2022年9月1日放送の『プレバト才能ランキング』は「俳句・ストーンアート」の査定でした。
俳句は「金秋戦2022」のAブロック予選です。
今日から9月1日ということで、秋到来ですね。
いよいよ金秋戦が始まります。
3週に渡って予選をするようなので、決戦は9月22日でしょうか?
そして、先月から始まったストーンアート査定ですけど、興味はしょこたん!
絵が上手な上、マンガ家でもありますからね。
どんな作品を描いてくれるのか楽しみでした。
俳句「金秋戦 2022」の予選ランキング【Aブロック】
◆俳句の予選のお題:ファッションの秋
◆俳句の先生 夏井いつき先生
◆本選シード権獲得者
- 名人6段 立川志らく:「春光戦2022」優勝
- 永世名人 梅沢富美男:永世名人枠
- 永世名人 村上健志(フルーツポンチ):永世名人枠
【予選Aブロック】
- 名人10段 藤本敏史(FUJIWARA)
- 特待生2級 松岡充
- 特待生2級 馬場典子
- 特待生4級 犬山紙子
- 特待生5級 春風亭昇吉
永世名人梅沢&フルポン村上のAブロックの予想
- 梅沢:順当にいけばフジモンでしょう。当然ですよね。伊達に10段もらっているわけじゃないんだから。馬場ちゃんがもしかしたらダークホースになるのかも。
- フルポン村上:僕はやっぱり犬山さんがコワイですね。
俳句「金秋戦 2022」の予選Aランキング
最下位5位「犬山紙子」(特待生4級)
稲妻や
タートルネック
子に着せる
(「稲妻」が季語で、歳時記を見ると家族的な意味がある。実りのある家族のイメージ。稲妻が光った時に、まだ早いけど親は不安なので子どもにタートルネックの肌着を着せる、という句)
◆夏井先生の添削後
稲妻の夜や
一枚を
子に着せて
◆夏井先生の添削
これは具体的に書きすぎて失敗した句。
「タートルネック」はセーターと書かなくても冬を思う。
最後で親だとわかる。
この場合は「タートルネック」を書かないで、稲妻を生かす。
一枚は肌着・布団・毛布など想像できるので、逆に得をする。
4位「馬場典子」(特待生2級)
闊歩する
トレンチコート
風爽か
(ファッションは先取りで買ったはいいけど、着るまで何カ月も待たないといけない。ようやく着られる、という句)
◆夏井先生の添削後
闊歩する
トレンチ
風は爽かなり
◆夏井先生の添削
これもよく挑戦している。
ファッションの世界は秋に冬の新作。
季節感の表現が難しいところ。
それをやろうとしている態度がとても良い。
語順も悪くない。
季語「風爽か」も良い。
惜しいのは「コート」。
この段階で冬の句かなと思ってしまう。
コートをなくして、季語の言葉の比重を高くする。
3位「松岡充」(特待生2級)
星月夜
ファーストピアスの
重力
(ファーストピアスは鉄。重量で鉄の重さを感じる。星月夜、美しくてワクワクしているがちょっと痛みがある、という句)
◆夏井先生の添削後
添削なし
◆夏井先生の添削
評価が分かれるのは「重力」。
良い方に評価するのか、もったいないとするのか意見が分かれる。
「ファーストピアス」で初めて開けた時の微かな重さ。
その作者の意思はしっかり伝わる。
表現として尊重すべき。
言葉の重量問題は、「ファーストピアスの重力」が素敵なので、季語「星月夜」が背景になりかかっていると思われるが、これはこれでちゃんと出来ている句。
2位「春風亭昇吉」(特待生5級)
錦秋の
ショーウィンドーに
映る黙
(夜ショーウィンドーの前に立っているだけの情景。秋の煌びやかなファッションが飾られている。それを見てる自分、それが反射して映る。世の中の暗い社会情勢の対比を詠んだ句)
◆夏井先生の添削後
添削なし
◆夏井先生の添削
この句はいろいろと難しいことに挑戦している。
うまく結構やり抜いている。
「錦秋」という季語は難しい。
「ショーウィンドー」は作られた彩られた秋の光景。
これは虚構の季語のような立ち位置を与えている。
俳句では「映る」は言わなくていいことが多い。
この句では映るがキーワード。
なぜかといえば、沈黙という「黙」を映している。
誰かの句かといえば、昇吉さん。
これまで理屈ばかりこねてましたけど、こういう理屈は良い。
1位「藤本敏史(FUJIWARA)」(名人10段)
マネキンの坐骨
デニムに入るる秋
(秋の新作のジーパンをマネキンにはかせている店員。ジーパンは固いからなかなか入っていかない。お尻の部分をグッと入れてる感じを表現した、という句)
◆夏井先生の添削後
添削なし
◆夏井先生の添削
普通はマネキンにはかせる、着せると書く。
それでは当たり前。
自分の目に映った光景を映ったように描写。
「坐骨にデニムを入れる」
観察力も大事だが、観察したことを言葉で書けるかどうか。
そこが実力。
最後の着地が季語「秋」。
