2022年6月23日放送の『プレバト才能ランキング』を見ました。
今回は1時間枠の中で「第1回色鉛筆コンクール2022」と俳句は永世名人と名人査定のみの回です。
初の色鉛筆コンクールです。
これはめちゃくちゃ楽しみでした。
メンバーの実力者ばかりですし、どんな素晴らしい作品が出てくるのかワクワクします。
色鉛筆コンクールではお店とのタイアップになっていきそうですね。
今回は「俺の」レストランとのタイアップでした。
俳句はジュニアさんが永世名人への道、村上さんがお手本の初の日でしたが明暗がわかれました。
- 俳句の査定
- 永世名人への道
- 永世名人 プルポン村上のお手本
- 永世名人 梅沢富美男のお手本
- 第1回色鉛筆コンクール2022
- 最下位7位「小田井涼平(純烈)」(特待生5級)87点
- 6位「池田鉄洋」(特待生5級)88点
- 5位「くっきー!(野性爆弾)」(名人4段)91点
- 4位「岩部彰(ミサイルマン)」(特待生5級)92点
- 3位「田中道子」(特待生3級)95点
- 2位「山﨑浩子」(特待生5級)98点
- 1位「辻元舞」(名人5段)99点
俳句の査定
◆俳句のお題:「ガッツポーズ」
◆査定される人
- 永世名人 梅沢富美男
- 永世名人 村上健志(フルーツポンチ)
- 名人10段 千原ジュニア
◆俳句の先生 夏井いつき先生
永世名人への道
永世名人への道【星0】「千原ジュニア」1ランク昇格【星1】
夏いよよ
サンドバッグは
歪みけり
(いよいよ夏が来る。その夏には試合がある。ボクサーの方が本当に同じパンチをずっと練習されることになると、サンドバッグが歪んでいる。いろんな人たちの想いがサンドバッグに詰まっているんだな、という句)
◆夏井先生の添削後
添削なし
◆昇格試験のポイント
「けり」を選択した是非←切れ字がわかってきましたね。
「けり」は元々は過去の意味の助動詞だったが、次第に詠嘆で使われるようになった。
この「けり」はその状況が元々ずっとあったのに、今本人がハッと気付いた。
ずっと練習してきた成果の歪み。その感想を表す。
この句を褒めるのは当たり前ですが、「けり」がダメ(梅沢)と言ったり、「かな」かな(村上)と言った2人を降格させたい!
永世名人 プルポン村上のお手本
延長の
末に引き分け
夏の月
(試合を見守っていて「どっちが勝つんだ?」と勝負を待って、結局引き分け。その時に夏の月。これで涼しさもやってくる。試合の熱気も収まって涼しさにも気付く、という句)
◆夏井先生の添削後
延長の
末に引き分け
月涼し
延長は
引き分け夏の
月赤し
◆掲載の判定⇒ボツ!
【ボツの理由】フツー
いかにも普通以外の何ものでもない。
この引き分けを残念がっているのか、よく引き分けたのか、それぐらいのことが季語を使って表現できる。
それが出来てこその永世名人。
(添削後)この引き分けの意味が読んだ人にちゃんと伝わる。
あなた永世名人を舐めてはいけません!
◆50句までの現在の状況
- 6月の成績:0勝1敗(ボツ:6/23)
永世名人 梅沢富美男のお手本
◆50句までの現在の状況:45句(残り5句)
バーディで
上がるホールや
青葉木菟
(青葉木菟は小さいフクロウ。素人がバーディーとるのは大変嬉しいこと。バーディーとってよっしゃーとガッツポーズ。青葉木菟も「ホーホー」と私を歓迎している、という句)
◆夏井先生の添削後
バーディで上がる
青葉木菟のホール
◆掲載の判定⇒ボツ!
