2022年3月31日放送の『プレバト才能ランキング』を見ました。
今回は3時間SPということで、俳句は「春の春光戦」、それと「古着のリメイク」と「黒板アート」の才能ランキングがありました
ここでは、古着のリメイクと黒板アートの才能ランキングです。
黒板アートは「第2回黒板アートコンテスト」でした。
「黒板アート」は昨年の春の3時間SPで登場したアート系の才能ランキングです。
昨年の結果はこちらです。
▶『プレバト!!』3月25日「黒板アート・古着リメイク」芸術クィーンの光宗vs辻元の黒板アート - 今日も暇です。
永遠には残らない黒板アートですけど、だからこその思いや表現に繋がっていると思います。
昨年の皆さんの作品は本当に素晴らしかったです。
しかもロケの場所が本日3月31日に廃校になる学校でした。
毎年500校近くも廃校になるんだとか。
ちょっとしんみりもしちゃいました。
そして、季節のSPではおなじみとなった古着リメイクも楽しかったです。
「古着のリメイク」才能ランキング
自宅の古着をリメイク!
◆査定される人
- 奥菜恵
- 鈴木亜美
- 武尊
- 宮本茉由
- 松嶋尚美
◆古着のリメイクの先生 鈴木ゆうみ先生(古着リメイクアーティスト)
◆採点
- アイデア:10点
- デザイン:10点
- 実用性:10点
- 合計:30点
最下位5位(凡人)「鈴木亜美」23点
◆作品:カラフルなオーバーオール
- メインの古着:青と赤のパーカー
- 合わせる古着:Gジャン
◆採点
- アイデア:9点
- デザイン:5点
- 実用性:9点
- 合計:23点
◆お手本あり
◆鈴木ゆうみ先生の評価
デニムとスウェットの切り替え部分は重要で、もうちょっと上げてもよかった。
どちらの素材もいいが、デニムは多少重さがある。
全体的なバランスを見ると重みを感じる。
オーバーオールは通常、上下で分かれていて切り替え部分がウエストになる。
それより上の事も多い。
4位(才能アリ)「宮本茉由」26点
◆作品:カーディガンとスカート
- メインの古着:黒のパンツとニット
- 合わせる古着:ブラウスとチュニック
◆採点
- アイデア:10点
- デザイン:7点
- 実用性:9点
- 合計:26点
◆お手本あり
◆鈴木ゆうみ先生の評価
アイテムを多く使っている印象。
ベースがニットだが、これは布帛という伸びない生地で、ニットに付けるのは難しい。
型崩れしない生地の組み合わせが良い。
手持ちのカーディガンにレースのシャツを貼って、前で印象を華やかに変えているのが素晴らしい。
ボタンホールもニットに開けることなく、もともと開いているボタンを活かして前開きにしていて上手。
下はパンツですか?
下のスカートに動きを持たせるためのデザインなのかという意図が感じられるアイデア。
ぱっと見た時に地味に見えてしまう。
黒がベースなので暗く感じるし、刺繍のレースと小花柄は合わせると年齢層が高くなる。
ちょっと残念。
3位(才能アリ)「松嶋尚美」28点
◆作品:スプリングコート
- メインの古着:ピンクのロングスカート
- 合わせる古着:黄色のキャミソール
◆採点
- アイデア:9点
- デザイン:10点
- 実用性:9点
- 合計:28点
◆お手本なし
◆鈴木ゆうみ先生の評価
とても華やかで春らしさがある。
丸襟にしていることで子どもらしさがあり、そこのセンスが素晴らしい。
スカートの柄を首元、袖口、裾という口に持ってくるとすごくバランスが良くなる。
これにして最高。
後ろも可愛い。
前も後ろもデザインがあると、それ一着で出ることが多いので華やかさがより増す。
めちゃめちゃ良い。
2位(才能アリ)「武尊」29点
◆作品:パーカーとサルエルパンツ
- 古着:ピンクのパーカー、迷彩柄のジャケット、黒のパーカー、グレーのスウェット
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◆採点
- アイデア:10点
- デザイン:10点
- 実用性:9点
- 合計:29点
◆お手本なし
◆鈴木ゆうみ先生の評価
このデザインは見たことがないという衝撃がある。
迷彩はすごく出過ぎちゃうがピンクで柔らかくしてくれる。
