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『水曜日のダウンタウン』永野vsお見送り芸人しんいち 陰口引き出し王はめちゃくちゃ後味が悪かった衝撃の決定戦!

2022年6月29日放送の『水曜日のダウンタウン』を見ました。
今回は企画が1つ、説が1つありました。


ここでは「陰口引き出し王決定戦」です。

 


今回の他の説です。

「マツケンサンバを踊りながら泣くことなど出来ない説」第2弾

『水曜日のダウンタウン』マツケンサンバで泣けるか説再び!陽と喜満載の難曲を制した勇者現る! - 今日も暇です。


これ予告からどうなるのかなと楽しみでしたけど、なかなかの衝撃的な説というか決定戦でした。
ガチだからこその結末なんでしょうし、だからこその水曜日のダウンタウンなんですけど、放送後にかなり賛否というか騒然という感じになってしまってましたね。
ある意味面白くというか、興味深く見させていただきました。


そして、この間の『ワイドナショー』で松ちゃんが言っていたとおり、インパルス堤下さんも登場。
松ちゃんは編集前の映像を全部見たって言ってましたね。

 

◆過去の『水曜日のダウンタウン』はParaviで◆

Paravi公式サイト

 


◆プレゼンター

  • おいでやすこが(こがけん、おいでやす小田)
  • マヂカルラブリー(野田クリスタル、村上)


◆ゲスト

  • ゆうちゃみ
  • 吉村崇(平成ノブシコブシ)
  • ファーストサマーウイカ

 

▽目次です▽

 

陰口引き出し王決定戦

◆プレゼンター:マヂカルラブリー


◆企画説明

  • 先輩芸人が仕掛け人となり、後輩から陰口を引き出していくという企画。
  • 松本はとろサーモン久保田と飲んだ時、ずっと巨人師匠の悪口を言っていたとボケで話す。⇒「日本中全員知っているので陰口じゃない」と吉村にツッコまれる。
  • 仕掛け人である先輩芸人が席を外し、協力者がコントロールして後輩たちの陰口を引き出す。
  • ニセ番組:ロケバトル・ロワイヤル。⇒早朝にマグロを釣れるかという企画のため、前乗りで宿泊するという設定。

 

◆挑戦者

  1. カンニング竹山
  2. インパルス堤下
  3. 2丁拳銃・小堀
  4. 永野

 

 

 

挑戦者① カンニング竹山

  1. ターゲットの後輩芸人:①ぽ~くちょっぷ関、②サツキ・門脇、③マンマーレ・松口
  2. 協力者:髭男爵・ひぐち君
  3. 竹山の作戦:陰口を引き出すには恫喝。いきなりは不自然なので、初っ端から機嫌悪くする。⇒1人ずつ人間性や仕事に対する態度を攻める。
  4. 竹山の懸念は後輩たちがどんなネタをして、どういう仕事しているのか知らないこと。⇒「売れてない」1点で攻めていく。
  5. 飲み会がスタートし、竹山は今回の仕事はしないと言ったのに入れられた。しかも誰が来るかも知らなかったとキレる。
  6. 松口への説教:サンミュージックの1軍のライブに出れていない。竹山がサウナ誘っても断るくせにと責める。
  7. 門脇への説教:カズレーザーと一緒に出ていたのにまだ売れていない。無理なら芸人辞めろ。芸人辞めても人生の負けではない。
  8. 関への説教:正社員で就職していると知り、中途半端な立場で事務所にいるべきじゃない。他の人に迷惑がかかる。
  9. マネージャーからの連絡が入った体で竹山が退席。「明日寝坊したら殺すぞ」と捨て台詞。

 

陰口スタート

竹山が去り、門脇がすぐに「うるさかったな」とぼやく。

 

関:頭おかしいっすよね、あの人。

 

門脇:ここに入る時もカッコつけてた。芸能人みたいな歩き方をしていた←「芸能人や」とツッコむ松口。

 

関:笑い方が「ヒヒヒー」←「やめさせろよ」と門脇。

 

関:九州に行った時も(竹山は)こんな感じだった。東京一歩出るとキレるんじゃないすか?

