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『プレバト!!』2019年8月8日「俳句・絵手紙」丘みどりと和田アキ子の俳句 くっきー絵手紙でも特待生!?

2019年8月8日放送の『プレバト才能ランキング』で、「俳句・絵手紙」の査定でした。

 

 

今回は、俳句で才能なし、凡人と評価されていた和田アキ子さんと丘みどりさん。
活躍できるのでしょうか?
また、夏井先生の弟子的存在の美保純さんはどうだったのでしょう?


すごく気になる回でしたし、面白かったです。


また、絵の才能が溢れているくっきーさんが、「絵手紙」に初参戦!
花城先生の評価はどうでしょうか?

 

 

俳句の査定ランキング


◆俳句のお題:「お盆のサービスエリア」


◆査定される人
和田アキ子さん、丘みどりさん、美保純さん、星野真里さん、厚切りジェイソンさん


特待生5級 河合郁人さん(A.B.C-Z)
名人10段 東国原英夫さん


◆俳句の先生 夏井いつき先生

 

 

最下位5位(才能なし)「美保純」30点

地図に咲く
 秋の先取り
    彼岸花

(お盆の帰省する時に、高速道路の渋滞のお知らせが都心から赤く散っていく。まるで彼岸花のようだ、という句)


◆夏井先生の添削後

渋滞表示赤し
 彼岸花の赫々(あかあか)

 

◆夏井先生の添削

こいつかと思いましたね!
「秋」「彼岸花」。「彼岸花」は9月の秋に咲く。「秋の先取り」と言われてもキョトンとする。いらない。
「地図に咲く」がわからなかった。
電光掲示板の渋滞の表示が赤くなっているというなら、それを書かないと無理!「地図に咲く」もいらない。
電光掲示板だとどういう種類の情報かわからない。「渋滞表示」ならわかる。
「渋滞表示赤し」とすると、渋滞表示が赤くなって広がる。その赤が彼岸花の赤とダブる。
ここでもう1回赤を使ってもいいが、「赫」という字がある。「赫し」あるいは「赫々」とする。
こうすると2つの映像がダブってくる。


◆◇◆ ◆◇◆


美保さんは夏井先生とNHKの俳句番組で一緒になったそう。
その時に、才能あると言われていたとか。
次回に期待したいです。

 

 

4位(凡人)「星野真里」50点

見上ぐれば
 天を頬張る
    入道雲

(シンプルに入道雲を詠んだ。空を食べて膨らんでいく入道雲のイメージに焦点を絞った、という句)


◆夏井先生の添削後

青空を
 頬張り入道雲
      太る


◆夏井先生の添削

「見上ぐれば」と大袈裟に言うほどのことではない。ずっと上を見続けている句だから。
もったいないのは「天」。ここは「空」がいい。色は「青」。これで色・空、みんな見上げるとなる。
頬張った入道雲は大きくなる。「太る」でもいい。
最後は「太る入道雲」でもいい。どちらでも良い。


◆ここがポイント!

色の対比で鮮やかに

  

 

3位(凡人)「厚切りジェイソン」65点

旅の友
 サイドミラーに
    きりぎりす

(サービスエリアに行って飲み物でも買って戻ると、車に何かいる。きりぎりすがいた。そいつと一緒に次の季節まで旅ができるんじゃないか、という句)


◆夏井先生の添削後

旅の友
 サイドミラーの
    きりぎりす


(もう1つのバージョン 「に」を大事する)

友とせん
 サイドミラーに
    きりぎりす


◆夏井先生の添削

あの写真から季語「きりぎりす」を脳の中で見つける。これは褒めるべき点。
悩ましいのは、「サイドミラーに」の助詞「に」と上五「旅の友」の関係。
サイドミラーに止まっているきりぎりすを旅の友とする、と言いたいのであれば、助詞は「に」ではない。「に」は場所を示す助詞。
「の」がいい。
「に」を大事にしたいのであれば、上五の「旅の友」を変える。「友とせん」でいい。
「旅の友」を大事にするか、「に」を大事するかで変わる。
(ジェイソンさんは「旅の友」を大事にしたい)
こういう細かいところを判断できれば、才能アリが定着してくる。

 

 

2位(才能アリ)「和田アキ子」70点

裏道も
 果てなき尾灯
     夏の月


(私は混雑が嫌い。高速がいつまでいっても渋滞。トイレも大変。裏道回ってもみんな一緒。ブレーキランプがついて、そのうち夜になって上を見上げてる、という句)


◆夏井先生の添削後

裏道も
 尾灯果てなし
     夏の月


◆夏井先生の添削

この句のポイントは「裏道も」の「も」。表の道も当然と言いたい。
しかしながら読んでいった時に、「も」が気になると特待生以上の人は気づく。
「も」をあまり気にならない方法がある。
「尾灯果てなし」とする。こうすると、「裏道も果てがないですね」と文脈が下五に流れていく。「も」の説明くささを「果てなし」で受け止めてくれる。

尾灯がずっと果てなく続いている、光景がちょっとずつ広がっていく。
「夏の月」が熱く赤く尾灯の色のように浮かんでいる。
作者わかって、もうビックリビックリ!!


