今日も暇です。

テレビやドラマの感想などなど。。。

『プレバト!!』1月9日「俳句・消しゴムはんこ」消しゴムはんこで特待生!ジュニアがまたもや傑作で先生大絶賛!

2020年1月9日放送の『プレバト才能ランキング』は「俳句・消しゴムはんこ」の査定でした。

 


今回俳句で特待生が出るのかなというメンバーでした。
パンサー向井さんと相田翔子さん。
どちらも素敵な俳句を詠まれます。


また、消しゴムはんこでは前回田口先生に褒められていた辻希美さんが再登場!
どんな作品を見せてくれるのでしょうか。


消しゴムはんこといえばジュニアさん!
ワクワクします! 

 

 

俳句の査定ランキング

◆俳句のお題:「冬の入浴」


◆査定される人

相田翔子さん、磯野貴理子さん、高橋真麻さん、田山涼成さん、向井慧さん(パンサー)


特待生4級 皆藤愛子
名人初段 立川志らく


◆俳句の先生 夏井いつき先生

 

最下位5位(才能なし)「高橋真麻」35点

炊きたての
 湯か湯豆腐か
    夫に問ふ

(お風呂と言えば、帰ってきた主人に「ご飯にする?お風呂にする?」と聞くのが定番。これを句に出来るのは新婚の私しかいない、という句)


◆夏井先生の添削後

お湯ですか
 湯豆腐ですか
    夫に問ふ


◆夏井先生の添削

これを見た瞬間に違和感がないというのが問題!
「炊く」はお米を炊く。お風呂には使わない。
「湯」「湯豆腐」だと何をしているんだとなる。
素直に書けばいいだけ。

 

 

4位(才能なし)「田山涼成」55点

気泡立つ
 タオル風船
   冬至かな

(忙しいと柚子を買い忘れる。棚を見たら「柚子の香り」がある。これでいけると入れるとブクブク泡が立ち、たのしくなった。昔おばあちゃんがタオルで風船を作ってくれた。それで柚子の香りを嗅いでいた、という句)


◆夏井先生の添削後

タオル風船
 気泡の香る
   冬至かな


◆夏井先生の添削

入浴剤という情報は聞かなかったことにします。
無くてもこの句には全然問題はない。
凡人が囚われてしまうのは、「気泡立つ」で5音、「タオル風船」で7音と、これらの言葉はここに置くしかないと決め込んでしまうこと。
「タオル風船」から始めてみる。
季語の「冬至」を目立たせないといけない。
タオルの風船で香るのは石鹸かなと思いきや、「冬至」で柚子の匂いとなる。
こうすれば、才能アリだった。

 

 

 

3位(才能なし)「磯野貴理子」65点

冬の夜
 明日があるさと
    湯がしみる


(ミスをした日でもお湯に入るとリフレッシュして明日も頑張ろうと前向きになれる。特に冬の寒い日のお風呂は滲みるな、という句)

 

◆夏井先生の添削後

明日があるさと
    冬の夜の
     湯がしみる

 

◆夏井先生の添削

一読するとBGMが聴こえてきそうな一句。
「明日があるさ」と素直に自分の想いを託してしまう。このストレートな素直さは悪くない。
もったいないのは語順。
「明日があるさと」を頭に持ってきて、「さと」を次の7音に音を跨がせるというやり方もある。
これをして得をするのは、最初の句では「冬の夜」と「湯」が分断される。「冬の夜の湯がしみる」とすると、皮膚や体の実感があるから「冬の夜」の季語が強く読み手に伝わる。
このように変えていたら、才能アリだった。


◆ここがポイント!

句またがり:俳句の基本は5・7・5だが、伝えたい光景がその型にはまらない場合、句またがりがある。

 

 

2位(才能アリ)「向井慧さん(パンサー)」70点

微睡の
 番台起こす
     春隣

(家のお風呂では俳句が出てこなくて、近くの古い銭湯に行ってみた。年老いた番台の方がウトウトしていた、という句)

 

◆夏井先生の添削後

まどろみの
 番台起こす
     春隣


◆夏井先生の添削

「春隣」は冬の季語。
番台の人が寝ているというのは光景としてはありがち。
季語との取り合わせが良い。
「微睡(まどろみ)」は感じで始まると「びすい」とも読めるので、送り仮名をいれるかひらがなでもいい。
最後「春隣」と名詞で止めた方が一句の型が整う。こういうところも心を使っている。
勉強してきたな、という感じ。


◆ここがポイント!