 

松口:大阪帰るって言って、3時間怒られたことあるんすよ。

 

門脇:ジンギスカン食べた時に白飯頼んだら、「てめぇジンギスカンで白飯食ってんじゃねーよ」だけで6時間!

 

松口:ケンカしたらマジ勝てる。その気持ちがないと。

 

関:ずっと運転手やってるとき、その気持ちで「いつでも首都高曲がってやんねーぞ」って。お前も一緒に死ぬんだぞって。

 

松口:理不尽なことを言われ、車で待っとけと言われた時、車内で紙たばこわざと吸ったりとかして。

 

関:運転手やってるとき、アルファードで何回も〇ったんで←浜ちゃん大喜び。

 

退席していた竹山が戻り、焦る3人。急に正座で座り直す。

竹山は「ずっと悪口言ってただろ」と切り出すと、そんなわけないと言い出す3人。

ネタばらし

  • スタッフ登場に困惑する3人。
  • 3人の悪口は車の中でも言っていたことがバレる。

 

挑戦者② インパルス堤下

  1. ターゲットの後輩芸人:①ラフ・コントロール森木、②岡本知己、③ビスケッティ佐竹
  2. 協力者:ライス関町
  3. 森木への説教:なんで芸の部分で頑張ろうと思わないのか。今46なのに50になった時どうするのか。
  4. 岡本への説教:芸歴長いわりに自分でなんとかしようと思っていない。芸もそうだが全部中途半端。そういうのが芸に出てくる。
  5. 全員への説教:お笑いの話がしたいのに出ない。お笑い辞めたらいい。
  6. 気が悪いと言って、3万円を置いて出ていく堤下。

 

陰口スタート

関町は久しぶりに一緒になったけど、いつもこんな感じなのと切り出す。


森木:機嫌が悪い日なんじゃない?でも「誰が言うとんじゃい」って思っちゃう。人の心配をしてるけど、俺も「アイツ(堤下)」が心配よ。

 

岡本:ちょっとしか食べないことがカッコいいというところがある。


森木:シンプルに中身だけキムタク。


岡本:本人は下の中ってことをわかってない。


森木:下の中どころか、下の下の下でしょうがアレ!顔面で言ったらヒドイでしょ。顔面アレで、太ってる。バカじゃねぇの。


佐竹:お金をバンと置いて出ていきますけど、足りない時全然ありますからね。


森木:意外と物の価値を知らない。


岡本:頭は良くないよ。


森木:俺ばかじゃん。でも(堤下は)バカデブだよ!2個乗っかってんだもん。バカデブはきつくない?


森木:1番上に行けると思ってんじゃん?1番行けないから!無理無理無理無理。人の上に立てるわけない。


陰口が止まらない3人。筆頭は森木。


森木:全てにおいてダサい。NSCのスタッフだったからみんなに嫌われていた。マジデムカッバカが…クソ人間が!シンプルに絶対みんな心のどっかで嫌いでしょ?


ここで堤下登場。慌てる3人。

明日のマグロの話で盛り上がっていたと嘘の言い訳をする。

ネタばらし

  • スタッフから企画を説明され、事の重大さを知る3人。
  • 約40分以上ずっと堤下の悪口を言っていた。
  • 「お前らの本性が分かった」と告げる堤下に、1番血気盛んだった森木が「あとで厳重に謝らせてください」と申し出る。

 

 

 

挑戦者③ 2丁拳銃・小堀

  1. ターゲットの後輩芸人:①しずる村上、②トレンディエンジェルたかし、③かたつむり・ニュー岡部
  2. 協力者:シマッシュレコード嶋田
  3. たかしと村上への説教:貯金でいっている感じがする。今のポジションにあぐらをかいている。
  4. 岡部への説教:お前はない、とはっきり告げる。

 

