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『プレバト!!』6月2日「俳句・色鉛筆」ついにフルポン村上が永世名人に!相席・山添の絶品色鉛筆も

2022年6月2日放送の『プレバト才能ランキング』は「俳句・色鉛筆」の査定でした。

 

今回はここ1~2年なかなか昇格できなかったフルポン村上さんが、ついに永世名人になれた回です。
次回からは句集ですかね。


そして、相席スタート・山添さんが素晴らしい色鉛筆画を描いたました。

 

俳句の査定ランキング

 

◆俳句のお題:「突然の雨」

 

◆査定される人

  • 田中要次
  • 新妻聖子
  • 大園玲(櫻坂46)
  • 山﨑ケイ(相席スタート)


永世名人 梅沢富美男
名人10段 村上健志(フルーツポンチ)
特待生3級 北山宏光(Kis-My-Ft2)


◆俳句の先生 夏井いつき先生

 

 

 

 

最下位4位(才能なし)「山﨑ケイ(相席スタート)」30点

相合いに
 照れしまう傘
  梅雨はじまる

(好きな人と相合傘をしたいんだけど、ちょっとまだ恥ずかしい。このままだと相合傘になっちゃうので持っていた傘をしまう。梅雨の始まりと恋の始まりをかけた、という句)


◆夏井先生の添削後

走り梅雨
 相合い傘は
   まだ早い


◆夏井先生の添削

「相合い」で始まるので、相合傘かなと読み手は勝手に思う。
「照れてる」ので、相合傘してるのかなと思っていると、「しまっている」。
傘をしまっている。
相合傘はどこに行ったの?
ここで読者を完全に置き去りにしてしまう。
そして、梅雨が勝手に始まる。
私たちはどうすれば良いのだ?
(添削後)あなたの言いたいことに近づいたのがわかりますか?
それがわかるんならやろう!

 

3位(才能なし)「大園玲(櫻坂46)」35点

夏服の
 肩擦れ合う
    傘底に
 
(部活帰りに雨が降ってきて、大きい傘を持ってる友達が入れてくれる。自分の折り畳みの傘をさしたら塗れないが、一緒の方が近づいて楽しい。あえて相合傘をする、という句)


◆夏井先生の添削後

夏服の
 肩のふれ合う
     相合傘


◆夏井先生の添削

本人の工夫は下五「傘底に」にあったのはわかるが、読んでいくとこの下五の意味がよくわからない。
お話を聞いてカバンの底かと意味がわかった。
そこまで書くには17音では難しい。
「擦れ」はマイナスのイメージ。
触れ合うがイメージに合う。
最後の着地は「相合傘」と書くしかない。
でも直してもこれも普通の句。

 

2位(凡人)「田中要次」55点

過雨あがり
 歩道橋より
    虹の端

(雨宿りした時に歩道橋のところから虹の端が見えた。橋と端の響きが良い、という句)


◆夏井先生の添削後

虹の端(は)や
 過雨あがりたる
      歩道橋


◆夏井先生の添削

本当に普通の句(笑)。
雨が上がって歩道橋から虹の端っこが見えました。
久しぶりに絵に描いたような凡人の句。
おっちゃんが言うように切れをしっかり入れると、カットも切り替えてくれるし、季語も際立ててくれる。
17音の中で切れは有効なアイテム。
「虹の端」から始める。
端は「は」と読む。
(添削後)季語に遠近感が出る。
こうした方がカッコいい。
カッコいいけど普通の句。

 

1位(才能アリ)「新妻聖子」70点

夕立に
 すれ違いしか
     同級生

(兼題写真を見た時に、これがミュージカルの1シーンだったらどんなストーリーになるかと想像した。突然の雨の時は傘を持ち合わせてないと視界があまりクリアじゃない。顔見知りの誰かとすれ違ったけど、確かめられない背後のストーリーがあると演じる時に想像力が膨らむ。俳句を読んでくださる方にもそこを委ねたい、という句)


◆夏井先生の添削後

級友か
 夕立に
  すれ違いしは


◆夏井先生の添削

自分が兼題写真の中に入ったとしたら、舞台だったとしたらという発想されて、それでこれだけのリアリティーのある発想がありありとできているのは大したもんだと思う。
ここから上の特待生を目指すとして、アドバイスを1つ。
語順を変えるだけで余韻を作れる。
「同級生」だから音数取るので、「級友」にする。
最後は「すれ違いしは」で余韻を持たせる。
あなたは可能性ありそうですから頑張りましょう!

