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『プレバト!!』8月11日「俳句・トーストアート」鈴木絢音が才能アリから点数半分で才能ナシへ!望月理恵の絶賛トースト

2022年8月11日放送の『プレバト才能ランキング』は「俳句・トーストアート」の査定でした。

 

今回2回目となるトーストアートですけど、1位がとても美味しそうでした。
絵的な感じではなく置き方でなんとかなりそうではありましたので、マネしてみたいほど!
先生が大絶賛のお味だそうです。

 

俳句では大波乱とまではいきませんでしたが、驚きの展開がありました。

 

俳句の査定ランキング

 

◆俳句のお題:「金魚すくい」

 

◆査定される人

  • 石塚英彦
  • 望月理恵
  • 鈴木絢音(乃木坂46)
  • 植田紫帆(オダウエダ)

 

名人10段 藤本敏史(FUJIWARA)

名人10段 横尾渉(Kis-My-Ft2)

特待生5級 犬山紙子


◆俳句の先生 夏井いつき先生

 

 

 

最下位4位(才能なし)「望月理恵」10点

秋ちかし
 予期せぬ家族
     赤い君

(ペットを飼うには相談して決める。金魚すくいだけは誰も考えずにそのまま持って帰って急に家族になる、という句)


◆夏井先生の添削後

あっさりと
 家族となりぬ
    出目金魚


◆夏井先生の添削

これは困惑。
父親が再婚相手を連れて来て、その女が赤い服・赤い髪・赤い口紅・赤い爪みたいな。
いずれにせよ自分の思っていることが一切伝わらない。
そういうタイプの才能ナシ。
出直そうね。

 

3位(才能なし)「石塚英彦」30点

夏祭り
 金魚に心
  すくわれて
 
(夏祭りができる喜びと、本来金魚はすくうものだが、金魚を見て心がすくわれてホッとした、という句)


◆夏井先生の添削後

生き難き時代
    金魚は
     いきいきと


◆夏井先生の添削

気持ちはわかる。
難点は3つ。
「金魚に心すくわれて」がやってやったぞ感がある。
2つめは、「夏祭り」と「金魚」の季重なり。
これは技術うんぬんではなく、知識の問題。
3つめは「心すくわれて」の部分。
これは読者に置いておく部分で、これ見よがしに書いている。

 

2位(才能アリ)「鈴木絢音(乃木坂46)」70点⇒(才能なし)35点に減点

琉金の
 絵はがき二枚
     かき氷

(夏見舞いを書こうと絵はがきを買いに行き、金魚の絵柄2枚とかき氷の絵柄1枚買った、という句)


◆夏井先生の添削後

(かき氷を主役の場合)

かき氷さくさく
   絵はがきは
       琉金


(本来の意図で添削)

絵はがきを買う
     琉金と
      かき氷


◆夏井先生の添削

まずは私がこの句をどう分析したのか説明する。
季語が「琉金」と「かき氷」と2つ入っているが、絵はがきの琉金であれば絵に描いた季語となり、季語の力が弱まる。
2つの季語だったが、主たる季語は「かき氷」になる。
これは季重なりを成立させるための1つの方法。
それを挑戦してくれた句だと思った。
今あなたの説明を聞いて「ええ????」となった。
これはアウトだよ!
これは点数を半分にしてください!
もし説明どおりなのであれば、根本的に変えないと伝わらない。
プレバトは自分の表現したいことに言葉をくっつけるのが査定。
あなたよりももっと苦難を抱えてきたのが犬山紙子さん!(犬山さん苦笑い)
次こそは一緒に頑張りましょうね。

 

1位(才能アリ)「植田紫帆(オダウエダ)」71点

次こそはと
 捲る浴衣に
   はぜる水

(好きな子と金魚すくい行った時に、隣で一生懸命な姿を見て、手についた水と金魚がはねる水で自分の恋心がどんどん熱くなっていく、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆夏井先生の添削

「次こそはと捲る」というこの勢いは何?
季語「浴衣」、そして「はぜる水」。
水がはねるとしか書いていない。
これを読んだ時に金魚すくいに違いない。
「浴衣」を使って、金魚すくいの場面を描く。
なかなか技術がいる。
微調整は必要だが、「金魚すくい」と書かずに伝える。
挑戦していていいと思う。

 


◆順位まとめ◆

1位(才能アリ)「植田紫帆(オダウエダ)」71点
2位(才能なし)「鈴木絢音(乃木坂46)」70点⇒35点に減点
3位(才能なし)「石塚英彦」30点
最下位4位(才能なし)「望月理恵」10点

