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『プレバト!!』10月27日「俳句・色鉛筆」小松利昌は色鉛筆特待生&久保田裕之が直談判出演で一発特待生!

2022年10月27日放送の『プレバト才能ランキング』は「俳句・色鉛筆」の査定でした。

 

今回は久しぶりの色鉛筆査定になります。
なんと前回は7月14日放送分だった模様。
最高傑作が出るという予告でしたので、とても楽しみにしてました。


俳句は全員「才能アリ」経験者でのランキングです。

 

俳句の査定ランキング

 

◆俳句のお題:「セルフのうどん店」

 

◆査定される人

  • 勝村政信
  • 森迫永依
  • 二階堂高嗣(Kis-My-Ft2)
  • こがけん

永世名人 梅沢富美男

名人6段 中田喜子

特待生5級 春風亭昇吉


◆俳句の先生 夏井いつき先生

 

 

 

最下位4位(才能なし)「勝村政信」35点

出番待つ
 揚げ物軍隊
    秋の宵

(部活が夕方に終わる。みんなで食べに行って、揚げ物が綺麗に並んでいて軍隊のように見えて、という句)


◆夏井先生の添削後

揚げ物も万端
  うどん屋の
      秋宵


◆夏井先生の添削

苦笑いを超えて笑ってしまった。
無理がありすぎます、この擬人化は。
せめて「うどん」入れてくれよと思う。
さっき話を聞いていて、楽しんで作るところに戻っている、原点に戻っているのは良いと思う。
「揚げ物軍隊」再挑戦してください(笑)。

 

3位(凡人)「森迫永依」50点

秋の夜
 たゆたう湯気
  メガネ曇らせ
 
(みんなメガネが曇るのを気にせずに目の前のうどんを楽しんでいる、という句)


◆夏井先生の添削後

秋の夜の
 うどんに曇る
    眼鏡かな


◆夏井先生の添削

うどん屋さんならうどん屋と書かないと伝われない。
「たゆたう湯気」はきれいなので、また別なところで使ってください。

 

2位(才能アリ)「こがけん」70点

行く秋や
 うどん繰る子の
      箸高く 

(子どもが小さいがフォークやスプーンでしか食べれなかった子どもが矯正箸を使ってうどんをつかめるようになった。うどんは切ってないと高くなっちゃう。子どもが成長するのは嬉しいのと一緒に儚さもある。秋から冬に移ろうとするワクワクと寂しさに似ている、という句)


◆夏井先生の添削後

箸高く
 うどん繰る子や
     秋は行く


◆夏井先生の添削

この句は勉強しているのがしっかり分かる句。
「行く秋」という映像を持たない季語に対して、中七下五で具体的な映像を持ってくる。
「行く秋」は寂しい表情もある。
子どもの成長はワクワクした喜びと一緒に寂しさもある。
語順を変えるともっといい。
(添削後)こうすればこれが今日1位だった。
この人は学ぶ人なので、あと1回か2回練習してから特待生昇格した方が、あとで落とされるという不幸を見ないで済む。

 

1位(才能アリ)「二階堂高嗣(Kis-My-Ft2)」71点

夕月夜
 一人暮らしの
     光熱費

(セルフうどんをしたことがない。自分でなにかをするというセルフに発想を飛ばして、一人暮らしをして光熱費を初めてコンビニで払ったな。こういうのを今でま親がやってくれたんだな、これはら自分でやらないとな、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆夏井先生の添削

基本型をちゃんとマスターしてくれた。
長かったね、34回ね。
「夕月夜」という季語を選ぶことができた、自分の意志で。
それを良しとしたい。
(特待生はどうか?)もう1回やってみない?
この子は上げ下げがあるので、迂闊に特待生に上げて、また犬山さんの時ように落とすのも切ない。
俳句の筋肉をしっかり自分のものにしてから、特待生に行きましょう!

