な昼休み、という句）
◆夏井先生の添削後
添削なし！
◆夏井先生の添削
ずいぶん粋なところでお昼を食べている方と思っていたが、作者がわかってなるほど！
「江戸文字の」のアップから来て、「下足札」という物が出てきて、それを持っている「手」が映ってくる。画面が少しずつ広がりながら、1つの映像を構成している。
ここまででお芝居の小屋かなと思ったら、「どせう鍋」が出てくる。最後の季語「どせう鍋」で映像が完成する。
手堅く一句を作っている。
◆順位まとめ◆
1位（才能アリ）「片岡鶴太郎」71点
2位（才能アリ）「小林よしひさ」70点
3位（凡人）「犬山紙子」55点
4位（才能なし）「木嶋真優」30点
最下位5位（才能なし）「玉森裕太（Kis-My-Ft2）」20点
特待生昇格試験
特待生3級「柴田理恵」⇒1ランク昇格!⇒【特待生2級】
若葉風
部下にあわせて
タコライス
（新入社員とも仲良くなってきた上司が、若い子たちがタコライスを食べるから、私も一緒にタコライスを食べてみようかな。一緒にご飯を食べている、という句）
◆夏井先生の添削後
若葉風
部下にあわせる
タコライス
◆昇格試験のポイント
「タコライス」の是非←世代感覚を表現
基本の形に言葉を入れてきた。非常に手堅いところに勝負してきた。
いきなり「タコライス」が出てくる。部下と上司が楽しくしている様子がわかる。
メニューは何だっていい。オムライスやカレーライスでもいい。でも、タコライスというのが世代感覚を表現出来ている。
「あわせて」は、「あわせる」の方がいい。
永世名人への道
永世名人への道【3つ前進】「梅沢富美男」⇒1つ後退！【2つ前進】
薄暑なり
日常を行く
喪服の吾
（つい最近義母が亡くなった。喪服を着て、街の中で喪服姿は俺だけなんだな、という句）
◆夏井先生の添削後
喪服の吾
行く日常といふ
薄暑
◆昇格試験のポイント
中七「日常を行く」←映像を見せる工夫が足りない
あの兼題写真から「喪服の私」を見つけ出したのは、非常に見事。さすがだなと思った。
これはもったいないな、というのが正直な感想。
「薄暑」は時候の季語で、映像を持たない季語。この映像を持たない季語に対して、次に出てくるのが映像が見えにくい抽象名詞。「日常を行く」で前半が映像が見えにくい。
最後に「喪服の吾」。これはなんて勿体ないことをしたんだろう。
「喪服の吾」から始めれば、見事な句になる。
少し汗ばむ季節に軽やかな服装で、日常という薄暑が自分の周りを取り巻いている。こうすれば「薄暑」も映像を伝え始める。
これであれば、私は星2つやりたかった！
星2つだったら、永世名人でしたね。
惜しい！！
消しゴムはんこの才能査定ランキング
◆今回のテーマ：「夏」
◆査定される人
片岡鶴太郎さん、玉森裕太さん（Kis-My-Ft2）、小林よしひささん、しずちゃん（南海キャンディーズ）
名人初段 千原ジュニアさん
◆消しゴムはんこの先生：田口奈津子先生
最下位4位（才能なし）「片岡鶴太郎」12点
◆作品タイトル「夏のパフェ」
幼い頃の自分へ。
◆お手本あり。
全然違う出来…。
◆田口先生の評価
彫り方に雑な部分が多い。もう少し綺麗に押すと印象も変わった。
ちゃんと押せば凡人にはなった。
3位（才能なし）「玉森裕太（Kis-My-Ft2）」13点
◆作品タイトル「打ち上げ花火」
映画のヒット祈願・映画監督へ。
◆田口先生のお手本ありました。
◆田口先生の評価
うーん、どうしてこうなるんでしょうね。面白くない。花火が全部同じなので、平坦な印象。閑散として味気ない。
2位（凡人）「小林よしひさ」18点
◆作品タイトル「もうすぐ夏だよ」
今年生まれた娘へ。
◆お手本あり。
凄すぎ…。
◆田口先生の評価
四隅のあじさいが規則正しく、ハガキの飾りになってしまっている。
1位（才能アリ）「しずちゃん（南海キャンディーズ）」29点⇒特待生昇格！
◆作品タイトル「獅子田理恵」
柴田理恵さんへ。
◆お手本なし！
◆田口先生の評価
独創的。なかなか出来ない。歯が凄い。歯茎と口の中のはんこで歯を浮かび上がらせたところに工夫を感じる。強調したい歯に絵t作りの風合いがある。すごく迫ってくる。
大胆な構図で、特待生でいいかと思います。
◆順位まとめ◆
1位（才能アリ）「しずちゃん（南海キャンディーズ）」29点⇒特待生昇格！
2位（凡人）「小林よしひさ」18点
3位（才能なし）「玉森裕太（Kis-My-Ft2）」13点
最下位4位（才能なし）「片岡鶴太郎」12点
特待生昇格試験
名人初段「千原ジュニア」1ランク昇格!⇒【名人2段】
◆作品タイトル「キャンプ」
バイきんぐ小峠へ。
◆田口先生の評価
繊細さと大胆さ。
細かいところまですごく丁寧に表現している。見ている方が飽きない。
全く手抜きがない高い集中力が凄い。
全体に黒のスタンプを押しているが、すごく勇気のいる重ね押し。
すごいです…。すごいです。これで絵本が見たいです！
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