すごくマッチしてる。
着にくくなさそう。
スウェット地と布帛の伸びない生地。
片方の袖がスウェットで、もう片方の袖が布帛だと着にくい。
左右で着心地が変わってしまう。
袖は切り替えて両袖をジャケットにしたので着心地が良い。
パーカーでパンツを作っているが、ポケットを残してサルエルにする。
使い方が上手。
デザイナーズでもあり得る。
1位(才能アリ)「奥菜恵」30点
◆作品:ツーピース
- メインの古着:スウェット生地のワンピース
- 合わせる古着:スカートとキャミソールスカート
◆採点
- アイデア:10点
- デザイン:10点
- 実用性:10点
- 合計:30点
◆お手本なし
◆鈴木ゆうみ先生の評価
スウェットだけだと家着感が残る。
白いフリルと合わせることで一気にグレードアップして外着になるのが素晴らしく良い。
袖にデザインがあるものが巷で出てきてることが多いのですごく良い。
全体のバランスが良い。
色のバランスも3色入ると見た目のバランスが良くなる。
だがこれは4色。黄緑がほんの少しでアクセントになっており、すごくセンスを感じる。
めちゃくちゃ洋服見られているのではないか。
トレンドや色のバランスも熟知されている。
お洋服が大変好きな方で、すごく楽しんでいる感じが伝わる。
◆順位まとめ◆
1位(才能アリ)「奥菜恵」30点
2位(才能アリ)「武尊」29点
3位(才能アリ)「松嶋尚美」28点
4位(才能アリ)「宮本茉由」26点
最下位5位(凡人)「鈴木亜美」23点
「黒板アート」才能ランキング
◆査定される人
- 辻元舞
- 光宗薫
- 田中道子
- もう中学生
- くっきー!(野性爆弾)
- レイザーラモンHG(レイザーラモン)
◆黒板アートの先生 河野真弓先生(チョークアーティスト)
◆ロケ場所:埼玉県久喜市立菖蒲南中学校(創立51年で本日3月31日に廃校)
◆採点
- レイアウト:10点
- 色使い:10点
- アイデア:10点
- 合計:30点
最下位6位(才能アリ)「もう中学生」25点
◆作品名:ためになったねぇ菖蒲南中 ためになったよぉ菖蒲南中
◆採点
- レイアウト:6点
- 色使い:10点
- アイデア:9点
- 合計:25点
◆お手本あり
◆河野真弓先生の評価
可愛い。
まとまりもすごく出ている。
統一感もあって明るい。
こういうイラスト調だったら、ベタ塗りの方がハッキリモチーフが出てきて、インパクトが出ていい。
余白の部分がもうちょっと詰まってきたらインパクトがより出た。
(もう中作品と知り)誰が描いたかわかるのも1つの武器。
見てて楽しい気分になる。
もっと「THE 黒板」という感じを足してもいい。
◆◇◆ ◆◇◆
個人的にはもう中さんのこの作品が大好きです。
なんか胸がぎゅっとするようなノスタルジックさと可愛さの融合とでも申しましょうか。
浜ちゃんと一緒にインスタ写真を撮ってみたところもよかったです。
5位(才能アリ)「田中道子」26点
◆作品名:誇り
◆採点
- レイアウト:9点
- 色使い:10点
- アイデア:7点
- 合計:26点
◆お手本あり
◆河野真弓先生の評価
元々めちゃくちゃ絵が上手い方なんだろうな。
着物の色合いの陰影がスゴイ綺麗。
明暗の付け方がスゴイ上手。
主役の立たせ方がちょっと弱い。
中学生に対してどういうメッセージがあるのか伝わりづらい。
4位(才能アリ)「辻元舞」27点
◆作品名:幾千の思い出
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◆採点
- レイアウト:8点
- 色使い:9点
- アイデア:10点
- 合計:27点
◆お手本あり
◆河野真弓先生の評価
とにかくスゴい丁寧。
グラデーションもスゴい綺麗。
夜空は紫とか青だけで描きがちだが、暖色もはさんでいて、柔らかい感じが出て良い。
あえてシルエットをちょっとボカしていて、それによって温もり感を演出できている。
天の川の部分は白い息にも見えるため、グラデーションの白ではなく星いっぱい入れて、他はちょっと抜かれているとメリガリが出たのではないか。
◆◇◆ ◆◇◆
男子生徒が女子生徒が好きというストーリー性を持たせて、素敵な作品ですよね~。
さすが辻元さん!
