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『プレバト!!』11月5日「金秋戦 予選C&D」決勝進出者決定!フルポン村上vs千賀でまさに大波乱!

2020年11月5日放送の『プレバト才能ランキング』を見ました。
前回に引き続き、俳句の「秋の金秋戦」予選です。

 

タイトル戦では予選のブロックを4つに分けて、各ブロックの1位通過者と全ブロックの2位の中から1名が決勝にコマを進めることができるというルールです。


今回はCブロックとDブロックの戦いになります。

 

前回の予選AブロックとBブロックの結果です。

『プレバト!!』10月29日「金秋戦 予選A&B」意外だったが納得の俳句で決勝進出!名人キスマイ横尾とジュニアは? - 今日も暇です。


私の予想は、フルポン村上さんと中田さんですけど、波乱が起きたという予告だったので、春風亭昇吉さんが上がるとかもあるんでしょうか。
面白そうです。
本選にいく5名も明らかになります。

 

あとは決勝率がえぐいジュニアさんが決勝に行けるのかどうか…。行きそうですけど(笑)。

 

決勝戦はこちらです

『プレバト!!』11月12日 第4回「金秋戦」決勝 千原ジュニアが初の快挙!敗者復活からの初優勝 - 今日も暇です。

 

第4回金秋戦の決勝戦が行われました。(2020年11月12日)


 

俳句「金秋戦」の予選ランキング

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◆俳句の予選のお題:ポンプのノズル


◆俳句の先生 夏井いつき先生


◆「金秋戦」出場権獲得

  1. 藤本敏史(FUJIWARA)(名人10段)
  2. 立川志らく(名人3段)
  3. 三遊亭円楽(特待生1級)
  4. 梅沢富美男(永世名人)

前回のタイトル戦で上位4名がシード権獲得

 

◆出場者

【予選Cブロック】

  1. 名人10段 村上健志(フルーツポンチ)
  2. 名人2段 千賀健永(Kis-My-Ft2)
  3. 特待生4級 馬場典子
  4. 特待生5級 春風亭昇吉


【予選Dブロック】

  1. 名人5段 中田喜子
  2. 名人初段 ミッツ・マングローブ
  3. 特待生4級 河合郁人(A.B.C-Z)
  4. 特待生4級 筒井真理子

 

俳句「金秋戦」の予選Cランキング

最下位4位「春風亭昇吉」(特待生5級)

コロナ禍の
 ハンドジェルにも
       深む秋

(春頃からハンドジェルを使うことが多くなった。季節が移ろいだんだん年期が入ってくる。ジェルを揉みこむ時に秋が深まってきた空気を感じる。季語が主役になっている。なんで負けたんだろう、という句)


◆夏井先生の添削後

ハンドジェル
  揉み込めば
   秋深みゆく

 

◆夏井先生の添削

「ハンドジェルにも」の「にも」は非常に散文的。
「コロナ禍の」は今同じ時代を共有しているので共有している読者を信じて良い。
描こうとしていることは良い。もう少し絞る。
(添削後)同じ時代を生きている読者たちは同じ思いと共感を持ってくれる。

 

 

3位「馬場典子」(特待生4級)

空ボトル
 ノズルは
  律の調べかな

(気づくと中身がなくなっている。スコスコと間抜けな音がする。調子よく押しているんだけど、ちょっと物悲しい感じを詠んだ、という句)


◆夏井先生の添削後

液切れの
 ノズルに
  律の調べあり


◆夏井先生の添削

季語は「律の調べ」。
難しい季語に目を付けた。この音をノズルから聞き留める。これは俳人の耳。
一番問題なのは、上五の「空ボトル」。
読む人は完全に空の容器を頭に浮かべてノズルにいく。
そのノズルの音は何なんだろうと、1回考え直さないといけない。
分かるように伝えた方がいい。

 

 

2位「村上健志(フルーツポンチ)」(名人10段)

秋麗
 チョコスプレーの
       淡き影

(チョコスプレーはドーナツにかかっているカラフルのもの。良い天気の日だとドーナツの影は下にできる。そこにチョコスプレーの影は出ない。チョコスプレーは物体なので絶対影が出来る。「チョコスプレーの影があるぞ」と気づける麗らかさ、という句)


