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『プレバト!!』5月4日「俳句・色鉛筆」色鉛筆で3名が特待生に!梅沢の会心の俳句で夏井先生べた褒め

2022年5月4日放送の『プレバト才能ランキング』は「俳句・色鉛筆」の査定でした。

 

色鉛筆査定では「特待生になれるかSP」ということで、特待生候補の絵が上手な方が集結!
そのため特待生が続出という回になりました。


俳句では梅沢さんが会心の俳句を披露。

 

俳句の査定ランキング

 

◆俳句のお題:「動物図鑑」

 


◆査定される人

  • 研ナオコ
  • ファーストサマーウイカ
  • 宮田俊哉(Kis-My-Ft2)
  • おいでやす小田(おいでやすこが)

永世名人 梅沢富美男
名人9段 千原ジュニア
名人初段 皆藤愛子


◆俳句の先生 夏井いつき先生

 

 

 

最下位4位(才能なし)「研ナオコ」35点

懐かしや
 タケノコ堀りを
     兄たちと

(まんまです。兄2人いましたから、子どもの頃「たけのこ堀りしたなぁ」、という句)


◆夏井先生の添削後

筍を
 堀りしかの日や
      兄二人


◆夏井先生の添削

普通の文章のような語り口になっているので、読んだ時に何の違和感も感じないが、何の魅力もないタイプの句。
「懐かしや」とストレートにいうのではなく、懐かしんでいるんだろうと思わせるのが大事な技術。
小さなリアリティーを語ってくださったので、それを入れてアレンジする。

 

3位(凡人)「宮田俊哉(Kis-My-Ft2)」55点

ノスタルジー
 鱒あてに読む
     魚図鑑
 
(さきほど懐かしいをストレートに言っちゃいけないというところで、違う言い回しを考えた。(ノスタルジー)英語っぽくしてみた。子どもの頃魚図鑑を見るのがめっちゃ好きだった。うちの親父が魚食べながらお酒飲みながら僕の図鑑を見てたのを思い出した。めっちゃ父ちゃん残酷じゃん。魚食べながら図鑑見てんだ、という句)


◆夏井先生の添削後

鱒あてに
 子どもの頃の
     魚図鑑


◆夏井先生の添削

「ノスタルジー」と書いたらいいだろうという浅はかな…。
懐かしやと全く一緒!
「あてに」で酒を飲んでいる大人だとわかる。ここから始めるといい。

 

2位(凡人)「おいでやす小田(おいでやすこが)」65点

胸躍る
 図鑑に百獣
    春の宵

(子どもの頃に、春に図鑑をもらって食い入るように見ていたら日が暮れていた、という句)


◆夏井先生の添削後

百獣の
 図鑑や春の
   夕焼はや


◆夏井先生の添削

いや~もう作者わかって、あなただったのね。
(以前の回で)ロクなことしないと思っていたら…。
季語「春の暮」とかを持ってきたら春という季節の終わりになると、勉強してる!
ただの声のデカい人じゃなくなっている。
「胸躍る」と言いたい気持ちはわかるが、俳句はこれを言わないで、残りのところで「あ~夢中になってたんだ」と思わせる。

 

1位(才能アリ)「ファーストサマーウイカ」70点

夏近し
 書肆の森ゆく
    子象かな

(小っちゃい男の子が自分と同じくらいのサイズの本を抱えて歩いてて、もし動物図鑑の表紙が象さんだったら子象がのっしのっし歩いているよう。本に囲まれてる感じが森みたい。夏の青々とした緑の中を子象が歩いているように見えるかな、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆夏井先生の添削

本屋さんを森に例えるというのは楽しい発想。
そこを子象が歩いているというのも良い。
非常に空想的な句だが、決してその空想が浮ついてない。
季語「夏近し」がしっかりと主役に立っている。
なんか上質なアニメーションを見ているよう。

 

◆順位まとめ◆

1位(才能アリ)「ファーストサマーウイカ」70点
2位(凡人)「おいでやす小田(おいでやすこが)」65点
3位(凡人)「宮田俊哉(Kis-My-Ft2)」55点
最下位4位(才能なし)「研ナオコ」35点

 

 

 

 

名人・特待生昇格試験

名人初段「皆藤愛子」1ランク昇格⇒【名人2段】

夏近し
 恐竜図鑑
  踏むチワワ

(我が家のチワワがすぐに浮かんだ。うちのチワワは何でも踏んで歩く。恐竜に何も敬意もない感じが面白い、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆昇格試験のポイント

中七・下五に対する季語の効果の是非←チワワの動きが明るい!