 

◆順位まとめ◆

1位(才能アリ)「二階堂高嗣(Kis-My-Ft2)」71点
2位(才能アリ)「こがけん」70点
3位(凡人)「森迫永依」50点
最下位4位(才能なし)「勝村政信」35点

 

 

 

名人・特待生昇格試験

特待生5級「春風亭昇吉」1ランク昇格⇒【特待生4級】

露の世の
 いつぽん長き
   うどんかな

(どんぶりの中に手打ちうどんだから、1本だけ長いうどんが入っていた。人それぞれいろんな人生がある。うどんの白さとみずみずしさが表現できていたらいいな、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆昇格試験のポイント

詠嘆「かな」の是非←難しいことをやってるのに共感できる


「露の世」というのが難しい。
最後の「かな」で私は1本の長いうどんを見て露の世だと思いましたが、皆さんはどうですか?、と読み手に投げかける。
まさにそれをちゃんとやれている。
この人、理屈さえこねなければ、こういう句がちゃんと出来る。
お見事ですよ。

 

名人6段「中田喜子」1ランク昇格⇒【名人7段】

更待や
 ぶっかけすすり
      出港す

(夜10時過ぎにぶっかけうどんを急いですすって、船に乗って出港するぞ。この句が浮かぶまでに毎食うどんを食べてました、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆昇格試験のポイント

下五「出港す」という着地の是非←さりげない時間経過の表現


「出港す」で港の光景、食べている人物が船員さん、漁師さん、旅の人かもしれない。
「すすり」から「出港す」で時間経過がさりげなく入っている。
最後に「更待」の月が出ていると戻る。
これが名人の句。

 

永世名人 梅沢富美男のお手本

◆50句までの現在の状況:47句(残り3句)

秋寒や
 焦げた
  天麩羅箸の先

(天麩羅をあげていると、箸の先が焦げている。それがポンと挿してある、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆掲載の判定⇒掲載決定!

【掲載決定の理由】?


日頃(フルポン)村上さんに対して、半径30cmしかお前はできないと言ってますけど、あんたもそうだね。
一句にあるのは使い古した箸のみ。
この語順だと、天麩羅箸の先がちゃんと映像になる。
季語「秋寒」の寒々とした感じが気分として近いのではないか、と考える人もいる。
ただ作者は「秋寒」という季語をしみじみと感じて、自分で主体性で選んでいるので、1つの世界が描けていれば認めないといけない。
一茶の句にもあるが、ここは一茶に免じて認めるべきかなと思う。

 

 

◆50句までの現在の状況:48句(残り2句)

【2021年】

  • 1月の成績:2勝1敗(掲載:1/7・1/28、ボツ:1/21)
  • 2月の成績:1勝1敗(掲載:2/4、ボツ:2/11)
  • 3月の成績:1勝1敗(掲載:3/4、ボツ:3/18)
  • 4月の成績:1勝3敗(掲載:4/29、ボツ:4/8、4/15、4/22)
  • 5月の成績:1勝2敗(掲載:5/20、ボツ:5/6、5/13)
  • 6月の成績:2勝1敗(掲載:6/17・6/24、ボツ:6/10)
  • 7月の成績:2勝1敗(掲載:7/8・7/15、ボツ:7/1)
  • 8月の成績:1勝3敗(掲載:8/19、ボツ:8/5、8/12、8/26)
  • 10月の成績:0勝1敗(ボツ:10/28)
  • 11月の成績:2勝1敗(掲載:11/4・11/18、ボツ:11/25)
  • 12月の成績:1勝2敗(掲載:12/9、ボツ:12/2、12/16)


【2022年】

  • 1月の成績:1勝0敗(掲載:1/6)
  • 3月の成績:1勝1敗(掲載:3/24、ボツ:3/3)
  • 4月の成績:1勝2敗(掲載:4/21、ボツ:4/14、4/28)
  • 5月の成績:1勝3敗(掲載:5/4、ボツ:5/12、5/19、5/26)
  • 6月の成績:1勝2敗(掲載:6/16、ボツ:6/2、6/9)
  • 10月の成績:2勝0敗(掲載:10/6・10/27)

