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『プレバト!!』11月24日「俳句・水彩画」大貫勇輔が水彩画一発特待生!梅沢は卒業したくなくて4週ボツ!

2022年11月24日放送の『プレバト才能ランキング』は「俳句・水彩画」の査定でした。

 

今回は久しぶりの水彩画の査定でした。
コンクールはありましたけど、査定は久しぶりですよね。
絵系はいろいろ派生があるので忘れがちではあります。


そんな中、HGさんが昇格試験に挑みました。


俳句では梅沢さんが『プレバト』を卒業したくないからボツしまくっている疑惑が出てました(笑)。
夏井先生も言ってましたよ。

 

俳句の査定ランキング

 

◆俳句のお題:「ピザ窯」

 

◆査定される人

  • 渡辺満里奈
  • 大貫勇輔
  • 高瀬愛奈(日向坂46)
  • 坂井良多(鬼越トマホーク)

永世名人 梅沢富美男

特待生2級 馬場典子

特待生3級 北山宏光(Kis-My-Ft2)


◆俳句の先生 夏井いつき先生

 

 

 

最下位4位(才能なし)「大貫勇輔」15点

炭火前
 早く運べと
  サラミの目

(炭火の前で完成したピザのサラミの目が光ってこっちを見て、慌ただしい厨房の中で「早く運べ」ってピザが叫んでいる、という句)


◆夏井先生の添削後

炭火爆づ
 ピザのサラミは
    目のごとく


◆夏井先生の添削

これこそわからない。
浜田さんがおっしゃったんだったかな?
「サラミの目」は比喩だという書き方をしないと、サラミの目では気色が悪い。
(添削後)この句を読んで美味しそうに見えますか?
相変わらず気色悪さだけが残った。

 

3位(才能なし)「坂井良多(鬼越トマホーク)」30点

炭ドーム
 チーズとトマトの
      一騎討ち
 
(ピザ窯はドーム型。中が火で燃え盛っているので、格闘技大会の東京ドームの感じに見えた。メインイベントでチーズとトマトが一騎打ちしている、という句)


◆夏井先生の添削後

ピザ窯は
 チーズとトマトの
      一騎討ち

 

◆夏井先生の添削

この句で伝えたいことが非常にくだらないという句。
「ピザ窯」と書けばひとまず言いたいことは伝わる。
「一騎討ち」というのが非常に幼稚な擬人化。

 

2位(凡人)「渡辺満里奈」55点

400℃
 火の如赤き
  父のセーター

(ピザを焼く適温が400~500℃。その激しい火を思い浮かべた時、性格の激しい父を思い出した。赤いセーターが大好きだった。激しい性格と火とセーター、という句)


◆夏井先生の添削後

ピザ窯の火のいろ
  父のセーターは


◆夏井先生の添削

もったいないところがある。
「400℃」は具体的にイメージが浮かばない。
「ピザ窯」とする。

 

1位(才能アリ)「高瀬愛奈(日向坂46)」70点

冬銀河
 打ち上げピザは
     ナポリ風


(年末にメンバーで打ち上げ的なことをする。その時に毎回ピザが出てきて、年末なので冬の寒い日だったのを思い出した、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆夏井先生の添削

基本形をちゃんと勉強してる。
「打ち上げピザはナポリ風」は賑やかで楽しくて明るい。
季語「冬銀河」の冷たさ、美しさとの対比ができている。
この人はこのまますくすく成長して欲しい。

 

 

◆順位まとめ◆

1位(才能アリ)「高瀬愛奈(日向坂46)」70点
2位(凡人)「渡辺満里奈」55点
3位(才能なし)「坂井良多(鬼越トマホーク)」30点
最下位4位(才能なし)「大貫勇輔」15点

 

 

 

名人・特待生昇格試験

特待生3級「北山宏光(Kis-My-Ft2)」現状維持

雪催
 煤切れを待つ
     耳赤く

(季語「雪催」は今にも雪が振りそう。寒い。煤切れは窯の内部の温度が500℃を超えると黒い煤が白くなっていく現象。それを待つ人が窯の温度と外の温度で耳が赤くなる、という句)


◆夏井先生の添削後

石窯の
 煤切れを待つ
      雪催


◆昇格試験のポイント

下五「耳赤く」の是非←読者への配慮が足りない


やろうとしていることはいいと思う。
「煤切れ」という言葉を見つけてきたのも良い。
ただあまり馴染みのない人もいる。
この句は読者への配慮をちょっと足すだけで、共感してくれる人の数が増える。
どこを諦めればいいかは最後の「耳赤く」。
「ピザ窯」でもいいが、この句には「石窯」がいい。