季語の選び方:歳時記には春を待つ季語がいくつもあるが、この句の場合は中七に動詞があるため「春隣」と名詞の季語にすると据わりがよくなる。

 

 

 

1位(才能アリ)「相田翔子」72点

抱き寄せて
 湯に浮く柚子の
     舟となる

(「舟となる」という言葉を使いたかった。柚子か浮かんでいるとギュッと抱きしめたくなる。柚子がポカポカ浮いていると自分が舟になったよう、という句)

 

◆夏井先生の添削後

添削なし


◆夏井先生の添削

感覚が本当に詩人。素敵な句。
「抱き寄せて」が大袈裟かと思うが、下五の「舟となる」と非常に良いバランス。
ご本人は気づいていないかもしれないが、こんなにたくさん動詞を使うとだいたい失敗する。
「抱き寄せて」という複合動詞、「浮く」「なる」という動詞。普通はごちゃごちゃするのに、そのドタバタ感がどこにもない!
これだけ動詞を入れて破綻させない。
本当に素敵な一句。

 

◆◇◆ ◆◇◆


あれ?
てっきり相田さん、今回で特待生かと思いましたが違いましたね。
ということは、消しゴムはんこで特待生か。
辻ちゃん?

 

 

 

f:id:nukonyan131:20181213171215j:plain

 

◆順位まとめ◆

1位(才能アリ)「相田翔子」72点
2位(才能アリ)「向井慧さん(パンサー)」70点
3位(才能なし)「磯野貴理子」65点
4位(才能なし)「田山涼成」55点
最下位5位(才能なし)「高橋真麻」35点

 

 

 

特待生昇格試験

特待生4級「皆藤愛子」1ランク昇格!⇒【特待生3級】

シャンプーの
    泡伝う
     霜焼の耳

(私は耳が霜焼になりやすい。お風呂で痒くなるが、シャンプーの泡が伝ってゾワゾワする、という句)


◆夏井先生の添削後

シャンプーの泡
     霜焼の
      耳伝う

 

◆昇格試験のポイント

下五「耳」の是非←触覚のリアリティー


本当に良いリアリティーを書いている。
映像化が出来ているから光景が手に入る。
「シャンプーの泡」から「霜焼の耳」でカメラワークが良く考えられている。
霜焼けは手足の部位を出しがちだが、「耳」の霜焼けを持ってくる。
しかも、「泡伝う」で読み手の脳に光景が脳に立ち上がる。そこがとても良い!
このままでいいが、五七五の調べに引き戻すこともできる。
(添削後)これはどちらがいいというのではなく、表現しようとしたニュアンスで決めればよい。

 

 

 

名人初段「立川志らく」現状維持

冬の蚊の
 申し訳なさそうなふう

(銭湯に出掛けた帰り道、温かいから肌を露出している。冬の蚊に刺されるということがある。夏の蚊と違って申し訳なさそうな感じがする、という句)


◆夏井先生の添削後

冬の蚊の
 申し訳なさそうに寄る


冬の蚊の
 申し訳なさそうに鳴く


冬の蚊の
 申し訳なさそうに刺す

 

◆昇格試験のポイント

下五「ふう」の是非←あと少し映像が欲しい!


この句なりの味わいがある。
「申し訳なさそうなふう」は、特待生の句なら褒めて昇格かもしれない。
名人となると、季語「冬の蚊」の把握の問題になる。
「秋の蚊」「冬の蚊」がある。「冬の蚊」は人を刺す生命力もない蚊のこと。これが本意。
「秋の蚊」「冬の蚊」の差別化が「ふう」の2音で出来る。
これでどうやってあとひと仕掛け持っていくか。これが名人の挑戦!


