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『プレバト!!』2月2日「俳句・色鉛筆」レイザーラモンHGが色鉛筆で4ランク昇格!女王・辻元舞がまさかの現状維持

2023年2月2日放送の『プレバト才能ランキング』は「俳句・色鉛筆」の査定でした。

 

今回は俳句も色鉛筆も名人・特待生の査定スペシャルでした。


俳句は名人3名で、色鉛筆は7名が参加。

 

色鉛筆では絵画系の猛者たちが終結しておりました。
凄かったです。
というか、お題が「とろっとした料理」だったので、猛者たちの画力が素晴らしくて美味しそうでした。
全部食べたくなりましたよ!

 

 

俳句の名人・特待生の査定スペシャル

 

◆俳句のお題:「節分」


◆査定される人

  • 永世名人 村上健志(フルーツポンチ)
  • 名人6段 立川志らく
  • 特待生4級 犬山紙子

 

◆俳句の先生 夏井いつき先生

 

 

 

特待生4級「犬山紙子」現状維持

福豆拾い
 子のコップで
      晩酌

(節分でこどもがはしゃいで豆をまいてそのまま寝ちゃって、その後の大人の時間はテーブルを片付ける気力もない。こどもの飲んでいたキャラクターもののコップにお酒を入れて飲む、という句)


◆夏井先生の添削後

福豆を拾い
 子のコップで
      晩酌


◆昇格試験のポイント

足して17音になる「破調」を選んだ是非←詰め込みすぎ


「福豆拾い」という名詞かもしれないとよぎる。
行事なのかという迷いが生じる。
17音に無理やりしたのは、「福豆拾い」に一音を入れると字余りになる。
それが寸詰まりの原因。
材料が多すぎる。
本来は二句できる。
「を」を入れるだけで「福豆拾い」ではなくなる。

 

名人6段「立川志らく」現状維持

もうちょいと
 生きてみるよと
     豆を撒く

(円楽師匠が復帰したときに高座で「あまり焦らず静かにのんびり落語やっていきますよ」とおっしゃったことが私の中で忘れられない。豆まきのイベントに毎年のように参加していた。今年もお願いしますよとお願いしたら、もうちょっと生きてみるから豆撒くよと言っている姿が浮かんできた。追悼の句のつもりで詠んだという句)


◆夏井先生の添削後

もうちょいと
 落語に生きん
     豆を撒く


もうちょいと
 笑いに生きん
     豆を撒く

 


◆昇格試験のポイント

季語「豆を撒く」の是非←?


追悼の意味で書くのであれば、追悼したい方の特徴を単語1つ分でいいからその人をちゃんと見せてほしい。
季語でその人の職業が表現できるのが一番簡単。
円楽さんに捧げたいとなると、「豆を撒く」を動かすことができなくなる。
「生きてみるよ」を「生きん」にすれば文字数が余る。

 

永世名人 フルポン村上のお手本

◆50句までの現在の状況:27句(残り23句)

立てかけて
 清しき巻き簾
     節替り

(恵方巻で海苔巻きを作るために巻き簾を使う。使い終わって洗って乾かすために立てかけてある。立てかけてある状態が清々しい。この清らかさが明日から立春を迎えるという空気感と合う、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし

 

◆掲載の判定⇒掲載決定!

【掲載決定の理由】?


まず「立てかけて」から始まる。
何を立てかけているのかを読んでいる人は頭の中で答えを探し始める。
「清しき」とあり、清しいものの何が立てかけているのか?
ここで映像「巻き簾」がやっと出てくる。
いろんな「巻き簾」があるがと思うと、季語「節替り」。
季語が出た瞬間に謎が解ける。
恵方巻に違いない。
読者に謎を解く楽しさを提供でき、恵方巻と正しい答えにたどり着ける。

 

◆50句までの現在の状況:28句(残り22句)

【2022年】

  • 6月の成績:0勝1敗(ボツ:6/23)
  • 7月の成績:1勝1敗(掲載:7/28、ボツ:7/14)
  • 8月の成績:1勝0敗(掲載:8/18)
  • 10月の成績:1勝0敗(掲載:10/6)
  • 12月の成績:2勝1敗(掲載:12/15・12/22、ボツ:12/1)


【2023年】

  • 2月の成績:1勝0敗(掲載:2/2)

 

 

 

色鉛筆の名人・特待生昇格試験

◆テーマ:とろっとした料理


◆査定される人

  • 名人5段 辻元舞
  • 名人5段 くっきー!(野性爆弾)
  • 特待生3級 田中道子
  • 特待生3級 犬山紙子
  • 特待生5級 HG(レイザーラモン)
  • 特待生5級 小倉久寛
  • 特待生5級 久保田裕之


