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『プレバト!!』5月16日「俳句・色鉛筆」色鉛筆で田中道子が3ランク昇格!俳句は凡人なしの明暗査定の回

2024年5月16日放送の『プレバト才能ランキング』は「俳句・色鉛筆」でした。

 

田中道子さんが登場。
辻元舞さんとレイザーラモンHGさんに追いつこうとランクをあげてきました。

 

俳句では珍しく凡人がゼロの回。
「才能アリ」と「才能ナシ」の真っ二つの評価だけになっていました。
こういうのも珍しいです。

 

俳句の査定ランキング

 

◆俳句のお題:「雨降りのシーン」

 


◆査定される人

  • 高島礼子
  • 津田寛治
  • 結城モエ
  • 笠松将
  • 斎藤司(トレンディエンジェル)

特別永世名人 梅沢富美男

永世名人 横尾渉(Kis-My-Ft2)


◆俳句の先生 夏井いつき先生

 

 

 

最下位5位(才能なし)「笠松将」10点

靡けずも
 龍成る日を見る
     鯉のぼれ
 
(今は雨にぬれて風になびけないけど絶対龍になれるぜ、という句)


◆夏井先生の添削後

龍と成る
 日もあり
  雨の鯉幟


◆夏井先生の添削

何かがたなびいている。
鯉「のぼれ」と言っている。
上五と下五の繋がりがわからない。
「鯉のぼり」であれば季語だが、「鯉のぼれ」で季語が消滅。
俳句は季語が主役。
季語を無くすことにムッとした。
鯉のぼりがなんでなびけないのかの情報がない。

 

4位(才能なし)「斎藤司(トレンディエンジェル)」20点

夏雨(かう)のシーン
 ふと子らの着替え
     手が伸びる
 
(ドラマを見てる時、雨のシーンを見て反射的に子どもの着替えを準備をしてしまう、という句)


◆夏井先生の添削後

夏雨(なつさめ)のシーン
 子役の着替え
      手に


◆夏井先生の添削

読んだだけで調べがダラダラ、意味もブツブツ切れている。
俳句の調べに関心のない方だと思った。
「夏雨」を「かう」と読ませたいということだが、読ませたところで全体の調べはダラダラしている。
テレビの中の雨であれば季語の鮮度が落ちる。

 

3位(才能なし)「高島礼子」37点

おもい足
 夕立晴に
  笑顔かな
 
(夕立晴れを見た瞬間、悩みを忘れて笑顔になれる、という句)


◆夏井先生の添削後

重い足
 おもい心へ
    夕立晴


◆夏井先生の添削

夕立が晴れればみんな笑顔になる。
それを「かな」で詠嘆はダメ押し。
「夕立晴」という季語を信じていないから「かな」と書かないでいいことを書く。
これが才能ナシの人々の特徴。

 

2位(才能アリ)「結城モエ」70点

春雨や
 祖父の先ゆく
    かえる寺

(春休みにおじいちゃんの住んでいるところに家族と遊びに行っていた。近くに福岡の有名なかえる寺があり、そこにお散歩に行くのが楽しみだった。おじいちゃんより先に出て楽しみが抑えられなかった、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆夏井先生の添削

基本形をきちんと勉強している。
あなたがおじいちゃんの先を行くならこれでいい。

 

1位(才能アリ)「津田寛治」72点

雨の森
 独り空蝉
  見る少女

(想像のエピソード。少女がテレビを見ていて「また宿題やらないでテレビ見て」とお母さんが怒る。「お母さんのバカ」と言って外に出る。森にふらっと出ると木に空蝉がいる。早く蝉みたいに自由に羽ばたきたい、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆夏井先生の添削

独りになりたい時に逃げ込む森なのかと思った。
「雨の森」で濡れた木々の匂いや感触が入ってくる。
空蝉の光、雨の粒の光がささやかに響き合う。
「見る」という動詞は俳句では使わないが、この場合は空蝉を見上げている少女がいる。
映像のためにいる言葉。

 

◆順位まとめ◆

1位(才能アリ)「津田寛治」72点
2位(才能アリ)「結城モエ」70点
3位(才能なし)「高島礼子」37点
4位(才能なし)「斎藤司(トレンディエンジェル)」20点
最下位5位(才能なし)「笠松将」10点

 

 

 

永世名人 横尾渉(Kis-My-Ft2)のお手本

◆50句までの現在の状況:23句(残り27句)

断崖は驟雨
 三分ノーカット

(雨が重要なシーンで雨が上がりそうで失敗できない、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし

 

◆掲載の判定⇒掲載決定!

