2024年10月17日放送の『プレバト才能ランキング』は「俳句・ストーンアート」の査定でした。
ストーンアートは3ヵ月ぶりです。
光宗薫さんが登場で注目でした。
俳句は前回5点や10点クラスのダメダメ査定だった人を集めての査定でした。
意外な結果に!
俳句の査定ランキング
◆俳句のお題:「100点満点」
◆査定される人
- 笠松将
- 望月理恵
- 青山祐子
- 薮宏太(Hey! Say! JUMP)
- ニシダ(ラランド)
特別永世名人 梅沢富美男
特待生3級 こがけん
◆俳句の先生 夏井いつき先生
最下位5位(才能なし)「笠松将」20点
まつりの後
満点の月
懐く風
(前回のプレバトでダメだった時、みんなが助けてくれる感じが誰の元にも満点の月は微笑んでいて風は吹いていくという句)
◆夏井先生の添削後
満点の月や
祭の後の風
◆夏井先生の添削
ちゃんと勉強してきているのはわかるが、間違ったフォームで素振り100回した句。
「まつり」が夏の季語、「月」が秋の季語で季重なりになっている。
「満点の月」がわからない。100点満点の月どういうこと?
「懐く風」も風が誰に懐いているのか?
小さな謎が固まって、結局よくわからない。
4位(才能なし)「青山祐子」25点
焼けた顔
赤土(コート)で歓喜
秋実る
(12歳の長男がセルビアにテニス遠征に行った。赤土のクレーコートで、ヨーロッパの遠征でタイトルを獲った時の句)
◆夏井先生の添削後
赤土のコート
歓喜の秋高し
◆夏井先生の添削
これは赤土の畑でじゃがいもを栽培していて、「たくさん実って嬉しい」という歓喜だと思った。
これはわからない!
3位(凡人)「薮宏太(Hey! Say! JUMP)」50点
誤字減点
泣きべそ帰路に
色葉散る
(本来だったら100点満点だったのに誤字を1個して98点に。悔しくて泣きながら帰っていたら風が吹いて落ち葉が落ちている寂しい情景という句)
◆夏井先生の添削後
誤字減点
泣きべその帰路
鰯雲
◆夏井先生の添削
凡人の中の凡人だけど、よくここまで回復した。
「泣きべそ帰路に」が普通の文章のようで、散文的。
「泣きべそ」と季語「色葉散る」が近すぎる。
2位(凡人)「ニシダ(ラランド)」60点
数式に
エナドリの染み
降り月
(一夜漬けで数学の勉強をしている時に、眠気覚ましにエナジードリンクを飲んでて、それが数式に染みているという句)
◆夏井先生の添削後
数式に
エナドリの染み
星流る
◆夏井先生の添削
「数式」で数学のノートをわかる。
エナドリを飲んでかんばっているという取り合わせは悪くない。
季語「降り月」がちょっとだけ近い。
(添削後)ここまで勉強したのは偉かった。
1位(才能アリ)「望月理恵」70点
山粧う
三面鏡に
百の母
(うちには母の嫁入り道具の三面鏡がある。何をするにも三面鏡越しに母の顔色を伺う。100点を取った時に渡したら、母の喜ぶ顔がどんどん映し出されるという句)
◆夏井先生の添削後
(添削例)
星流る
三面鏡に
百の母
星月夜
三面鏡に
百の母
◆夏井先生の添削
「三面鏡に百の母」のフレーズがとてもいい。
とても詩がある。
お嫁にいってからの長い年月、喜怒哀楽をこの鏡は知っている。
1ランク上を狙うには、「山粧う」は美しく着飾ったお母さんに限定されるので、ここを別の季語にすると喜怒哀楽が見えてくる可能性がある。
◆順位まとめ◆
1位(才能アリ)「望月理恵」70点
2位(凡人)「ニシダ(ラランド)」60点
3位(凡人)「薮宏太(Hey! Say! JUMP)」50点
4位(才能なし)「青山祐子」25点
最下位5位(才能なし)「笠松将」20点
◆◇◆ ◆◇◆
前回5点、10点だった方々とは思えないです。
読書家で地頭の良いラランド・ニシダさんの今後に期待したいです。
サーヤさんのアート系も出て欲しい。
名人・特待生昇格試験
特待生3級「こがけん」1ランク降格 1ランク昇格⇒【特待生2級】
枝豆を買う
ダイハード放映日
(映画「ダイ・ハード」が大好きで休みの日にテレビで放送。万全の状態で観たくて枝豆を買っている。ノンアルコールビールを買ったり、満点の気持ちを詠んだ句)
◆夏井先生の添削後
添削なし
◆昇格試験のポイント
季語「枝豆」と「ダイ・ハード」を取り合わせた効果の是非←取り合わせの感覚が掴めてきた
「枝豆を買う」はワクワクしながら枝豆を買って、私なら冷たい缶ビールを用意。
そういうワクワクした行動が見えてくる。
一番褒めないといけないのは「枝豆」といういかにも庶民的な物と「ダイ・ハード」を取り合わせる。
これが取り合わせの妙。
特別永世名人 梅沢富美男の締めのお手本
百点に
二重線あり
豊の秋
(100点を取ると二重線もあれば1本のもある。二重線があると特別な100点のような気がするという句)
◆夏井先生の添削後
豊の秋闌け
百点に二重線
◆「締め」に相応しくない⇒ガッカリ!