 

フレーズが良い。
「恐竜図鑑」という物があり、「踏む」という動き。人間かと思えば「チワワ」。
大きい「恐竜」に小さい「チワワ」、動かない「図鑑」に動く「踏む」チワワ。
ちゃんとイメージも対比している。
季語「夏近し」で初夏への期待・喜びが表現されている。
時候の季語を使う時のお手本のような一句だと思う。

 

名人9段「千原ジュニア」現状維持

開き癖
 図鑑の虎に
    春夕焼

(小さい時虎がとにかく好きだった。虎ばっかり図鑑で見ていて、虎のページが開く。夕方になって夕陽が図鑑に、という句)


◆夏井先生の添削後

春夕焼
 図鑑の虎に 
    開き癖


◆昇格試験のポイント

「に」という助詞の是非←イージーミス


「虎に」の後に「春夕焼」だと、夕陽が差し込んでいる印象を与えてしまう。
夕焼けというのは空を染める現象であって、夕陽のように差し込んで来るというそういう印象とはちょっと違う。
「春夕焼」から始める。
(添削後)広い光景から開き癖に迫ってくる。
助詞はいろいろ難しい。

 

永世名人 梅沢富美男のお手本

◆50句までの現在の状況:43句(残り7句)

桜蘂降る
 ハシビロコウ
      瞬く

(桜の花が散ると赤いのが残る。あれが落ちると下がじゅうたんのように赤くなる。ハシビロコウはじっとして動かない。桜蘂が落ちた時に、ハシビロコウが瞬きをした、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆掲載の判定⇒掲載決定!

【掲載決定の理由】素晴らしい気づき


「桜蘂降る」というのは綺麗な季語。
桜の花びらが落ちることを知っている人も、蘂も落ちると気づかない人も多い。
蘂が落ちるという小さな波動を、ハシビロコウという動かない生き物がキャッチして一瞬まばたいたのではないか。
この気づきが俳句という詩になる。分かっている。これが俳人!
さすがだと思う。
嫌味のない上手さ。
時々こういうのを見せてくれると、私の血がキレイになる。

 

◆50句までの現在の状況:44句(残り6句)

【2021年】

  • 1月の成績:2勝1敗(掲載:1/7・1/28、ボツ:1/21)
  • 2月の成績:1勝1敗(掲載:2/4、ボツ:2/11)
  • 3月の成績:1勝1敗(掲載:3/4、ボツ:3/18)
  • 4月の成績:1勝3敗(掲載:4/29、ボツ:4/8、4/15、4/22)
  • 5月の成績:1勝2敗(掲載:5/20、ボツ:5/6、5/13)
  • 6月の成績:2勝1敗(掲載:6/17・6/24、ボツ:6/10)
  • 7月の成績:2勝1敗(掲載:7/8・7/15、ボツ:7/1)
  • 8月の成績:1勝3敗(掲載:8/19、ボツ:8/5、8/12、8/26)
  • 10月の成績:0勝1敗(ボツ:10/28)
  • 11月の成績:2勝1敗(掲載:11/4・11/18、ボツ:11/25)
  • 12月の成績:1勝2敗(掲載:12/9、ボツ:12/2、12/16)


【2022年】

  • 1月の成績::1勝0敗(掲載:1/6)
  • 3月の成績::1勝1敗(掲載:3/24、ボツ:3/3)
  • 4月の成績::1勝2敗(掲載:4/21、ボツ:4/14、4/28)
  • 5月の成績::1勝0敗(掲載:5/4)


◆◇◆ ◆◇◆


シュレッダーの紙クズで梅沢さんの銅像を作っているのですが、それも完成するといいですよね。
MBSの入口に飾られたらいつか大阪に行った際に見たいです。


ところで、夏井先生がご指摘されてましたけど、「桜蘂」を全然知りませんでした。
今回の放送で1つ勉強になりました。
桜が満開で美しい光景を毎年見ているのに、全然気づかなかったです。
赤いじゅうたんみたいな光景、見たことあったかな?