【掲載決定の理由】撮影の緊張感が伝わる


読んだ瞬間、どんな映画・ドラマを撮っているのだろうという想像が動く。
季語「驟雨」は急に降り出していきなり止む。
緊迫感が季語の中にもある。
「三分ノーカット」で撮影の現場に違いない。
今撮らなくてはという緊迫感が響き合ってくる。
見事。

 

◆50句までの現在の状況:24句(残り26句)

【2023年】

8月の成績:1勝0敗(掲載:8/31)

11月の成績:1勝0敗(掲載:11/9)

【2024年】

  • 4月の成績:1勝0敗(掲載:4/4)
  • 5月の成績:1勝0敗(掲載:5/16)

 

特別永世名人 梅沢富美男の締めのお手本

本水の
 髪ざんばらに
     夏芝居

(舞台で本水を使うのは立ち回りのシーン。仕掛けをしてざんばら髪、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし

 

◆「締め」に相応しくない⇒ガッカリ!

【相応しくないの理由】1音を粗末にしている


梅沢さんらしい雨降りのシーン。
題材がいい。
髪に焦点を絞った判断も的確。
「ざんばらに」の「に」が迫力を削いでいる。
ここは「や」で詠嘆しないといけない。

 

 

 

色鉛筆の査定ランキング

◆査定される人

  • 高島礼子
  • 笠松将
  • 結城モエ
  • たかし(トレンディエンジェル)

名人2段 田中道子


◆色鉛筆の先生 三上詩絵先生


◆採点

  • 色選び:10点
  • 明暗:10点
  • 塗り方:10点
  • 合計:30点満点

 

最下位4位(才能なし)「たかし(トレンディエンジェル)」8点

◆お題:ブロッコリー


◆採点

  • 色選び:4点
  • 明暗:2点
  • 塗り方:2点
  • 合計:8点

 

◆先生のお手本ありました


◆三上先生の評価

  • ×:白い部分が多すぎる。全体としての陰影もない。


たかしさんは「もう呼ばれないかな?」と齋藤さんに話しかけて、齋藤さんは手で顔を隠しながら首を振ってました。
ある意味面白いので呼んでくださいw

 

3位(才能アリ)「高島礼子」26点

◆お題:クロワッサン


◆採点

  • 色選び:10点
  • 明暗:9点
  • 塗り方:7点
  • 合計:26点


◆先生のお手本ありました


◆三上先生の評価

  • 〇:形もよく捉えており、焦げ目も良く描けている。
  • ×:塗り方が全部線。焦げ目は格子状になっているので、面になるまで塗って欲しい。

 

2位(才能アリ)「結城モエ」27点

◆お題:卓球のラケットとピンポン玉

 

◆採点

  • 色選び:9点
  • 明暗:8点
  • 塗り方:10点
  • 合計:27点


◆先生のお手本なし


◆三上先生の評価

  • 〇:ラケットの面を色鉛筆で全部塗りつぶすのは大変。赤は濃いから薄いのも目立つ。

 

1位(才能アリ)「笠松将」28点

◆お題:ダンベル


◆採点

  • 色選び:10点
  • 明暗:9点
  • 塗り方:9点
  • 合計:28点


◆先生のお手本ありました


◆三上先生の評価

  • 〇:金属の質感がいい。脇のネジがちゃんと形が分かる。
  • ×:今後特待生になるには、黒い部分は実際はもっと真っ黒。しっかり塗るともっと引き立つ。強く塗るのは勇気がいるが、しっかり塗ると色鉛筆特有のツヤ感が出てくる。

 

◆順位まとめ◆

1位(才能アリ)「笠松将」28点
2位(才能アリ)「結城モエ」27点
3位(才能アリ)「高島礼子」26点
最下位4位(才能なし)「たかし(トレンディエンジェル)」8点

 

名人・特待生昇格試験

名人2段「田中道子」3ランク昇格⇒【名人5段】

◆お題:ボトルシップ

 

◆三上先生の評価

透明なものに色を塗るのは勇気がいる。
より描いた方が透明に見える。
瓶の中の歪みもわかる。
瓶の口のところが上手い。
コルクの色や厚みの違いが分かる。
素晴らしい、完璧!

 

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