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『プレバト!!』5月25日「俳句・色鉛筆」犬山紙子が色鉛筆で3ランク昇格!武井壮の俳句が75点!

2023年5月25日放送の『プレバト才能ランキング』は「俳句・色鉛筆」の査定でした。

 

今回は色鉛筆の査定です。
犬山紙子さんが素晴らしいランクアップをされてました。

色鉛筆ですごい才能を発揮していた相席スタート・山添さんも凄かったです。


俳句では武井壮さんが夏井先生絶賛の俳句を披露してました。


梅沢さんも絶好調で、フルポン村上さんも夏井先生に「らしさ」が帰ってきたと言われた回です。

 

俳句の査定ランキング

 

◆俳句のお題:「鯖の弁当」

 

◆査定される人

  • 武井壮
  • YOU
  • 新内眞衣
  • 小籔千豊


特別永世名人 梅沢富美男

永世名人 村上健志(フルーツポンチ)

名人5段 森口瑤子


◆俳句の先生 夏井いつき先生

 

 

 

最下位4位(才能なし)「新内眞衣」20点

鯖食いて
 青葉感じる
    箱の中

(鯖弁当を小さい時に食べたイメージがない。大人になってから食べると他の青菜とかに気づけるようになる。外にいると変わりゆく景色を感じられるようになる、という句)


◆夏井先生の添削後

弁当の鯖よ
   青葉よ
    失恋よ


◆夏井先生の添削

「鯖」と「青葉」はどちらも季語。
季重なりが絶対ダメではないが、どちらかに強弱をつけるなりの配慮が少し欲しい。
「箱の中」はわからない。
弁当と書けばいいだけ。
(添削後)「失恋」の4音を自分なりの言葉を入れて勉強してみましょう。

 

3位(才能なし)「YOU」60点

焼き鯖の
 香り漂う
   夕涼み
 
(休日に自炊をしようと鯖を焼いたり、充実しているなと夕方に1人で普段の疲れを癒す、という句)


◆夏井先生の添削後

焼き鯖の香や
 休日の夕涼み


◆夏井先生の添削

これも「鯖」と「夕涼み」で季重なりしているが、この句はクリアしている。
村上さんの言うとおり「漂う」がいらない。
香りは漂ってくる。
「香り」を「香や」と詠嘆すれば5音分のゆとりができる。
新しい情報を入れられる余裕がある。

 

2位(才能アリ)「小籔千豊」70点

汗水漬く
 大工かきこむ
     鯖弁当 

(鯖弁当を思い浮かべて、僕が一番おいしそうと思った時が、炎天下に外で働いている方がかき込んでいる鯖弁当を見たら「食べたいな」と思った句)


◆夏井先生の添削後

汗みずく
 大工掻っ込む
     鯖弁当 


◆夏井先生の添削

季語「鯖」は夏の季語にはなっているが、この句の場合は「汗」の方が主たる季語になっている。
「鯖」は脇役になっていて、はっきり分けている。
「大工」は職種がわかるだけではなく、現場もしっかり見えてくる。
もったいないのは「かきこむ」。
漢字で書いた方が勢いが出る。
「水漬く」はひらがなでもよかった。

 

1位(才能アリ)「武井壮」75点

鯖喰うや
 係船柱の
   錆硬し

(仕事で日本海に行った時、宿の方から鯖の弁当を持たされたことがあった。夏だったが海は荒れていて、係船柱という金属の柱が硬い錆が付くくらい荒い海に揉まれている。その中で鯖の弁当を食べて少し安らぎを感じた、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆夏井先生の添削

とてもしっかりとした句。
「係船柱」で港であること、働いている人がいることが全部わかる。
港ではなく、この「係船柱」のアップにいって、さらに「錆」のアップに近寄っていく。
カメラワークも巧い。
最後の納めがよく考えてある。
「硬き錆」としても映像は変わらないが、錆という物に軸足が向く。
「硬し」で終わると手触りの方に軸足が向く。
その手触りを感じている人は鯖を食っている港で働いている人。
そういう人たちが結ばれていく。
とても上手い句でしたね。お見事です。