◆ここがポイント!

説明的な表現を避ける

 

1位(才能アリ)「丘みどり」72点

夏の雲
 サイドミラーに
    ひしめきぬ

(お盆のサービスエリアですごく混んでいる時に「飲み物を買おうかな」と思った時に、サイドミラーに映った雲を見て「夏だな」と感じた、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆夏井先生の添削

目に映ったものを素直に的確な言葉で描写、表現出来ている。
「夏の雲」で、視線は見上げている。
「サイドミラーに」の「に」で、小さなものに焦点を絞る効果がある。
「ひしめきぬ」の「ひしめく」という動詞を選んだことが良い。
「サイドミラー」からさらに鏡の中に焦点が絞られる。そこにひしめいたいる。これだけで夏の雲の勢いがわかる。
シンプルだけど、よく作れている。
作者を見てあんぐり。良く勉強した。エライ!
この子だけは上手にならんと思うてました。本当に。


◆◇◆ ◆◇◆


才能なしと凡人だった丘さん。
今回ダメだったら、もう二度と『プレバト』には出ないとまで言って挑んだ今回でしたけど、なんと1位!
おめでとうございます!
しっかり勉強されたということでしょうか。
こういうこともあるから、『プレバト』は面白いです。
キスマイの二階堂さんもチャンスあるかな。

 

 

◆順位まとめ◆
1位(才能アリ)「丘みどり」72点
2位(才能アリ)「和田アキ子」70点
3位(凡人)「厚切りジェイソン」65点
4位(凡人)「星野真里」50点
最下位5位(才能なし)「美保純」30点

 

 

 

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特待生昇格試験

特待生5級「河合郁人(A.B.C-Z)」現状維持

渋滞時
 ぬるいソーダと
     焼けた腕

(実体験。渋滞でフロントガラスから日差しが入って来て、ドリンクホルダーにあるソーダが段々ぬるくなってきた。運転していると腕だけ焼ける。その実体験を素直に書いた、という句)


◆夏井先生の添削後

渋滞や
 ぬるいソーダと
     焼ける腕

 

◆昇格試験のポイント
上五「時」下五「た」←詰めが甘い


発想は良い。
実感もある。渋滞という状況を言い、本来冷たいソーダがぬるくなり時間経過もわかる。腕という部位が出てくる。
やろうとしたことは決して悪くない。ただ詰めが甘い。
「時」は説明的。こういう時ですよ、という説明。
好き嫌いは分かれるが、「渋滞や」で強調するか、「渋滞の」と続けるか。今回は仮に「や」とする。
「ぬるいソーダと」の「と」は並立が成功している。2つのものを取り合わせて1つの場面を描く。
「焼けた腕」だと、すでに焼けた状態。「焼ける腕」がいい。
細やかなところに心を使わないと、特待生は一歩も上がれない。

 

 

永世名人への道

永世名人への道【0】「東国原英夫」現状維持

墓参り
 後ろに誰か
  ゐるやうな

(墓参りに行くと、何か後ろに気配がある。先祖なのか何なのか。振り返れない。先祖なら帰ってしまう気がする。大切にしながら墓参りをする。ゾーっとしている、という句)


◆夏井先生の添削後

たれかゐる
   けはひ
    墓参のうしろ


◆昇格試験のポイント
下五「やうな」←ゾクッとさせて欲しい


伝えたいことはちゃんとわかります!
特に、中七から下五にかけての「なんかいるんじゃないか」という気配や気分。沢山の人が共感すると思う。
そうなった時に、リアリティーがちょっと足りない。
リアリティーを足りなくさせているのが、「やうな」。削げてしまう。
「たれか」という書き方がいい。
気配を「けはひ」と書く。誰かいる、気配がするぞ。「墓参のうしろ」。
そうすると最後、「うしろ」と言われた瞬間に、みんな「え?」と思う。ゾゾッとしませんか?
これは気配からうしろと展開するから、小さくゾクゾクっとする。
これができれば、一歩前進。

