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『プレバト!!』3月2日「水彩画・春光戦2023 予選A」瀧川鯉斗の俳句を夏井先生絶賛!とよた真帆が特待生

2023年3月2日放送の『プレバト才能ランキング』を見ました。
俳句は「春の春光戦 2023」の予選Aブロック。
そして水彩画の査定でした。

 

予選ブロックは前回浜ちゃんが抽選をしてA~Dの4つのグループが決定。
その内のAです。

 

前回の抽選結果

『プレバト!!』2月16日「俳句」特待生昇格が俳句で3名も!「春光戦2023」予選組み合わせ決定! - 今日も暇です。

 

また水彩画では新たな特待生が誕生しました。

 

俳句「春光戦 2022」の予選ランキング【Aブロック】

 

◆俳句の予選のお題:卒業


◆俳句の先生 夏井いつき先生


◆今回の評価のポイント


◆予選のルール

  • 最下位はその場で終わり。
  • 2位~4位は決勝に行ける可能性が残る。

 

◆本選シード権獲得者

  1. 永世名人 梅沢富美男
  2. 永世名人 フルポン村上
  3. 永世名人 千原ジュニア
  4. 名人10段 フジモン ※金秋戦優勝

 

◆出場者

【予選Aブロック】

  1. 名人10段 横尾渉(Kis-My-Ft2)
  2. 特待生2級 松岡充
  3. 特待生2級 北山宏光(Kis-My-Ft2)
  4. 特待生4級 春風亭昇吉
  5. 特待生4級 犬山紙子

 

にゃん吉のAブロックとBブロックの予想

個人の予想はこうです。

  • Aブロック⇒1位は横尾渉(Kis-My-Ft2)さん、2位は犬山紙子さん。5位は北山さん。


横尾さんは手堅い気がします。
犬山さんは食い込むと予想。
最下位の5位は北山さんか昇吉さんで迷って、北山さんに。

 

 

 

俳句「春光戦 2023」の予選Aランキング

最下位5位「松岡充」(特待生2級)

古巣あり
 教えの庭よ
  いざさらば

(「教えの庭よいざさらば」は「仰げば尊し」の歌詞。教えの庭は校舎や校庭全般をさす。校庭にある木に古巣が1つ。「いざさらば」でここから旅立っていく、という句)


◆夏井先生の添削後

楠の
 古巣よ雲よ
  いざさらば


◆夏井先生の添削

これだと「古巣」が比喩かもしれないと読める。
校舎が自分にとっての古巣かもしれない。
これをちゃんと映像にする必要がある。
「教えの庭よいざさらば」では歌詞を借り過ぎ。
歌詞の力にどっぷりおんぶ。

 

4位「北山宏光(Kis-My-Ft2)」(特待生2級)

上履の
 文字も滲むや
     卒業式

(いろいろ思い出したときに自分の名前を上履きに書いたり、落書きしたりやっていた。卒業シーズンまで履いてるとその文字が滲んでいく。あと卒業式で流す涙と文字が滲んでいく、という句)


◆夏井先生の添削後

上履の
 文字の滲みや
     卒業す


◆夏井先生の添削

これは本当にもったいないことをしちゃったケース。
「文字も」で2つ掛けたい気持ちはわかるが、「文字の」で十分。
「滲む」も「滲み」でいい。
そうすると上履きのクローズアップになる。
最後は「卒業す」でよい。
(添削後)これが出来ていたら、今回のテーマにスポンとハマったのでもったいなかった。

 

3位「犬山紙子」(特待生4級)

春光や
 ルーズソックス
    すべて干す

(私はルーズソックス世代。ルーズソックスは長くて重くて乾かない。一気に干せるのは卒業とか何かのタイミング。卒業式のキラキラ光る春の光の中、干して綺麗だったことを思い出した、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆夏井先生の添削

これだけを読むとルーズソックスが流行していたころの元少女や、母が天気がいいから全部干すという読みも否定できない。
どこかに「卒業」と思わせる小さなフックがあったら良かった。
季語「春光」で全部干すとあるので、これを履く時代が終わったのかなとも思う。
ゆっくり考えればたどり着けないこともないが、テーマ性で順位的には損をした。
作品としては出来上がっている。

 

2位「横尾渉(Kis-My-Ft2)」(名人10段)

夕桜
 学ラン捲り
     1on1

(卒業の日に部活一緒だった友達・後輩と最後の思い出として1on1、バスケをするというイメージを詠んだ句)


◆夏井先生の添削後

添削なし

 

◆夏井先生の添削

読んですぐに「スラムダンク」だとすぐに思った。
これを読んですぐに卒業とわかるタイプではない。
でもよく企んでいる。
季語「夕桜」で季節的に考えると卒業の時期か?
季語の力を信じるとじわじわと卒業の方向に読みが絞られていく。
力がちゃんとついている証拠。

 

1位「春風亭昇吉」(特待生4級)

三月の
 空に託せる
  ものがない

(人生は卒業の連続だと思う。3月の空は水色が落ち着いた色で綺麗だが、僕が中学や高校の時に確たるもの、未来を託すようなものが掴めないでいた。進学や就職するときに夢が叶う、確たるものを持ってる人ばかりじゃない。その様子を詠んだ句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆夏井先生の添削

見た瞬間に見事だと思った。
テーマは卒業だが、「卒業=めでたい」ではない。
誰もが希望に満ちた卒業を迎えられるわけではない。
これは人生の現実の1つ。
明るい「三月の空」を頭に持ってきて、このまま明るい方向に行くのかなと思ったら、後半から方向が変わる。
この美しい三月の空に、私は託せるものが何もない。
頑張ってきたけど、成果が出なかった。
あるいは、頑張る人を横目に自分は何一つ真剣にやってこなかった。
「空に託せるものがない」という口語の語りがリアリティーとして胸に迫ってくる。
共感を持つ人へのエールにもなる。
昇吉さん、あなた理屈こねなくなって巧くなった。
久しぶりに感動した。