 

 

 

色鉛筆の査定ランキング

◆査定される人

  • 小松利昌
  • 伊原六花
  • 久保田裕之
  • オカリナ(おかずクラブ)

名人4段 くっきー!(野性爆弾)


◆色鉛筆の先生 三上詩絵先生


◆採点

  • 色選び:10点
  • 塗り方:10点
  • 明暗:10点
  • 合計:30点満点

 

最下位4位(才能なし)「オカリナ(おかずクラブ)」10点

◆お題:モンブラン


◆採点

色選び:5点

明暗:2点

デッサン力:3点

合計:10点


◆先生のお手本ありました


◆三上先生の評価

クリームの陰影を意識して茶色い線を入れたと思うが、クリームの太さも厚みも分からない。
全部が平面的に見えてしまっている。
雰囲気で「こんな感じ」ではなく、クリーム1本の陰影もつけ、全体の陰影もつける。

 

3位(才能アリ)「伊原六花」27点

◆お題:ブーツ


◆採点

色選び:7点

明暗:10点

デッサン力:10点

合計:27点


◆先生のお手本ありました


◆三上先生の評価

シワで革の質感が表現できている。
先の方は硬い感じが出ていて、上の足首の方は柔らかい感じが出ている。
金属の金具のところも単純に光った金属ではない。
(見本の実物と)同じ革には見えない。

 

2位(才能アリ)「久保田裕之」29点⇒特待生昇格

◆お題:サンドイッチ

 
 
 
 
 
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◆採点

色選び:10点

明暗:9点

デッサン力:10点

合計:29点


◆先生のお手本ありました


◆三上先生の評価

パンの生地は大変だったろうなと思う。
気泡がわかるように1つ1つ描いている。
ねずみ色を多く使って気泡を描いたので、美味しそうな感じが損なわれた。
もったいない。
そこまでねずみ色を使わず、黄身の黄色の部分を鮮やかにすると、さらに美味しそうに見える。
他のものもかなり正確に描いているので、特待生いけると思います。

 

1位(才能アリ)「小松利昌」30点⇒特待生昇格!

◆お題:いちじく

 

◆採点

色選び:10点

明暗:10点

デッサン力:10点

合計:30点


◆先生のお手本なし


◆三上先生の評価

これはお上手ですね(笑)、本当にお上手。
皮の模様、黄緑色から熟して色が付いてきたグラデーションやぼかし具合がとてもお上手。
実の部分と軸のところをちゃんと描き分けて、同じような色合いだが質感の違いを感じる。
奥と手前の陰影を描いており、深さもわかる。
そこの表現力もとてもお上手だと思う。

 

◆順位まとめ◆

1位(才能アリ)「小松利昌」30点⇒特待生昇格!
2位(才能アリ)「久保田裕之」29点⇒特待生昇格!
3位(才能アリ)「伊原六花」27点
最下位4位(才能なし)「オカリナ(おかずクラブ)」10点

 

名人・特待生昇格試験

名人4段「くっきー!(野性爆弾)」1ランク昇格⇒【名人5段】

◆お題:チャーハン

 

◆三上先生の評価

(見た瞬間吹き出す)これ…わ、たし?(笑)
なんてコメントしたらいいのかしら?
お米を1粒1粒ちゃんと陰影をつけて描いている。
チャーシューのテカリも出ていて、油っぽさも出ている。
卵も違う描き方をし、全部描き分けが出来ている。
かなり繊細。
あえて奥の遠いところは省略して描いているのも良い。
全部はっきりさせると気持ち悪くなる。
はじめて描いていただき、ありがとうございます。
もう…あの…十分満足しました。

 


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