 

特待生2級「馬場典子」現状維持

ピザカッターの
    先に居る
     ずわい蟹

(ピザは本当に楽しい食べ物。具が固まっているところやチーズだけのところもある。カットするときに楽しくもあり、ドキドキもする、という句)


◆夏井先生の添削後

ピザカッターの先に
     ずわい蟹の
       かたまり


ピザカッターの先に
     ずわい蟹を
         睨む


ピザカッターの先に
     ずわい蟹を
       どうする


◆昇格試験のポイント

中七「居る」の是非←?


「居る」という擬人化が入るので、ずわい蟹が悪目立ちする。
「先に」があるので「居る」はいらない。
この場合は上五を字余りにして、「ずわい蟹」を描くことができる。
しかも「ずわい蟹の」の後にいろんな表現ができる。
「ずわい蟹を」でもいい。
最後をあなたなりに表現すれば、一晩で良い句に変わる。

 

永世名人 梅沢富美男のお手本

◆50句までの現在の状況:48句(残り2句)

ピザの焼く
  上顎の皮
     雪催

(ピザは熱く、よくヤケドする。熱いなと思いながらづと空を見ると、そろそろ雪が降りそうな天気、という句)


◆夏井先生の添削後

ピザの焼く上顎
   雪催しんしん


◆掲載の判定⇒ボツ!

【ボツの理由】わかりきったことを書くな!


上顎ときたら「皮」に決まっている。
なんでいちいち書くのか。
この3音をどう使うかで季語が生きるかどうかが決まる。
難しいのであれば、「雪催」の後に字余りの「しんしん」でオノマトペでもいい。
こうすれば季語が主役に立つ。
(ボツについて)卒業したくないからわざとやってるんだ!


◆50句までの現在の状況:48句(残り2句)

【2021年】

  • 1月の成績:2勝1敗(掲載:1/7・1/28、ボツ:1/21)
  • 2月の成績:1勝1敗(掲載:2/4、ボツ:2/11)
  • 3月の成績:1勝1敗(掲載:3/4、ボツ:3/18)
  • 4月の成績:1勝3敗(掲載:4/29、ボツ:4/8、4/15、4/22)
  • 5月の成績:1勝2敗(掲載:5/20、ボツ:5/6、5/13)
  • 6月の成績:2勝1敗(掲載:6/17・6/24、ボツ:6/10)
  • 7月の成績:2勝1敗(掲載:7/8・7/15、ボツ:7/1)
  • 8月の成績:1勝3敗(掲載:8/19、ボツ:8/5、8/12、8/26)
  • 10月の成績:0勝1敗(ボツ:10/28)
  • 11月の成績:2勝1敗(掲載:11/4・11/18、ボツ:11/25)
  • 12月の成績:1勝2敗(掲載:12/9、ボツ:12/2、12/16)


【2022年】

  • 1月の成績:1勝0敗(掲載:1/6)
  • 3月の成績:1勝1敗(掲載:3/24、ボツ:3/3)
  • 4月の成績:1勝2敗(掲載:4/21、ボツ:4/14、4/28)
  • 5月の成績:1勝3敗(掲載:5/4、ボツ:5/12、5/19、5/26)
  • 6月の成績:1勝2敗(掲載:6/16、ボツ:6/2、6/9)
  • 10月の成績:2勝0敗(掲載:10/6・10/27)
  • 11月の成績:0勝4敗(ボツ:11/3、11/10、11/17、11/24)


◆◇◆ ◆◇◆


梅沢さん、11月は毎週出演されて全敗!
なかなか句集が完成しないですね。
12月中に完成するのかな?どうかな?


それより本当に『プレバト!!』から卒業するんですかね?
ものすごく疑ってますが(笑)。

 

 

 

水彩画の査定ランキング

◆査定される人

  • 武田真治
  • 大貫勇輔
  • 加藤史帆(日向坂46)
  • 金ちゃん(鬼越トマホーク)

名人4段 HG(レイザーラモン)


◆採点

  • 切り取り方:10点
  • 正しい描写:10点
  • 明暗:10点
  • 合計:30点

 