◆色鉛筆の先生 三上詩絵先生

 

特待生5級「久保田裕之」2ランク昇格⇒【特待生3級】

◆お題:あんかけ焼きそば

 

◆昇格のポイント:餡があるところ・ないところの描き分け

 

◆三上先生の評価

パッと見てとろっとかかっている餡がとても美味しそう。
タケノコやチンゲン菜が食材の色じゃなくて餡がかかった色になってる。
今かけたという感じのとろみ感がスゴく出ていて、ツヤ感が上手。
麺も1本1本影や濃さがついていて厚みがわかる。
言うことない。完璧!

 

特待生5級「小倉久寛」現状維持

◆お題:親子丼

 

◆昇格のポイント:?

 

◆お手本あり

 

◆三上先生の評価

  • 〇:半熟の感じがすごく美味しそう。色が完全に混ざりあっていない半熟感を出している。
  • ×:丼の中の色と外の色が同じ色に見え、明暗がない。

 

特待生5級「HG(レイザーラモン)」4ランク昇格⇒【特待生1級】

◆お題:パンケーキ

 

 

◆昇格のポイント:生地のふわふわ感とシロップのとろとろ感

 

◆三上先生の評価

かなり美味しそう。
シロップの透明感、際に影と艶感を出していて、とろっとした感じが出ている。
本当にお上手。
パンケーキのふわふわ感が完璧。
このまま食べたい。
一番良かったのは陰影のつけ方。

 

特待生3級「犬山紙子」1ランク昇格⇒【特待生2級】

◆お題:まぐろのやまかけ丼

 

 

◆昇格のポイント:とろっとしたときにとろろの陰影のつけ方

 

◆三上先生の評価

すごい美味しそう。
とろろの質感、ザクザク感、とろっとした感じを出せている。
ただ単純な白じゃなくて、うっすら黄色、黄土色を入れたり、ねずみ色の使い方が絶妙。
まぐろの質感がよく出ている。
前回のハチミツもそうだが、微妙な色の出し方がお上手。

 

特待生3級「田中道子」1ランク昇格⇒【特待生2級】

◆お題:揚げ出し豆腐

 

◆昇格のポイント:?


◆お手本あり


◆三上先生の評価

評価のポイント:とろっと感が完璧

〇:すごいリアル。油が浮いている感じや餡の中の気泡、餡の艶感・透明感全部描かれている。餡の中の揚げ出し豆腐が絶妙。

×:ちょっと影の黒が強すぎた。黒が強いと美味しさがそがれる。(それで1ランク昇格止まり)

 

名人5段「くっきー!(野性爆弾)」1ランク昇格⇒【名人6段】

◆お題:ラクレットチーズ

 

◆昇格のポイント:溶けたチーズと溜まったチーズの描き分け

 

◆三上先生の評価

(見た瞬間に)(笑)。もう怖いんですけど(笑)。
なんといってもチーズのとろとろ感が素晴らしい。
熱々の鉄板にチーズが溶けて流れていく。
本当に美味しそうなチーズ。
細かいところもしっかり描いている。
どこをとっても上手。
あたらめてとても真面目で繊細な方なんだな。

 

名人5段「辻元舞」現状維持

◆お題:オムライス

 

◆昇格のポイント:卵とデミグラスソースの質感を塗り分け


◆お手本あり


◆三上先生の評価

評価のポイント:一色足りない

  • 〇:卵のトロッとしたところはすごく美味しそう。デミグラスソースの上の方は具材がはっきりしており、下の方のソースも描けている。乾燥パセリの質感もいい。
  • ×:デミグラスソースの色がこげ茶じゃなく赤茶色。色鉛筆では濃い色は出せない。カレーのような色になっている。
  • 名人5段なので、一番メインの色がそれを想像させる色ではないのは大きな欠点。
    でも本当に上手。


◆◇◆ ◆◇◆


辻元さんのオムライス、めっちゃ美味しそうでしたけど、先生のおっしゃるととおり確かにデミグラスソースの色が薄かったかも。
このクラスの査定になると厳しいのはどのジャンルもなので、次に期待したいです。


しかし、HGさん凄い!
よくTwitterで本物と見間違うような色鉛筆画がツイートされてますけど、まさにそのレベルでした。
写真ですよ、写真!
スタジオでもみんな驚いてました。

 

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