◆夏井先生の添削後

秋麗
 チョコスプレーに
       淡き影


◆夏井先生の添削

あの兼題写真から普通のスプレーもあるのに、チョコスプレー。
これは発想を企みながら他の人が絶対に書かないものを書こう。(村上の)顔がわかってさすが名人だなと。
秋の麗らかな時に、チョコスプレーに影がある。この気づきが良い。
まさに俳句は発見。
「チョコスプレーの淡き影」だと映像になる。これはこれで十二分に成立している。
この小さな気づきに気づいて嬉しくなった、というのであれば「に」。

 

1位「千賀健永(Kis-My-Ft2)」(名人2段)

夏の海を描く
 スプレーの秋思

(夏は爽やかでスカッとした感じのイメージ。アクリルのスプレー。キスマイで仕事で初めてスプレーの絵を描かせてもらった。スプレーは描いた時に小さいアクリルの粒が出る。乗っからないと空気に溶けてなくなっていく。それに合う季語はなんだろうと考え、秋思。あえて破調にしたのは漂っている終わりがない感じを出した、という句)

 

◆夏井先生の添削後

添削なし


◆夏井先生の添削

この句が千賀さんだというのにささやかな感動を覚えている。
「夏の海」で始まるのでこれが季語だと思って読み始める。「を描く」で絵だとわかる。
本当の季語ではなく虚の季語。架空の季語。描くが出て初めてわかる。
スプレーでスプレー画とわかる。大きな画面をみんな思う。
最後の着地が良い。「スプレーの秋思」で擬人化。
「秋思」はセンチメンタルな季語。感情がぐずぐずと崩れてしまう。
この句は、破調・季重なり・擬人化・名詞止め。
本物になりつつあるじゃないですか!

 

 

金秋戦【Cブロック】予選ランキング

◆「2020 金秋戦」【Cブロック】予選順位◆

1位「千賀健永(Kis-My-Ft2)」(名人2段)
2位「村上健志(フルーツポンチ)」(名人10段)←補欠
3位「馬場典子」(特待生4級)
最下位4位「春風亭昇吉」(特待生5級)

※赤字が予選通過

 

 

俳句「金秋戦」の予選Dランキング

最下位4位「河合郁人(A.B.C-Z)」(特待生4級)

秋風の終電
 マイバッグの梨

(ポンプの時点で消毒や石鹸は肖像できた。今年マイバッグやエコバッグをみんな使っている。終電の窓が開いて換気の良い風が当たっている中で、買ったマイバッグの梨を帰って食べる楽しみ。季語「秋風」「梨」が重なっているのがダメだったのかなぁ、という句)


◆夏井先生の添削後

やり直しで宿題


◆夏井先生の添削

季重なりというのはものすごく難しい。
兼題写真のノズルから「秋風の終電」までの発想は悪くなかった。
なんでここに絞らなかったのか。
最後「梨」まで思ってしまうから、一句がバラバラになる。
「秋風の終電」で一句。「マイバッグの梨」で一句。
切り分けてやり直し!宿題!

 

 

3位「ミッツ・マングローブ」(名人初段)

飴貰うごと
   狭霧に
    手広げし子

(甥っ子と電車に乗っていた。消毒スプレーを自分にやって甥っ子にもしてあげようとスプレーを向けたら、何の迷いもなくスッと手が出る。まるで飴玉をもらうように。霧が立ち込めていると子どもは触ろうとする、という句)


◆夏井先生の添削後

飴貰うごと
   狭霧に
    両手広げる子(または「広ぐる子」)


◆夏井先生の添削

この発想が作者がわかってなるほどなと思う。
掴めない霧を掴もうとする子供の手。
それをまさか飴をもらう手と見えるのはなかなかいない。
その比喩は面白い。
七・五・五の読んだ時のリズムの悪さが気になる。
「飴貰うごと」と「狭霧に手広げし子」はなかなか思いつかない比喩。読み手はちょっと時間が欲しくなる。
この2つがしっくりいくには、もう少し時間が欲しい。
読み手に時間を与える小さなコツがある。
(添削後)こうやると季語がゆっくり見えてくる。
調べをどうやって内容に寄り添わせていくか。そこがこの句においては大事な勝負どころ。 

 

2位「筒井真理子」(特待生4級)

玻璃越しの
 稲妻湯の中の
      乳房

(ノズルを見てシャンプーやソープを思い出した。玻璃越しはガラス。実家で子供の頃お風呂が暗かった。稲妻が走った時に分かって、お湯が微量揺れた感じがした。さっぱり一枚の絵のように情景だけを書いて読んでいる人に想像してもらいたい、という句)