【ボツの理由】はしゃぎ過ぎ
上五中七で言いたいことはよくわかる。
季語「青葉木菟」が置き去りになっている。
「や」によって、はしゃぎ感が出てくる。
(添削後)こうすると、俺よりも青葉木菟が前に出てくる。
謙虚さが必要。
◆50句までの現在の状況:45句(残り5句)
【2021年】
- 1月の成績:2勝1敗(掲載:1/7・1/28、ボツ:1/21)
- 2月の成績:1勝1敗(掲載:2/4、ボツ:2/11)
- 3月の成績:1勝1敗(掲載:3/4、ボツ:3/18)
- 4月の成績:1勝3敗(掲載:4/29、ボツ:4/8、4/15、4/22)
- 5月の成績:1勝2敗(掲載:5/20、ボツ:5/6、5/13)
- 6月の成績:2勝1敗(掲載:6/17・6/24、ボツ:6/10)
- 7月の成績:2勝1敗(掲載:7/8・7/15、ボツ:7/1)
- 8月の成績:1勝3敗(掲載:8/19、ボツ:8/5、8/12、8/26)
- 10月の成績:0勝1敗(ボツ:10/28)
- 11月の成績:2勝1敗(掲載:11/4・11/18、ボツ:11/25)
- 12月の成績:1勝2敗(掲載:12/9、ボツ:12/2、12/16)
【2022年】
- 1月の成績:1勝0敗(掲載:1/6)
- 3月の成績:1勝1敗(掲載:3/24、ボツ:3/3)
- 4月の成績:1勝2敗(掲載:4/21、ボツ:4/14、4/28)
- 5月の成績:1勝3敗(掲載:5/4、ボツ:5/12、5/19、5/26)
- 6月の成績:1勝3敗(掲載:6/16、ボツ:6/2、6/9、6/23)
◆◇◆ ◆◇◆
今回初のお手本だった村上さんは「らしさ」が欠けてしまってのシュレッダー。
ジュニアさんからも「もっと村上臭を感じたい」と言われましたけど、村上さんらしさが薄かったですよね。
あの小さな世界の俳句が好きなので、次回に期待したいです。
梅沢さんもここのところ調子が悪い感じです。
でもあと5句なので、近いうちに句集が発売されそうです。
ジュニアさんはここのところよく出演されているので、ダッシュ感がありますけど、想像しやすいいい句が多いです。
だから共感が持ちやすい。
これがジュニアさんの俳句の良さですよね。
さすがにとんとん拍子で上がるとは思えないので、1年以上はかかると思いますけど、出演回数が多いので案外早いのかもしれませんね。
志らくさんとかもすごい出てるので、めっちゃ上がるのが早いです。
確率は変わらないんでしょうけど、出ている分早いです。
第1回色鉛筆コンクール2022
◆出場者メンバー
- 名人5段 辻元舞
- 名人4段 くっきー!(野性爆弾)
- 特待生3級 田中道子
- 特待生5級 池田鉄洋
- 特待生5級 小田井涼平(純烈)
- 特待生5級 山﨑浩子
- 特待生5級 岩部彰(ミサイルマン)
◆色鉛筆の先生 三上詩絵先生
◆お題:・食欲をそそるメニュー
※優勝者は有名店「俺の」シリーズのメニューの表紙に!
◆ルール
- お店選びは自由
- 料理は2品
◆採点
①色選び:30点
②明暗:30点
③デッサン力:30点
④美味しそう:10点
⑤合計:100点
最下位7位「小田井涼平(純烈)」(特待生5級)87点
◆選んだジャンル:割烹
◆メニュー
- 黒毛和牛のすき焼き
- 海老の天麩羅
◆採点
- 色選び:28点
- 明暗:26点
- デッサン力:29点
- 美味しそう:4点
- 合計:87点
◆先生のお手本あり
◆三上先生の評価
とても上手に描けている。
メインのお肉の印象が弱い。
よく観察して細かく見るのは良いが、あまり見過ぎちゃうと色に囚われすぎて全体の雰囲気がまとまらない。
6位「池田鉄洋」(特待生5級)88点
◆選んだジャンル:フレンチ
◆メニュー
- 活けオマール海老の丸ごとロースト
- 牛フィレ肉とフォアグラのロッシーニ
◆採点
- 色選び:29点
- 明暗:28点
- デッサン力:26点
- 美味しそう:5点
- 合計:88点
◆先生のお手本あり
◆三上先生の評価
ソースの艶感が良い。
お肉もパッと見、ただの茶色に見えるが、よく見ると赤身があったり、フォアグラの黄色味がある色合いもよく出ている。
オマール海老は力尽きた感がある。
青いのもソースなのか葉物がのっているのかわかりにくい。
5位「くっきー!(野性爆弾)」(名人4段)91点
◆選んだジャンル:そば
◆メニュー
- 肉そば
- 鶏そば
◆採点
- 色選び:30点
- 明暗:30点
- デッサン力:25点
- 美味しそう:6点
- 合計:91点
◆先生のお手本あり
◆三上先生の評価
(見た瞬間)(笑)。なるほどね(笑)。