(特待生は?)4年前に出てらっしゃったんですよね?
4年前のこと、何一つ覚えてない。
もう1回だけこれくらいの句を持ってきて。


◆順位まとめ◆

1位(才能アリ)「武井壮」75点
2位(才能アリ)「小籔千豊」70点
3位(才能なし)「YOU」60点
最下位4位(才能なし)「新内眞衣」20点

 

◆◇◆ ◆◇◆


武井さん4年前になるんですね。
いろんな番組に出られているからそんなに経っているとは思わず。
元々しっかりと俳句と向かってこられている方ですから、ぜひ特待生を目指して欲しいです。
今回の俳句もグッときました。

 

 

 

名人・特待生昇格試験

名人5段「森口瑤子」現状維持

肴手土産に来る
   父の日の父

(うちの父親はすごい寂しがり屋。父の日には父親が寂しくて早い時間から酒の肴を「お土産だよ」って持って来ちゃうようなところがある。それを詠んだ句)


◆夏井先生の添削後

父の日の父来
 肴を手土産に


◆昇格試験のポイント

「肴」「手土産」「父の日」「父」の語順の是非←?


ほのぼのとした光景で、この句でやろうとしていることは良い。
おっちゃんの言うとおり、「父の日の父」から始めるべき。
(添削後)こうすると手土産を持ってきた父の手元や表情が余韻として入ってくる。
こうした方が絶対得だった。

 

永世名人 フルポン村上のお手本

◆50句までの現在の状況:22句(残り28句)

薄暑のシンク
    鯖缶の
     蓋の反り

(「薄暑」はちょっと汗ばむようになってきた暑さのこと。鯖缶を開けると缶が曲がる。シンクにそれが置いてあるというだけの光景。気だるさがあるとか、節約しているのかとかいろんなここに書かれていない余白を埋めたくなるような旅を皆さんにして欲しい、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆掲載の判定⇒掲載決定!

【掲載決定の理由】さすが村上節!


ちゃんと元の村上さんに戻ってくれたなと思う。
「薄暑のシンク」で台所だとわかる。
「鯖缶」という小さなものがでてきて、さらに「蓋の反り」で描写をしていく。
台所にある温度・匂い・手触りがありありと見えてくる。
7・5・5のリズムで、足して17音の破調の句は、ちょっと鬱屈がある寂しげな調べを作る。
どこか憂鬱な憂いを含んだ薄暑。
調べと言いたいことを連動させている。
ポンチ村上がやっと帰ってきたと今日は嬉しい。

 

◆50句までの現在の状況:21句(残り29句)

【2023年】

  • 3月の成績:0勝1敗(ボツ:3/23)
  • 4月の成績:0勝1敗(ボツ:4/23)
  • 5月の成績:1勝1敗(掲載:5/25、ボツ:5/18)

 

特別永世名人 梅沢富美男の締めのお手本

朝まだき
 半夏生鯖
   匂ふ市

(仕事で福井に行った時を思い出した。「半夏生」も「鯖」も季語だが、福井では「半夏生鯖」が1つの言葉になっている。朝早くから鯖を焼いている。皆さんがそれを買いに来る。そして食べる。なんと素晴らしい1日だな、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆「締め」に相応しいか判定⇒お見事!

【相応しいの理由】こんなことも出来るんや!