 

◆◇◆ ◆◇◆


鈴木絢音さんは久しぶりの大波乱でしたけど、順位は変わらず。
これが最下位にとなれば大波乱でしたが。
それでも、才能アリから才能ナシに一直線ですからね。
凡人がいなかったので順位の変動はなかったですけど、凡人がいる回であれば順位変動もありました。
2位以下が全員才能ナシというのも久しぶりですね。

 

名人・特待生昇格試験

特待生5級「犬山紙子」1ランク昇格⇒【特待生4級】

私のいない部屋
  長生きの金魚

(昔、付き合っていた人と金魚すくいをして一緒に金魚を飼っていた。別れて、私はその部屋にいない。でも金魚は生き続けている、という句)


◆夏井先生の添削後

(文語表現例)

我のいぬ部屋や
 長生きなる金魚


◆昇格試験のポイント

「私のいない部屋」という口語表現を選んだ是非←?


破調のリズムをどう評価するかで意見は分かれる。
作者の意図として私がいない部屋で、いなくても長生きしている金魚。
ここの対比はしっかり意図が伝わる。
文語ではこうなる(上記)
意味は一緒だが、つぶやきとしての生々しさが愕然と失せる。
この場合はこの口語が正解!
相当悲しい人生を歩んできた人だねと思います。

 

永世名人への道

永世名人への道【星0】「横尾渉(Kis-My-Ft2)」1つ前進【星1】

浄水場の金魚
 懐メロのサビ

(水が汚染されていないかどうかを金魚で試す。日本のお水がきれいだよと平和をどうしたら言葉にできるかを考え、懐メロのサビが分かりやすいということで取り合わせた句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆昇格試験のポイント

「浄水場」を選んだ是非←季語金魚への新たな気づき


今回のお題では「金魚」という季語で一句と同じになる。
どういう場所にいる金魚かというのも1つのやり方。
よく「浄水場」が出てきた。
私も浄水場と金魚の関係を調べたら、横尾さんがおっしゃった金魚の生き方を知って驚いた。
この「金魚」は季語というよりももっと違うものに変質。
むしろ無季の句に近い。
金魚の生き死にの意味がガラっと変わる。
そういうことを提示してくださったということで驚いた一句。
今日はおっちゃんがいないので一言。
俳句はやっぱり五七五が基本。
五七五を忘れないということは横尾さんにとってとても大事。

 

永世名人への道【星3】「藤本敏史(FUJIWARA)」1つ前進【星4】

金魚鉢
 金魚のいなくなる
        屈折

(金魚鉢は丸みを帯びて湾曲している。角度や位置で金魚が消える。小学生の時、金魚飼ってて遊んだ思い出、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆昇格試験のポイント

「いなくなる」描写の是非←?


こういう光景を見たことある人は確かにと思う。
「いなくなる」というのを、平場の人であれば「見えなくなる」「隠れる」でごまかす。
最後の着地も見えなくなる「角度」とかでごまかす。
それでは詩にならないというのを名人はわかる。
いろんな意図に基づいて、ちゃんと吟味して作った句とわかる。

 

◆◇◆ ◆◇◆


絶好調フジモンさんが永世名人に王手です。
フジモンさんらしい愛らしい句でしたよね。
夏井先生じゃないですが、わかる人にはあるあるは俳句。
わかればクスっとなる感じが心地よいです。

 

 

 

トーストアートの査定ランキング

◆査定される人

  • 石塚英彦
  • 望月理恵
  • ヨンア
  • 小田結希(オダウエダ)

特待生5級 光宗薫


◆トーストアートの先生 佐々木愛実先生


◆採点

  • 食材をいかしているか:10点
  • アイデア:10点
  • デザイン:点10点
  • 合計:30点

 

最下位4位(才能ナシ)「石塚英彦」14点

◆作品タイトル:「食べる花札」
内山信二へ


◆使った食材

  • とろろ
  • 海苔の佃煮
  • ゆで玉子
  • たくあん
  • 海苔
  • ケチャップ
  • バター など


◆採点

  • 食材をいかしているか:3点
  • アイデア:8点
  • デザイン:3点
  • 合計:14点


◆お手本あり


◆佐々木先生の評価

ベースにとろろを使っていて、新しい食感。
和の食材でまとめて、花札のテーマに合っている。そこは良い点。
ダメだったのは、絵の具と一緒で色しか見ていない。
食材らしさがないと足らない。
鶴は流れる毛並みを表現できる食材探しができれば、もっと面白さを追求できた。
(お手本で先生が鶴に選んだ食材はしらす)
大事なのは食材らしくもあり、モチーフもありでその組み合わせを決めること。