ゴリラが上手ですとしか言えない。
右側のそばがとても美味しそう。
そばが汁に浸っていて、油が光ってる感じも出てて、汁の中の鶏肉の色と表に出てる肉の色合いがすごく美味しそうに見える。
手前の器も上の方が薄くて、下の方が濃い。
入れ物の深さもわかるし、汁の透明感もわかる。
海苔の輪郭をしっかり描き過ぎたため、硬い海苔に見える。
4位「岩部彰(ミサイルマン)」(特待生5級)92点
◆選んだジャンル:焼肉
◆メニュー
- 肉の盛り合わせ
- 石焼ビビンバ
◆採点
- 色選び:30点
- 明暗:28点
- デッサン力:26点
- 美味しそう:8点
- 合計:92点
◆先生のお手本あり
◆三上先生の評価
よく描きましたね。
お上手。
サシはスゴい。本当にそのまんま。
ちょっとだけ色味を変えて、肉の種類の違いを描き分けているので、いろんな種類のお肉があるのが分かる。
器の鉄のザラザラは平に塗るだけでは鉄の表面の質感は出ない。
奥にあるビビンバが手前にあるお肉に比べると、ちょっと雑な感じがする。
3位「田中道子」(特待生3級)95点
◆選んだジャンル:イタリアン
◆メニュー
- トリュフとポルチーニのビスマルク
- 殻付きウニのコンソメジュレ
◆採点
- 色選び:28点
- 明暗:30点
- デッサン力:30点
- 美味しそう:7点
- 合計:95点
◆お手本なし
◆三上先生の評価
とても丁寧に描けてそのままの質感。
ピザの生地のふくらみがいかにもフワっとした感じ。
焦げ目のぼかしの色合いとか、とても上手。
ウニのトゲの重なりもよく描いた。
とても良く描けているが、美味しそうかどうかで言うと、全部が薄いので美味しそうな色合いが弱い。
手が気になる。
手に使った青や紫が食べ物に入れる手としてはマイナスポイント。美味しそうに見えない。
2位「山﨑浩子」(特待生5級)98点
◆選んだジャンル:イタリアン
◆メニュー
- ワタリガニのトマトクリームソースパスタ
- バーニャカウダー
◆採点
- 色選び:29点
- 明暗:30点
- デッサン力:30点
- 美味しそう:9点
- 合計:98点
◆お手本なし
◆三上先生の評価
パスタの麺の重なり、ボリューム感がちゃんと表現されている。
麺が線ではなく丸さがわかるように描いている。
細かな野菜も一つ一つ丁寧。
ガラスの器もいい。
赤の器の映り込みもちゃんと描いている。
1位「辻元舞」(名人5段)99点
◆選んだジャンル:おでん
◆メニュー
- おでんの盛り合わせ
- 毛蟹の絢爛盛り
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◆採点
- 色選び:29点
- 明暗:30点
- デッサン力:30点
- 美味しそう:10点
- 合計:99点
◆お手本なし
◆三上先生の評価
このおでんはとても美味しそう。
圧倒的!
繊細に丁寧に描いている。
しらたきの1本1本がちゃんと巻いてあるのがわかるし、スープに浸っているのもわかる。
厚揚げの皮の部分とか微妙なさらつき感もよくわかる。
1つ1つ本当によく描けている。
◆「第1回色鉛筆コンクール2022」順位◆
1位「辻元舞」(名人5段)99点
2位「山﨑浩子」(特待生5級)98点
3位「田中道子」(特待生3級)95点
4位「岩部彰(ミサイルマン)」(特待生5級)92点
5位「くっきー!(野性爆弾)」(名人4段)91点
6位「池田鉄洋」(特待生5級)88点
最下位7位「小田井涼平(純烈)」(特待生5級)87点
◆美味しそうな順位
- 辻元舞:10点
- 山﨑浩子:9点
- 岩部彰:8点
- 田中道子7点
- くっきー!:6点
- 池田鉄洋:5点
- 小田井涼平:4点
◆◇◆ ◆◇◆
みなさん本当に素晴らしかったです!
さすがは特待生以上の実力者ばかり。
その中でも、辻元さんは圧倒的に美味しそうでした!
こだわってらしたタマゴが本当に食べたくなります。
辻元さんの絵がメニューの表紙になるのだったら、一度行ってみたいな。
辻元さんは先週惜しかったので、今回圧倒的な画力での優勝になりましたね。
毎回素晴らしい絵を見せてくださるので、出演が無い時が寂しいです。
本当におめでとうございます!
あと今回のテーマでは「美味しそう」であることが重要でしたので、美味しそうランキングもまとめました。
岩部さんが3位に浮上してますね。
くっきーさんは浜ちゃんを封印すると言ってたのに、やっぱり(笑)。
でも、あれがメニューになるのだったら、絶対行きました!
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