2024年9月5日放送の『プレバト才能ランキング』は、「俳句・陶芸」の査定でした。
陶芸は本当に久しぶりですね。
前回は2022年5月12日でしたので、約2年以上ぶりになるようです。
また査定する先生が岸野和矢先生から変わりました。
俳句の査定ランキング
◆俳句のお題：「ケータリング」
◆査定される人
- 熊谷真実
- 星野真里
- 城田優
- 大友花恋
- 藤井隆
特別永世名人 梅沢富美男
永世名人 村上健志（フルーツポンチ）
◆俳句の先生 夏井いつき先生
最下位5位（才能なし）「熊谷真実」25点
食の秋
ケータリングで
2キロ増え
（1ヵ月公演でついケータリングを食べちゃう。いつの間にか2キロ増えていた、という句）
◆夏井先生の添削後
楽屋への
差し入れ多し
食の秋
◆夏井先生の添削
読んだだけで散文というのは一目瞭然。
散文というのは一行の文章という意味。
「詩」がない。
俳句は17音の詩。
4位（才能なし）「藤井隆」30点
前のスリム
新米小盛り
真似てみる
（実際の経験。ほっそりした方はご飯が小盛り。そりゃそうなるよな、という句）
◆夏井先生の添削後
細身なる人真似
新米を
小盛り
◆夏井先生の添削
前のスリムという書き方が雑。
お題が「ケータリング」だからわかるが。
（添削後）直したところでギリギリ凡人。
3位（凡人）「城田優」40点
秋時雨
運ぶ弁当
台無しに
（秋の雨の日にたどり着いたのに弁当を倒してしまい、お弁当を台無しにしてしまった、という句）
◆夏井先生の添削後
弁当を
運ぶ自転車
秋時雨
◆夏井先生の添削
今回のお題から弁当を運ぶにいったのは悪くはない。
問題は「台無しに」で説明になってしまう。
2位（才能アリ）「星野真里」70点
綿あめや
葉月のかかと
浮かせたる
（どんなものがケータリングできたら嬉しいかなと思って、綿あめの機械が来たら楽しい。わくわくする気持ちがかかとがあがっている、という句）
◆夏井先生の添削後
ケータリングの端に
綿あめある葉月
◆夏井先生の添削
難しい型をやっている。
中七下五に季語を溶かしてワンフレーズ作る。
「浮かせたる」で映像を書くことで心情を言おうとする。
ケータリングで綿あめがなんでだろうと思ったら、あなたが言うことを描いたらダントツ1位だった。
1位（才能アリ）「大友花恋」71点
風爽か
豚骨臭の
シーン8
（ドラマの現場で豚骨ラーメンの差し入れがあった。すごくおいしくて清々しい気持ちでシーン8に挑んだ。みんな豚骨を食べているのでその空間が豚骨臭でいっぱい、という句）
◆夏井先生の添削後
添削なし
◆夏井先生の添削
褒めないといけないのは季語「爽か」と「豚骨臭」という臭いを取り合わせたこと。
そのギャップが「シーン8」で回収。
俳句は漢数字が定石だが、これはシーンなので「8」でいい。
急に上手になったね！
◆順位まとめ◆
1位（才能アリ）「大友花恋」71点
2位（才能アリ）「星野真里」70点
3位（凡人）「城田優」40点
4位（才能なし）「藤井隆」30点
最下位5位（才能なし）「熊谷真実」25点
永世名人 フルポン村上のお手本
◆50句までの現在の状況：37句（残り13句）
ゾンビらに
取っておく
差し入れの桃
（ゾンビ役が何人かいてすぐにケータリングに行けなさそう。差し入れの桃を取ってあげている、という句）
◆夏井先生の添削後
差し入れの桃
ゾンビらに
二十切れ
◆掲載の判定⇒ボツ！
【ボツの理由】スランプ気味ですか？
素材がとても面白い。
ゾンビという無彩色でひからびた者がみずみずしい桃と取り合わせる。
「取っておく」が雑。
細部書くのがたった1つの取柄なのに。
ちゃんと書きましょう！
◆50句までの現在の状況：37句（残り13句）
【2023年】
- 3月の成績：0勝1敗（ボツ：3/23）
- 4月の成績：0勝1敗（ボツ：4/23）
- 5月の成績：1勝1敗（掲載：5/25、ボツ：5/18）
- 6月の成績：1勝0敗（掲載：6/29）