ショーウィンドーの飾り付けが秋になっているのを想像できる。
金秋戦2022【Aブロック】予選ランキング
◆「金秋戦 2022」【Aブロック】予選順位◆
1位「藤本敏史(FUJIWARA)」(名人10段)
2位「春風亭昇吉」(特待生5級)※補欠
3位「松岡充」(特待生2級)
4位「馬場典子」(特待生2級)
最下位5位「犬山紙子」(特待生4級)
※赤字が予選通過
◆◇◆ ◆◇◆
フジモンさんは可愛らしい俳句が多いですけど、今回はグッと大人っぽい俳句できましたね。
素敵な句だったと思います。
にゃん吉は密かに応援していた犬山さんが5位。
第二の千賀さんのように三振かホームランという振り幅が、犬山さんのプレバトの面白さに繋がっていると思ってます。
でも、タイトル戦でどんな俳句を詠まれたのかは気になるので、本戦行けなかったのは残念です。
しかし、今回レベルがめちゃくちゃ高かったです。
ストーンアートの才能査定ランキング
◆査定される人
- 近藤千尋
- 竹内由恵
- 中川翔子
- 村上佳菜子
- 横澤夏子
◆ストーンアートの先生:栗屋近先生(ストーンアーティスト)
◆採点ポイント 30点満点
- アイデア:10点
- 描写力:10点
- 石選び:10点
最下位5位(才能なし)「竹内由恵」12点
◆作品タイトル「みんなでご馳走チキン」
◆採点ポイント
- アイデア:4点
- 描写力:5点
- 石選び:3点
- 合計:12点
◆栗屋先生のお手本ありました。
◆栗屋先生の評価
これは一体何なんでしょうか?
石選びが失敗している。
モモのプリッとしている部分がへこんだところに描いている。
立体感という意味では逆転してしまっている。
4位(才能なし)「横澤夏子」13点
◆作品タイトル「一番おいしい桃」
◆採点ポイント
- アイデア:7点
- 描写力:3点
- 石選び:3点
- 合計:13点
◆栗屋先生のお手本ありました。
◆栗屋先生の評価
桃太郎が可愛いですね。
なんでこの石を選んだんでしょうかね。
一瞬しか桃に見えない。
3位(凡人)「近藤千尋」18点
◆作品タイトル「ジャングルポケット」
ジャンポケ3人
◆採点ポイント
- アイデア:8点
- 描写力:6点
- 石選び:4点
- 合計:18点
◆栗屋先生のお手本ありました。
◆栗屋先生の評価
第一印象、とても微笑ましくていいですね。
小さいお子さんが見ても楽しい作品。
顔を描けばいいというところがあって、裏返したら何かわからない。
(太田)のゴリラが1番わからない。着ぐるみという印象はない。
この3人は誰なんでしょう?
(映像を見て)これはジャングルポケットの皆さんの顔を描かれたということなんですね?
2位(才能アリ)「村上佳菜子」28点
◆作品タイトル「Life is Beautiful」
◆採点ポイント
- アイデア:10点
- 描写力:8点
- 石選び:10点
- 合計:28点
◆栗屋先生のお手本ありました。
◆栗屋先生の評価
石選びがとても良い。
尖ったところに口をもってきているので、絵になった時の違和感がない。
色のセンスもあるが、しっかりとした世界観のある楽しい作品だと思う。
表のカラフルな佇まいと、裏の全く違う佇まいがシャレが効いた驚きがある。
こういう作品を見たことがない。初めてです。
1位(才能アリ)「中川翔子」30点⇒特待生昇格!
◆作品タイトル「しましまキャットのやんのかステップ」
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◆採点ポイント
- アイデア:10点
- 描写力:10点
- 石選び:10点
- 合計:30点
◆栗屋先生のお手本ありました。
◆栗屋先生の評価
これは素晴らしいですね。
石を見つけるセンスがある。
猫の顔の位置と腰の位置がこの石を見た時に頭に浮かんだのだろうかという。
ただ探せばいいということではなく、シルエットとして目に飛び込んでくる。
それを逃さないセンスがある。
下に肉球がある。
見えないところに驚きを隠す。
計画的にやられているといしたら、なかなかしたたかな作品。
ここまでできるんだったら特待生でいいでしょう!
◆順位まとめ◆
1位(才能アリ)「中川翔子」30点⇒特待生昇格!
2位(才能アリ)「村上佳菜子」28点
3位(凡人)「近藤千尋」18点
4位(才能なし)「横澤夏子」13点
最下位5位(才能なし)「竹内由恵」12点
◆◇◆ ◆◇◆
さすがしょこたん!
めっちゃ素敵でした。
愛らしい猫ちゃんとその肉球!
触ってみたくなる可愛さです。
しょこたん、特待生おめでとうございます!
次回の昇格試験が楽しみです。
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