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『プレバト!!』5月7日「俳句・色鉛筆」梅沢富美男がついに永世名人!夏井先生の目に涙!色鉛筆では1発特待生昇格!

2020年5月7日放送の『プレバト才能ランキング』は「俳句・色鉛筆」の査定でした。

 

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予告では永世名人に王手をかけている梅沢さんがいよいよ昇格して、なんか夏井先生に破門されるような感じでしたけど(笑)。
永世名人も夏井先生とのバトルも気になった感じで視聴。


前回はリモートでしたけど、今回は3月31日収録とのこと。
うわ…。
志村けんさん逝去の翌日ですか…。
浜ちゃん頑張ったなぁ。これがプロですね。
他の皆さんも一緒です。

 

芸術系は「色鉛筆」でした。
一発特待生昇格が出ました!

 

俳句の査定ランキング

◆俳句のお題:「春の花屋さん」


◆査定される人
筧利夫さん、春風亭昇吉さん、堀田茜さん、ファーストサマーウイカさん、川島明さん(麒麟)


名人10段 梅沢富美男さん
名人初段 立川志らくさん

 

◆俳句の先生 夏井いつき先生

 

 

 

最下位5位(才能なし)「筧利夫」15点

巡り合い
 春生む絆
  おしめしべ

(春にウキウキしている植物だったり人間の男女だったり。こんな分かりやすいシンプルなのはないじゃないですか!、という句)


◆夏井先生の添削後

春を生む
 おしべとめしべ
    かふっふん


◆夏井先生の添削

こういう句は何かカッコイイことを述べた気になっているが、内容が空疎な句。
「巡り合い」はイメージはあるけど、具体的なものがない。
「春生む」も具体的ではない。
「絆」も具体的ではない。
俳句は短いので最後の展開によって、なるほどと思わせるものもある。
上五中七を我慢して読んだが「おしめしべ」って何?
「おしべめしべ」と言いたかったが、音数の都合で放り出したのか。
いやちょっと待てよと深読みをした。
「おしべめしべ」でピンとくる絵本があった。
それは谷川俊太郎さんの「はいくないきもの」という素敵な絵本がある。
その絵本に「おしべめしべ」を使っている。可愛いでしょ?
この絵本に何か捧げたいのに、失敗したんだなと思ってこの点数(15点)を付けた!
絵本を知らなかったんですね。

 

4位(才能なし)「堀田茜」17点

バラエティ
 ひな壇のよう
     花盛り

(この兼題写真をみたらいつも見ているバラエティのひな壇のように見えた。それぞれのタレントが花盛りの時期に華やかに喋っている。それが思い浮かんだのでシンプルに詠んだ、という句)


◆夏井先生の添削後

ひな壇の
 ごとくに花の
    盛りかな


◆夏井先生の添削

もうこういうのは来なくていい!
「ひな壇」は季語。その後に「のよう」とあるので季語を比喩にして繋がっていく。
「花」は季語で桜のこと。
「バラエティ」がよくわからなかったが、才能なしの句だし「バラエティ豊かですよ」と思っていた。
バラエティ番組のことなのであれば、これはもっと点数低くてもよかった!
(堀田さんがオシャレと褒めると)全然すごくないダサイ添削ですが、出来てもせいぜいこのくらいです。

 

 

3位(才能なし)「川島明(麒麟)」25点

リース抜け
 サンプルの肉に
    乗るミモザ

(ミモザは春の花だふぁリースになると晩春にもなる。風に吹かれて横の定食屋さんの日替わり定食のサンプルの肉に乗っている、という句)

 

◆夏井先生の添削後

サンプルの
 肉にリースの
   ミモザ落つ


◆夏井先生の添削

作者の意図にたどり着けなくもなかったので少し点数を上げた。
最もまずいのは動詞の使い方を間違えている。
「抜け」や「乗る」が間違い。

 

 

 

2位(凡人)「ファーストサマーウイカ」55点

密蜂や
 朝一番の
   お客様

(お花屋さんが開店して準備している時に蜜蜂がブーンと寄ってきて、早速最初のお客さんが来た、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆夏井先生の添削