「半夏生」も「鯖」も季語でどういうこと?となったら、作者の思う壺。
「半夏生鯖」って一体何だろうと知らない人は調べ始める。
知っている人は「あれだな」と思う。
福井というご当地をこういう言い方で表現。
勇気はいるが、やってしまえたらカッコイイ!
「匂ふ」なので焼いていることも伝わる。
最後の「市」で人の賑わいも出てくる。
「はんげっしょ」と呼ぶらしいので、ルビを打って「半夏生鯖の」でもいいと思うが、これをやれただけでもエライ!
褒めた方がいいと思う。

 

 

 

色鉛筆の査定ランキング

◆査定される人

  • YOU
  • 星野真里
  • 大久保波留(DXTEEN)
  • 山添寛(相席スタート)
  • 特待生2級 犬山紙子


◆色鉛筆の先生 三上詩絵先生


◆採点

  • 色選び:10点
  • 明暗:10点
  • デッサン力:10点
  • 合計:30点満点

 

最下位4位(才能アリ)「大久保波留(DXTEEN)」25点

◆お題:ぬいぐるみ


◆採点

  • 色選び:9点
  • 明暗:7点
  • デッサン力:9点
  • 合計:25点


◆先生のお手本ありました


◆三上先生の評価

  • 〇:ダイナミックだが色がすごく優しい色。もこもこ感が上手。
  • ×:全体的に薄すぎる。ここからもう一塗りあってもよかった。

 

3位(才能アリ)「星野真里」26点

◆お題:観葉植物


◆採点

  • 色選び:10点
  • 明暗:8点
  • デッサン力:8点
  • 合計:26点


◆先生のお手本ありました


◆三上先生の評価

  • 〇:優しい。単純な緑ではなく黄色寄りの葉っぱになったり、深い緑になったり1枚1枚ちゃんと描いている。
  • ×:鉢の形がちょっと違う。厚みが均一じゃない。

 

2位(才能アリ)「YOU」28点

◆お題:マンゴー


◆採点

  • 色選び:10点
  • 明暗:8点
  • デッサン力:10点
  • 合計:28点


◆先生のお手本ありました


◆三上先生の評価

  • 〇:マンゴーの果肉がそのもの。繊維状に色がまだらになっているのを忠実に表現している。上手。
  • ×:仕上げが足りない。これでも十分色合いは合ってるが、仕上げに果肉を強めに塗るとさらに良くなった。

 

1位(才能アリ)「山添寛(相席スタート)」30点⇒特待生昇格!

◆お題:カップヌードル


◆採点

  • 色選び:10点
  • 明暗:10点
  • デッサン力:10点
  • 合計:30点


◆先生のお手本なし


◆三上先生の評価

丁寧によく描いた。
具材のお湯を含んで膨れた感じがパッと見でわかる。
陰影も良い。
一番頑張ったのは文字かな?
カーブに沿っている。
お上手ですよね。

 

 

◆順位まとめ◆

1位(才能アリ)「山添寛(相席スタート)」30点⇒特待生昇格!
2位(才能アリ)「YOU」28点
3位(才能アリ)「星野真里」26点
最下位4位(才能アリ)「大久保波留(DXTEEN)」25点

 

名人・特待生昇格試験

特待生2級「犬山紙子」3ランク昇格⇒【名人2段】

◆お題:ミニブーケ

 

 

◆三上先生の評価

今回のお題はお花、透明フィルム、紙などいろんな要素が詰まった名人クラスのお題。
私が期待する以上の出来栄えで、本当に驚いている。素晴らしい!
それぞれの花びらの違いがわかる塗り方、濃淡を付けての立体感が良い。
透明フィルムはオレンジの紙が透けて見えるというだけでも透明感は表現できる。
薄くグレーで陰影をつけて、柔らかい感じを表現している。
文句なしで良い!

 

◆◇◆ ◆◇◆


犬山さんすごい!
俳句も素晴らしいですし、絵の才能も素晴らしいですよね。
しかも俳句ではドラマもありますし(笑)。
努力を怠らず、一生懸命取り組んでいる姿は感銘を受けます。
にゃん吉も頑張らねば!

 

山添さんの絵も素晴らしかった!
『ラヴィット』で可哀想なことになってましたけど、トークも面白いですし、絵も上手!
ぜひ特待生を目指した欲しいです。
次回の絵も楽しみ。

 

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