陰口スタート

村上:途中から変だったよね。


たかし:ウチらのこと見てるんだっていう嬉しさはマジであったんすよ。


村上:いやあったよあったあった。


たかし:相手にされてないというか。


岡部:俺結構…無理でした。(小堀が村上からタバコを貰ったが)めちゃくちゃ先っぽしか吸ってないんすよ。全部同じ均等に。


村上:ニコチンを摂取していない。ガワ。ガワガワ。


岡部:ガワ?ダセぇな。


たかし:ガワの人なんだよ。じゃなきゃ芸人でバンドやるわけないじゃん。そりゃガワだろ。


岡部:純さんもだいぶ言われてましたよ。


村上:いや俺は全然大丈夫だったよ。


岡部:でも「ん?」ってなってましたよ。


村上:なったよ。なったけど言い返しても理解できないから。言い方あれだけど、「負けた」って思ったことないから。


たかし:2丁拳銃に?


村上:2丁拳銃じゃない小堀さんに。


ネタばらし

  • 小堀が再登場し、水曜日のダウンタウンだと説明。
  • 村上に「負けたと思ったことない」と言っていたと指摘。⇒「1番悲しいわ」と嘆く。
  • そんな小堀のリストバンドを指し、「ガワ」と言い出す村上。

 

挑戦者④ 永野

  1. ターゲットの後輩芸人:①トミドコロ、②わらふぢなるお・ふぢわら、③お見送り芸人しんいち
  2. 協力者:ダーヨシ
  3. 永野の作戦:真実を言う。彼らにとって心当たりがないということは言わない。煽って心理をついていく。
  4. 説教スタートでまずは協力者のダーヨシのダメ出しをする永野。⇒場の空気をしっかり悪くすることに成功。
  5. しんいちへの説教:R-1のトロフィーを持ってくるボケ、明日もやる?あれは本当にいつまで持ってんねんになってる。みんな飽きている。しんいちのネタは今全然面白くない。このままどうするのか。人の悪口ばかり言っているから敵も多い。
  6. ふぢわらへの説教:キングオブコントの決勝を3回も行っていて売れてないのはヤバい。嫌われているじゃないか。人に好かれないとダメ。わらふぢなるお好きって言う人いる?
  7. トミドコロへの説教:目的がわからない。体が大きくて気持ち悪い。お笑いで170cm以上あるヤツは失格。
  8. 1時間説教をし、3千円のお代を置いて出ていく永野。⇒1人分にも満たない3千円にスタジオ苦笑い。

 

陰口スタート

帰ってしまったことに戸惑うふぢわらとトミドコロ。

 

ふぢわら:嫉妬じゃないすか?しんいちが優勝したから。言ってることが変だった。マジで気にしなくていいわ。


トミドコロ:あれ全然気にすることないでしょ。


ふぢわら:たぶんR-1とか自分が空いてにされなかったから、優勝したからコンプレックスみたいな。


トミドコロ:基本コンプレックスの塊だから、あの人。


ふぢわら:ですよね。ブレイクして今ちょっと落ちてきてるから、それでおかしくなっちゃって人を傷つけちゃう。


ダーヨシからしんいちは一緒になること多かったと話を振る。


しんいち:めっちゃ気使ってます。全部です。もうマジで全部。しんどいっすよ。プライド、めっちゃ高いなと思いますね。


ふぢわら:所詮カリスマはいなかったんですよ。


しんいち:カリスマや思てました?


ふぢわら:思ってたよ。


しんいち:僕は思ってないっすよマジで。カリスマ…尊敬しているフリはしてました僕。あの人足引っ張るんすよ。


ダーヨシ:足引っ張る?


しんいち:めちゃくちゃ足引っ張ります。自分だけ売れときたいってタイプやからわかりやすく。だから売れそうとか、力付けてきた今までかわいがってきたけど、いざテレビとか出だすと、めっちゃ足引っ張るタイプです。マジで距離取った方がいい。マジでわかりました。マジで僕もうホンマ無理っすもん。今日のヤツで。元々無理や思てたけど、今日でマジで無理になりました。


ダーヨシ:元々だったの?しんいちはそれ。


しんいち:カッコよくて面白い人やなと思ってました。でも人間的な部分ではグッと好きになれないところがあったんで、僕はご飯行ったりとかは絶対行かないようにしてました。


ダーヨシ:そうなの?