「蜜蜂や」の「や」。
蜜蜂を強調して場面を切り替える。この場合、蜜蜂でカットが切れ、蜜蜂と一緒に朝一番のお客様がやってきた。
もう1つは、蜜蜂そのものが朝一番のお客様であるかのように飛んできた。
この「や」は間違いでもない。
あえて直すというものでもない。
直しはないけどこの点数(55点)で凡人です!
小学生俳句界ではこういう発想の句は結構あって、この番組を見ている小学生が「こういう句作った」とかなり言っていると思う。

 

 

 

1位(才能アリ)「春風亭昇吉」72点

風信子(ヒヤシンス)
 数にあまれる
    失意あり

(ヒヤシンスは花がたくさん咲く花だがこれぐらいでは許してもらえないだろうという後悔や懺悔の気持ち。(紫のヒヤシンスの花言葉は悲しみや許してください)漢字で書くと風を信じる子。噂、手紙などの徒名関係を思い起こさせる。大人の世界を象徴している、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆夏井先生の添削

とても良くできている。
風信子はヒヤシンスの和名。
「数にあまれる」はある基準の数を超えて、何かがある。
ヒヤシンスの花の数を超えるほどの失意を抱えている。
「風信子」と「失意」という全く関係のないものを「数にあまれる」が意味の上で繋いでいる。
テクニックの必要な技を使っている。
お見事です!

 

  

◆順位まとめ◆

1位(才能アリ)「春風亭昇吉」72点
2位(凡人)「ファーストサマーウイカ」55点
3位(才能なし)「川島明(麒麟)」25点
4位(才能なし)「堀田茜」17点
最下位5位(才能なし)「筧利夫」15点

 

 

 

特待生昇格試験

名人初段「立川志らく」現状維持

春バラの赤や
 バンクシーの風船

(春のバラ園に行った時に大きなバラがアーチの上にあり浮いたように見えた。キレイで赤があまりにも鮮明で衝撃を受けた。何かに似ているなと思ったら落書きのバンクシー。真っ赤な風船と重なる、という句)


◆夏井先生の添削後

バンクシーの風船
   春バラの赤よ


◆昇格試験のポイント

季語「春バラ」と「風船」のバランスの是非←メリハリが足りない


これはものすごくもったいない。
発想はとてもおもしろい。
2つの季語を生かそうとする意思もはっきり見える。
「風船」は季語だが絵に描かれた虚構の季語。
「春バラ」は目の前に咲いているバラ。実像の実の季語。
それを繋ぐのに「赤」を持ってきた。これはとても正しい。
自分の体験どおりの語順で来た。
俳句として味わう時は逆!
まず虚の季語を描いておいて、最後は「赤よ」と軽く止める。
こうすると春バラの映像が最後に残る。
どっちの季語を強く表現しないといけないか。当然実の季語!
やってくだされば、遠慮なく上がっていただいた。

 

 

永世名人への道

永世名人への道【星4】「梅沢富美男」1つ前進⇒【星5】永世名人昇格

花束の
 出来る工程
    春深し

(花屋さんに行った時、花束を作るのが上手な女の子がいた。花を1本ずつ取って切っていき、だんだん素晴らしい花束ができる。それを見ている時に「あー春なんだな」と思ってその気持ちを書いた、という句)


◆夏井先生のアレンジ

添削なし


◆昇格試験のポイント

季語「春深し」が主役になっているか←季語を信じている


非常に難しいことに挑戦している。
どんな花束なのかを映像として書いていない。
「出来る工程」、瞬間じゃない。ある程度の時間を意味している。
上五中七では花束を作る人の手元だけで具体的なことは何も書かない。
こういう展開できたら、普通は具体的な季語・映像を持った季語を置いて安全策を取る。
「春深し」は映像を持たない春の時候の季語。
最後に「春深し」と出た瞬間に読み手である私の脳には、水切りの水、花ばさみの切っ先、いろんな花を束ねたり外したりする動き、リボン・セロファンの手触り、春深しのイメージを持った花束が出来上がっていく。
読む人が勝手に思い浮かべて、「春も深くなってきたわね」と作者が抱いた考えに近いものを読み手にちゃんと手渡す。心から心へ手渡す。
これは季語を本当に信じないとやる勇気がない。
永世名人は季語の力を信じている人に差し上げたい称号!