 

3位(凡人)「小田結希(オダウエダ)」18点

◆作品タイトル:「もう軽井沢で休んでください」
相方・植田紫帆へ


◆使った食材

  • バジルソース
  • アボカド
  • ブロッコリー
  • モッツァレラチーズ
  • 卵焼き
  • スライスチーズ など


◆採点

  • 食材をいかしているか:5点
  • アイデア:8点
  • デザイン:5点
  • 合計:18点

 

◆お手本あり


◆佐々木先生の評価

トマト、卵、チーズはサンドイッチの食材。
食べる場所によって味が違い、それが混ざり合ってもおいしい。
食材選びが成功している。
すごく物が多くて、単調な描写になっている。

 

2位(才能アリ)「ヨンア」26点

◆作品タイトル:「チョコと夏の散歩」
5歳の息子へ(愛犬チョコをイメージ)


◆使った食材

  • チョコフレーク
  • ブルーベリー
  • バナナ
  • いちご
  • キウイ
  • メロンパンクリーム など


◆採点

  • 食材をいかしているか:8点
  • アイデア:10点
  • デザイン:8点
  • 合計:26点

 

◆お手本あり


◆佐々木先生の評価

すごいメロンパンの味がする。
パフェを食べている感じで、甘い香りがする。
それが可愛らしいワンちゃんとすごく相性が良い。
テーマに合った良い食材選び。
コーンフレークを散らしているのが良い。
ブルーベリーがワンちゃんの目玉に近い。
もったいないのは、いちご、チョコ、キウイと味が単調であること。
味の一体感がない。

 

1位(才能アリ)「望月理恵」30点⇒特待生昇格!

◆作品タイトル:「ウエディングヘルシーブーケ」
岡副麻希

 

 
 
 
 
 
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◆使った食材

  • きゅうり
  • オクラ
  • グリーンピース
  • アボカド
  • スナップエンドウ
  • わさび菜
  • ヤングコーン など

 

◆採点

  • 食材をいかしているか:10点
  • アイデア:10点
  • デザイン:10点
  • 合計:30点

 


◆お手本あり


◆佐々木先生の評価

すごい綺麗。
ずっと見てられる。
真っすぐ食材の良さを詰め込んでいる。
バランスが良くて奥深い。
オリーブオイルから食材それぞれの旨みや香りが出ている。
食材みんなが主役。
お腹いっぱいのはずなのに、次の一口も気になって進んじゃう。
食材の魅力を存分に味わえた一枚。
これは特待生でいいと思う。

 


◆順位まとめ◆

1位(才能アリ)「望月理恵」30点⇒特待生昇格!
2位(才能アリ)「ヨンア」26点
3位(凡人)「小田結希(オダウエダ)」18点
最下位4位(才能ナシ)「石塚英彦」14点

 

特待生昇格試験

特待生5級「光宗薫」現状維持

◆作品タイトル:「幸福な出会い」
中学からの親友へ

 
 
 
 
 
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◆使った食材

  • マンゴー
  • くるみ
  • レーズン
  • いちご
  • ブルーベリー
  • キウイ
  • 白ぶどう
  • サワークリーム
  • イチゴジャム など


◆お手本あり


◆佐々木先生の評価⇒マンゴーを活かしきれていない

良い点は角をくるみで作っている。
食材らしくもキリンらしくもある。
メインのキリンに厚みがあった方が良かった。
マンゴーは丸みがあるので、丸みのある形で立体的に置く。
美味しそうに見える。

 

◆◇◆ ◆◇◆


光宗さんは料理を一切しないということでのチャレンジですけど、それでも味が美味しいということは料理のセンスもあるということですよね。
まずはそこがすごい。
味の計算がちゃんと出来ているというか、天性で感じ取れるのでしょう。

 

そして今回1位の望月さんのトーストはアートの部分も華やかでしたし、グリーンサラダをより美しくした印象。
先生が完食するほど美味しいというその味の方が気になりました(笑)。
オリーブオイルと塩だけでのトマトとズッキーニのざく切りサラダが定番なので、すごく美味しいのがわかります。
望月さんのトースト、本当に食べてみたい!
アートではなく食材だけマネて作ってみようかなと思いました。


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