 

春光戦2023【Aブロック】予選ランキング

◆「春光戦2023」【Aブロック】予選順位◆

1位「春風亭昇吉」(特待生4級)
2位「横尾渉(Kis-My-Ft2)」(名人10段)
3位「犬山紙子」(特待生4級)
4位「北山宏光(Kis-My-Ft2)」(特待生2級)
最下位5位「松岡充」(特待生2級)

※赤字が予選通過で、青字が予選敗退。


◆◇◆ ◆◇◆


昇吉さんの俳句が見事でしたね。
三月に限らずですけど(笑)、こういう思いって何かしらあるのですごく共感をしました。


また、敗退は松岡さんでしたね。
なかなか決勝に行けないイメージがまたもや定着のまま。
フジモンさんも指摘してましたけど、歌詞そのものはちょっと…という感じですよね。
そう考えると、「仰げば尊し」は良い歌詞だなと思いました。
最近は卒業式で歌わないらしいですけど、日本の良き伝統の歌として繋いでいってほしいですね。
特に1番の歌詞は素晴らしいと思います。

 

 

 

水彩画の査定ランキング

◆査定される人

  • 瀧川鯉斗
  • とよた真帆
  • 西本たける(スーパーサイズミー)
  • 松嶋尚美

名人8段 田中道子


◆採点

  • 切り取り方:10点
  • 正しい描写:10点
  • 明暗:10点
  • 合計:30点


◆水彩画の先生 野村重存先生

 

最下位4位(才能なし)「瀧川鯉斗」19点

◆作品名:旅
題材:羽田空港

 


◆採点

  • 切り取り方:6点
  • 正しい描写:5点
  • 明暗:8点
  • 合計:19点


◆先生のお手本ありました


◆野村先生の評価

  • 〇:青い空の広がり方、塗られ方が広がりがあって大変上手。
  • ×:なんであえてフリーハンドで描いたのか?描き込んでいるがブルブル震えている。無機質な飛行機・建物などは定規を当てて描いた方が良かった。空を大きく描いた構図が裏目になっている。

 

3位(凡人)「松嶋尚美」20点

◆作品名:思いたったらズーラシア
題材:よこはま動物園ズーラシア

 

◆採点

  • 切り取り方:5点
  • 正しい描写:7点
  • 明暗:8点
  • 合計:20点


◆先生のお手本ありました


◆野村先生の評価

  • ×:惜しい。キリンとシマウマが森と木とのバランスが歪んで見える。自然な大きさが出ていない。もう少し寄りの構図がよかったと思う。

 

2位(才能アリ)「西本たける(スーパーサイズミー)」29点

◆作品名:江の島
題材:江の島

 

◆採点

  • 切り取り方:10点
  • 正しい描写:9点
  • 明暗:10点
  • 合計:29点

 

◆先生のお手本ありました


◆野村先生の評価

  • 〇:ドラマチックに描いている。少しラフなタッチが野性を感じる。動きを感じる。人物の明暗のコントラストで立体感を表現。
  • ×:空を眩しく描いているが、それであれば海面がもっとキラキラ光っている。波の白波に見えてしまう。

 

1位(才能アリ)「とよた真帆」30点⇒特待生昇格

◆作品名:FLOWER
題材:花屋さん

 

◆採点

  • 切り取り方:10点
  • 正しい描写:10点
  • 明暗:10点
  • 合計:30点


◆お手本なし


◆野村先生の評価

これは綺麗。良いんじゃないですか?
特待生でいいと思います。
実際の映像よりも絵の方がいい!
花の描かれ方が大変綺麗。
色の濃淡で花の明暗を表現している。
構図も絵として楽しいし、面白い。
フラワーショップの一角の景色をこういう風に絵に仕立てたというのが才能アリ以上のレベルを感じさせる絵作りになっている。
またいるんだね、こういう人が。

 

◆順位まとめ◆

1位(才能アリ)「とよた真帆」30点⇒特待生昇格
2位(才能アリ)「西本たける(スーパーサイズミー)」29点
3位(凡人)「松嶋尚美」20点
最下位4位(才能なし)「瀧川鯉斗」19点

 

◆◇◆ ◆◇◆


とよたさんも西本さんも素晴らしかったです。
とよたさんは一発特待生でしたね。

 

特待生昇格試験

名人8段「田中道子」1ランク昇格!⇒【名人9段】

◆お題:冬の奥多摩湖


◆作品名:素朴な風景


◆先生のお手本あり。→太陽のみ


◆野村先生の評価→課題を克服した

本人は頑張ったんじゃないですか?
水面の波紋と合わせての光のグラデーションで、冬の湖の冷たさ、光がよく描けている。
ざわざわした森の質感がよく出ている。
彼女は写真を写すだけじゃなく、絵作りの感覚を持っている。
太陽は青い中に白い物体が突然現れていて、唐突感がある。
これが出来ていたら、2ランク昇格だった。

 

プレバトから田中道子へのお祝い

プレバトから一級建築士合格をした田中さんにプレゼントがあったようです。

 

 

一級建築士合格から初のプレバト回だった模様。
愛があって素敵ですよね。
こういうのは番組のファンとしても嬉しいです。
しかし、美人で才女で絵も上手くて。
天は何物も与えていますよね。
もちろんとんでもなく努力あってこそですけど、すごく上手になっていく様や成功されているお話を聞くと嬉しく思います。


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