2020年8月13日放送の『プレバト才能ランキング』は「俳句・水彩画」の査定でした。
今回は俳句も水彩画も名人特待生一斉査定スペシャルの回です。
特に、水彩画は7ランクも昇格した強者が出たようで楽しみです♪
特待生5級であれば、名人3段ということですよね。
しずちゃんが陥落するということなのかな。
くっきーさんもあり得ますし、何といっても辻元舞さんでしょう。もう名人4段くらいになるのかも。
ナイツの土屋さんも気になります。
俳句は3人のみという回でした。
タイトル戦終わりで3人残しでやったのかな?
そういう感じです。
俳句の名人・特待生昇格降格一斉査定スペシャル
◆俳句のお題:「本棚」
◆査定される人
- 名人10段 藤本敏史(FUJIWARA)
- 特待生4級 森口瑤子
◆俳句の先生 夏井いつき先生
特待生4級「森口瑤子」1ランク昇格!⇒【特待生3級】
謎解きの
頁に蜘蛛は
果ててゐる
(本棚の整理をする。古いミステリーが出てきてパラパラ見ていたら、細い蜘蛛が押し花のようにペッタリくっついていた。「おっと」と思ってそのまま閉じてしまった、という句)
◆夏井先生の添削後
添削なし
◆昇格試験のポイント
助詞「に」の是非
これはとても良かった。
「謎解きの 頁」で読んでいるのが推理小説に違いない。
言葉の経済効率が非常にうまい。
「に」は場所になるため、この先はクローズアップの映像になる。
「蜘蛛は」の「は」は強調になるため、興味を持ち始める。
「果ててゐる」と淡々とした描写がいい。
やはりあなたはセンスがあります。
永世名人への道
永世名人への道【星0】「藤本敏史(FUJIWARA)」⇒1つ後退!【星1】
扇風機
首振りゆっくり
トーベヤンソン
(小学生の夏休みに読書感想文の宿題が出る。トーベヤンソンはムーミンの作者。ムーミンの小説が面白そうと思い、扇風機の風にあたりながらムーミンを読んだ。「ゆっくり」はムーミン谷の時間がゆっくり流れているのと、扇風機の首振りがゆっくりをかけてみた、という句)
◆夏井先生の添削後
添削なし
◆昇格試験のポイント
「首振りゆっくり」字余りの是非←意図のある無駄遣い
普通に考えると、「扇風機 首振りゆっくり」は無駄しかない。
「ゆっくり」は案外いろんなところにイメージを及ぼす。
「扇風機首振り」とここで切って読んだ方が、この句にはとって幸せ。
意図してやっているのであれば、「扇風機首振り」「ゆっくりトーベヤンソン」と詠んで欲しいくらいは言って欲しい。
永世名人 富美男のお手本
◆50句までの現在の状況:20句(残り30句)
読み終へて
痣の醒めゆくごと
朝焼
(本を読むと一晩中読んでいる。ふっと見た時に夜が明けている。朝焼けだと思ったときに、痣は赤から紫、黄色になっていく。朝焼けのようだな、という句)
◆夏井先生の添削後
添削なし
◆掲載の判定⇒掲載決定!
【掲載決定の理由】やっと新境地を切り開いたかも!
これは良かったです。
「読み終へて」で時間経過。その途端「痣」が出てくる。静かに本を読んでいるのになんで痣?
読んでいくと肉体の痣ではなく、朝焼の比喩だと分かった瞬間のハッとする驚き。
比喩だけではなく読み終わった後の思い、心情というのが痣と響いている。
非常に瑞々しい感覚。
初めて純粋に期待を抱きました。
(梅沢さんが「タイトル戦だったら優勝か?」と問う)ダントツ優勝です!