 

 

 

色鉛筆の査定ランキング

◆査定される人

  • 小田井涼平(純烈)
  • 田中道子
  • 二見颯一
  • こがけん(おいでやすこが)

特待生5級 岩部彰(ミサイルマン)
名人3段 くっきー!(野性爆弾)


◆色鉛筆の先生 三上詩絵先生


◆採点

  • 色選び:10点
  • 塗り方:10点
  • 明暗:10点
  • 合計:30点満点

 

最下位4位(才能アリ)「こがけん(おいでやすこが)」27点

◆お題:ポップコーン

 

◆採点

  • 色選び:9点
  • 明暗:9点
  • デッサン力:9点
  • 合計:27点


◆先生のお手本あり


◆三上先生の評価

とってもお上手。
キャラメルの濃い部分がよく描けている。
深い影のところに濃い色を使っていて、それがアクセントになって絵が締まる。
「POP CORN」の「N」の縦の線が入れ物の線と角度が違う。
文字も角度に沿って描かないと違和感を感じる。

 

3位(才能アリ)「二見颯一」28点⇒特待生昇格!

◆お題:アジの刺身


◆採点

  • 色選び:10点
  • 明暗:8点
  • デッサン力:10点
  • 合計:28点


◆先生のお手本なし


◆三上先生の評価

アジの皮を剥いだところをすごく細かい線で境界を描いている。
シソの葉って平らじゃなくて、葉脈でちょっと凸凹しているがその凹凸がわかるように陰影をつけている。

 

2位(才能アリ)「小田井涼平(純烈)」29点⇒特待生昇格!

◆お題:ちまき


◆採点

  • 色選び:10点
  • 明暗:10点
  • デッサン力:9点
  • 合計:29点


◆先生のお手本なし


◆三上先生の評価

ご飯粒よく描きましたね。
ご飯粒の隙間を濃くしていて、ツヤ感も出てる。
特待生でいいと思います。

 

1位(才能アリ)「田中道子」30点⇒特待生昇格!

◆お題:ガーベラ


◆採点

  • 色選び:10点
  • 明暗:10点
  • デッサン力:10点
  • 合計:30点


◆先生のお手本なし


◆三上先生の評価

この作品は文句なく特待生でいいと思う。
オレンジ色のガーベラは単純な鮮やかなオレンジではなく、陰影もあるし、ちょっとくすんだ感じ、先や周りのちょっと黄色いというこの花の特徴を見事に捉えている。
これは驚きです。

 

 

◆順位まとめ◆

1位(才能アリ)「田中道子」30点⇒特待生昇格!
2位(才能アリ)「小田井涼平(純烈)」29点⇒特待生昇格!
3位(才能アリ)「二見颯一」28点⇒特待生昇格!
最下位4位(才能アリ)「こがけん(おいでやすこが)」27点

 

名人・特待生昇格試験

特待生5級「岩部彰(ミサイルマン)」現状維持⇒【特待生4級】

◆お題:いちごのケーキ


◆昇格のポイント:イチゴもスポンジも物足りない!


◆先生のお手本あり


◆三上先生の評価

イチゴの断面の種に向かって白い筋になってるんですが、微妙な色合いがとてもよく塗れている。
イチゴの凹みが今一つ表現されていない。
種の周りが白いだけになってしまっている。


◆◇◆ ◆◇◆


前回の岩部さんが特待生になった回の収録の後日に浜ちゃんが大阪に行った際に、スタッフの方に「岩部がプレバト出るから見たってや」と声をかけたそうです。
嬉しかったんでしょうね。

 

名人3段「くっきー!(野性爆弾)」1ランク昇格⇒【名人4段】

◆お題:デニムジャケット


◆昇格のポイント:デニムの質感が抜群!


◆三上先生の評価

(一目見て笑う)また…。
生地の素材感が特徴をすごく捉えている。
塗る方向を一方向にして、繊維を表現してる。色が擦れたところとかあえて出している。
ボタンの厚みも描いている。
光る部分で金具に見える。影を強めに入れている。


◆◇◆ ◆◇◆


くっきーさんはドラマ『南くんの恋人』が好きだったそうで、それで小っちゃい浜ちゃんを描いたと言ってました。

 

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