 

◆◇◆ ◆◇◆


東国原さん、今スランプでしょうか。
発想は相変わらず抜群なんですけど、あと一歩という感じです。
2週続けて前進ならず。
ここを抜けたら、また輝きが増すような気がしますので、じっと見守りたいところ。

 

 

絵手紙の査定ランキング

 

◆絵手紙のお題:「お世話になった人への感謝」


◆査定される人
和田アキ子さん、丘みどりさん、美保純さん、くっきーさん(野性爆弾)


特待生3級 真琴つばささん


◆絵手紙の先生 花城祐子先生

 

 

最下位4位(凡人)「丘みどり」18点

◆作品タイトル「徳光和夫さんへ」 文:あのひと言があったから
徳光和夫さんへ。題材はトウモロコシ。


◆お手本あり。(トウモロコシの黄色を2色で塗り、立体感を出した)


◆花城先生の評価
トウモロコシの描写が良くない。
実が少なく余白が目立ちスカスカ。
隙間なく塗るのがポイント。

 

 

3位(凡人)「美保純」19点

◆作品タイトル「夏井先生へ」 文:炭酸女のお祭
夏井いつき先生さんへ。ラムネ瓶。


◆お手本あり。


◆花城先生の評価

持ち手が欠点。
実際に瓶を持つと親指が手前に来る。
小さいハガキには1本の線で描く。

  

 

2位(才能アリ)「和田アキ子」25点

◆作品タイトル「加山雄三さんへ」文:あなたは太陽です
加山雄三さんへ。題材はひまわり。


◆お手本あり。


◆花城先生の評価

パッと見た時のインパクトがある。ひまわりは太陽をイメージしているので、大きさに満点。
通常は言葉を書くために、ハガキの6割程度が定石だが、ひまわりのように迫力を出したい場合は、ハガキの8割使って絵を大きく描くのは良い。
欠点は、墨がきついため、色が重なっているところが鮮明さに欠ける。

 

 

1位(才能アリ)「くっきー(野性爆弾)」28点⇒特待生昇格

◆作品タイトル「ケンドーコバヤシさんへ」 文:目喰?
ケンドーコバヤシさんへ。題材はアユ。


◆お手本なし!


◆花城先生の評価

絵の才能がある。
アユの鱗、黄色の特徴が出ている。口の中まで描いていて、すごい観察力。
赤の濃淡と白を使った人物が立体的。
私にはこういう絵は描けない。もらったこともない。
特待生に上がっていただきたい。


◆◇◆ ◆◇◆


おめでとうございます!


さすがくーちゃん!
絵の才能が抜群ですけど、初登場で特待生はさすがとしかいいようがありません!
浜ちゃんが言ってましたけど、「ステンドグラス」の査定では採点不能でしたね(笑)。
懐かしい。
しかし、絵といい、目玉を食べる発想といい、くっきーワールド全開でした。
でもケンコバさんが目を食べるのは、東南アジアのロケで知らない川魚の目玉を食べたからだそうです。
「この人イカレてる」と思ったそう。
くっきーさんに言われるケンコバさん。最高!


ちなみに今回ケンコバさんに宛てたのは、芸人辞めようと思った時に、引き留めてくれた恩人だからとのこと。
言ってますよね、くっきーさん。

 

 

◆順位まとめ◆
1位(才能アリ)「くっきー(野性爆弾)」28点特待生昇格
2位(才能アリ)「和田アキ子」25点
3位(凡人)「美保純」19点
最下位4位(凡人)「丘みどり」18点

 

 

 

特待生昇格試験

 特待生3級「真琴つばさ」1ランク昇格!⇒【特待生2級】

◆作品タイトル「一路真輝さんへ」 文:あっ!はい!!
一路真輝さんへ。題材はシーサー。(阿吽の呼吸を表すため、絵手紙でも親しい人に送るのに使われる題材)


◆花城先生の評価

作風がとても広がった。デフォルメがいい。
関係性に合わせた題材の描写が楽しく、特待生ならでは!
先輩を立てる、「あ・うん」ではなく「あっ!はい!!」と敬語に変えて、敬うメッセージが伝わるのが良い。


◆◇◆ ◆◇◆


シーサーが楽しそうでした。
可愛かったです。


しかし、くっきーさんの活躍はスゴイですね。
「消しゴムハンカー」としても活躍中。
次回が楽しみです。

 

そのうち水彩画もぜひ!

 

くっきーさんの消しゴムハンカーになった回。
やはり初参戦で特待生昇格してます。

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