【相応しくないの理由】閃いた瞬間自分に酔った?
目の付け所が良い。
そう言われれば二重線や一本線。あそこに目を付けるのはさすが。
それを見つけて「よし!」と自分に酔って詰めで損した。
「百点に二重線」でバランスが取れているので、「あり」は余計。
季語「豊の秋」が添え物になっている。
(添削後)こうすれば言葉の質量のバランスが整ってくる。
ストーンアートの才能査定ランキング
◆査定される人
- 笠松将
- 望月理恵
- 長尾謙杜(なにわ男子)
- 和田まんじゅう(ネルソンズ)
特待生3級 光宗薫
◆ストーンアートの先生:栗屋近先生(ストーンアーティスト)
◆採点ポイント 30点満点
- アイデア:10点
- 描写力:10点
- 石選び:10点
最下位4位(才能なし)「望月理恵」13点
◆作品タイトル「蒸篭」
蒸篭に入った肉まん
◆採点ポイント
- アイデア:3点
- 描写力:7点
- 石選び:3点
- 合計:13点
◆栗屋先生のお手本ありました。
◆栗屋先生の評価
- ×:無理やり蒸篭にするのに無理があった。石の出来るプロセスから言うと、丸い物でへこんだ物はあり得ない。画力の工夫で肉まんに見せることはできる。
3位(才能なし)「和田まんじゅう(ネルソンズ)」14点
◆作品タイトル「今一番食べたいもの」
題材:フライドチキン
◆採点ポイント
- アイデア:4点
- 描写力:3点
- 石選び:7点
- 合計:14点
◆栗屋先生のお手本ありました。
◆栗屋先生の評価
- 〇:形としては申し分ない。アルミを巻いて。
- ×:アルミを巻いているからフライドチキンだが、食べてみたいおいしさには少し足りない。1つ遊んでもよかった。
2位(才能アリ)「長尾謙杜(なにわ男子)」25点
◆作品タイトル「象」
題材:象
◆採点ポイント
- アイデア:9点
- 描写力:6点
- 石選び:10点
- 合計:25点
◆栗屋先生のお手本ありました。
◆栗屋先生の評価
- 〇:(裏側を見て)これは一体何なんですかね?裏面はあえて派手な色合いでアートっぽい象。吹っ切れてる。良い石を見つけた。こんな石は滅多にない。
- ×:吹っ切れてるけど、象らしさをしっかり描くとカラフルさが増した。
1位(才能アリ)「笠松将」26点
◆作品タイトル「石に詰まったウニちゃんとサメちゃん」
題材:飼い猫
◆採点ポイント
- アイデア:10点
- 描写力:10点
- 石選び:6点
- 合計:26点
◆栗屋先生のお手本ありました。
◆栗屋先生の評価
- 〇:一つの作品として見られる。おもしろい。独特のタッチで単純化。表情がよく伝わってくる。アートセンスがかなり高い方。
- ×:(石選び)顔の部分が飛び出ててほしい。顔がへこんでいるのは無い。
◆順位まとめ◆
1位(才能アリ)「笠松将」26点
2位(才能アリ)「長尾謙杜(なにわ男子)」25点
3位(才能なし)「和田まんじゅう(ネルソンズ)」14点
最下位4位(才能なし)「望月理恵」13点
特待生昇格試験
特待生3級「光宗薫」1ランク昇格⇒【特待生2級】
◆作品タイトル「おまえを食べるためさ!」
題材:童話「赤ずきん」
プレバト ストーンアートありがとうございました!https://t.co/UWXadXLmyv pic.twitter.com/uw0i5bctxN
— 光宗薫 Kaoru Mitsumune (@mtmnkor) 2024年10月17日
◆お手本なし
◆栗屋先生の評価
アイデアが素晴らしい。
石を回転させたら狼の表情が変わる。
口の部分では石の些細な特徴を最大限に活かしている。
正面も描かれている。
抜群に石選びのセンスもあり素晴らしい!
◆◇◆ ◆◇◆
さすが光宗さんでした。
赤ずきんがかわいいですし、狼の表現が凄かったです。
これで1ランクかとも思いましたが、俳句では1ランクずつですので一歩ずつもいいと思いました。
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