◆◇◆ ◆◇◆


志らくさんは毎週出ているイメージ(笑)。
もう少しばらけて欲しいかな。
中田さんとか横尾さんとか全然出ないですよね。。。
志らくさんが10段になるまでこの調子なのかなぁ。

 

 

消しゴムはんこの才能査定ランキング

◆今回のテーマ:「冬」


◆査定される人

辻希美さん、田山涼成さん、磯野貴理子さん、高橋真麻さん


名人3段 千原ジュニアさん

 

◆消しゴムはんこの先生:田口奈津子先生


◆採点ポイント 30点満点

  • 彫り方:10点
  • 押すセンス:10点
  • デザイン:10点

 

 

最下位4位(才能なし)「田山涼成」11点

◆作品タイトル「妻とうさぎ」
愛する妻へ。


◆採点ポイント 

  • 彫り方:6点
  • 押すセンス:1点
  • デザイン:4点

合計:11点


◆田口先生の評価

頑張りましたという感じ。
線がガタガタしている。はんこを合わせる箇所もズレている。
多くの雪の結晶が同じ向きで単調。工夫が足りない。


◆田口先生のお手本ありました。

 

 

3位(才能なし)「磯野貴理子」13点

◆作品タイトル「越冬スワローズ」
スワローズファン仲間のずん飯尾さんへ。


◆採点ポイント 

  • 彫り方:2点
  • 押すセンス:4点
  • デザイン:7点

合計:13点


◆田口先生の評価

構図はすごくいい。ツバメが横に飛ぶ絵が多いが、上に向かって飛ぶ姿はオリジナリティーがある。
欠点は、ツバメが単調。羽が重なっている表現やフサフサしている感じがあった方が良い。

 

◆田口先生のお手本ありました。

  

 

 

 

2位(才能なし)「高橋真麻」14点

◆作品タイトル「冬空にきらめく木の葉」
サンドウィッチマンへ。


◆採点ポイント 

  • 彫り方:6点
  • 押すセンス:7点
  • デザイン:1点

合計:14点

 

◆田口先生の評価

見切り発車でなんとなるという印象がある。
1つの木のハンコしか使わなかったのがその理由。
背景に道路を入れているが、これに対して木のはんこが沿っていないため並木道の遠近感が出ていない。


◆田口先生のお手本ありました。

  

 

1位(才能アリ)「辻希美」29点⇒特待生昇格!

◆作品タイトル「我が家の冬をおすそ分け」
おばあちゃんへ。


◆採点ポイント 

  • 彫り方:9点
  • 押すセンス:10点
  • デザイン:10点

合計:29点

 

◆田口先生の評価

色の付け方が素晴らしい。
とてもキレイ。
肉を色の付け方で違いを見せた。
この方は特待生でも良い。

 

 

 

◆順位まとめ◆

1位(才能アリ)「辻希美」29点⇒特待生昇格!
2位(才能なし)「高橋真麻」14点
3位(才能なし)「磯野貴理子」13点
最下位4位(才能なし)「田山涼成」11点

 

 

 

◆◇◆ ◆◇◆


特待生が出る回と予告があったので、俳句で出なかったため辻ちゃんだと思いました。
可愛らしい消しゴムはんこで、夢が詰まってました。
おめでとうございます!


辻ちゃん以外の3人が「才能なし」というある意味奇跡の回だったので(笑)、1位も才能なしだったら本当に伝説の回だったのになぁ。
辻ちゃんじゃなくて別な人でそういう回があったら面白かったです。


ちなみに今までのプレバトでは全員「才能なし」はないそうです。
これはいつか見てみたい!

 

 

 

特待生昇格試験

名人3段「千原ジュニア」1ランク昇格⇒【名人4段】

◆作品タイトル「雪」
吉幾三さんへ。


◆田口先生の評価

こだわりに感動。


消しゴムはんこは白いものを表現するのがとても難しい。
線で囲わないで陰だけで表現しているが、ものすごく計算して作ってある。
グレーを何色も使って工夫をしている。
感動で震える。凄いと思う。

 

◆◇◆ ◆◇◆


ジュニアさんの雪ウサギは輪郭を彫らずに陰だけでうさぎを作ってました。
いかに少ないはんこでやり繰りするかというのも挑戦だったようです。


ジュニアさん、俳句も素晴らしいですけど、個人的には消しゴムはんこが1番好きかな。
スゴイ世界観だと思います。


浜ちゃんに「真面目にやっててよかったな」とイジられてました(笑)。

 

ジュニアさんの消しゴムはんこをMBSに見に行きました!写真付きです♪

『プレバト』千原ジュニアとくっきーの消しゴムはんこ実物をMBSで見てきたよ! - 笑う門には福が来る!


▽消しゴムはんこ決戦のプレバト記事もどうぞ▽

『プレバト!!』10月31日「俳句特待生・消しゴムはんこ頂上決戦・いけばな」俳句は降格アリ!消しゴムはんこが凄すぎる! - 今日も暇です。