- 8月の成績：1勝0敗（掲載：8/10）
- 9月の成績：1勝0敗（掲載：9/21）
- 11月の成績：1勝1敗（掲載：11/2、ボツ：11/30）
- 12月の成績：0勝1敗（ボツ：12/14）
【2024年】
- 2月の成績：1勝0敗（掲載：2/8）
- 3月の成績：1勝0敗（掲載：3/7）
- 6月の成績：0勝1敗（ボツ：6/20）
- 7月の成績：1勝0敗（掲載：7/25）
- 8月の成績：1勝0敗（掲載：8/22）
- 9月の成績：0勝1敗（ボツ：9/5）
特別永世名人 梅沢富美男の締めのお手本
ロケ終盤
夜食に並ぶ
研修医
（私は今TBSの日曜劇場に出ている。夜に研修医役の先生方がケータリングに並んでいる。それを食べている光景を見て珍しいと感じたという句）
◆夏井先生の添削後
添削なし
◆「締め」に相応しいか判定⇒お見事！
【相応しいの理由】スランプ抜けかけ？
季語「夜食」を二重の場所に見せようという意図の面白さがある。
逆からやる方法もある。
「研修医夜食に並ぶロケ終盤」
これだと意図が前に出過ぎになる。
陶芸の査定ランキング
◆査定される人
- 熊谷真実
- 星野真里
- 城田優
- 山之内すず
- 藤井隆
◆陶芸の先生 前沢幸恵先生
岸野和矢先生から変わりました。
◆採点
- デザイン：10点
- 実用性：10点
- 丁寧さ：点10点
- 合計：30点
採点の指標は岸野和矢先生の時と一緒です。
最下位5位（才能ナシ）「藤井隆」13点
◆作品：そうめんセット
◆採点
- デザイン：3点
- 実用性：1点
- 丁寧さ：9点
- 合計：13点
◆お手本あり
◆前沢先生の評価
- ○：陶芸は焼いて縮むこともあるが、ちゃんと入れ物に器が入るのがすごい。
- ×：そうめんを入れる器が大きいため、水を入れた時にかなり重くなる。そうめんの器をテーブルの真ん中に置いたら、そうめんが隠れて見えなくなる。
4位（凡人）「星野真里」18点
◆作品：アイスクリームの皿
◆採点
- デザイン：5点
- 実用性：4点
- 丁寧さ：9点
- 合計：18点
◆お手本あり
◆前沢先生の評価
- ○：すごく丁寧に作られている。足も細くてかわいい。
- ×：アイスが溶けた表現の発想はいいがさみしい。もうちょっと面白い形でもよかった。
3位（凡人）「熊谷真実」23点
◆作品：夫婦茶碗
◆採点
- デザイン：5点
- 実用性：9点
- 丁寧さ：9点
- 合計：23点
◆お手本あり
◆前沢先生の評価
- ○：作りが丁寧。口を迎えるように反っているので使いやすい。
- ×：パッと見で経験者とわかり期待するけど面白さがない。個性を打ち出すべき。
2位（才能アリ）「城田優」27点
◆作品：デュフューザーボトル
◆採点
- デザイン：10点
- 実用性：7点
- 丁寧さ：10点
- 合計：27点
◆お手本なし
◆前沢先生の評価
- ○：二匹のワンちゃんが待ち合わせ。一点ものならではの造形。犬がつまみになってフタが取れる機能性がある。階段のでっぱりがあって持ちやすい。
- ×：入れ物が大きいのでかなり大量のアロマオイルが必要。
1位（才能アリ）「山之内すず」29点
◆作品：植木鉢
食虫植物のハエトリグサ専用。
◆採点
- デザイン：10点
- 実用性：10点
- 丁寧さ：9点
- 合計：29点
◆お手本なし
◆前沢先生の評価
アイデアが面白い。
食虫植物の器が食物連鎖のように食べる。
お皿の中心をズラし、不規則で飽きないデザイン。
◆順位まとめ◆
2位（才能アリ）「城田優」27点
3位（凡人）「熊谷真実」23点
4位（凡人）「星野真里」18点
最下位5位（才能ナシ）「藤井隆」13点
◆◇◆ ◆◇◆
山之内さんの食虫植物専用の植木鉢という発想が面白かったです。
マリオのパックンフラワーにも似ていたので、それもモチーフだったのかもしれません。
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