◆◇◆ ◆◇◆

 

梅沢さんの一言。「プレバトファンの皆様、ついに永世名人になりました!」


プレバトで初挑戦して6年4ヵ月93句の俳句を詠んだ梅沢さん。
ついに永世名人に昇格です。


さらにプレバトのために、時計1000万円、着物700万円使ったそうです。


この言葉で梅沢さんが笑わせてましたけど、夏井先生の目にはうっすら涙が浮かんでましたよ。
すごく喜んでくださったのでしょう。


本当におめでとうございます!
梅沢さんは他の名人に比べて、すごく苦労されて6年以上もかかってのこの称号です。
努力の賜物でしょう。


次回からまた新たな展開のようです。
どうなるのかな?

 

 

 

色鉛筆の査定ランキング

◆お題:色使いの工夫で簡単に描けるシンプルなもの

 

◆査定される人

加藤登紀子さん、筧利夫さん、松田悟志さん、ファーストサマーウイカさん


特待生3級 辻元舞さん


◆色鉛筆の先生 三上詩絵先生


◆採点

  • 色選び:10点
  • 塗り方:10点
  • 明暗:10点
  • 合計:30点満点

 

 

最下位4位(凡人)「ファーストサマーウイカ」19点

◆お題:キウイフルーツ


◆採点

  • 色選び:5点
  • 塗り方:7点
  • 明暗:7点
  • 合計:19点


◆先生のお手本ありました


◆三上先生の評価

実の断面が薄くて美味しそうに見えない。


◆上達ポイント

緑いろは使わない。影は青。それにやまぶきいろをのせて緑にする。

 

 

 

3位(才能アリ)「筧利夫」26点

◆お題:バタートースト


◆採点

  • 色選び:10点
  • 塗り方:8点
  • 明暗:8点
  • 合計:26点


◆先生のお手本ありました


◆三上先生の評価

表面の焦げ目が茶と黄で丁寧に塗り込んだのが良い。
残念なのは、バターの溶けた感じがもう少し強弱をつけた方が良い。

 

 

 

 

2位(才能アリ)「加藤登紀子」27点

◆お題:腕時計


◆採点

  • 色選び:10点
  • 塗り方:9点
  • 明暗:8点
  • 合計:27点


◆先生のお手本ありました


◆三上先生の評価

革の質感が良い。
もったいないのは影。影が全部同じになっている。

 

 

1位(才能アリ)「松田悟志」30点⇒特待生昇格

◆お題:たこ焼き


◆採点

  • 色選び:10点
  • 塗り方:10点
  • 明暗:10点
  • 合計:30点


◆先生のお手本なし

 

◆三上先生の評価

影の付け方が上手。
ソースが流れている部分のヘリにちょっとした影をつけている。
素晴らしいとしか言いようがない。
ダメなところが見当たりません。

 

 

◆順位まとめ◆

1位(才能アリ)「松田悟志」30点⇒特待生昇格
2位(才能アリ)「加藤登紀子」27点
3位(才能アリ)「筧利夫」26点
最下位4位(凡人)「ファーストサマーウイカ」19点

 

  

 

特待生昇格試験

特待生3級「辻元舞」1ランク昇格!⇒【特待生2級】

◆お題:ポテトチップス(パーティー開け)

 

◆先生のお手本なし


◆三上先生の評価

昇格理由:このお題はさすがに難しいかと思いましたが…お見事!


アルミ箔の薄さ、柔らかさが表現されている。
ポテトチップスの薄さも良く出ている。焦げ目で薄さ・太さの違いを描き分けている。
格段に上手になりましたね。

  

 

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