 


◆順位まとめ◆

1位(才能アリ)「新妻聖子」70点
2位(凡人)「田中要次」55点
3位(才能なし)「大園玲(櫻坂46)」35点
最下位4位(才能なし)「山﨑ケイ(相席スタート)」30点

 

名人・特待生昇格試験

特待生3級「北山宏光(Kis-My-Ft2)」現状維持

浮葉の雫
  止める
   シャッターボタン

(雫はしばらくすると垂れてしまう。それをどうにかして止める。写真を撮ったら止められる。シャッターボタンが一枚絵になってくれると嬉しい、という句)


◆夏井先生の添削後

シャッターボタン
     浮葉の雫
      ふくらみ来


◆昇格試験のポイント

中七「止める」の是非←あと少しの臨場感を!


やろうとしていることはとてもよく分かる。
わかるけど、シャッターを押して写真を撮ることで時間を止めるという発想は、詩歌の世界ではかなりある発想。
「止める」が陳腐な発想でもったいない。
シャッターボタンの緊張から始めるべき。
(添削後)これが俳句の時間の止め方。

 

 

 

永世名人への道

永世名人への道【星4】「村上健志(フルーツポンチ)1つ前進【星5】⇒永世名人!

夕立や
 楽譜にカンマ
   書き入れる

(楽譜にカンマを書く静かさと外は夕立ち。この取り合わせがすごくいい。、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆昇格試験のポイント

「楽譜にカンマ書き入れる」と季語「夕立」がどう響き合うか?←季語の力を信じている!


カンマ問題というのはあるが、読者の誠意としては分からない言葉が出てきたら調べてみる。
調べると「息継ぎ」と分かる。
作曲家が意志を持って書き入れる。
脳内には音楽が溢れている。
これに対して夕立の気配が押し寄せる。
カンマを書き入れる指先に力が及ぶ。
季語を信じるというのはこういうこと。
もう1つ褒めると、「か音」でリズムを作っている。
こういう隠している技もちゃんと評価したい。

 

◆◇◆ ◆◇◆


村上さんおめでとうございます!
よかったですね。
ここまでがすごく長かったように思いますが、最後はビシっと決めての永世名人昇格です。
いつ出来上がるかわかりませんけど、句集楽しみにしています。

 

永世名人 梅沢富美男のお手本

◆50句までの現在の状況:44句(残り6句)

まず眼鏡
 次に手のひら
    すぐ夕立

(夕立ちが突然降ってくると、眼鏡に雫がつく。雨かなと思って手を広げたら雨。そのうちにザーッときた、という句)


◆夏井先生の添削後

まず眼鏡
 おでこ手の平
    あら夕立


◆掲載の判定⇒ボツ!

【ボツの理由】説明がくどい!


気付いていくリアリティーはとても良い。
みんな実感がある。
そこに気付けるのが永世名人。
何がもったいないのか。
「まず」「次に」「すぐ」。
これだけ音数が必要?
もうちょっとだけ臨場感を増やすことはできる。

 

◆50句までの現在の状況:44句(残り6句)

【2021年】

  • 1月の成績:2勝1敗(掲載:1/7・1/28、ボツ:1/21)
  • 2月の成績:1勝1敗(掲載:2/4、ボツ:2/11)
  • 3月の成績:1勝1敗(掲載:3/4、ボツ:3/18)
  • 4月の成績:1勝3敗(掲載:4/29、ボツ:4/8、4/15、4/22)
  • 5月の成績:1勝2敗(掲載:5/20、ボツ:5/6、5/13)
  • 6月の成績:2勝1敗(掲載:6/17・6/24、ボツ:6/10)
  • 7月の成績:2勝1敗(掲載:7/8・7/15、ボツ:7/1)
  • 8月の成績:1勝3敗(掲載:8/19、ボツ:8/5、8/12、8/26)
  • 10月の成績:0勝1敗(ボツ:10/28)
  • 11月の成績:2勝1敗(掲載:11/4・11/18、ボツ:11/25)
  • 12月の成績:1勝2敗(掲載:12/9、ボツ:12/2、12/16)