そして、番組でもツッコまれてましたけど、辻元さん字うまっ!
美人で手先が器用で、絵が上手くて、料理上手で、優しくて謙虚で、その上字も綺麗なんて完璧すぎます!
天は何物も与えちゃうという典型ですよね。
珍しく4位という結果ではありましたが、作品そのものは素晴らしかったと思います。
次回のアート系も楽しみです。
水彩画コンクールでしょうか。
3位(才能アリ)「くっきー!(野性爆弾)」28点
◆作品名:浜田と共に
浜田を修学旅行のバスに。
◆採点
- レイアウト:9点
- 色使い:9点
- アイデア:10点
- 合計:28点
◆お手本あり
◆河野真弓先生の評価
相変わらずスゴいインパクト。
発想がスゴイ!
チョークだが油絵っぽい迫力が出ている。
唇が油絵っぽい質感がある。スゴイ。
コントラストの付け方がスゴい上手。
基本的にはしっかり塗りこんでいるのに、塗らないところは塗らない。
黒の抜き方が独特なインパクトがある。
前向きな出発感が足りない。
ちょっと混沌としている。
面白いが、明るい感じ・前向きになれるイメージしたらどうか。
2位(才能アリ)「HG(レイザーラモン)」29点
◆作品名:菖蒲南中観音フォー
◆採点
- レイアウト:10点
- 色使い:9点
- アイデア:10点
- 合計:29点
◆お手本なし
◆河野真弓先生の評価
素晴らしい。
教わりたいくらい。
レイアウトは完璧。
これだけのモチーフをバランス良く埋める。
隙間の埋め方がすごく上手。
黒板に合ったモチーフ選びとデッサン力がある。
黒板の地を活かして、影のインパクトを出している。
後ろの席から見ると距離が出来るが、遠くから見てもものすごくわかりやすい絵になっている。
頭の中で出来上がっていて、ここは描く、ここは描かない。
その辺の技術・才能はスゴイ!
1位(才能アリ)「光宗薫」30点
◆作品名:退職旅行~51歳、空の旅~
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動画バージョンです
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◆採点
- レイアウト:10点
- 色使い:10点
- アイデア:10点
- 合計:30点
◆お手本なし
◆河野真弓先生の評価
カワイイですね。
ただただスゴい。
もうお手上げです。
輪郭の線をわざわざボカしている。
いろんな色を使われている。
寒色も入れてるけど温かみもある。
色の入れ具合が上手。
岩も質感を出していてすごくいい。
◆順位まとめ◆
1位(才能アリ)「光宗薫」30点
2位(才能アリ)「HG(レイザーラモン)」29点
3位(才能アリ)「くっきー!(野性爆弾)」28点
4位(才能アリ)「辻元舞」27点
5位(才能アリ)「田中道子」26点
最下位6位(才能アリ)「もう中学生」25点
◆◇◆ ◆◇◆
光宗さんは昨年の黒板アートランキングでも1位でしたので、2連覇達成となりました。
前回も柔らかく温かい作品でしたけど、今回は学校のマスコットキャラクター「ナンピー」を登場させてとても愛らしい作品となってました。
この光宗さんともう中さんの作品が胸にグッとこみ上げるものがあり、愛らしさの中にちょっぴりセンチメンタルな気分になることも合いまったせいかもしれません。
それが絶妙でした。
それにしても毎年500校近くも廃校しているとは全然知りませんでした。
いつか自分の母校もそうなる日が来るのかもしれないというのをぼんやり頭に浮かび、余計に郷愁が出てきたのかもです。
いよいよ明日から4月。
2022年度の始まりです。
おセンチな気分から晴れやかな気分に切り替えて、春の新生活を迎えたいですね。
そんな気持ちにもなった黒板アートでした。
▽今回の俳句の「春光戦」もどうぞ▽
①『プレバト!!』3月31日「春光戦 2022」夏井先生が勇気の決断で立川志らくが初優勝!2位以下全員添削の大会 - 今日も暇です。
②『プレバト!!』3月25日「黒板アート・古着リメイク」芸術クィーンの光宗vs辻元の黒板アート - 今日も暇です。