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『プレバト!!』10月21日「俳句・水彩画」名人特待生査定SP 光宗薫が最高傑作!東国原が初シュレッダー

2021年10月21日放送の『プレバト才能ランキング』は「俳句・水彩画」の名人・特待生の一斉査定SP でした。

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久しぶりの一斉査定SPです。
俳句はおなじみのメンバーです。
今週も東国原さんが連続登場。
6連勝なるかが注目でした。

 

水彩画は光宗さんが登場。
最近メキメキと腕をあげている田中道子も登場。
光宗さん、凄かったです…。

 

俳句の査定ランキング

◆俳句のお題:「プレバトのランキング席」


◆査定される人

  • 永世名人 東国原英夫
  • 名人3段 立川志らく
  • 特待生5級 河合郁人(A.B.C-Z)


◆俳句の先生 夏井いつき先生

 

 

 

名人・特待生昇格試験

特待生5級「河合郁人(A.B.C-Z)」1ランク昇格⇒【特待生4級】

デビュー曲一位
   行きつけの
      新蕎麦

(僕たちA.B.C-Zは、CDデビューじゃなくてDVDデビュー。3年くらい経ってCDデビューし、1位になった朗報を聞いて嬉しくて新蕎麦を食べに行った、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆昇格試験のポイント

足して17音の破調の是非←実感が一番!


俳句はやっぱり五七五が一番良い。
特待生の皆さんにはまず五七五をきちんとやって欲しい、と強く思っている。
ですが、この句の場合は破調が上手くいった。
「デビュー曲一位」で状況が一読で分かる。勢いもある。
最後は季語「新蕎麦」にいくが、苦労してデビューし1位になった。
落ち着きの部分が案外味になっていた。
常に自分の実感を詠んでいってくださいね。

 

 

名人4段「立川志らく」現状維持

歯車の
 音が聞こゆる
     秋の空

(夏から秋にかけて偏頭痛が起きやすい。その症状を芥川龍之介は「歯車」に例えた。ランキングを見ると常に頭が痛くなってくる、という句)


◆夏井先生の添削後

歯車や
 秋空軋むほど
      青し


◆昇格試験のポイント

中七「聞こゆる」の是非←読者に寄り添って!


こういうケースの時に一体歯車は何を比喩しているのか、というのをちょっとだけ読者にヒントを与えて欲しい。
これを読んだ時、「歯車」が軋んでいるような音を感じた。
軋むを核にして、季語「秋の空」をもっと立てた方が良い。
(添削後)純度を上げるとこういうことも出来る。

 

 

永世名人 東国原英夫のお手本

◆50句までの現在の状況:32句(残り18句)

怖るるな
 最下位怖るるな
       夜長

(夜俳句を考えていると最下位が浮かぶ。恐怖心が湧き、余計に萎縮してきて、「助詞をどうするか」迷路に。それがまた夜が長い、という句)


◆夏井先生の添削後

怖るるな
 詩を怖るるな
    長き夜を


◆掲載の判定⇒ボツ!

【ボツの理由】気持ちは分かるが…


「最下位」は東さんにとっては重要なキーワードであるのは分かる。
これを一句として見た時に、詩の純度として「最下位」という言葉が詩の純度を落としている。
何の分野の最下位なのか。


◆50句までの現在の状況:32句(残り18句)

  • 7月の成績:1勝0敗(掲載:7/15)
  • 8月の成績:1勝0敗(掲載:8/12)
  • 9月の成績:1勝0敗(掲載:9/2)
  • 10月の成績:1勝0敗(掲載:10/14、ボツ:10/21)


◆◇◆ ◆◇◆


東国原さんの俳句がついにシュレッダーに!
ある意味記念すべき回でした。

 

 

 

水彩画「名人・特待生昇格・降格一斉査定SP」

◆テーマ:生活の中にある音が鳴る瞬間


◆査定される人

  • 名人3段 光宗薫
  • 名人3段 田中道子
  • 特待生2級 馬場典子
  • 特待生3級 渋谷飛鳥
  • 特待生4級 小倉久寛
  • 特待生5級 前田裕太(ティモンディ)
  • 特待生5級 江上敬子(ニッチェ)


◆採点

切り取り方:10点
正しい描写:10点
明暗:10点
合計:30点


◆水彩画の先生 野村重存先生

 

特待生5級「江上敬子(ニッチェ)」1ランク昇格!⇒【特待生4級】

◆お題:食器洗い
食器や水の音が聞こえてくるか


◆作品名:あなたの為にお皿を洗う


◆先生のお手本なし!