藤本さんのあの賞金、半分やって欲しいぐらいです。
◆50句までの現在の状況:21句(残り29句)
◆◇◆ ◆◇◆
タイトル戦は独特な緊張があるんでしょうね。
前回のタイトル戦の俳句とは全然違ってすごくよかったです。
浜ちゃんも夏井先生の解説で納得していました。
しかし、森口さんはワールド全開だなぁと思います。
キレイな方だけに怖さがグッとくる感じ。
水彩画 昇格降格査定スペシャル
◆査定される人
- 名人初段 しずちゃん(南海キャンディーズ)
- 特待生3級 田中道子
- 特待生4級 辻元舞
- 特待生5級 アンミカ
- 特待生5級 土屋伸之(ナイツ)
- 特待生5級 くっきー!(野性爆弾)
- 特待生5級 渋谷飛鳥
◆水彩画の先生 野村重存先生
特待生5級「渋谷飛鳥」今の段位⇒【特待生3級】(2ランク昇格)
◆お題:トイプードル
◆作品名:わん。
◆野村先生の評価
段位の理由:毛並みの表現が見事
さすが「花の飛鳥」で花は上手。
わんちゃんの毛並みが上手。
ふわふわっとした手触りが伝わってくる。
動物描いた人の中で1番でしょう。
建物とか木とか森とか大きな風景を描いてもらったらどうなるのか楽しみ。
特待生5級「土屋伸之(ナイツ)」今の段位⇒【名人2段】(6ランク昇格)
◆お題:サボテン
◆作品名:トガりあい
◆野村先生の評価
段位の理由:質感がプロ級
はっきり言って今の美大1年生より上手。
サボテンのトゲらしさは非常にリアル。
1本1本ちゃんと描いている。トゲの気持ちになって描いているね。
サボテンの力強い生命力が表れている。
特待生5級「アンミカ」今の段位⇒【名人3段】(7ランク昇格)
◆お題:そうめん
◆作品名:夏の訪れ
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◆野村先生の評価
段位の理由:美大生のお手本レベル
麺が見事。
美大の学生の良い参考例になる。
めんつゆが美味そう。透けて見える。
めんつゆの器とすだれの屈折も完璧。
特待生3級「くっきー!(野性爆弾)」今の段位⇒【特待生2級】(3ランク昇格)
◆お題:プラレール
◆作品名:僕は外
◆野村先生の評価
段位の理由:とても丁寧
(浜ちゃんプラレールを見て)これ似てません?似てるからすごいよな。
すごい上手。
実際には夕景に見えない。
電車のシルエットで夕景が自然に見える。
こんなに丁寧に誠実になかなか描けないもの。
構図がいい。
奥にカラフルで強い色、手前の電車はグレー。
手前は機関車トーマスっぽい。よく見ると浜ちゃん。
ちゃんと考えて組み立てている。
相当頭が良い。
特待生4級「辻元舞」今の段位⇒【特待生1級】(3ランク昇格)
◆お題:洗濯物
◆作品名:日常の幸せ
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◆先生のお手本ありました
◆野村先生の評価
段位の理由:1箇所だけ残念。
洗濯物干しのポールが上手。
材質感については辻元さんは抜群。
本当に上手に描いている。
草も上手で触れそう。
赤ちゃんも可愛く描いている。
良く晴れた空を背景にした洗濯物なので、もう少し影は欲しい。
影を描くことで他の明るい部分の明るさがより生きて、日差したっぷりの洗濯物、干されたとわかる。
辻元さんは影と光を上手く描き分ければ不動の名人。
特待生3級「田中道子」今の段位⇒【特待生2級】(1ランク昇格)
◆お題:誕生日パーティー
◆作品名:誕生日おめでとう
◆先生のお手本ありました
◆野村先生の評価
段位の理由:あまり美味しそうじゃない。
1個1個はすごく上手に描けている。
テーブルクロスはめちゃめちゃよく描けている。
ただケーキがあまり美味しそうに見えない。
ストレートに言って汚い。汚れっぽい。
影を描き込み過ぎて、暗くて硬いケーキになっている。
名人初段「しずちゃん(南海キャンディーズ)」今の段位⇒【名人初段】(現状維持)
◆お題:金魚鉢
◆作品名:はやく人間になりたい
◆先生のお手本ありました
◆野村先生の評価
段位の理由:影の描き方が上達している
水の感じが上手に描けている。
透明な水に屈折した影をつけていて透明な水を表現している。
構図が気になる。縦ではなく横にした方がよかった。
◆新段位
名人3段 アンミカ
名人2段 土屋伸之(ナイツ)
名人初段 しずちゃん(南海キャンディーズ)
特待生1級 辻元舞
特待生2級 田中道子
特待生2級 くっきー!(野性爆弾)
特待生3級 渋谷飛鳥
◆◇◆ ◆◇◆
放送順はナイツ土屋さんの6ランクアップ後にアンミカさんの7ランクアップでした。
水彩画ならではですよね。
俳句でこれがあったらどうなるんでしょう?(笑)
土屋さんがプレバトの絵を描き終えたら5歳老けると言ってましたけど、それがわかるようなすごい絵でした。
全く興味が湧かない、絵を描く気力がわかないサボテンでこの結果ですから、大好きな馬でしたらもっとすごいんでしょうね。
『アメトーク』の一人大好きの回で見た馬の絵も確かに凄かったです。
しずちゃんは名人から落ちることはなかったですが、女王ではなくなりましたね。
アンミカさんが新女王になりました。
▽前回のプレバト俳句の『炎帝戦』です▽
『プレバト!!』8月6日 第4回「夏の炎帝戦」優勝決定!本命陥落の波乱万丈の結果に - 今日も暇です。