◆夏井先生の添削後

玻璃越しの
  稲妻湯に
   白き乳房

 

◆夏井先生の添削

「玻璃越しの稲妻」。ここで場面が1カット目。玻璃越しはガラス。
カットが変わって「湯の中の」。これは風呂場の窓なんだとわかる。
構成も良い。
「稲妻」は秋の季語。光を表現。
「雷」は夏の季語。音を表現。
惜しいのは「湯の中の」の「中の」。とても大事なポイント。
「湯」と「乳房」で入っているのはわかる。
「湯に」だけでわかる。
季語「稲妻」を立てるためのもう一工夫できる。
「白き乳房」にすると、稲妻が光るとその白さがポッと湯の中に見える。
ここまでやれたらいい感じになった。 

 

1位「中田喜子」(名人5段)

泡ポンプの英知
   秋天を仰ぐ

(石鹸が泡で出てくるボトルを「泡ポンプ」。開発している人があと一歩で出来るのに何が足りないんだろう、と天を仰いで「どうか知恵をください」、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆夏井先生の添削

あれを「泡ポンプ」というのをこの句に出会って調べた。
「英知」のような抽象名詞を俳句の中に、浮き上がらないように入れ込むのはなかなか難しい。
「泡ポンプの英知」にすると、これを開発、昇進の価値、研究した人たちが全部集まって英知。読み手側はわかる。
納め方はとても難しい。
秋の晴れ渡った空を「仰ぐ」。見るではなくちょっと大げさな表現。
それは「英知」が大げさで抽象的な言葉で、浮き上がらせないように秋天を仰ぐ。ちゃんと響かせている。
際どいところをくぐり抜けてよく整えた。
これは下手に直したら崩れる。褒めましょう!

 

 

 

金秋戦【Dブロック】予選ランキング

◆「2020 金秋戦」【Dブロック】予選順位◆

1位「中田喜子」(名人5段)
2位「筒井真理子」(特待生4級)←補欠
3位「ミッツ・マングローブ」(名人初段)
最下位4位「河合郁人(A.B.C-Z)」(特待生4級)

※赤字が予選通過

 

 

第4回『金秋戦』予選通過者

2位4人から1人だけ決勝に行ける人も決定しました。


選出されたのは、千原ジュニアさんでした。


◆決勝進出メンバー

  1. 森口瑤子(Aブロック1位)
  2. 横尾渉(Kis-My-Ft2)(Bブロック1位)
  3. 千賀健永(Kis-My-Ft2)(Cブロック1位)
  4. 中田喜子(Dブロック1位)
  5. 千原ジュニア(2位補欠繰り上がり)

 

◆◇◆ ◆◇◆


今回は中田さんだけ予想当たりました。
しかも、前回ジュニアさんが上がる可能性があるとも言っているので、こちらも当たり。
とにかくジュニアさんは決勝に行かせる…というよりも、「必ず行ける」というイメージが大きい。
それが勝負強さでしょう。
千賀さんも同様。

 

決勝戦で好成績かどうかは別ですけど、なにか波乱が起きるのではないか、と視聴者は期待できるのが、ジュニアさんと千賀さんであるのは間違いないです。
ジュニアさんと千賀さんの勝率はゼロと1なのですが、すごく期待があるのがこのお2人。


「華」ってこういうことなんですよね。

 

ただ村上さんの決勝での俳句が見たかったというのが正直なところです。
やはり群を抜いて良い俳句が多いので、名人10段は出れた方がいい気がします。
何のための名人10段なのかってことですからね。

 

そのために志らくさんをたくさん呼んで、早く名人10段にしようとしているのかもしれません。
通常回はもう少し出演者にバラつきがあってもいい気がします。
TBS系なのでグッドラックに配慮しているのでしょうか。

 

鈴木光ちゃん、全然出なくなっちゃいましたよね。
東大王と本業で多忙なのでしょうけど、たまには出て欲しいです。

 

さて、次回は大波乱らしいので1位は誰なのでしょうか。
せっかくなので女性陣に期待したいです。

 

決勝戦はこちらです

『プレバト!!』11月12日 第4回「金秋戦」決勝 千原ジュニアが初の快挙!敗者復活からの初優勝 - 今日も暇です。 


▽他のタイトル戦もどうぞ▽

①夏の炎帝戦2020

『プレバト!!』8月6日 第4回「夏の炎帝戦」優勝決定!本命陥落の波乱万丈の結果に - 今日も暇です。

 

②昨年の「金秋戦 2019」

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