【2022年】

  • 1月の成績:1勝0敗(掲載:1/6)
  • 3月の成績:1勝1敗(掲載:3/24、ボツ:3/3)
  • 4月の成績:1勝2敗(掲載:4/21、ボツ:4/14、4/28)
  • 5月の成績:1勝3敗(掲載:5/4、ボツ:5/12、5/19、5/26)
  • 6月の成績:0勝1敗(ボツ:6/2)

 

 

 

 

 


色鉛筆の査定ランキング

◆査定される人

  • 田中要次
  • 大園玲(櫻坂46)
  • 北山宏光(Kis-My-Ft2)
  • 山添寛(相席スタート)
  • 特待生5級 田中道子


◆色鉛筆の先生 三上詩絵先生


◆採点

  • 色選び:10点
  • 明暗:10点
  • デッサン力:10点
  • 合計:30点満点

 

最下位4位(凡人)「北山宏光(Kis-My-Ft2)」22点

◆お題:キャップ


◆採点

色選び:8点

明暗:6点

デッサン力:8点

合計:22点


◆先生のお手本ありました


◆三上先生の評価

私もこんな強く塗れないかもしれない。
小さい穴は凹凸感がある。
布だったら柔らかい。
反射して光るわけじゃない。
ここまで強い白にはならない。

 

3位(才能アリ)「大園玲(櫻坂46)」27点

◆お題:ジャムクッキー


◆採点

色選び:9点

明暗:9点

デッサン力:9点

合計:27点


◆先生のお手本ありました


◆三上先生の評価

クッキーの生地の色がとても上手。
焦げ目の色はもちろん、焦げ目の合間のところはとても難しい。
いろんな色を使ってとてもよく表現されている。
ジャムのツヤ感は出ているが、色は微妙。
何のジャム何だろう?

 

2位(才能アリ)「田中要次」28点

◆お題:ヘッドフォン


◆採点

色選び:10点

明暗:9点

デッサン力:9点

合計:28点


◆先生のお手本ありました


◆三上先生の評価

面白い。
描いた方の印象でイメージを膨らませてこういう描き方になったんですね。
スポットライトが当たっている感じ。
普通の色鉛筆の赤はこういう濃い赤ではない。
割と明るい赤になってしまうので、いろんな色を足さないと深みのある赤にならないが、良く描けている。。
合皮の柔らかい感じと、ハイライトを白く抜いていて凹凸感がある。
レザーの質感がとてもよく出ている。

 

1位(才能アリ)「山添寛(相席スタート)」29点

◆お題:目覚まし時計

 

◆採点

色選び:10点

明暗:10点

デッサン力:9点

合計:29点


◆先生のお手本なし


◆三上先生の評価

もうお上手です。
スゴいステンレス感。
明暗のコントラストがはっきりしてる程光って見える。
文字盤の周りの丸いところもちゃんと光ってるところと、映り込みのくらいところを分けている。
ちょっと気付かないぐらいのブルーが効いている。
もう1回見てみたい。
次は特待生が見える!

 

 

◆順位まとめ◆

1位(才能アリ)「山添寛(相席スタート)」29点
2位(才能アリ)「田中要次」28点
3位(才能アリ)「大園玲(櫻坂46)」27点
最下位4位(凡人)「北山宏光(Kis-My-Ft2)」22点

 

名人・特待生昇格試験

特待生5級「田中道子」2ランク昇格⇒【特待生3級】

◆お題:カップケーキ


◆三上先生の評価

カップの紙の薄さがちゃんと分かる。
生地も少しずつ色を変えている。
チョコの厚いところと薄いところの色合いも違う。
素晴らしい。

 

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