◆野村先生の評価⇒奥行きの描き方が丁寧


上手なのは遠近法が正しく完璧。
人物の足元を濃淡で表現した奥行き。
シンクから床までを入れているが、空間の広がりを感じる。
手の形や動き、総合的に水で洗っているのが直感的に伝わってくる。
だからこそ音が聞こえてくる。
これは昇格だな、間違いなく。

 

 

特待生5級「前田裕太(ティモンディ)」現状維持

◆お題:2匹の猫がじゃれ合っている瞬間
じゃれ合う2匹をどう描き分けるか


◆作品名:おもちゃへの眼差し


◆先生のお手本あり


◆野村先生の評価⇒カワイイけど顔の工夫が足りない


右の猫は可愛く描けている。
全体的に丁寧に描けていて、ちゃんと塗られている。
ただこれを見ていると単純に2匹の猫が並んで上を見てるだけで、猫がじゃれ合っている雰囲気の音は感じられない。
ぬいぐるみのよう。
せめてちょっとでも口が開いていれば、「にゃー」が聞こえてくる。
ただ緑の背景に猫が浮かんでいるので、床のフローリングの板目とか生活の場であるという最小限の説明がないといけない。
ちょっと違和感がある。
毛並みも自然に見えない。

 

 

特待生4級「小倉久寛」1ランク昇格!⇒【特待生3級】

◆お題:目玉焼きの調理風景
焼き上がる卵の色・形が重要


◆作品名:「しょうゆ?ソース?」「塩コショウ」


◆先生のお手本あり


◆野村先生の評価⇒?

小倉さんの持ち味の温かく柔らかい雰囲気がすごく良く出ている。
上手な人は手が上手。
影で卵の丸みまで表現。
周りの白身がちょっと固まりすぎている。

 

 

特待生3級「渋谷飛鳥」1ランク昇格!⇒【特待生2級】

◆お題:ドミノ
形の描き分け


◆作品名:特別な時間


◆先生のお手本なし!


◆野村先生の評価⇒正確な下書きが見事!


ドミノは幅を平行にして描いた。
構図が面白い。
端に子どもを置いて、手前にドミノが広がる。
空間やストーリーが伝わる構図。
この一体感は音を感じさせる。
彼女、伸びしろあるんじゃないですか?

 

 

特待生2級「馬場典子」1ランク降格!⇒【特待生3級】

◆お題:誕生日パーティー
クラッカーから出てくる物がどう描けるか


◆作品名:何歳になってもめでたい


◆先生のお手本あり


◆野村先生の評価⇒ケーキの描き方がダメ!


これはどうした?
突如ここに絵の具があるのは、違和感を感じざるを得ない。
馬場さんなら立体感のあるケーキが描けたはず。
他はものすごく上手に描けている。
クラッカーから出ているものが瞬間の形というよりも絵の具のシミに見える。


◆◇◆ ◆◇◆


水彩画での降格はなんと初!
馬場さんは水彩画で初の降格者になってしまいました。

 

 

名人3段「田中道子」1ランク昇格!⇒【名人4段】

◆お題:ドライヤーの瞬間
ドライヤーの音・なぎく髪の動きをどう描くか


◆作品名:僕と彼女の同棲生活


◆先生のお手本なし!


◆野村先生の評価⇒物語が伝わる構図が◎

髪の毛を丁寧に描いている。
ひたすら細い筆で1本1本に心を込めて描いている。
明暗でなびく髪をリアルに表現。
ふわふわと触れそうな髪の動き、質感が伝わり、音まで直感的に感じる。
この絵の成功はドアの手。
女性の表情で言葉を交わす会話の声が聞こえる。
すごく良くできた生活の一瞬の絵。
どこまで行くんですかね。

 

名人3段「光宗薫」2ランク昇格!⇒【名人5段】

◆お題:コーヒーを淹れるひととき
コーヒーのぷくぷくした音が聞こえてくるかどうか


◆作品名:明瞭端然


◆先生のお手本なし!


◆野村先生の評価⇒番組最高傑作!


すごいよ、これ!
お湯が熱そう。
触ったら火傷するんじゃないかっていうくらい熱そう。
抑制の効いた湯気の描き方がコーヒーのポコポコという音を感じさせる。
同時に香って来そう。
写真を超えている。
写真でも香りや温度が伝わらないことが結構ある。
そこまで出来ているのがスゴイ。
自然な湯気の表現が出来ている。
端から見ていくといろんなことが言える。
カップが見事。
エプロンの布地の質感、木のテーブルの板の質感。
ケトルのステンレスの質感、諸々全部の描き分けが出来ている。
ここまで質感に迫った絵は光宗さんの中でもなかったんじゃないですか?
前回のコンクールなら完全優勝!
これは持って帰りたいくらい。


◆◇◆ ◆◇◆


光宗さんの絵が凄かったです!
毎回スゴイんですけど、コーヒーの湯気の部分とステンレスのケトルが特に印象に残りました。
ケトルなんて色鉛筆査定でも通用しそうなくらいそのもの!
次は辻元さんですかね?

 

 

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