しんいち:知ってます?移動の車、絶対助手席に乗らないんですよ。後ろ絶対座るんすよ。芸人はボケてなんぼでしょというくせに、めちゃくちゃタレントみたいな感じのことだけはするんすよ。後ろに(座って)こうやって、めっちゃ帽子被ってるけど別に気付かんやろって思うんすよ今、永野さん。電車とかで気付かんでしょ?


ふぢわら:変な帽子被ってる。


しんいち:ほんまに変。


トミドコロ:気持ち悪い…気持ち悪いおじさん。


しんいち:靴紐も結ばれへんし。だから生活出来ないんすよ。もう今後マジで現場無理っす一緒に。ライブも無理。もうホンマに無理!マジで細々やって欲しい。


トミドコロ:ケチだし。いやマジ奢ってもらったことほどんどねぇじゃん。


ふぢわら:(3千円を手にして)全然足りないっすよ。


トミドコロ:は?3千ってなんだよ。


しんいち:だから分からないんすよ、こんなんも。(頭を指して)計算分かってない。安っすい居酒屋しか行った事ないから、値段とか分からないんすよ。適当に3千円置いただけです。ホンマに頭悪いと思う僕。めちゃくちゃしょうもない、ダッサい。


ダーヨシ:じゃあさ、何が1番嫌なの?永野さんの…


しんいち:いやもう小汚いのも嫌や僕。


トミドコロ:気持ち悪いな気持ち悪い。


しんいち:ダッサい靴ばっか履いてるし。靴下も汚いしパンツも汚いし。着替えてる時のパンツもヨレヨレっすもん。マジで老害、グレープの。


ネタばらし

  • 永野が戻り、その後スタッフ登場。
  • なんのことが全くわからない3人が戸惑っていると、永野から水曜日のダウンタウンだと伝えられる。
  • スタッフから企画を説明され、「違うんです永野さん」と言い訳するも冷たい表情のままの永野。
  • 関係性は破綻したと告げる永野。

 

◆検証結果◆

陰口引き出し王決定戦
優勝は永野

 

VTR終了後の松ちゃん「これはひどかったな…う~ん」「グレープカンパニーは崩壊しました」と吉村。


◆◇◆ ◆◇◆


なかなかエグかったです。
今回の仕掛け人のメンバーも非常に絶妙なチョイスだっただけに、言われ放題になっているところを含めて、さすが水曜日のダウンタウンなんですけど、松ちゃんがめちゃくちゃフォローをしてましたけど、それぐらいの気遣いが必要な回でした。


今後この関係性を戻すことができるのは、小堀さんとこだけでしょう。
ネタバレになってもイジってるくらい明るかったですし、たかしさんに至っては全く陰口なしでしたから。
小堀さんはクズ芸人売りですけど、お子さんにはちゃんとパパな面がありましたし、情は深そうな感じがします。


永野さんは置いておいて、竹山さんも堤下さんもこの後修復をしたにしても、ふとした時に「こいつらの本音はこうだった」と思い出す時があるんだろうなと思うとなかなか重たい結末のような気もしました。


何よりも永野さん。
先輩に対してビックリするほど尊敬がなくてそこにビックリです。
永野さんのキャラもあるんでしょうけど、あれが本音なのですから普段から鬱陶しいと思っているのが間違いないですもんね。
永野さんもちょっと面倒くさい部分があるにせよ、お世話になっている先輩にそこまで言うかという…。


誰しも合う合わないという人間関係はあるので、やはり合わないのであれば距離を置いた付き合い方も大事だと思うのですが、お笑い界ではそうもいかないでしょうし、ちょっと考えさせられる企画でした。


人間の二面性を見るには非常に興味深い企画ではあったのですが、あまりにも後味の悪い最後だったのが視聴者にも戸惑いが出てしまった要因のように思います。
そういう意味では見事に本音と建て前がはっきり見えた企画でした。
なかなかの問題作でしたけど、それも水曜日のダウンタウンということですね。


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