◆水彩画の先生 野村重存先生

最下位4位(才能なし)「金ちゃん(鬼越トマホーク)」10点

◆作品名:居酒屋 金ちゃん
両親が営む居酒屋「金ちゃん」


◆採点

  • 切り取り方:5点
  • 正しい描写:2点
  • 明暗:3点
  • 合計:10点


◆先生のお手本ありました


◆野村先生の評価

居酒屋のゴチャゴチャした空間を「なんとか描こう」と諦めない感じが出ている。
エアコンもライトも線で括りましただけっていうのはいただけない。
人の顔も丸と点で描いていて、棒人間の顔みたいになっている。
上手ですねぇとは言えない。

 

3位(凡人)「武田真治」18点

◆作品名:鉄棒と曇天
鉄棒


◆採点

  • 切り取り方:8点
  • 正しい描写:4点
  • 明暗:6点
  • 合計:18点

 

◆先生のお手本ありました


◆野村先生の評価

向こうに向かってすぼめるという遠近法的な形はやろうとしているが、実際には違っている。
校舎はもっとあがってくるし、鉄棒を基準にすると違和感を感じる。
枝や葉はなんとなく塗っているだけ。
地面と接しているところには、何らかの影があったはず。
それを描かないと鉄棒すら宙に浮いている印象。

 

2位(才能アリ)「加藤史帆(日向坂46)」26点

◆作品名:木漏れ日
明治神宮外苑いちょう並木


◆採点

  • 切り取り方:10点
  • 正しい描写:9点
  • 明暗:7点
  • 合計:26点


◆先生のお手本ありました


◆野村先生の評価

なかなか思い切った構図。
木を見上げる空という力強い構図。
木の葉っぱや枝が自然。
遠近感も良い。
惜しいのは日の光。
白い星形の物体が貼り付けてあるように見える。
これだけ光があれば、周りはもっと暗くなる。
もう少し暗くするともっと光感は出た。

 

1位(才能アリ)「大貫勇輔」30点⇒特待生昇格!

◆作品名:昼下がりの三角地帯
世田谷区三軒茶屋の三角地帯


◆採点

  • 切り取り方:10点
  • 正しい描写:10点
  • 明暗:10点
  • 合計:30点


◆お手本なし


◆野村先生の評価

今まであまりいないようなタイプ。
この路地はゴチャゴチャしていて、細かい形が多い。
シャッターの凸凹の立体感も丁寧に描き分けていて、なかなかのもの。
キャロットタワーもよく頑張って描いた。
色合いが綺麗。
明暗の描き分けもすごく綺麗。
非常に完成度が高い。
初めてでここまで描けるんであれば、今後楽しみだし、特待生でいいですよ!

 


◆順位まとめ◆

1位(才能アリ)「大貫勇輔」30点⇒特待生昇格!
2位(才能アリ)「加藤史帆(日向坂46)」26点
3位(凡人)「武田真治」18点
最下位4位(才能なし)「金ちゃん(鬼越トマホーク)」10点


◆◇◆ ◆◇◆


今回初登場の大貫さんは中学1・2年の時に美術で、それ以来絵を描いていなかったと言ってました。
才能のある人って、ブランクがあっても描けちゃうんですよね。
絵にする才能があるって羨ましいです。


金ちゃんの絵はHGさんから「小学生の金ちゃんが描いた絵」とツッコまれてましたけど、まさにそういう感じでした。
先生のお手本が凄かった。
金ちゃんのお店に行ったら両方飾っているのかな?
番組ではそういう風に撮影されてましたけど。

 

特待生昇格試験

名人4段「HG(レイザーラモン)」2ランク昇格!⇒【名人6段】

◆お題:田舎の広い風景


◆作品名:曇天セイでしょ

 

◆先生のお手本なし!


◆野村先生の評価

やっぱりあの人は描きたい人なんですね。←「あんたもや!」と浜ちゃんのツッコミ。
刈り取られた稲のワラぼっち、この描き込みがスゴい。
全部立体。
立体感を出すということは明暗の描き分けになり、細かいところまで全部描き分けられている。⇒番組の説明ではわらぼっちは150個、稲は534個。
何とも言えない雲の感じ。
絵の具のにじみやぼやけを使っている。
描き込みとそうでないところのコントラストがダイナミック。
こういうこともできるんだな。


◆◇◆ ◆◇◆


HGさんの人物描写は文句なしに素晴らしいですし、オブジェ系もよかったですけど、こういうただの風景を美しく描いているのが凄かったです。
番組ではHGさんのお父様の水彩画が撮影さえてましたけど、めちゃくちゃ上手かったです。
絵の才能を引き継がれたんですね。
素晴らしい!

 

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